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季節に合ったファンデーション選びの基本、10月は肌にとってこんな季節です

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秋本番。保湿対策などのスキンケアは万全ですか?

涼しくなるこの頃は、丹精込めて肌を作る・・・そんな言葉が良く似合う季節です。せっかくきれいに仕上げた肌だから、色んな人に見てもらいたいですよね。

 

さて今回は、ベースメークの要、「ファンデーション」について、季節に合った選び方をお話ししましょう。

 

★ファンデーションは何のために塗るのか?

 

ファンデーションは、肌の美しさを演出する以外にも、紫外線や乾燥の脅威から、肌を守る「洋服」の役割を果たします。

また、ファンデーションによって特徴もさまざまで、肌質や季節によってそれぞれの「得意分野」があります。

 

★ファンデーションの種類と特徴

 

一口にファンデーションと言っても、大きく分けて以下の種類があります。

 

パウダーファンデーション・・・万能型。肌への負担が少なく、一年中使える。
リキッドファンデーション・・・春夏/秋冬で分かれる。カバー力が高い。
クリームファンデーション・・・秋冬向け。リキッドより油分が多い。しっとりしている。
ルースファンデーション・・・万能型。パウダーより軽い。素肌を活かす。
スティックファンデーション・・・秋冬向け。肌に直接塗る。厚塗りに注意。

 

この中から、いずれかを季節と肌に合わせて自分にぴったりなものを選びましょう。

 

★春夏用&秋冬用の違い?

 

同じタイプのファンデーションでも、春夏用と秋冬用では一体何が違うのでしょうか?
それぞれ、以下の特徴があります。

 

春夏用・・・皮脂吸着剤が入っていて、汗に強くさらっとした使い心地。UVカット能力が高い。
秋冬用・・・保湿成分が入っている。UVカット能力は控えめ

 

上記を読んでお気づきになりましたでしょうか。春夏用と秋冬用は、真逆の性質を持っているのです。だからこそ、季節に合わせたファンデーション選びが重要になります。

 

★秋は夏と冬の中間の季節

 

秋は、涼しくなる一方、まだまだ紫外線の気になる季節です。ファンデーションは、UVカット効果が高いものを選ぶことを第一条件にしましょう。

 

また、一日のうちでも寒暖差と乾燥の激しい季節でもあるので、保湿成分が配合され、なおかつ重くなり過ぎないパウダーファンデーションなどは如何でしょうか。

もちろん、乾燥の気になる方は、リキッドやクリームファンデーションを使ってもOKです。

 

★その他の季節のファンデーション

 

〇春

 

春になって、暖かくなると花粉症も心配ですよね。パウダーファンデーションなら、花粉がつきにくく、メイクオフの時も楽です。まだ乾燥が気になる季節なので、保湿も忘れずに行って下さい。

 

〇夏

 

夏は、何よりも気を付けたいのが紫外線のダメージです。UVカット能力の高いファンデーションを最優先に考えましょう。皮脂や汗に強いリキッドファンデーションなら、化粧崩れも軽減出来ます。

 

〇冬

 

乾燥が大敵の冬は、保湿が最優先です。リキッドやクリームファンデーションなら、しっとりとして冬らしい肌に仕上がります。

秋本場の10月はレジャーや食事など、楽しいことがたくさんです。ファンデーションの力を借りて、素敵な肌でおでかけしましょう。

 

 

★秋こそ美肌に!「肌の冬じたく」のコツとは?

 

晩秋。吹く風も冷気を帯び、そろそろ本格的に冬じたくの始まる頃ですね。

こんな時、気をつけたいのは美肌のこと。実は、秋こそ美肌づくりの本格的シーズンなのです。

 

★10月は肌にとってこんな季節

 

●肌の「ゆらぎ」が起こりやすい時

 

10月は、夏の暑さが落ち着き、冷え込む時期のため、肌が不安定になりやすい時です。この状態の肌を「秋ゆらぎ肌」などと呼び、特にケアが必要です。

その理由は、以下の点からです。

 

・夏の間に受けた紫外線によるダメージ

 

夏は一年のうちで最も紫外線の多い季節です。

季節が秋に切り替わる頃には、夏の間に受けた紫外線によるダメージが肌の奥に蓄積し、「活性酸素」によりコラーゲンを作る細胞の破壊が起こり、ハリや瑞々しさを奪います。

 

・肌のバリア機能の低下

 

肌の「バリア機能」とは、皮膚が持っている「異物の侵入を防ぐ力」と「肌のうるおいを守る力」です。

夏から秋に変わる寒暖の差に肌が対応しきれず、肌が乾燥し水分が奪われると、バリア機能はうまく働かなくなり、カサツキやごわつきの原因になります。

 

★10月に行う「肌の冬じたく」とは?

 

①夏のダメージ回復

 

秋の肌にとってまず大事なのが、夏に肌が受けたダメージの回復です。
夏よりも一層乾燥に気をつけ、保湿を十分に行うことが肝要です。

 

②内側からも保湿を

 

秋の保湿で気を配るべきは、肌だけではありません。

秋は、季節の変わり目のため、短期間の間でも寒暖の差が激しく、室外だけではなく、室内でも冷暖房による乾燥が起こりがちです。

そこで、水分をこまめに摂り、体の中からも保湿を心がけましょう。

 

③紫外線対策

 

夏が終わったからと言って、紫外線対策を怠ってはいけません。

なんと10月の紫外線量は多くて真夏の70%ほどに及ぶ時もあるのです。

10月は行楽などで外へ出かける機会も多い月です。

日焼け止めを塗るなどし、しっかりと紫外線対策を取りましょう。

 

④「秋の夜長」に気をつけたい睡眠のこと

 

一年のうちでも、10月は夜の時間帯が長い月です。

そのため、読書やDVD鑑賞などを楽しむ機会も増えることでしょう。

しかし、夢中になり過ぎて、夜更かしをしてしまうと、肌にはあまり良くありません。

肌のうるおいを生み出す「ゴールデンタイム」と呼ばれている22時から2時の間には、質の良い睡眠を摂り、肌も体も健やかでいましょう。

 

⑤血行促進

 

肌細胞は、他のすべての細胞と同じように、血液によって栄養を巡らせ、老廃物を輩出します。

10月になり寒くなると、血管が収縮し血流が悪くなります。

それによって、肌細胞が新しい皮膚を生み出す機能や、うるおいを作る機能が低下し、結果、肌も乾燥したりダメージを受けてしまいがちになります。

したがって、肌をマッサージしたり、温めることによって血行を促進することによって機能の働きを促すことができます。

 

 

ゆらぎ肌を予防する、改善するポイント

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1. 9月は要注意!ゆらぎ肌って何?

 

敏感肌じゃないのに、最近肌に刺激を感じるようになったとお困りではないですか?

実は、春や秋などの季節の変わり目は、肌が「ゆらぎ肌」という状態になりやすいんですよ。

 

そこで今回は、ゆらぎ肌とはどのような状態なのか、敏感肌とは何が違うのかについてお伝えします。

 

★秋は愛用している化粧品が急に刺激になる?!

 

秋に起こりやすいトラブルの1つに「いつも使っている化粧品が合わなくなる」といった症状があります。

 

秋は、愛用している化粧品ですら肌の刺激になってしまうことがあるんですよ。

 

愛用している化粧品が合わなくなったときに、疑ってほしいのが「ゆらぎ肌」です。

 

★ゆらぎ肌ってなに?

