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ビタミンで紫外線対策を! 効率的なビタミンの摂取方法

サプリメント - 美容

1. ビタミンACEで紫外線対策

 

紫外線対策で大切なのが、体の中で増えた活性酸素の除去です。
美肌を保つためには、積極的に抗酸化物質をとることが大切なんですよ。

そこで今回は、抗酸化物質の中でも特に美肌に効果的なビタミンACE(エース)の働きや効果についてお伝えします。

 

★体の抗酸化力は加齢によって衰える

活性酸素は、体を守るために必要ですが、増えすぎると逆に細胞を攻撃するようになり、老化や健康に悪影響を与えます。
紫外線やストレス、喫煙、食品添加物の摂りすぎなどで、活性酸素は大量に増えてしまうんですよ。

そのため、体の中には、増えすぎた活性酸素を取り除くシステムがもともと備わっています。
しかし、この活性酸素を取り除くシステムは、30代を境に低下していきます。

つまり、肌や体を活性酸素から守るためには、積極的に活性酸素を取り除く抗酸化物質を食べることが大切なのです。

 

★ビタミンACE(エース)は美肌を育む抗酸化物質

抗酸化物質には様々な成分がありますが、特に美肌に効果を発揮するのが、ビタミンACEです。
ビタミンACEは、ビタミンA・ビタミンC・ビタミンEの3つのビタミンのことを指します。

 

ビタミンAの前駆体であるβ-カロテンとビタミンC、ビタミンEには、活性酸素を強力に除去する働きがあり、抗酸化ビタミンとも呼ばれているんですよ。

 

それだけではなく、これら3つの抗酸化ビタミンには、以下のように美肌を維持するための働きが秘められています。

 

・ビタミンAの効果

ビタミンAは肌や粘膜を健康に保つために、必要なビタミンです。
ビタミンAを過不足なく摂ることで、潤った健康的な肌を保つことができます。

 

・ビタミンCの効果

ビタミンCは、コラーゲンを作るときに必要なビタミンです。
また、シミを予防したり目立たなくする働きもあります。
肌のハリツヤや美白を維持するために、積極的に摂りたいビタミンなんですよ。

 

・ビタミンEの効果

ビタミンEは、「若返りのビタミン」とも呼ばれており、美肌だけではなく、老化防止や不妊改善などに効果を発揮します。
血流を良くする働きがあるため、肌の生まれ変わりを活性化し、透明感のある美肌を育んでくれます

 

★ビタミンACEは一緒に摂ることが重要

ビタミンACEで紫外線対策をし、美肌を育むためには、「一緒に摂る」ことが大切です。
ビタミンACEは、一緒に摂ることで効果が高まり、より効率よく活性酸素を除去できるんですよ。

 

・ビタミンACEは働く場所が異なる

ビタミンACEは、働く場所がそれぞれ異なります。
ビタミンCは、水に溶ける性質があるため、主に血液や体液、細胞の中で働きます。

一方で、油に溶けるビタミンAとEは細胞膜などで主に働き、ビタミンAはさらに核内で働くこともできます。
このように働く場所が違う抗酸化ビタミンを一緒に摂ることで、より効率よく体内の活性酸素を取り除けるんですよ。

 

・ビタミンACEは協力し合って働く

ビタミンACEは、協力し合って働いています。

ビタミンEは活性酸素にくっついて、活性酸素を無毒化します。
実は、ビタミンCには、働いた後の使い物にならなくなったビタミンEを復活させる作用があるんですよ。

また、ビタミンAの前駆体であるβ-カロテンは、紫外線によって発生する一重項酸素と呼ばれる強力な活性酸素を除去する働きに優れています。

ビタミンACEはそれぞれ得意不得意が異なり、様々な働き方をすることで、お互いの抗酸化作用を高めているのです。

 

★ビタミンACEを一気に摂れる食材

ビタミンACEを一気に摂れる食材には、以下のものが挙げられます。

・かぼちゃ
・ピーマン
・ブロッコリー

緑黄色野菜に豊富に含まれているので、積極的に野菜を食べてくださいね

 

2. ビタミンAを効率よくとる方法と注意点

 

ビタミンAは、肌と粘膜を健康に保ち、美肌を育んでくれる動物性ビタミンです。
実は、ビタミンAには大きく2つのタイプがあり、摂取するときに注意が必要なんですよ。
そこで今回は、ビタミンAを効率よく摂るための方法と注意点についてお伝えします。

 

★ビタミンAは動物性と植物性がある

ビタミンAには、動物由来のものと植物由来のものの2タイプがあります。

レバーなどの動物性の食品に多く含まれるビタミンAは、レチノールと呼ばれています

一方で、緑黄色野菜などにもビタミンAは含まれています。
植物性の食品に含まれるビタミンAは、カロテンと呼ばれており、にんじんなどの野菜の色を出す成分として知られています。

 

★カロテンは必要な分だけビタミンAになる

カロテンはプロビタミンAと呼ばれており、体の中に入るとビタミンAに変換されます。

ここで注目したいのが、食べたカロテンの一部のみがビタミンAに変わるという点です。
カロテンは、必要な分だけ体の中でビタミンAに変えられるんですよ。

つまり、カロテンをたくさん摂っても過剰による副作用の心配はないのです。

 

★動物性と植物性を半分ずつ摂ろう!

