パンくずリスト
  • ホーム
  • スキンケア

タグ:スキンケア

記事一覧

睡眠不足が招く悪い影響とブルーライト

健康 - 美容

1. 睡眠不足が糖尿病を招く!?

 

一度かかってしまったら、もう治らないというこわい病気、糖尿病。

 

糖尿病の原因として、睡眠不足が注目されています。

 

3日間、深く眠る「ノンレム睡眠」状態が阻害されると、健常者でも、血糖値が23%も上がってしまうという研究報告があります。

 

これほどの急激に上昇してしまったら、もう糖尿病予備軍としてみなされます!

 

睡眠不足の状態だと、2型糖尿病を招いてしまうと言われています。

 

睡眠不足は糖尿病のほかに、肥満や寿命を縮めてしまうなどの悪影響もあります。

 

忙しい現代人は、どうしても睡眠時間が減ってしまいがち。

 

しかし、忙しさを理由に、しっかりとした睡眠時間をとらないでいると、それがさまざまな悪影響を招いてしまう危険性を自覚しておきましょう。

 

これまで、糖尿病と睡眠不足の関係では、逆のことが言われていました。

すなわち、糖尿病になると、その合併症として、睡眠障害が表れてしまう、という説です。

 

しかしここで言うのは、その逆パターンの可能性です。

睡眠不足の状態だから、糖尿病を招いてしまうのです。

 

たしかに、糖尿病になると、睡眠障害を招いてしまうのは事実です。

たとえば、高血糖状態にあるので、夜間にトイレに行く回数が増えてしまいます。

 

また、足に神経障害が出てしまうと、寝ていられないような激痛が起きてしまいます。

2型糖尿病患者は、肥満の人が多いです。

 

太った人は、いびきや睡眠時無呼吸症候群になりやすく、それも睡眠を阻害してしまいます。

 

2003年に、新幹線の運転手が居眠り運転をしていたことが発覚し、大きな社会問題になりました。

これは、無呼吸症候群による居眠りです。

 

夜間の睡眠中に呼吸が止まったり、気道がつぶれて空気の流れが悪くなり、低呼吸が何回も起きたりしてしまう状態です。

 

こういう風な眠りをしていると、深い眠りがさまたげられます。

 

目が覚めはしないですが、浅い睡眠が多くなるので、昼間の生活に支障が生まれてしまうのです。

 

太った人のこのような状態になると、ぐっすり眠るどころではありませんよね。

 

糖尿病から睡眠障害というのはたしかにありますが、その逆のバージョンもある、ということが重要です。

お互いに相関関係があるのです。

 

睡眠障害になると、どうして糖尿病になりやすくなってしまうのでしょうか。

それは、代謝と関係があります。

代謝に悪影響を及ぼし、それが糖尿病を招いてしまうのです。

 

睡眠不足の状態の人は、深い眠りをしていないので、ノンレム睡眠の状態がおおくなりがちです。

すると、それがインシュリンの感受性に影響を与えてしまいます。

 

糖尿病とは、インシュリンがきちんと機能しなくなることによって、引き起こされます。

だから、糖尿病を防ぐためにも、インスリンの分泌をコントロールするために、しっかりと睡眠時間を確保したほうが良いのです。

 

それも、ただ長い時間を眠るだけではなく、深い眠りにつくことが大切となります。

 

 

2. 睡眠が私たちに必要な理由

 

睡眠は大切。これはよく知られていることです。

 

しかし、それにもかかわらず、睡眠の大切さを実感し、守ろうとしている人は、そう多くありません。

 

きちんとした睡眠時間を確保することを、守るか守らないかは、その人次第ですが、守らなければ、健康は確実に悪影響を受けます。

 

睡眠不足になると、朝すっきり起きられなくなります。

朝起きられなくて、不登校になってしまう子供が増加傾向にあります。

 

もはや、社会問題にまで発展していますが、睡眠不足を解消しないと、子供でも朝、学校に行けなくなるのです。

 