 

ゆらぎ肌という言葉は最近使われ始めたので、聞き慣れない方も多いでしょう。

ゆらぎ肌とは、文字通り「肌が揺らいでいる状態」です。

肌は、いつも同じ状態にあるわけではなく、環境や体調などによって日々変化しています。

ゆらぎ肌とは、肌が何らかの原因によって不安定になり、刺激に敏感になっている状態のことなんです。

 

★ゆらぎ肌は一時的な敏感肌

 

肌が不安定になって刺激に敏感になっているなら、「敏感肌と同じでは?」と思いませんでしたか?

敏感肌は、肌のバリア機能が元々弱かったり、免疫機能の異常で少しの刺激にも過剰に反応してしまったりする状態です。

 

一方でゆらぎ肌は、一時的に肌が刺激に弱くなってしまっている状態です。

 

肌の状態がいいときは、多少の刺激でもトラブルを起こさないけれど、肌が環境や体調などの変化で不安定になると、いつもは大丈夫な刺激に敏感に反応してしまうようになります。

 

★こんな症状が出たらゆらぎ肌を疑おう!

 

それでは、どのような症状が出たらゆらぎ肌を疑えばいいのでしょうか?

ゆらぎ肌の代表的な症状は以下の通りです。

 

• いつもの化粧品をつけるとピリピリした刺激を感じる
• いつもの化粧品で肌が赤くなる
• 化粧のノリが悪くなった
• ニキビなどの吹き出物が急に出てくるようになった
• 肌が急にくすみ出した

 

肌の状態がいつもと違うと感じたらストレスや環境の変化などによる「肌のゆらぎ」を警戒してください。

 

★ゆらぎ肌の放置は禁物!

 

「ゆらぎ肌は一時的なんでしょ?」と放置するのはとても危険です。

ゆらぎ肌は、一時的な敏感肌であると同時に、敏感肌の前段階とも言えます。

 

つまり、ゆらぎ肌の不安定な状態を無視していると、敏感肌に進行してしまう可能性もあるのです。

 

ゆらぎ肌は放置せずに、しっかり対策を講じるようにしてくださいね。

 

 

2. ゆらぎ肌を引き起こす原因

 

ゆらぎ肌は、秋などの季節の変わり目や環境の変化があったときなどに起こりやすくなります。

 

それでは、どのような原因でゆらぎ肌は起こってしまうのでしょうか?
ゆらぎ肌をケアしたり予防するためにも、原因を知っておくことが大切です。

今回は、ゆらぎ肌を引き起こす原因についてお伝えします。

 

原因1 急激な温度や湿度の変化

 

春や秋の季節の変わり目にゆらぎ肌を起こしやすいのは、温度や湿度の変化が大きな原因になっています。

季節の変わり目は、温度や湿度が変化しやすく、1日の中でも寒暖差が大きくなります。

すると、肌は急激な温度や湿度の変化に対応するため、大きな負担が強いられてしまうんです。

負担が大きくなった肌は、疲れてしまって、不安定になるのです。

 

原因2 花粉やハウスダスト、黄砂などの刺激物の増加

 

秋や春で注意が必要なのが、花粉などの肌への刺激物の飛散です。

花粉以外にも、ハウスダストや黄砂、環境汚染物質などが肌に付着すると、肌には刺激になってしまいます

 

肌が刺激物によって攻撃され続けることで、肌の鉄壁のバリアが少しずつ脆く崩れていってしまうんですよ。

 

原因3 引っ越しや転職などの環境の変化

 

環境は環境でも、住む環境や仕事をする環境などの変化もゆらぎ肌の原因になります。

引っ越しや転職、配置変えなどは、本人が思っている以上にストレスになる場合があります。

ストレスが大きくなることで、自律神経が乱れ、肌の機能も低下してしまうんですよ。

 

原因4 睡眠不足

 

傷付いた細胞の修復は、夜眠っている間に行われます。
そのため、睡眠不足が続くと、肌細胞の修復がきちんと行われなくなり、肌にはダメージが蓄積されます

すると、肌のバリア機能が低下して、刺激に敏感になってしまうのです。

 

原因5 ホルモンバランスの変化

 

ホルモンバランスの変化もゆらぎ肌を引き起こしてしまいます。
生理前や後に肌が荒れてしまう方も多いですよね。
生理前後の肌も、一種のゆらぎ肌と言えるでしょう。

 

生理前後や更年期、妊娠などによってホルモンバランスが変化すると、ホルモンによって調節されていた肌の水分量や皮脂量に変化が起きます。

 

すると、肌が不安定な状態になって、刺激に弱くなるんですよ。

 

★ゆらぎ肌になったら生活を見直してみよう!

 

「最近肌の調子が悪いな」とゆらぎ肌の兆候を感じたときは、自分の周辺の環境や生活を見直してみましょう。

ゆらぎ肌の原因が見つかると、対処もしやすくなります。

 

睡眠不足やストレス、ホルモンや自律神経のバランスが崩れる生活をしていなかったかなど、思い当たることを1つずつリストアップしてみるといいですよ。

 

 

3. 秋のゆらぎ肌の予防方法、4つのポイント

 

春だけではなく、秋も肌がゆらぎやすい季節です。
ゆらぎ肌になってしまうと、いつもの化粧品が合わなくなるなど何かとケアが大変になります。

そのため、ゆらぎ肌は事前に予防することが大切なんですよ。

 

そこで今回は、ゆらぎ肌を予防するための方法をお伝えします。

 

★ゆらぎ肌を予防するための4つのポイント

 

ゆらぎ肌は、環境の変化や、自律神経・ホルモンバランスの乱れ、肌への刺激の増加などが原因で引き起こります。

そのため、ゆらぎ肌を予防するためには、これらの原因をなるべく取り除き、肌にストレスを与えない環境作りが大切です。

そこでポイントになるのが、次の4つです。

 

• 刺激物の除去
• 胃腸の健康
• ストレスケア
• 紫外線対策

 

それでは、それぞれのポイントについて、具体的にゆらぎ肌を予防するための方法を見ていきましょう。

 

ポイント1 肌に付いた刺激物はすぐにオフする

 

秋は、花粉や汗など肌に刺激になる物質がつきやすい季節です。
刺激物が肌に付いたまま放置していると、刺激によって肌がゆらぎやすくなります。

それを予防するためには、帰宅後すぐにメイクオフし、洗顔することが大切です。

肌に付着した花粉や汗以外にも、メイクや日焼け止め自体も肌には刺激になるため、出来るだけ早くオフした方がお肌にはいいのです。

 

ポイント2 胃腸を健康に保つ

 

9月は夏に酷使した胃腸が弱る時期でもあります。
胃腸が不健康になると、消化不良を起こし、肌をきれいに保つために必要な栄養をしっかりと吸収できなくなります。

 

さらに、冷たい飲食で腸の動きが悪くなって便秘が続くと、腸に溜まった毒素を、肌から外に出そうという防衛システムが働きます
すると、毒素によって肌が内側から刺激され、不安定になるのです。

 

消化の良いものをよく噛んで食べて、できる限り常温や温かい状態で飲食するようにしましょう。
白湯を朝と寝る前に飲むのも効果的ですよ。

 

ポイント3 休息をしっかりと取る

 

ゆらぎ肌を予防するためには、ストレスケアが大切です。
ストレスが溜まったままだと、自律神経やホルモンのバランスが崩れ、肌の皮脂量や水分量に問題が生じて、肌が不安定になります。

 

疲れを感じたら、ゆっくり過ごして心身をリラックスさせることもゆらぎ肌の予防にはとても大切なんですよ。

頑張るあなたも素敵ですが、休息を取る勇気も持ってくださいね。

 

ポイント4 紫外線対策を怠らない

 

秋のゆらぎ肌を予防するために、欠かせないのが、紫外線対策です。
夏が過ぎたと言っても9月はまだまだたくさん紫外線が降り注いでいます。

 

紫外線の攻撃で肌をゆらがせないためにも、日焼け止めや日傘などでしっかりと対策を取りましょう。

 

また、紫外線で発生した活性酸素を除去するために、抗酸化力のある食事を取ることも大切です。

トマトやブロッコリーなどがおすすめですよ。

 

★ゆらぎ肌はなる前に予防することが大切!