一方で、動物性食品に多く含まれるレチノールは、肝臓に蓄積される性質があります。
そのため、レチノールを摂りすぎると、以下のような副作用が引き起こってしまいます。

 

・肝臓肥大
・頭痛
・吐き気
・脱毛

 

しかし、レバーなどの動物性の食品には、野菜よりも豊富な量のビタミンAが含まれているので、ビタミンAの重要な供給源でもあります。

過剰摂取による副作用を避けるためにも、動物性のレチノールと植物性のカロテンを半々ずつ摂るようにしましょう。

 

★ビタミンAは油と一緒に摂る

ビタミンAを効率よく摂るためには、油と一緒に食べるようにしましょう。

ビタミンAは脂溶性ビタミンの一つで、油に溶ける性質があります。
そのため、油と一緒に食べることで、体の中に吸収されやすくなるんですよ。

 

一方で、ビタミンAは熱に少し弱い特徴があります。

 

ビタミンAを摂るときは、高温で長時間調理することは控えて、油で炒めたり、油を使ったドレッシングをかけて食べたりすると、効率よく摂れますよ。

 

★ビタミンAの摂取目安量

ビタミンAの量は、レチノール活性当量といって、カロテンなどをレチノールの量に換算して表します。
ビタミンAの1日あたりの摂取目安量は、以下の通りです。

 

・成人の男性:850μgRAE
・成人の女性:650μgRAE

 

ビタミンAは、前述した通り、過剰摂取に気をつけなければいけません
副作用を起こさないビタミンAの上限量は、2700μgRAEです。

 

★ビタミンAを多く含む食品

最後に、ビタミンAを効率よく摂れる食品をご紹介します。
ビタミンAを多く含む食品と、食品100gあたりのビタミンAの含有量(レチノール活性当量)は以下の通りです。

 

・豚のスモークレバー 17000μgRAE
・にわとり 生レバー 14000μgRAE
・味付けのり(あまのり) 2700μgRAE
・抹茶 2400μgRAE
・パセリ(乾燥) 2300μgRAE
・玉露 1800μgRAE
・うなぎの蒲焼き 1500μgRAE
・にんじん(油炒め) 1000μgRAE
・モロヘイヤ(生) 840μgRAE

 

動物性のレチノールを摂る場合はレバーやうなぎを、植物性のカロテンを摂る場合はにんじんやのり、モロヘイヤなどを食べるとよいでしょう。

また、お茶類にも豊富に含まれているので、お茶を飲む習慣をつけるといいですね。

 

3. ビタミンCを効率よくとる方法と注意点

 

ビタミンCはシミを防いで肌を美白してくれるだけではなく、コラーゲンの合成をサポートして肌のハリを保ってくれる優秀な美容成分です。

ビタミンCは塗っても食べても美容に効果的ですが、食べる場合、いくつかのポイントを守らないと効率よく摂れません。

そこで、今回はビタミンCを効率よくとる方法と注意点についてお伝えします。

 

★ビタミンCはすばやく調理する

ビタミンCは水溶性ビタミンの一つであり、水に溶け出る特徴があります。
そのため、水に長い間浸したり、茹でたりすると、ビタミンCが抜け落ちてしまいます。

 

ビタミンCをしっかり摂るためには、すばやい調理が大切です。

 

野菜や果物を洗うときは手早く洗いましょう。
加熱も短時間におさめ、茹でた場合はスープなどにして茹で汁も飲むようにしてくださいね。

 

★ビタミンCはこまめに摂る

ビタミンCは一気に大量に摂っても、しっかりと吸収できませんし、必要量以外は体の外に排泄されてしまいます。
また、摂ったビタミンCは体の中に貯蔵することができず、数時間で尿と一緒に出てしまいます。

そのため、ビタミンCは一気に摂るよりも、少量ずつに分けてこまめに摂る方が、効率よく働かせることができるんですよ。

 

★ビタミンCは朝と夜に摂る

ビタミンCを摂るタイミングとしては、朝と夜がおすすめです。

朝にビタミンCを摂ることで、紫外線によって増える活性酸素から肌を守ることができます。

 