大人は頑張って起きるでしょうが、それでもストレスは子供と同じ。無理して活動している時間に悪影響が出てきてしまいます。

 

たとえば、大型トレーラーでの事故などが、睡眠不足により引き起こされてしまいやすくなるのです。

そうなれば、本人ももちろんですが、居合わせたほかの人々も、大きな損害を被ってしまうおそれがあります。

 

睡眠不足によって、これだけ多くの悪影響が引き起こされることから、人間にとって、睡眠がどれほど大切なものなのかがよくわかります。

 

私たちは、人生の3分の1を眠ってすごします。

これがふつうの生活です。

 

短時間睡眠、というやり方がもてはやされていたりします。

 

睡眠時間を削って、ばりばり仕事をするための方法を指南するというもの。

 

しかし、睡眠不足を削ってばりばり働こうとするよりも、良質な睡眠をとったほうが、作業効率は上がるはずなのです。

 

急がばまわれ、ということです。

 

1日に7時間も、8時間も眠るのは、実は自然界では人間だけです。

ほかの動物は、こんなに長い時間、無防備な状態で眠ることはありません。

たいていは、1サイクルごとに細切れで睡眠をとっています。

 

人間は脳が発達しているので、そのメンテナンスをするために、長い時間の睡眠が必要なのです。

だから、睡眠時間が6時間より少なくなってしまうと、睡眠不足の状態となり、体に悪影響が出始めます。

 

6時間までなら、ぎりぎり問題なく、日中過ごすことができるでしょう。

 

しかし、それ以下だと危険です。

 

もちろん、必要な睡眠時間には個人差があります。

また、その人が受けているストレスの量によっても、必要な睡眠時間(休息時間)は異なってきます。

 

人によっては、9時間より少ない睡眠時間になると、寝不足状態になることもあります。

これは、その人自身の性質によるものと考えて良いでしょう。

 

普段日勤で、夜勤もこなすような生活になると、睡眠時間が5時間以下になる、ということも少なくありません。

 

不規則な労働時間になるときは、心臓と脳に負担をかけている、ということを忘れないようにしましょう。

 

睡眠不足は心身の影響をはじめ、社会生活にまで、影響が及んでしまいます。

 

ナポレオンは3時間しか寝なかったと言われますが、それをまねしようと思っても、そうできるものではありません。

 

健康を考えるなら、やっぱり6時間は、眠りたいです。

 

 

3. 睡眠不足は視力を阻害する

 

睡眠不足は、ものの見え方にも悪影響を及ぼす可能性が指摘されています。

 

目が疲れていると、パソコンで作業していると、目がかすみがちになります。

 

睡眠不足の状態だと、ものを見る認識時間やコントラスト感度、調整する能力が阻害されてしまうと言われています。

 

健康診断を受けると、視力測定があります。

この視力測定では、通常は5メートルの視力表を使います。

 

1.5㎜の切れ目の入っている「ランドルト環」を見分けられると、視力1.0として測定されます。

遠いところから見て、どれだけ鮮明に像を把握できるか、という、指標から網膜までの光学特性をはかることにより、出される数字なのです。

 

しかし、ものを見るための力には、このほかにもいくつかの要素が加わってきます。

視力だけではなく、認識スピードがコントラストへの感度、目を調整する能力も、関わってくるのです。

 

これらが総合的に関わって、ものの見え方が決まってきます。

 

睡眠不足の状態だと、このはたらきに、悪影響が出ると言われています。

 

睡眠不足が続いていると、パソコンでの作業がなかなかはかどらなかったりしますよね。

これは、気分が乗らなかったり、体調が悪かったりするせいもあるでしょう。

 

しかし、ものの見え方も関係している可能性があります。

睡眠時間が短いと、頭がぼんやりしてしまいます。

 

これは、情報が網膜から脳に伝わる速度が、遅くなっているということです。

 

だから、認識したり、識別したりするのにかかる時間が長くなってしまいます。

 