 

ゆらぎ肌になってしまうと、スキンケアが大変になるだけではなく、様々な肌トラブルを起こしやすくなります。

美肌を保つためにも、ゆらぎ肌はなる前の予防ケアを重視してくださいね。

 

 

 

4. ゆらぎ肌になったときのケア方法

 

ゆらぎ肌はなる前の予防が大切ですが、忙しい日々を送っていると予防しきれないこともありますよね。

それでは、ゆらぎ肌になってしまってしまうと対処方法はないのでしょうか?
安心してください。

ゆらぎ肌になったときは、しっかりケアすれば肌を元に戻すことができるんですよ。

そこで今回は、ゆらぎ肌になってしまったときの対策方法についてお伝えします。

 

対策1 シンプルケアで肌への負担を減らす

 

ゆらぎ肌になって、いつもの化粧品で刺激を感じるようになったときは、一度化粧品を見直しましょう。

ゆらぎ肌は肌が刺激に弱い不安定な状態なので、できるかぎり刺激物を排除したシンプルケアが大切です。

 

肌の調子が悪いと「あれもこれも」とケアしたくなりますが、塗る回数が増えればそれだけ、肌への負担も増えます。

化粧品は余計な成分が入っていないもので、最小限の化粧品だけでケアするようにしましょう。

 

対策2 ケアは保湿を重視してバリア機能を高める

 

ゆらぎ肌はシンプルケアが大切ですが、それでは、どのような成分だけに絞ってケアすればいいのでしょうか?

一番重視すべきなのは、やはり保湿です。

ゆらぎ肌は一時的に肌のバリア機能が低下している状態ですので、バリア機能を補強するケアが大切なんですよ。

セラミドやヒアルロン酸などの保湿力が高く、肌のバリア機能を高めてくれる成分を補給してあげましょう。

 

対策3 入浴でストレス緩和と血流促進

 

秋のゆらぎ肌では、夏の冷えとストレスが原因になっていることもあります。
ゆらぎ肌を改善するためには、血流対策とストレス解消も大切です。

そこでおすすめなのが、入浴です。

 

入浴は、温熱刺激に加えて、副交感神経を高めてストレスを緩和してくれる効果があります。

38~40度程度のぬるめのお湯に、ゆったり入り、バスタイムを満喫してください。
アロマを利用するのもいいですね。

 

対策4 睡眠で成長ホルモンをしっかりと出す

 

不安定になってしまった肌を修復するためには、睡眠も大切です。

実は、睡眠中の始めの3時間は、代謝を高めて肌を修復してくれる成長ホルモンがたくさん分泌されます。

寝はじめの3時間にしっかり熟睡できる環境を整えて、成長ホルモンを出すこともゆらぎ肌の改善には必要なんですよ。

 

★ゆらぎ肌の軽視は敏感肌や汚肌に繋がる!

 

ゆらぎ肌は軽視してはいけません。

いつもの化粧品で痒みや赤みが出ても、そのまま使用を続けていると、ゆらぎ肌が悪化し、敏感肌になってしまうこともあります。

シンプルケアと保湿重視の対策で、ゆらぎ肌を長引かせないようにしてくださいね。

 

 

5. ゆらぎ肌を予防・改善するための6つの栄養素

 

夏バテや秋の気温差、花粉などのアレルゲンなどでゆらぎ肌にならないためには、食事も大切です。

食事は、肌を作る源になり、強い肌を作るためには欠かせません。

そこで今回は、ゆらぎ肌を予防・改善するために積極的に取りたい6つの栄養素についてお伝えします。

 

★肌の土台になるタンパク質

 

まず、健康な肌を作る土台になるタンパク質はゆらぎ肌予防・改善にも欠かせません。

タンパク質は、肌の細胞の構成成分であるだけではなく、肌の弾力を保っているコラーゲンを作っている成分でもあります。

タンパク質は、大豆製品や卵、肉、魚などをバランスよく食べて取り入れるようにしましょう。

 

★肌を健康に保つビタミンAとビタミンB群

 

ビタミンCが美肌のために必要なのは、よく知られていますよね。
しかし、美肌を保つために必要なビタミンは、ビタミンCばかりではないんですよ。

実は、肌を健康に保って強いゆらがない肌を作るためには、ビタミンAとビタミンB群がとても重要なんですよ。

 

ビタミンAとビタミンB群は、皮膚や粘膜を丈夫にして、健やかに保つ役割があるのです。

さらに、ビタミンB群は、ホルモンバランスを保つためにも大切なので、レバーやうなぎ、大麦若葉などから取り入れるようにしてください。

 

★代謝をスムーズにするマグネシウムと亜鉛

 

ゆらぎ肌を予防・改善するためには、代謝をスムーズに動かすことも大切です。
代謝をスムーズにするために必要な栄養素がマグネシウムと亜鉛などのミネラルです。

 

マグネシウムと亜鉛は、様々な酵素反応をサポートする働きがあるんですよ。

 

また、亜鉛は「セックスミネラル」とも呼ばれ、ホルモンバランスを正常に保つためにも重要な働きを担っています。

 

★血流をよくするオメガ3

 

ゆらぎ肌を予防・改善するためには、肌を元気にすることが大切です。
肌を元気にするためには、肌細胞に栄養と酸素を届ける血流が良くないといけません。

 

血流をよくして、細胞を元気にしてくれるのが、オメガ3系の良質な油です。

特にEPAは、血液をサラサラにしてくれる効果が高いんですよ。

 

青魚やあまに油、ナッツなどから積極的に取り入れましょう。

 

★腸をきれいにする食物繊維

 

栄養をしっかり肌細胞に届けるためには、消化・吸収を行う腸が元気でないといけません。

そこで活躍するのが、食物繊維です。
食物繊維は腸の中をきれいにお掃除してくれる働きがあります。

 

中でも、腸の善玉菌の餌になって、腸内環境をよくする水溶性食物繊維を積極的に摂りましょう。

 

★食事は3食バランスよくが基本!

 

ゆらぎ肌を予防・改善するためには、3食きっちり食べて、バランスのよい食事をすることが大切です。

今回ご紹介した栄養素を摂るためには、肉や野菜などに偏った食事ではなく、様々な食材を食べるようにしてくださいね。

 

 

6. ゆらぎ肌改善に!シンプルケアの5つのポイント

 

ゆらぎ肌になってしまったときは、余計なケアを排除して、シンプルケアで肌への負担を減らすことが改善への近道です。

それでは、具体的にシンプルケアとはどのような方法で行うのでしょうか?