また、夜寝る前に摂ると、ビタミンCをより長く体内に留めて、コラーゲンの合成をサポートすることができるんですよ。

 

どうしても1日に1回しかビタミンCを摂れないのであれば、より体内に留まる夜寝る前がおすすめですよ。

 

★ビタミンCは食後に摂る

ビタミンCは食前よりも食後に摂るようにしましょう。
お腹が空いている食前に摂ると、ビタミンCはスピーディーに吸収され、スピーディーに排出されてしまいます。

 

食後のお腹がいっぱいのときに摂ることで、吸収も排出もゆっくり行われるようになり、より効率よく体の中に取り入れられるんですよ。

 

★ビタミンCはビタミンPと一緒に摂る

ビタミンCの働きをサポートしてくれる成分があります。
それが、ビタミンPです。

 

ビタミンPはビタミンではなく、ポリフェノールの一つです。
ビタミンCを安定させて、ビタミンCの働きを増強してくれる効果があるんですよ。

 

ビタミンPには、みかんなどの柑橘類に多く含まれるヘスペリジンや、そばに多く含まれるルチンなどが挙げられます。

 

ビタミンCを摂るときは、ビタミンPが含まれる食品も一緒に摂るようにするといいですよ。

 

★ビタミンCの摂取目安量

ビタミンCの1日あたりの摂取目安量は、男女ともに100mgです。

しかし、以下の習慣がある人はビタミンCが消耗されやすいので、より積極的に摂るようにしてください。

 

・喫煙
・飲酒
・ストレスが多い
・激しい運動をする

 

★ビタミンCを多く含む食品

最後に、ビタミンCを豊富に含む食品をご紹介します。
ビタミンCを多く含む食品と、食品100gあたりのビタミンCの含有量は以下の通りです。

 

・ケール(青汁) 1100mg
・パセリ(乾燥) 820mg
・せん茶 260mg
・グァバ 220mg
・焼きのり 210mg
・赤ピーマ(炒め) 180mg
・芽キャベツ(生) 160mg
・ゴールドキウイ 140mg
・アセロラジュース(果汁10%) 120mg

 

ビタミンCは果物に多いというイメージがありますが、ピーマンやお茶からも多く摂ることができるんですよ。
特に日本茶には、ビタミンACEが揃っているので、おすすめですよ。

 

4. ビタミンEを効率よくとる方法と注意点

 

ビタミンEは強力な抗酸化力に加えて、血流を良くする働きがあるため、美容や不妊分野で注目されている成分です。

しかし、食品だけではなくサプリメントからビタミンEを摂る場合、いくつか注意点があります。

そこで今回は、ビタミンEを効率よく摂るための方法と注意点についてお伝えします。

 

★ビタミンEは植物油と一緒に摂る

ビタミンEは、脂溶性ビタミンの一つであり、油に溶ける特徴があります。

また、ビタミンEはひまわり油などの植物油にも豊富に含まれています。
そのため、植物油と一緒に料理して摂ることで、効率よく体の中に取り入れることができます。

 

★酸化した油でビタミンEはダメになる!

油と一緒にビタミンEを摂るときには、注意点があります。

それは、新しい油を使うということです。

 

古い油は、空気に触れたり加熱されたりすることで、酸化されています。
酸化された油と一緒にビタミンEを摂ると、ビタミンEも酸化され、効果がなくなってしまいます

 

ビタミンEを摂るときは、フレッシュな油を使うようにしましょう。

 

★ビタミンEは鉄分と一緒に摂ってはいけない

ビタミンEは食べ合わせに注意が必要な成分があります。

それは、鉄分です。

鉄と一緒にビタミンEを摂ると、ビタミンEが酸化されてしまい、効果がなくなってしまうのです。

 

鉄が多く含まれるほうれん草やプルーンなどは、8時間程度間隔をあけて摂るようにしてくださいね。

 

★ビタミンEはビタミンCと一緒に摂る

鉄とは逆に、ビタミンEと同時に摂りたい成分がビタミンCです。

ビタミンCには、酸化されて効果を失ったビタミンEを復活させる働きがあります。

 

ビタミンEとビタミンCを一緒に摂ることで、ビタミンEの働きを長持ちさせられるんですよ。

 

★ビタミンEは天然のものを摂ろう!