その結果、パソコンの作業効率が低くなってしまっている可能性があるのです。

 

長時間本を読んでいたり、パソコンの画面をにらんでいたりすると、比較的近距離のものに、ずっと焦点を当て続けることになります。

 

近視でも遠視でもない、「正視」の人が、眼前30㎝の指標を見るのに必要な調整力は、3ジオプター、という尺度になります。

近くのものを見るには、それだけの調整力が必要、ということです。

 

しかし、睡眠が不足すると、調整力は低下します。

なので、近見視力は低下してしまいます。

 

続いて、コントラスト感度について。

壁のテクスチャーや、森林の木々の細かいさまを見分けるには、コントラスト感度が必要です。

 

コントラスト感度は、VCTS (Vision Contrast Test System)という検査法ではかれます。

 

どれくらいぼんやりしたものが、どれくらいの細かさの縞模様まで認識できるか、という検査法のなります。

 

睡眠時間が短いと、高周波領域では、この感度が低下すると言われています。

 

このように、睡眠不足にあると、ものをすぐに認識できなかったり、近くのものを見にくくなったります。

 

また、コントラストを把握しにくいため、結果として作業効率が落ちてしまう可能性があります。

ですから、睡眠不足は、起きている間の見る力の低下にもつながってしまうのです。

 

睡眠時間はきっちりとって、オフィスでの仕事もばりばりこなせるようになりたいですね。

 

 

4. 睡眠不足は美容に悪影響を与える

 

美容を気にする女子にとって、眠りの時間はとても重大です。

 

いくら効果な美容液やクリームをスキンケアで使っていたとしても、どれだけエステにお金をつぎこんでいようとも、睡眠不足では、効果も半減してしまいます。

 

肌は、寝ている間につくられます。

起きている間に受けてしまった、さまざまなダメージが、寝ている間に修復されているのです。

 

睡眠中でも、その修復作業どのくらい行われるかは、時間によって差があります。

肌の修復がもっとも活発な時間帯に眠って、翌朝にはつるつるのお肌によみがえらせたいですね。

 

肌の修復がもっとも活発になるのは、午後10時~午前2時までの4時間です。

この時間は、美肌のゴールデンタイムと呼ばれています。

 

新しい肌は、この時間に再生されています。

敏感肌やにきび肌など、肌のお悩みがある人は特に、この時間に眠るようにしましょう。

 

ただ、この時間帯は、仕事をしている人には、眠りにくい時間帯かもしれません。

後半の2時間である、深夜12時~2時までの2時間はなんとかなるかもしれません。

 

しかし、前半の10時~12時までは、とくに最初の1時間は、かなりがんばらないと、眠れなさそうです。

ベッドに入って3秒で眠れる、という人は、問題ないかもしれませんが、たいていの場合、ベッドに入って目をつむり、眠りに入るまでには、10分以上の時間がかかるものです。

 

私は眠るまでに、30分はかかります。

となると、10時に眠りにつくためには、一番遅くても9時半までにベッドに入って目をつむらないといけません。

 

仕事で残業をしてきたときは、帰宅時間も遅くなるし、そのあとに食事をして、お風呂に入って・・・というのをやっていると、あっという間に9時半を過ぎてしまいます。

 

10時でも厳しいかもしれません。

 

10時から始まるドラマを見たい! というときも、達成が難しくなります。

 

そんなときは、仕方がないので、ゴールデンタイムの少なくとも後半の2時間だけは、毎日確保するようにしましょう。

 

それだけでも違います。

 

美肌のゴールデンタイムにきちんと眠らずにいると、肌の再生機能がうまくはたらかなくなってしまいます。

 

古い角質層がずっと、肌の上に残ったままになってしまい、肌荒れや敏感肌、乾燥肌、オイリー肌を招いてしまいます。

 

睡眠不足だと自律神経が乱れてしまうので、ホルモンバランスにも悪影響を与えてしまいます。

 