 

今回は、ゆらぎ肌改善のためのシンプルケアの方法を5つのポイント別にお伝えします。

 

ポイント1 刺激物をきっちり落とす

 

ゆらぎ肌になって肌が敏感になると、クレンジングや洗顔を行うのも億劫になりますよね。

ですが、洗顔やクレンジングを怠ると、花粉やほこり、メイク汚れなどが肌への刺激になって、ゆらぎ肌が悪化してしまいます。

 

ゆらぎ肌のシンプルケアであっても、肌に残った刺激物や汚れは帰宅後すぐに、きちんと洗顔で取り除くようにしましょう。

 

ポイント2 必要な皮脂まで落としすぎない

 

しかし、洗顔やクレンジングのしすぎは、必要な皮脂を落とし、肌のバリア機能を低下させて、ゆらぎ肌を悪化させます。

そのため、必要以上に洗顔やクレンジングをしないことも大切です。

 

できれば、洗顔でオフできるメイクをして、クレンジングを省けるようにするといいでしょう。

 

クレンジング剤を使うときは、敏感肌用のクリーム状のクレンジング剤が肌への負担も少なくなるのでおすすめです。

 

ポイント3 化粧品は成分の少ないものをチョイス

 

肌にいいと思っている化粧品の中にもゆらぎ肌の刺激になる成分はあります。

ゆらぎ肌を改善するためには、できるだけ刺激になるような成分を排除することが大切です。

 

そのためには、美容成分はセラミドなどの保湿成分だけに絞り、その他はシンプルな成分構成になっている化粧品を選びましょう。

 

ゆらぎ肌になったときだけ敏感肌用の化粧品に変えるのもいいですね。

 

ただし、「オーガニック」や「無添加」をうたう化粧品の中には、肌への刺激になる成分を含んでいるものもあるので、セールス文句に紛らわされないようにしてください。

 

ポイント4 ゆらぎがひどいときはクリームのみのケア

 

ゆらぎ肌の状態があまりにひどいときは、究極のシンプルケアにしましょう。

 

それは、クリームだけをつけるというケア方法です。

 

肌が敏感なときは、化粧水もしみてしまうときがあります。
そんなときは、刺激となる化粧水を一度やめて、クリームで皮脂を補うケアにしてみてください。

 

ポイント5 ファンデーションはパウダータイプを選ぶ

 

シンプルケアでは、ファンデーション選びも大切です。

ゆらぎ肌になったときは、できるだけパウダーファンデーションを利用することをおすすめします。

 

リキッドファンデーションなどは、密着性がよく、崩れにくいですが、その分肌への刺激になる界面活性剤や油分などが多く配合されています。
また、クレンジングを増やす原因にもなります。

 

パウダーファンデーションの方が、お肌には負担が少ないんですよ。

 

★おすすめはミネラルファンデーション

 

ゆらぎ肌のシンプルケアにおすすめのファンデーションが、ミネラルファンデーションです。

ミネラルファンデーションは余計な成分が入っていないため、肌への負担を減らすことができるんですよ。

ゆらぎ肌になったときは、一度試してみてくださいね。

 

 

7. ゆらぎ肌におすすめ!ミネラルファンデーションの4つの効果

 

ゆらぎ肌になると、肌への負担を減らした化粧品を使うことが大切です。
ですが、ファンデーションなど化粧品はどれも肌への刺激になってしまいますよね。

 

そこでおすすめなのが、ミネラルファンデーションです。

 

今回は、ミネラルファンデーションの効果についてお伝えします。

 

★ミネラルファンデーションとは?

 

ミネラルファンデーションとは、アメリカの医師によって開発されたファンデーションです。

もともとは、火傷などの傷痕にも使えるように作られたファンデーションなんですよ。

 

肌に刺激になる成分を極力排除して、天然のミネラルで肌に優しい設計で作られたのが、ミネラルファンデーションなのです。

 

★ミネラルファンデーションの4つの効果

 

それでは、ミネラルファンデーションはどうして肌にいいと言われているのでしょうか?

実は、ミネラルファンデーションには、ゆらぎ肌などの改善に効果的な4つのメリットがあるんですよ。

 

効果1 肌に負担になる成分が少ない

 

まず、ミネラルファンデーションの最大のメリットは、余計な成分が入っていないという点です。

化粧品の成分が多いほど、肌には負担が大きくなります。
ミネラルファンデーションは、肌をカバーするのに必要な最小限のミネラルで作られているため、肌への負担を減らすことができるんですよ。

 

効果2 クレンジングを省ける

 

ミネラルファンデーションは、クレンジングで落とす必要がありません。

石けんのみで洗い流せるというメリットがあるのです。

 

クレンジングはどれだけ優しく行っても、やはり大なり小なり肌には刺激になります。
この肌への刺激になるクレンジングを省けるというのは、不安定なゆらぎ肌を改善するためには、大きなメリットになるのです。

 

効果3 紫外線防止に役立つ

 

ミネラルファンデーションには、酸化チタンや酸化亜鉛などの成分が含まれています。

これらの成分は、紫外線散乱剤として使用されている成分です。

つまり、ミネラルファンデーションをつけることで、紫外線を跳ね返し、紫外線の攻撃から肌を守ることができるんですよ。

 

紫外線は、ゆらぎ肌の大きな原因にもなるので、ミネラルファンデーションは紫外線対策の点からもメリットがあるのです。

 

効果4 オールインワン機能がある

 

ミネラルファンデーションが肌に優しく作られていても、下地や仕上げのパウダーなどを塗ると意味がないですよね。

 

実は、ミネラルファンデーションには、オールインワン機能もあるんですよ。

 

つまり、下地などを塗る必要がないのです。

ミネラルファンデーションを使うことで、塗る化粧品の回数や量も減らせるので、肌への刺激も必然と少なくなるんですよ。

 

★名ばかりのなんちゃってミネラルファンデーションに注意!

 

残念ながら、現在はミネラルファンデーションのしっかりした定義がありません。

そのため、世の中にはミネラルファンデーションをうたいながら、油分など肌に刺激になる成分を含んだ化粧品が多数存在します。

 

名ばかりのなんちゃってミネラルファンデーションでは、ゆらぎ肌改善にメリットはありません。

ミネラルファンデーションを購入するときは、しっかりと成分表示を見て選んでくださいね。

 

 

 

睡眠不足が招く悪い影響とブルーライト

健康 - 美容

1. 睡眠不足が糖尿病を招く!?

 

一度かかってしまったら、もう治らないというこわい病気、糖尿病。

 

糖尿病の原因として、睡眠不足が注目されています。

 

3日間、深く眠る「ノンレム睡眠」状態が阻害されると、健常者でも、血糖値が23%も上がってしまうという研究報告があります。

 

これほどの急激に上昇してしまったら、もう糖尿病予備軍としてみなされます!