ビタミンEはサプリメントからも摂ることができます。
そのときに注意してほしいのが、ビタミンEのタイプです。

実はサプリメントに含まれているビタミンEには、次の3つのタイプがあるんですよ。

 

・天然ビタミンE(d-α-トコフェロール)
植物油から取り出したビタミンEをそのまま安定化させたもの。

 

・天然型ビタミンE(酢酸d-α-トコフェロール)
植物油からビタミンEを取り出した後、酢酸をくっつけて安定させたもの。

 

・合成ビタミンE(酢酸dI-α-トコフェロール)
化学反応によって人工的に作ったもの。

 

3つのビタミンEは働く強さが異なります。
天然ビタミンEが一番よく働き、続いて天然型、合成のビタミンEが最も効果が低くなります。

サプリメントからビタミンEを摂るときは、天然ビタミンEを選ぶようにしましょう。

 

★ビタミンEの摂取目安量

ビタミンEの1日あたりの摂取目安量は、以下の通りです。

 

・成人男性:6.5mg
・成人女性:6.0mg

 

ビタミンEは食品から摂る分には過剰摂取の心配はほとんど必要ないのですが、サプリメントを利用する場合は注意が必要です。

ビタミンEの摂取の上限量は、以下の通りです。

 

・成人男性:800~900mg
・成人女性:650~700mg

 

上限量を超えて過剰摂取すると、骨粗鬆症などのリスクが高まると言われているので注意しましょう。

 

★ビタミンEを多く含む食品

最後に、ビタミンEを豊富に含む食品をご紹介します。

ビタミンEを多く含む食品と、食品100gあたりのビタミンE(α-トコフェロールの量)の含有量は以下の通りです。

 

・せん茶 64.9mg
・ひまわり油 38.7mg
・煎りアーモンド 28.8mg
・小麦はいが 28.3mg
・抹茶 28.1mg
・ぶどう油 27.5mg
・かぼちゃ 6.9mg
・モロヘイヤ 6.5mg

 

ひまわり油などの植物油のほか、アーモンドにも豊富にビタミンEが含まれています。
間食やサラダなどにアーモンドをプラスすると効率よくビタミンEが摂れますよ。

 

 

いまやっておきたい紫外線対策、日焼け止めに日傘、UVカットクリームの正しい塗り方

美容

1. 紫外線対策しよう

 

春になりました。

そろそろ紫外線のことが気になってくる季節ですね。

え、紫外線って夏に強いんじゃないの、と思っていませんか?

 

実は1年のうち、一番紫外線が強いのは5月と言われています。

そしてその前月である4月も、紫外線はかなり強くなっています。

うららかな日差しですが、見えないところで、あなたのお肌に強力な紫外線が降り注いでいるということをお忘れなく

 

ノーガードで外に出ていると、日焼けはするし、しみ、しわやたるみなど、お肌のトラブルにもつながってしまいます。

 

4月から紫外線対策をきっちりやって、お肌へのダメージを最小限にしましょうね。

 

紫外線は、太陽から放出される光線の1つです。

紫外線と言うと、悪いイメージしかありませんが、お肌に役立つ要素もあります。

たとえば、紫外線はビタミンDの合成を促進してくれます。

また、抗菌、殺菌作用もあります。

 

しかしもちろん、お肌の害になる側面もあります。

すぐに思いつくのはもちろん、お肌への害ですが、そのほか、白内障を引き起こすもとになったり、全身の免疫力を低下させたりします

 

そして紫外線には、2種類あります。

UVA波と、UVB波です。

紫外線という言葉でひとくくりにされていますが、UVAとUVBは、その性質がかなり異なるので、それぞれの特徴をわかった上で対策を取るのが正しい方法です。

 

UVA波

 

長い波長の紫外線。

太陽から放出される95%が地表に届きます。

年間通じて降り注ぎ、真皮の奥まで届いてしまいます

 

UVA波を浴びると、数日後に「サンタン」と言われる状態になります。

サンタンというのは、長い年月を経て、しわやたるみなど、肌老化を引き起こすものです

つまり、アンチエイジング的にダメージの大きい紫外線です。

DNAを損傷させてしまう、発がんリスクのある紫外線でもあります

 

UVB波

 

中間の波長の紫外線。5%が地表に届きます。

夏に強くなるという特徴があります。

表皮の最深部まで届きます。

UVB波を浴びると、「サンバーン」という状態になります。

サンバーンというのは、日焼けの後に赤くなる状態です

 

なお、UVC波というのもあります。

しかしUVC波は、波長が短く、大気圏内で吸収されて地表に届かないので、これには注意しなくてOKです。

 

日光からの紫外線から、人体が受ける影響が研究されてきた結果、「季節を問わず対策が必要」という見解で一致しています。

 

しかし、UVAとUVBに関する知識は、一般的にあまり浸透していない状況です。

とくに、UVAは屋根のある屋外や、窓のある室内にも降り注いでいるということについて、あまり認識されていないようです。

「屋根があるから大丈夫」「部屋の中だから大丈夫」ではないのです。

 