ホルモンがはたらかないと、肌へ栄養をきちんと補給できなくなり、これも肌荒れの原因となってしまいます。

 

このように、睡眠は美容にとって、とても大切な要素です。

 

もちろん、健康的な体を維持するためにも、睡眠は大きな役割を果たしています。

 

毎日忙しくても、ときには遊びの時間を削ってでも、眠りの時間はきちんと確保したいです。

きちんと眠らないと、肌状態が悪化して、そのための対処に余計な時間がとられてしまいます。

そうならないためにも、予防的に眠っておくほうが、負担も少ないです。

 

 

 

5. 青色LEDが睡眠に与える影響

 

省電力なLEDは、コストを抑えて私たちの生活を明るくしてくれる、ありがたい存在です。

 

しかしこの青色LEDは、睡眠に好ましくない影響を与えることが明らかになっています。

 

2014年のノーベル物理学賞の受賞者に決まったのは、日本人3人の研究者で、青色発色ダイオードの発明の功績に対して与えられました。

 

ディスプレイですべての色をつくるには、光の3原色と言われる赤、青、緑の3色のLEDが必要です。

 

赤のLEDは比較的早く発明されたのですが、緑と青は時間がかかりました。

 

20世紀中には発明は不可能と言われていたのです。

 

ところが、それを開発したのが、赤崎勇氏、天野浩氏、中村修二氏の3氏です。

 

青色LEDの開発に続き、緑色LEDも開発され、薄型テレビやパソコン、モバイルフォンなどが普及しました。

世界に誇る、この技術を日本人が開発したというのは、非常に誇れることです。

 

青色LEDの開発は、省電力という意味で、とても大きな功績があるのですが、実は睡眠にも良い影響があることがわかってきました。

 

ヒトは20世紀に入るまで、昼に活動し、夜に眠るという生活をしていました。

 

だから、明るい光を見ると目が覚め、暗くなると眠るように脳が機能しています。

朝目覚めてすぐに明るい光を見ると、夜にたくさん分泌されていた睡眠ホルモン「メラトニン」が減少します。

 

そして目が覚めていきます。

 

反対に、夜に明るい光を見ると、せっかく増えたメラトニンが減り、目がさえて眠れなくなってしまいます。

 

光が明るいと、メラトニンを減らしやすくなり、眠りにくくなります。

 

これは、光の色によっても効果が違うのです。

 

青い光は、赤い光に比べて、メラトニンを減らす効果が強いです。

 

このため、夜は暖色系の照明をつけるとよいといわれています。

 

見た目が青くなくても、安心できません。

 

ブラウン管テレビに比べ、薄型テレビからは、ブルーライトが数倍多く出ています。

 

バックライトとして使われるLEDから、大量の青い光が出ているためです。

 

テレビのほかに、パソコンやモバイルなど、液晶画面を使うディスプレイはみんな、同じです。

 

白色のLEDライトは、黄色と青色の光を混ぜ合わせて白くしています。

省エネのためには、LEDの普及は大事でしょう。

 

しかし、睡眠の質をよくするなら、夜の照明は、白熱灯のほうが良いです。

 

最近の電気屋では、LED照明ばかりになって、それ以外の明かりが見つけにくいという状況ではありますが・・・

 

そもそも、白熱灯の生産は、現在では終了してしまっています。

このため、次善の策として電球色のLEDライトや、蛍光灯を使うという案があります。

 

これで、睡眠に対する悪影響を減らせます。

 

ピンク色のシーリングライトにすると、睡眠の質が上がった、という報告もあるくらいです。

 

ノーベル賞受賞はすばらしい功績ですが、眠りついては疑問符がつく青色LED。

 

明るさを調整できるときは、なるべく低めに設定し、夜の眠りをさまたげないような環境づくりを心がけることをおすすめします。

 

 