 

睡眠不足の状態だと、2型糖尿病を招いてしまうと言われています。

 

睡眠不足は糖尿病のほかに、肥満や寿命を縮めてしまうなどの悪影響もあります。

 

忙しい現代人は、どうしても睡眠時間が減ってしまいがち。

 

しかし、忙しさを理由に、しっかりとした睡眠時間をとらないでいると、それがさまざまな悪影響を招いてしまう危険性を自覚しておきましょう。

 

これまで、糖尿病と睡眠不足の関係では、逆のことが言われていました。

すなわち、糖尿病になると、その合併症として、睡眠障害が表れてしまう、という説です。

 

しかしここで言うのは、その逆パターンの可能性です。

睡眠不足の状態だから、糖尿病を招いてしまうのです。

 

たしかに、糖尿病になると、睡眠障害を招いてしまうのは事実です。

たとえば、高血糖状態にあるので、夜間にトイレに行く回数が増えてしまいます。

 

また、足に神経障害が出てしまうと、寝ていられないような激痛が起きてしまいます。

2型糖尿病患者は、肥満の人が多いです。

 

太った人は、いびきや睡眠時無呼吸症候群になりやすく、それも睡眠を阻害してしまいます。

 

2003年に、新幹線の運転手が居眠り運転をしていたことが発覚し、大きな社会問題になりました。

これは、無呼吸症候群による居眠りです。

 

夜間の睡眠中に呼吸が止まったり、気道がつぶれて空気の流れが悪くなり、低呼吸が何回も起きたりしてしまう状態です。

 

こういう風な眠りをしていると、深い眠りがさまたげられます。

 

目が覚めはしないですが、浅い睡眠が多くなるので、昼間の生活に支障が生まれてしまうのです。

 

太った人のこのような状態になると、ぐっすり眠るどころではありませんよね。

 

糖尿病から睡眠障害というのはたしかにありますが、その逆のバージョンもある、ということが重要です。

お互いに相関関係があるのです。

 

睡眠障害になると、どうして糖尿病になりやすくなってしまうのでしょうか。

それは、代謝と関係があります。

代謝に悪影響を及ぼし、それが糖尿病を招いてしまうのです。

 

睡眠不足の状態の人は、深い眠りをしていないので、ノンレム睡眠の状態がおおくなりがちです。

すると、それがインシュリンの感受性に影響を与えてしまいます。

 

糖尿病とは、インシュリンがきちんと機能しなくなることによって、引き起こされます。

だから、糖尿病を防ぐためにも、インスリンの分泌をコントロールするために、しっかりと睡眠時間を確保したほうが良いのです。

 

それも、ただ長い時間を眠るだけではなく、深い眠りにつくことが大切となります。

 

 

2. 睡眠が私たちに必要な理由

 

睡眠は大切。これはよく知られていることです。

 

しかし、それにもかかわらず、睡眠の大切さを実感し、守ろうとしている人は、そう多くありません。

 

きちんとした睡眠時間を確保することを、守るか守らないかは、その人次第ですが、守らなければ、健康は確実に悪影響を受けます。

 

睡眠不足になると、朝すっきり起きられなくなります。

朝起きられなくて、不登校になってしまう子供が増加傾向にあります。

 

もはや、社会問題にまで発展していますが、睡眠不足を解消しないと、子供でも朝、学校に行けなくなるのです。

 

大人は頑張って起きるでしょうが、それでもストレスは子供と同じ。無理して活動している時間に悪影響が出てきてしまいます。

 

たとえば、大型トレーラーでの事故などが、睡眠不足により引き起こされてしまいやすくなるのです。

そうなれば、本人ももちろんですが、居合わせたほかの人々も、大きな損害を被ってしまうおそれがあります。

 

睡眠不足によって、これだけ多くの悪影響が引き起こされることから、人間にとって、睡眠がどれほど大切なものなのかがよくわかります。

 

私たちは、人生の3分の1を眠ってすごします。

これがふつうの生活です。

 

短時間睡眠、というやり方がもてはやされていたりします。

 

睡眠時間を削って、ばりばり仕事をするための方法を指南するというもの。

 

しかし、睡眠不足を削ってばりばり働こうとするよりも、良質な睡眠をとったほうが、作業効率は上がるはずなのです。

 

急がばまわれ、ということです。

 

1日に7時間も、8時間も眠るのは、実は自然界では人間だけです。

ほかの動物は、こんなに長い時間、無防備な状態で眠ることはありません。

たいていは、1サイクルごとに細切れで睡眠をとっています。

 

人間は脳が発達しているので、そのメンテナンスをするために、長い時間の睡眠が必要なのです。

だから、睡眠時間が6時間より少なくなってしまうと、睡眠不足の状態となり、体に悪影響が出始めます。

 

6時間までなら、ぎりぎり問題なく、日中過ごすことができるでしょう。

 

しかし、それ以下だと危険です。

 

もちろん、必要な睡眠時間には個人差があります。

また、その人が受けているストレスの量によっても、必要な睡眠時間(休息時間)は異なってきます。

 

人によっては、9時間より少ない睡眠時間になると、寝不足状態になることもあります。

これは、その人自身の性質によるものと考えて良いでしょう。

 

普段日勤で、夜勤もこなすような生活になると、睡眠時間が5時間以下になる、ということも少なくありません。

 

不規則な労働時間になるときは、心臓と脳に負担をかけている、ということを忘れないようにしましょう。

 

睡眠不足は心身の影響をはじめ、社会生活にまで、影響が及んでしまいます。

 

ナポレオンは3時間しか寝なかったと言われますが、それをまねしようと思っても、そうできるものではありません。

 

健康を考えるなら、やっぱり6時間は、眠りたいです。

 

 

3. 睡眠不足は視力を阻害する

 

睡眠不足は、ものの見え方にも悪影響を及ぼす可能性が指摘されています。

 

目が疲れていると、パソコンで作業していると、目がかすみがちになります。

 

睡眠不足の状態だと、ものを見る認識時間やコントラスト感度、調整する能力が阻害されてしまうと言われています。

 

健康診断を受けると、視力測定があります。

この視力測定では、通常は5メートルの視力表を使います。

 

1.5㎜の切れ目の入っている「ランドルト環」を見分けられると、視力1.0として測定されます。

遠いところから見て、どれだけ鮮明に像を把握できるか、という、指標から網膜までの光学特性をはかることにより、出される数字なのです。

 

しかし、ものを見るための力には、このほかにもいくつかの要素が加わってきます。

視力だけではなく、認識スピードがコントラストへの感度、目を調整する能力も、関わってくるのです。

 

これらが総合的に関わって、ものの見え方が決まってきます。

 

睡眠不足の状態だと、このはたらきに、悪影響が出ると言われています。

 

睡眠不足が続いていると、パソコンでの作業がなかなかはかどらなかったりしますよね。

これは、気分が乗らなかったり、体調が悪かったりするせいもあるでしょう。

 

しかし、ものの見え方も関係している可能性があります。

睡眠時間が短いと、頭がぼんやりしてしまいます。

 

これは、情報が網膜から脳に伝わる速度が、遅くなっているということです。

 

だから、認識したり、識別したりするのにかかる時間が長くなってしまいます。

 

その結果、パソコンの作業効率が低くなってしまっている可能性があるのです。

 

長時間本を読んでいたり、パソコンの画面をにらんでいたりすると、比較的近距離のものに、ずっと焦点を当て続けることになります。

 

近視でも遠視でもない、「正視」の人が、眼前30㎝の指標を見るのに必要な調整力は、3ジオプター、という尺度になります。

近くのものを見るには、それだけの調整力が必要、ということです。

 

しかし、睡眠が不足すると、調整力は低下します。

なので、近見視力は低下してしまいます。

 

続いて、コントラスト感度について。

壁のテクスチャーや、森林の木々の細かいさまを見分けるには、コントラスト感度が必要です。

 

コントラスト感度は、VCTS (Vision Contrast Test System)という検査法ではかれます。

 