紫外線の特徴を正しく知って、ガードすることが、10年後、20年後の肌年齢を運命づけます。

短期的な日焼け予防はもちろん、長期的にも日焼け予防をして、美肌を維持したいですね。

 

2. 体の外から紫外線対策

 

4月はすでに、紫外線が強い時期に入っています。

日差しが穏やかだからって、安心してはいけませんよ。

しっかり紫外線対策しましょう。

体の外からの紫外線対策には、「防ぐ」「補う」「守る」の3つの対策が効果的です。

 

紫外線を防ぐ

 

UVケアには、いろいろなスキンケア化粧品がありますね。

代表的なのは、「UVクリーム」や「UVカットできるファンデーション」「UVカットできる下地」などの化粧品です。

 

お肌にとって、より危険度が高いのは、UVAのほうです

 

UVAを守るために、注意したいのが、化粧品についている「PA」という表示。

PAには+~++++(プラス~フォープラス)までの4段階表示になっています。

一番高いのが++++です。

4月の紫外線対策には、これを使うのがおすすめ。

 

UVBからお肌を守るのは、「SPF」です。

日本で入手できるUVケア化粧品で、一番高いのはSPF50 です。

UVBを選ぶなら、4月は迷わずSPFをチョイスです。

 

注意点は、一度塗ったらそれで安心してはいけないということ。

PAの機能も、SPFの機能も、塗ってから炎天下に出て、汗をかいたり、衣服がこすれたりすると、効果を失ってしまいます。

こまめに塗り直しが必要です。

 

紫外線対策としては、UVカットクリームのほかに、日傘やサングラス、手袋なども組み合わせて使いましょう。

日傘や手袋は、遮光性の高いものが出ていますので、こうしたものをうまく活用したいです。

 

サングラスもかけておきたいですね。

サングラスをかけると、目を紫外線から守れるだけではなく、下瞼から頬の上にかけての紫外線もカットできます

手袋は、知らないうちに日焼けしやすい手の甲がUVを浴びてしまうのを防いでくれます。

 

水分を補う

 

紫外線を浴びると、お肌は軽いやけど状態になります。

日頃から水分補給、つまり保湿はしておきたいです。

水分をとるには、日ごろから水を飲むということが一番簡単ですね。

あわせて、スキンケアによる保湿も、ダイレクトケアとしては有効です。

お肌がうるおっていると、ガード力が高まって、紫外線による害の他に、さまざまなトラブルからお肌を守ってくれます

 

水分補給はこまめに行いたいです。

 

紫外線から守る

 

春から夏の紫外線ケアでぜひやっておきたいのが、「アスタキサンチン」によるガード。

アスタキサンチンはベータカロチンと同じ、カロテノイドの一種です。

赤い色素で、エビやカニなどの甲殻類、サケなどの魚類に多く含まれています

アスタキサンチンは、ストレスに強い成分であるという特徴があります。

 

サケの卵であるイクラは、高いアスタキサンチンパワーが詰まっています。

川の浅瀬で産卵された直後からDNAが、紫外線が損傷されるのを防ぐために、パワフルな力があるのです。

 

だから、アスタキサンチンたっぷりのイクラを食べると、紫外線からお肌を守るのに役立ちます。

摂取すると、アスタキサンチンにより、光老化を防ぐことができるのです。

意識して摂取したいですね。

 

 

3. 体の中から紫外線対策

 

紫外線の害でいやなのは、日焼けをしてしまったりすることももちろんですが、活性酸素を発生させて、しわやたるみも引き起こしてしまうということです。

もちろんしみのもとにもなります。

 

体の中から紫外線ケアをするときに、ぜひ活用したいのが、アスタキサンチンです。

アスタキサンチンは、ベータカロチンと同じカロテノイドの一種です

赤い色をしている色素です。

エビ、カニ、サケ、タイなどに豊富に含まれています。

サケの卵のイクラにもたっぷり含まれています。

 

アスタキサンチンの何がすごいかと言って、ビタミンCの6000倍の力を持つ抗酸化作用があることです。

紫外線のダメージから、皮膚を守ってくれます。

しかし、私達の体内でアスタキサンチンを合成することはできません。

食べるなどしてから摂取しないといけません。

 

4月の紫外線対策のためにおすすめなのが、内と外からアスタキサンチンを摂取する、という方法です。

内側からはアスタキサンチンのサプリメントがおすすめ。

外側からはアスタキサンチンを配合した美容液で肌ケアをしましょう。

 

アスタキサンチンのサプリメントにはいろいろありますが、ドラッグストアなどで売られているアスタキサンチンのサプリメントはピンからキリまであるのが実情。

品質の高いアスタキサンチンを摂取できるのが理想です。

 