美肌を保つ、生理周期と合わせたスキンケア方法

美容

女性は生理周期によって、体調だけではなく肌質も大きく変わります。

しかし、肌質が変わってもいつもと同じ方法でスキンケアをしていると、さらに肌トラブルを起こしたり、美肌を保つのが難しくなります。

今回は、生理周期による肌の変化に合わせたスキンケア方法をご紹介します。

 

★生理周期と肌質の関係

 

女性ホルモンには、エストロゲンとプロゲステロンの2種類のホルモンがあります。

それぞれの特徴は次の通りです。

 

・エストロゲン

生理前にかなり減少し、生理が終わったあとに分泌が増え始めるホルモンです。

女性らしさを保つために肌や体に働きかける特徴があり、肌のハリ成分を増やして、みずみずしい肌にしてくれます。

 

・プロゲステロン

生理が始まる2週間ほど前から少しずつ増え始めるホルモンです。
妊娠しやすい子宮や体質に変える働きがあり、栄養や水分を体内に溜め込みやすくなります。

肌は、プロゲステロンの働きにより皮脂が多くなるので肌荒れしやすくなります。

 

2種類のホルモンは、生理周期に合わせて交互に優位性を変えています。
それに合わせて、肌質も変わるのです。

 

★エストロゲンが多い排卵期のスキンケアポイント

 

エストロゲンが多い生理後の排卵日は、美肌のためのスペシャルケアをする絶好の時期です。

肌の調子が良くなり、肌が美容成分を吸収する力もぐんと上がります。

このタイミングを逃さずに、美白ケアや保湿ケアなどを徹底すると、来月、再来月からの肌の状態が良い方に変わっていきます。

 

また、プロゲステロンが多くなっても、肌荒れを防ぐこともできます。

できれば、シートマスクなどを使ってさらに、美容成分を肌の奥深くまで浸透させる努力もしてみましょう。

 

新しい化粧品を試したい人は、この時期に試すのがベストです。

生理前に向かって少しずつエストロゲンが減っていき、排卵期に入ると、肌質が悪くなる人とそのまま調子がいい人の二つのタイプに分かれます。

 

肌質が悪くなる人は、刺激を受けて肌荒れをしないように、乳液やクリームなどでしっかり肌のバリア機能を高めてあげましょう。

肌質が良いままの人は、引き続き、美容成分が浸透させるためのスキンケアを続けていきましょう。

 

★プロゲステロンが多い黄体期のスキンケアポイント

 

プロゲステロンの分泌が増える黄体期に入ると、皮脂の分泌が多くなるため、肌荒れやニキビが起こりやすくなります。

皮脂が増えることで毛穴も開きやすくなるので、化粧崩れも目立つようになります。

また、皮脂によって毛穴に汚れが溜まりやすくなるので、クレンジングや洗顔も徹底しなければいけません。

 

この時期のスキンケアのポイントは、毛穴に汚れを残さないことと徹底した保湿です。

 

この時期にスキンケア方法を誤ってしまうと、後々の肌質にも悪影響を及ぼすので気をつけなければいけません。

蒸しタオルを使って毛穴を開かせてから、クレンジングや洗顔を行うようにしましょう。

また、いつもよりも化粧水や乳液によるスキンケアには力を入れるようにし、保湿成分が含まれた美容液も使って、保湿を徹底しましょう。

 

 

 

にきびをつくらない!! ニキビの予防法、対処法

美容

1. 大人ニキビと思春期ニキビは違う?

 

ニキビには、大人ニキビと思春期ニキビがあるとご存知ですか?

同じようなニキビに見えても、できる原因が違っているんです。

原因が違うと、予防法や対処法も違ってきます。

大人ニキビと思春期ニキビの違いを知って、ニキビケアに役立てましょう。

 

★思春期にできる思春期ニキビってどんなもの?