どれくらいぼんやりしたものが、どれくらいの細かさの縞模様まで認識できるか、という検査法のなります。

 

睡眠時間が短いと、高周波領域では、この感度が低下すると言われています。

 

このように、睡眠不足にあると、ものをすぐに認識できなかったり、近くのものを見にくくなったります。

 

また、コントラストを把握しにくいため、結果として作業効率が落ちてしまう可能性があります。

ですから、睡眠不足は、起きている間の見る力の低下にもつながってしまうのです。

 

睡眠時間はきっちりとって、オフィスでの仕事もばりばりこなせるようになりたいですね。

 

 

4. 睡眠不足は美容に悪影響を与える

 

美容を気にする女子にとって、眠りの時間はとても重大です。

 

いくら効果な美容液やクリームをスキンケアで使っていたとしても、どれだけエステにお金をつぎこんでいようとも、睡眠不足では、効果も半減してしまいます。

 

肌は、寝ている間につくられます。

起きている間に受けてしまった、さまざまなダメージが、寝ている間に修復されているのです。

 

睡眠中でも、その修復作業どのくらい行われるかは、時間によって差があります。

肌の修復がもっとも活発な時間帯に眠って、翌朝にはつるつるのお肌によみがえらせたいですね。

 

肌の修復がもっとも活発になるのは、午後10時~午前2時までの4時間です。

この時間は、美肌のゴールデンタイムと呼ばれています。

 

新しい肌は、この時間に再生されています。

敏感肌やにきび肌など、肌のお悩みがある人は特に、この時間に眠るようにしましょう。

 

ただ、この時間帯は、仕事をしている人には、眠りにくい時間帯かもしれません。

後半の2時間である、深夜12時~2時までの2時間はなんとかなるかもしれません。

 

しかし、前半の10時~12時までは、とくに最初の1時間は、かなりがんばらないと、眠れなさそうです。

ベッドに入って3秒で眠れる、という人は、問題ないかもしれませんが、たいていの場合、ベッドに入って目をつむり、眠りに入るまでには、10分以上の時間がかかるものです。

 

私は眠るまでに、30分はかかります。

となると、10時に眠りにつくためには、一番遅くても9時半までにベッドに入って目をつむらないといけません。

 

仕事で残業をしてきたときは、帰宅時間も遅くなるし、そのあとに食事をして、お風呂に入って・・・というのをやっていると、あっという間に9時半を過ぎてしまいます。

 

10時でも厳しいかもしれません。

 

10時から始まるドラマを見たい! というときも、達成が難しくなります。

 

そんなときは、仕方がないので、ゴールデンタイムの少なくとも後半の2時間だけは、毎日確保するようにしましょう。

 

それだけでも違います。

 

美肌のゴールデンタイムにきちんと眠らずにいると、肌の再生機能がうまくはたらかなくなってしまいます。

 

古い角質層がずっと、肌の上に残ったままになってしまい、肌荒れや敏感肌、乾燥肌、オイリー肌を招いてしまいます。

 

睡眠不足だと自律神経が乱れてしまうので、ホルモンバランスにも悪影響を与えてしまいます。

 

ホルモンがはたらかないと、肌へ栄養をきちんと補給できなくなり、これも肌荒れの原因となってしまいます。

 

このように、睡眠は美容にとって、とても大切な要素です。

 

もちろん、健康的な体を維持するためにも、睡眠は大きな役割を果たしています。

 

毎日忙しくても、ときには遊びの時間を削ってでも、眠りの時間はきちんと確保したいです。

きちんと眠らないと、肌状態が悪化して、そのための対処に余計な時間がとられてしまいます。

そうならないためにも、予防的に眠っておくほうが、負担も少ないです。

 

 

 

5. 青色LEDが睡眠に与える影響

 

省電力なLEDは、コストを抑えて私たちの生活を明るくしてくれる、ありがたい存在です。

 

しかしこの青色LEDは、睡眠に好ましくない影響を与えることが明らかになっています。

 

2014年のノーベル物理学賞の受賞者に決まったのは、日本人3人の研究者で、青色発色ダイオードの発明の功績に対して与えられました。

 

ディスプレイですべての色をつくるには、光の3原色と言われる赤、青、緑の3色のLEDが必要です。

 

赤のLEDは比較的早く発明されたのですが、緑と青は時間がかかりました。

 

20世紀中には発明は不可能と言われていたのです。

 

ところが、それを開発したのが、赤崎勇氏、天野浩氏、中村修二氏の3氏です。

 

青色LEDの開発に続き、緑色LEDも開発され、薄型テレビやパソコン、モバイルフォンなどが普及しました。

世界に誇る、この技術を日本人が開発したというのは、非常に誇れることです。

 

青色LEDの開発は、省電力という意味で、とても大きな功績があるのですが、実は睡眠にも良い影響があることがわかってきました。

 

ヒトは20世紀に入るまで、昼に活動し、夜に眠るという生活をしていました。

 

だから、明るい光を見ると目が覚め、暗くなると眠るように脳が機能しています。

朝目覚めてすぐに明るい光を見ると、夜にたくさん分泌されていた睡眠ホルモン「メラトニン」が減少します。

 

そして目が覚めていきます。

 

反対に、夜に明るい光を見ると、せっかく増えたメラトニンが減り、目がさえて眠れなくなってしまいます。

 

光が明るいと、メラトニンを減らしやすくなり、眠りにくくなります。

 

これは、光の色によっても効果が違うのです。

 

青い光は、赤い光に比べて、メラトニンを減らす効果が強いです。

 

このため、夜は暖色系の照明をつけるとよいといわれています。

 

見た目が青くなくても、安心できません。

 

ブラウン管テレビに比べ、薄型テレビからは、ブルーライトが数倍多く出ています。

 

バックライトとして使われるLEDから、大量の青い光が出ているためです。

 

テレビのほかに、パソコンやモバイルなど、液晶画面を使うディスプレイはみんな、同じです。

 

白色のLEDライトは、黄色と青色の光を混ぜ合わせて白くしています。

省エネのためには、LEDの普及は大事でしょう。

 

しかし、睡眠の質をよくするなら、夜の照明は、白熱灯のほうが良いです。

 

最近の電気屋では、LED照明ばかりになって、それ以外の明かりが見つけにくいという状況ではありますが・・・

 

そもそも、白熱灯の生産は、現在では終了してしまっています。

このため、次善の策として電球色のLEDライトや、蛍光灯を使うという案があります。

 

これで、睡眠に対する悪影響を減らせます。

 

ピンク色のシーリングライトにすると、睡眠の質が上がった、という報告もあるくらいです。

 

ノーベル賞受賞はすばらしい功績ですが、眠りついては疑問符がつく青色LED。

 

明るさを調整できるときは、なるべく低めに設定し、夜の眠りをさまたげないような環境づくりを心がけることをおすすめします。

 

 

活性酸素とは? 活性酸素との上手なつきあい方

美容

1. 活性酸素って?