私が愛用しているのは、アスタキサンチンの開発研究と生産で世界ナンバーワンのアスタリール株式会社のから発売されるのサプリメントと美容液。

 

サプリメントは「アスタリールACT」、美容液は「アスタリズム」を使っています

日本ではあまり耳慣れない名前ですが、美容界では注目されています。

日本で有名なのは、富士フィルムの美容化粧品ですよね。

これもOKです。

 

サプリメントの内服をすると、アスタキサンチンが皮膚の真皮まで達して、抗光老化作用をもたらしてくれます

 

また、動脈硬化抑制作用、血液サラサラ作用もあったり、免疫力を向上させるなど、健康上にも良い影響をもたらしてくれます

 

アンチエイジング成分としては、アスタキサンチン以上のものはありませんね。

 

内服では行き届かない表皮なら、美容液を直接お肌に塗布して補うのがいいですね。

アスタリールの美容液は、「ヘマトコッカス藻」という緑藻類の一種から抽出されています。

美容液は赤色をしています。

長期的使用により、シミ、シワを予防できます

また、お肌のうるおいを保つ役割もはたしてくれます。

これは、アスタリールの臨床試験により確認されています。

 

また、アスタキサンチンパワーで、ほかのスキンケア化粧品の効果も高めてくれるんですよ。

 

紫外線ケアは、外からのケアと内側のケア、両方から、他方からやることで叶います。

ケアを1つだけやって安心ではなく、いろいろ試して、多方面から紫外線をカットできるようになりたいですね。

そして紫外線の強い季節を乗り切りましょう!

 

4. UVカットクリームを塗っても日焼けするのはなぜ?

 

紫外線の強い季節は、なんとなく、日差しの強い7月、8月というイメージがあります。

でも、4月、5月のほうが、紫外線が強いということを知っていましたか?

日差しがおだやかな春こそ、UVカットはきちんとしないといけないのです。

 

しみやしわの原因となる肌の奥までダメージを与えてしまう、UVA波は、4月~8月がフル稼働時期ですから、紫外線ケアは4月から開始しないといけませんよ

 

そして、紫外線を気にするとなると、まず思いつくのがUVカットクリーム。

ドラッグストアでよく売っているあれですね。

お出かけ前に、お肌に塗布するやつです。

 

最近では、化粧下地とか、ファンデーションにもUVカット機能が入っているものがあるので、あえて「UVカットクリームケア」しなくても、自然とUVカット成分はお肌に塗布できています。

こういうのって便利ですね。

 

でも、出かける前に、UVカットクリームを塗っているのに、なぜかシミができてしまう、ということはありますよね。

 

もしも、UVカットクリームを塗っているのに、シミができているのだとしたら、日焼け止めの塗り方がなにかしら間違っているのかもしれません。

 

UVカット化粧品の使い間違いでよくあるのが、使用量を間違えている場合

日本人女性のほとんどが、塗り方を間違えている、とも言われています!

 

UVカットクリームなどのパッケージに表示されているUVカット効果は、あくまで、そのUVカット化粧品を適量使った時の効果です。

足りていなければ、それよりも効果が低くなっています。

 

UVカットクリームに、使用料の目安が書かれています。

「だいたいこれくらいな」という目分量というか、感覚で塗ってしまうと、量を間違えてしまっているのかもしれません。

今一度、パッケージの量を確認してみましょう。

 

UVカット化粧品の使い間違いで、次によくあるのが、塗り方です。

最近では、のびがいいい日焼け止め化粧品が売られていますよね。

だから、薄く塗っても、全体に濡れてしまいます。

 

でも、伸ばしすぎてしまうと、かすれてしまうし、ムラになることもあります

つまりうまくカットできる量を、まんべんなく濡れていない状態になっているおそれがあります。

 

UVカット化粧品は、ある程度の厚みがないと、期待されるUVカット効果を発揮できないと言われています。

薄く伸ばすのではなく、しっかりムラなくつけるようにしましょう。

「こんなにつけて、もったいないかな」くらいの勢いで塗ってしまいましょう。

シミやしわになったら、もっと高い化粧品を使う羽目になることを考えれば、もったいなくなんかありませんよ。

 

また、UVカットクリームは、汗やこすれなどで、簡単に効果を失ってしまうという性質もあります。

外にいるときもUVカットクリームを持ち歩いて、汗をかいたり、こすれたりしたら、その都度塗りなおすようにしましょう。

 

汗やこすれがなくても、2時間程度経過すると、効果が薄れてしまいますから、定期的な塗り直しは必須です。

 

5. 便利なグッズで紫外線ケアしよう

 