 

活性酸素は、美容にとって困った存在です。

 

活性酸素は、酸化力が強力な酸素のことです。

もともとの機能は、外部の刺激から肌細胞を守ることにあります。

それだけなら、なにも悪いことはありません。

 

しかし、その強力な防御力は、ときに私達の美容にとって、脅威となってしまいます。

そのパワーで、増殖してしまうと自分の体の細胞までを傷つけてしまうのです。

 

活性酸素を増やす要因となるのが、紫外線です。

紫外線は、人体にとって、有害な物質をたくさん含んでいます。

紫外線が肌に当たると、その害から、肌細胞を守ろうとして、活性酸素が生み出されます。

その強力なパワーが、紫外線ではなく自分の体の方に向けられてしまうと、活性酸素により、肌細胞を酸化させてしまいます。

 

細胞にとっての酸化は、老化ということになります。

紫外線を浴びると、お肌が老化すると言われますが、これは活性酸素が大量につくられるために、その作用で酸化して老化へとつながってしまうところが大きいのです。

 

活性酸素は、お肌にいろいろな悪い影響をもたらしてしまいます。

代表的な例をいくつかあげてみます。

 

★シミを作る

 

活性酸素のお肌への害として、一番よく知られているのがシミですね。

一度シミができてしまうと、なかなか消えないのがやっかいです。

しかもできるとすごく目立ちます。

 

いつまでも美しくありたいと思う女性にとって、シミはとても悩ましいものですね。

シミができるのも、人間にとって悪いことばかり、というわけではありません。

シミができるのも、自己防衛システムのひとつだからです。

 

お肌が黒ずんでしまうのは、活性酸素によるダメージを、メラニンによって解消しているのですね。

見た目は非常に気になるところですが・・・

 

★うるおいとハリを失わせる

 

活性酸素の害として、シミと並ぶ大きなお悩みとなるのがしわです。

しわも、活性酸素により、つくり出されてしまいます。

 

活性酸素が増えると、お肌にみずみずしさを与えてくれる成分の、コラーゲンやエラスチンまでもが酸化してしまいます。

これにより、肌質が変化し、若々しいお肌に特有の弾力がなくなってしまうのです。

 

うるおいがなくなると、ハリもなくなり、たれてしまって、しわへとつながってしまうのです。

活性酸素によりコラーゲンが破壊されてしまうと、肌荒れや炎症を引き起こすもとにもなってしまいます。

 

★皮膚がんリスクが高まる

 

美容とはそれてしまいますが、健康上の害として忘れてはならないのが、皮膚がんです。

紫外線を浴びすぎると、皮膚がんリスクを高めることが知られていますが、これも活性酸素の働きによるものなのです。

暑い季節、陽射しも強くなりますね。

 

ギラギラの太陽の光を浴びていると、体内でも非常に強力な活性酸素が作られてしまいます。

これが、体への悪影響を与えてしまうのです。

 

発がん物質さえ生み出してしまう活性酸素、増やさないように注意したいですね。

 

 

2. 活性酸素と上手く付き合うには?

 

活性酸素と言うのは、活発な酸素という意味です。

酸化させる力が強力な酸素のことです。

 

活性酸素、と聞くと、悪いイメージばかりついてまわりますが、本来の機能は、体を守るためにあります。

体が健康を維持するためには、必要なものです。

 

酸化力が強いので、強い殺菌力があります。

だから、体内に入り込んだ細菌を倒してくれるのです。

 

酵素の働きを促進する、という作用も活性酸素にはあります。

活性酸素のおかげで、体の中にある細胞は、健康的に生きていられるのです。

 

普通に生活しているだけでも、体内では活性酸素は作られています。

呼吸で吸い込んだ酸素のうち、2%ほどが活性酸素になる、と言われています。

 

しかしもちろん、活性酸素がしてくれるのは良いことだけではありません。

酸化力があまりに強すぎるため、増えてしまうと体を攻撃してしまいます。

 

活性酸素は適量なら、細胞を保護してくれます。

でも、過剰な量ができてしまうと、細胞にダメージを与えてしまうのです。

 

酸化とはつまり、体のさびつきのことです。

体がさびついてしまうと、お肌のトラブルはもちろんのこと、生活習慣病なども引き起こしてしまいます。

 

しわができやすくなってしまうのも、過剰に増えてしまった活性酸素のせいです。

 

年齢のお悩みは、たいていが活性酸素にあると言っても良いでしょう。

活性酸素とうまくつきあっていくことが大切です。

活性酸素を増やしやすい環境で生活していると、それだけ害も受けやすくなってしまいます。

 

活性酸素を増やしてしまう生活環境とは、以下のようなものがあります。

 

★激しい運動

★強いストレスにさらされる

★紫外線を浴びる

★喫煙

★偏った食生活

 

これらの要因を含む生活を続けていると、自然と活性酸素も増えていってしまいます。

しわやしみを増やさないためにも、見た目年齢を下げるためにも、活性酸素を増やさない生活習慣を心がけたいですね。

 

上に挙げた、活性酸素を増やす要因を全て取り除くことは、難しいかもしれません。

でも、1つずつでも、取り組んでいって、減らしていくことが大切です。

また、活性酸素を増やしすぎない生活を心がけると共に、抗酸化作用を多くふくむ食べ物を食べるのも良いですね。

 

食べ物から摂取するのが難しいときは、サプリメントを使って摂取する、という方法もあります。

日常的に、抗酸化物質を栄養として取り入れていると、活性酸素が増えにくくなります。

毎日の積み重ねが大切ですから、ぜひ続けたいですね。

 

抗酸化物質としてよく知られているのは、ビタミンEやビタミンCなどの、ビタミンです。

 

特にビタミンEは、アンチエイジングのビタミンとしても知られていますよね。

若返りのビタミンです。

アーモンドなどに多く含まれている成分です。

 

ビタミンCは、リンゴやレモンなどの野菜に多く含まれています。

ただし、ビタミンCはこわれてしまいやすいので、注意して摂取しないといっけません。

熱を加えると、すぐ壊れてしまいます。

 

 

3. 活性酸素を増やさない生活をしよう

 

活性酸素が体内で増殖してしまうと、体が酸化して、老化がどんどん進んでしまいます。

活性酸素を増やさない生活をして、若々しい見た目をキープしたいですね。

 

アンチエイジングな生活を始めましょう。

 

★ストレスを溜めない

 

ストレスにさらされると、体はそれに対抗しようとします。

そして、ストレスを緩和させてくれる副腎皮質ホルモンが分泌されます。

そのとき、ついでといってはなんですが、活性酸素も作られてしまうのです。

だからストレスを感じていると、それだけじわじわと、活性酸素が増えてしまっている・・・と思っておきましょう。

 

ストレスがたまると、ビタミンCの消費量が増えてしまいます。

ビタミンCに、ストレスを緩和させるはたらきがあるためです。

しかし、ビタミンCは、抗酸化作用のある成分であり、ストレスでムダに消費してしまうと、その分活性酸素が増えてしまいます。

 

★紫外線を浴びすぎない

 

紫外線を浴びると、体を守るため、活性酸素が発生してしまいます。

お肌に直接、紫外線を浴びてしまうと、強力な活性酸素が生成されてしまいます。

紫外線が、しみなどのトラブルのもとになるのは、このせいです。

 

外出する時は、日焼け止めで紫外線をしっかりガードしてから、外に出るようにしましょう。

 

窓際に座っていても、紫外線を浴びてしまいます。

部屋の中でも油断はできません。

 

★喫煙しない

 

活性酸素を増やしたくないのなら、たばこは止めたいですね。

たばこには、タールを筆頭に、さまざまな有害物質が含まれています。

たばこを吸うと、それらがみんな、体内に入ります。

そして、細胞はそれらの有害物質から体を守るために、どんどん活性酸素を作り出してしまうのです。

 

受動喫煙でも同じ影響があります。

喫煙者でないとしても、身近にたばこを吸っている人がいれば、同じ環境にあると思っておきましょう。

 

★呑みすぎない

 

過度な飲酒は、活性酸素を増やしてしまいます。

 

アルコールを分解するときに、活性酸素が生成されてしまうからです。

ただし、アルコールは、適量なら、活性酸素を減らしてくれます。

お酒は適量にとどめるといいですね。

 

しかし、ついつい飲みすぎてしまうと、逆効果になってしまうので、お酒の席では自分をセーブできるようにしておきましょう。

正体不明になるまで呑みすぎてしまうのは、もってのほかです。

 

★食品添加物や大気汚染の影響に注意する

 

私たちのまわりには、食品添加物や大気汚染などの環境的要因による影響を受けやすいです。

活性酸素は体を守るためにあるものですから、体にとって悪影響のあるものが体内に入ってしまうと、活性酸素は増えます。

 

だから、食品添加物の入った食べ物を食べれば食べるほど、大気汚染にさらされがちな環境にいればいるほど、活性酸素が増えていくと思っておきましょう。

できるなら、避けておきたいです。

 

★激しい運動はしない

 

適度な運動はいいのですが、激しい運動をしてしまうと、活性酸素を増やしてしまいます。

呼吸が増えて、酸素量が増えるので、活性酸素に変換されやすくなってしまいます。

 

 

4. 活性酸素がしみの元になるワケ

 

体内の活性酸素が増えすぎてしまうと、細胞が酸化します。

細胞にとっての酸化とは、老化するということです。

だから、お肌で活性酸素が増えてしまうと、シミのもとになってしまいます。

 

紫外線を浴びると、体内の活性酸素が増えて、それがシミへとつながってしまうのです。

 

活性酸素がシミを作るまでのメカニズムを見てみましょう。

 

活性酸素はなんのためにあるのか。

 

それは、体内に入り込んだ細菌から、細胞を守ることにあります。

 

活性酸素というと、悪さをするワルモノ、というイメージがありますが、そもそもは体を守ってくれるものなのです。

 

紫外線も活性酸素を増やす大きな要因となるものです。

 

紫外線には、人体にとって、有害な物質がたくさん入っています。

紫外線を浴びると、その害から体を守るため、活性酸素が大量につくられます。

活性酸素は適量なら問題ありません。

 

しかし、必要以上に増えてしまうと、その力の強さゆえに、体細胞にまでダメージを与えてしまうのです。

 

これが細胞の老化につながってしまいます。

 

活性酸素のダメージを緩和させるのが、メラノサイトという細胞です。

 

メラノサイトは、メラニン色素を作るための細胞です。

メラニン色素は、色素細胞であり、これがシミを作ります。

 

活性酸素と同じく、メラニン色素もいいイメージはありませんね。

でも、メラニン色素があるからこそ、肌細胞は守られているのです。

 

もしもメラニン色素がなければ、肌細胞は老化して、ボロボロになってしまいます。

メラニン色素は、活性酸素からダメージを引き受けてくれているのです。

 

日焼けすると、お肌が黒くなりますね。

これは、メラニン色素が酸化することにより、肌細胞への被害を防いでいるのです。

色素沈着ができるのは、紫外線から体を守ろうとしてくれたからこそのことです。

 

普通の程度の日焼けなら、シミができたとしても、新陳代謝のはたらきにより、剥がれ落ちてしまいます。

肌の細胞は常に生まれ変わっています。

 

色のついた細胞が肌の一番上にできたとしても、やがてそれは、あかとなって、剥がれ落ちるものなのです。

 

しかし、あまりにもたくさん、メラニン色素ができてしまうと、新陳代謝が追い付かなくなってしまいます。

 

だから、色素が残ってしまいます。

これがしみとなります。

 

年をとると、シミができやすくなるものです。

 

これは、老化により、新陳代謝のはたらきそのものが弱くなってしまったことによります。

シミができてしまうのは過脂化にもあると言えるでしょう。

 

これも、活性酸素のなせるわざです。

 

皮膚の脂質は、活性酸素により、酸化させられます。

これにより、過酸化脂質ができます。

 

過酸化脂質は、自然に体内から排出されることはほとんどありません。

だから、できた過酸化脂質はどんどん溜め込まれていきます。

過酸化脂質ができた部分に、メラニン色素が集まると、新陳代謝がうまくはたらかずに、しみができやすくなってしまいます。

 

 

5. SOD酵素で活性酸素を除去する!

 

活性酸素は、増えすぎてしまうと、体を酸化させてしまいます。

老化を生み、しみやしわができてしまいやすいはだ状態になります。

 

活性酸素のはたらきを抑えて、見た目の若々しさを保つには、抗酸化物質を摂取すると良いと言われています。

「抗酸化」というのは、美容を気にする方なら、誰もが気になるワードですよね。

 

その中で、SOD酵素が注目されています。

 

SOD酵素は、あらゆる老化のもとになる原因物質である、活性酸素を除去してくれる成分とされます。

 

SOD酵素というのは、正式には「Super Oxide Dismutase」と言います。

 

日本語で言うと、「活性酸素を除去する酵素」という意味です。

この頭文字をとって、SOD酵素といいます。

 

SOD酵素は、もともと人間の体にある酵素です。体細胞が酸化してしまうのを、体内のSOD酵素が抑えてくれています。

 

活性酸素は、適量なら、細胞を守ってくれます。

でも、増えすぎると、悪さをしてしまいます。

 

強力な酸化力があるので、体に有害な細菌や紫外線などの刺激物質だけではなく、自分の体の細胞そのものにまで、攻撃してしまうのです。

それがもとで、お肌をはじめ、体のさまざまな場所でトラブルを引き起こしてしまいます。

 

それを防いでくれるのが、SOD酵素です。

 

抗酸化物質は、いろいろなものがあります。

 

しかし、あらかじめ体内にある抗酸化物質として、人の体と親和性が高いSOD酵素は、アンチエイジングにとって、とても高い効果を発揮してくれると言えます。

 

お肌で細胞が酸化してしまうと、それがそのまま老化へとつながってしまいます。

しみもしわも、活性酸素の増えすぎにより、できてしまうものです。

 

細胞が傷つくと、お肌のターンオーバーも正常な状態ではなくなります。

これが肌荒れや炎症を引き起こしてしまいます。

 

SOD酵素があれば、悪さをする活性酸素を取り除くことができます。

そして、肌細胞の新陳代謝が活性化して、うるおいのある、はりのあるお肌を取り戻すことができるようになるのです。

 

メイクのノリもよくなります。

 

SOD酵素は、体内の細胞にも効果を発揮します。

 

だから、美容への良い影響はもちろん、健康への良い影響もたくさんもたらしてくれます。

高血圧、糖尿病などの生活習慣病の予防にSOD酵素が効果的と、注目されています。

SOD酵素を摂取すれば、活性酸素が悪さをするのをセーブできます。

 

SOD酵素はもともと体内にある酵素です。

しかし、一生のうちに作られる酵素の量は、決まっていると言われていて、年齢を経るごとに、その生成量も減ってしまいます。

 

そこで、SOD酵素を摂取すると良いのです。

 

SOD酵素を多く含むのは、ルイボスやアシタバなど。

 

ルイボスティーをいつも飲むお茶に切り替えるといいかもしれません。

サプリメントで摂取するのも、効率的と言えます。

SOD酵素を毎日摂取して、体内の酸化を防ぎたいものですね。