紫外線ケアって、しないといけないけれど、めんどうですよね。

汗をかいたり、こすれたりしても、すぐ効果を失ってしまうので、その都度クリームを塗りなおさないといけません。

塗って、効果を持続できるのは2時間程度と言われています。

なにもなくても、2時間おきには塗りなおさないといけないのです。

これからの季節は、暖かくなってくるので、汗もかきやすくなります。

塗りなおす機会は、しっかりおさえておきたいです。

 

でも、そういわれると、面倒になってくるのが心情というもの。

 

そこでおすすめしたいのが、スプレータイプの日焼け止めです。

手を汚さずに、シューっとお肌にふきかけるだけで、簡単に塗りなおすことができるのです。

 

朝はしっかりと手で丁寧に塗るべきですが、外にいる時で、なかなかしっかり塗りなおす時間がとれないときは、手軽にできるUVカットとして、スプレータイプを使いましょう。

スプレータイプは体につける用のものが多いですが、顔に使えたり、髪に使えるものもあります。

全身くまなく使えるスプレーなら、カンタンで使いやすいですよね。

紫外線ケアに日焼け止めクリームを使うのはもちろんですが、それにプラスアルファとして、帽子や日傘もぜひ活用したいです。

 

いくらUVガードをしたとしても、外にさらしたままでは不安です。

 

そこで、布でガードすることで、物理的に紫外線の害からお肌を守るわけです。

帽子は使えるシーンが限られてしまうかもしれません。

帽子をかぶると、髪がペタンと変形してしまいますから、オフィスの通勤の時には使いづらいかもしれません。

 

そういうときは、日傘がいいですよ。

晴雨兼用の折りたたみ傘を持ち歩きましょう。

晴雨兼用の傘なら、普段は紫外線カット用にできるし、夏に多い夕立のときにも活躍します。

 

薄手のカーディガンを羽織る、というのも、日焼け対策としては有効です。

あわせて、これからオフィスで冷房がきつくなる時期ですから、防寒対策としても使えますね。

カーディガンは、春夏の紫外線対策に欠かせないアイテムです。

紫外線カット機能の付いているカーディガンも発売されています。

これなら、薄手のカーディガンでも安心ですね。

 

意外な盲点となりがちなのが、髪へのケアです。

髪は、お肌と違い、赤くなったり、シミができたりしないので、あまり気にしないことが多いかもしれません。

でも、体の中で、一番太陽に近い部分です。

 

特に頭頂部は、紫外線をモロに、正面から受け止めています。

それだけ、紫外線のダメージを受けやすいのです。

 

紫外線の強い状態でずっと屋外にいていると、髪がパサパサになるし、その下の頭皮が日焼けしたりすることが考えられます。

 

髪も、紫外線ダメージにより、乾燥しています。

髪の内部が乾燥すると、パサパサでツヤのない髪になってしまいます。

キューティクルがはがれ、枝毛、切れ毛の原因になります。

 

髪を紫外線のダメージから守るには、UVカット効果のあるトリートメントやオイルなどが有効です。

 

外に長時間いるようなときは、スプレータイプの日焼け止めをシューっと一吹きして、守ってあげましょう。

 

 

 

美肌を保つ、生理周期と合わせたスキンケア方法

美容

女性は生理周期によって、体調だけではなく肌質も大きく変わります。

しかし、肌質が変わってもいつもと同じ方法でスキンケアをしていると、さらに肌トラブルを起こしたり、美肌を保つのが難しくなります。

今回は、生理周期による肌の変化に合わせたスキンケア方法をご紹介します。

 

★生理周期と肌質の関係

 

女性ホルモンには、エストロゲンとプロゲステロンの2種類のホルモンがあります。

それぞれの特徴は次の通りです。

 

・エストロゲン

生理前にかなり減少し、生理が終わったあとに分泌が増え始めるホルモンです。

女性らしさを保つために肌や体に働きかける特徴があり、肌のハリ成分を増やして、みずみずしい肌にしてくれます。

 

・プロゲステロン

生理が始まる2週間ほど前から少しずつ増え始めるホルモンです。
妊娠しやすい子宮や体質に変える働きがあり、栄養や水分を体内に溜め込みやすくなります。

肌は、プロゲステロンの働きにより皮脂が多くなるので肌荒れしやすくなります。

 

2種類のホルモンは、生理周期に合わせて交互に優位性を変えています。
それに合わせて、肌質も変わるのです。

 

★エストロゲンが多い排卵期のスキンケアポイント

 

エストロゲンが多い生理後の排卵日は、美肌のためのスペシャルケアをする絶好の時期です。

肌の調子が良くなり、肌が美容成分を吸収する力もぐんと上がります。

このタイミングを逃さずに、美白ケアや保湿ケアなどを徹底すると、来月、再来月からの肌の状態が良い方に変わっていきます。

 

また、プロゲステロンが多くなっても、肌荒れを防ぐこともできます。

できれば、シートマスクなどを使ってさらに、美容成分を肌の奥深くまで浸透させる努力もしてみましょう。

 

新しい化粧品を試したい人は、この時期に試すのがベストです。

生理前に向かって少しずつエストロゲンが減っていき、排卵期に入ると、肌質が悪くなる人とそのまま調子がいい人の二つのタイプに分かれます。

 

肌質が悪くなる人は、刺激を受けて肌荒れをしないように、乳液やクリームなどでしっかり肌のバリア機能を高めてあげましょう。

肌質が良いままの人は、引き続き、美容成分が浸透させるためのスキンケアを続けていきましょう。

 

★プロゲステロンが多い黄体期のスキンケアポイント

 

プロゲステロンの分泌が増える黄体期に入ると、皮脂の分泌が多くなるため、肌荒れやニキビが起こりやすくなります。

皮脂が増えることで毛穴も開きやすくなるので、化粧崩れも目立つようになります。

また、皮脂によって毛穴に汚れが溜まりやすくなるので、クレンジングや洗顔も徹底しなければいけません。

 

この時期のスキンケアのポイントは、毛穴に汚れを残さないことと徹底した保湿です。

 

この時期にスキンケア方法を誤ってしまうと、後々の肌質にも悪影響を及ぼすので気をつけなければいけません。

蒸しタオルを使って毛穴を開かせてから、クレンジングや洗顔を行うようにしましょう。

また、いつもよりも化粧水や乳液によるスキンケアには力を入れるようにし、保湿成分が含まれた美容液も使って、保湿を徹底しましょう。

 

 

 

春の乾燥に負けない!スキンケア化粧品の使い方を見直そう!

美容

春は紫外線が強い上に空気も乾燥しているため、肌に刺激を感じやすい季節です。

実は、冬よりもスキンケアを徹底しなければいけない季節でもあります。

スキンケア化粧品の使い方を、もう一度見直しませんか?

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今回は、春の乾燥に負けない肌を作るためのスキンケア化粧品の正しい使い方を紹介します。

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化粧水の正しい使い方

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化粧水は保湿の基本でもあるので、正しい塗り方をマスターしておきましょう。

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1.手のひらに適量の化粧水を取ったら、もう片方の手のひらをかぶせて、化粧水を少し温めます。

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2.顔全体に化粧水を塗ります。手のひらでゆっくり肌を覆って、化粧水を浸透させましょう。

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3.手のひらに少しだけ化粧水をもう一度取ります。化粧水を人差し指と中指の腹に取ってから、目の周りや口の周りに丁寧に塗っていきます。

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4.もう一度、人差し指と中指の腹に化粧水を取り、小鼻のところに塗っていきます。

さらにこめかみの所に、もう少しだけ化粧水を浸透させるように、人差し指と中指の腹をあてます。

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乳液の正しい使い方

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乳液は油分が多いので、皮脂膜のように肌を覆って刺激から守ってくれます。

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1.手のひらに適量の乳液を取り、もう片方の手のひらを乗せて馴染ませたら、顔の中央から外側に向かって全体に伸ばしていきます。大きな円を描くようなイメージで伸ばしていきましょう。

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2.もう一度、手のひらに少しだけ乳液を取り、もう片方の手の人差し指と中指の腹で取ったら、乾燥しやすい目や口の周りに塗ります。トントン叩くように塗っていきましょう。

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Tゾーンは皮脂が多い場所なので、乳液を塗りすぎないように気をつけましょう。

テカリが気になる人は、乳液よりも化粧水をしっかり馴染ませると、テカリを防止できます。

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保湿成分には、水溶性と油溶性の成分があり、化粧水は水溶性、乳液は油溶性になります。

肌は、水分と油分が整って初めてしっかり保湿できます。

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テカリが生じているのは皮脂が多いからなので、肌の油分が多くなっている可能性が高いです。

そのため、水分を補給してバランスを整える必要があるので、水溶性の化粧水の潤いが必要なのです。

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美容液の正しい使い方

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美容液は、特別に肌の悩みがあったり、目の周りのシワやほうれい線の対策などに特化したケアをするスキンケアアイテムです。

春は、スペシャルケアのために、保湿成分の入った美容液で対策することをおすすめします。

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1.手のひらに適量の美容液を取ったら、指に少しずつ美容液を取りながら、おでこや頬、鼻、顎などに美容液を馴染ませていきます。

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2.手のひらで顔を覆って引き上げるようにしながら、美容液を馴染ませていきます。

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3.もう一度、指に美容液を取り、小鼻や目、口の周りの乾燥しやすいパーツに塗っておきます。