 

思春期ニキビとは、10代の成長期に多くできるニキビのこと。

思春期ニキビは、過剰に分泌された皮脂が毛穴に詰まり、ニキビができてしまいます。

成長期には男性ホルモンの分泌が増えるため、そのせいで皮脂の分泌が過剰になり、思春期ニキビができてしまうんです。

そのため成長期を過ぎて男性ホルモンの分泌が減ると、できなくなると言われています。

皮脂の分泌を増やしてしまうような食生活、生活習慣の乱れなども影響します。

思春期ニキビは皮脂の分泌が多い、おでこ、鼻、顎に多くできます。

 

★大人になってからできる大人ニキビってどんなもの?

 

大人ニキビとは、20歳を過ぎてからできるニキビのこと。

大人ニキビは、ホルモンバランスや肌のターンオーバーが乱れることでできてしまいます。

大人になると、生活リズムが乱れて睡眠不足の方が増えてしまいます。

忙しさや付き合いから外食が増え、栄養バランスが崩れてしまうことも。

体を動かす機会も減り、運動不足になっている方も。

日々に生活に追われて、ストレスを溜めていることも多いよう。

これらが要因となってホルモンバランスや肌のターンオーバーが乱れ、大人ニキビをつくってしまうんです。

大人ニキビは、頬、顎、フェイスラインなどに多くできます。

肌が乾燥している部分にもできやすくなっています。

 

★思春期ニキビと大人ニキビの違いは?

 

思春期ニキビと大人ニキビでは、できやすい場所、できる時期、できる原因などが違います。

ニキビのない肌になるためには、自分がどちらのニキビかを正しく把握することが大切です。

思春期ニキビか大人ニキビか分かったら、その原因となっていることを改善するようにしましょう。

思春期ニキビは時期が過ぎればできなくなるものですが、油断は大敵。

きちんとケアをしないと、ニキビ跡となって大人になっても残ってしまいます。

後で後悔しないためにも、放置せずにきちんと治しておきましょう。

 

大人ニキビは原因を改善しないとなくなりません。

生活習慣や食生活などを見直して、大人ニキビができないよう整えるようにしてください。

自分のニキビに合ったお手入れをして、ニキビのない肌をツルツル肌になりましょう。

 

2. 大人ニキビができてしまう原因

 

若さの象徴と言われることもある、ニキビ。

大人になったらお別れできると思っていたのに、いまだにニキビに悩まされている方も多いようです。

大人ニキビは、大人だからこそできてしまうんです。

大人ニキビができる原因についてご紹介します。

 

★生活習慣の乱れが大人ニキビをつくる

 

大人ニキビができる大きな原因となっているのが、生活習慣の乱れ。

大人になると、忙しさからついつい不規則な生活になってしまいます。

特に、睡眠時間が不足したり睡眠環境が悪化したりして、睡眠の質が低下してしまう方が多いようです。

睡眠の質が低下すると、ホルモンバランスが乱れてしまいます。

そのせいで、皮脂の分泌が過剰になってべたついたり、逆に肌が乾燥したりしてしまうことも。

肌のターンオーバーも乱れてしまうので、肌に古い角質が溜まって毛穴が詰まりやすくなってしまいます。

日々の化粧が肌の負担となって、大人ニキビの原因となってしまうことも。

刺激の強い化粧品を使用したり、化粧落としが不十分だったりすると、肌のバリア機能が低下してニキビができやすくなってしまいます。

 

★偏った食生活で大人ニキビができる

 

食生活も、肌に大きな影響を与えてしまいます。

一人暮らしなどをして食事を自分で用意するようになると、栄養が偏ってしまうことが多いようです。

外食やテイクアウトが増えてしまうことも。

ファーストフードばかりだと、一日に必要な栄養素をきちんと摂ることができません。

特に、野菜が不足している方が多いようです。

野菜に多く含まれているビタミンには、肌の炎症を抑えたり、皮脂の分泌を適正にしたりしてくれる働きがあります。

そのため不足すると、ニキビができやすくなってしまいます。

過度なダイエットも、大人ニキビの原因に。

脂質を厳しくカットすると、肌が乾燥してニキビができやすくなってしまいます。

 

★ストレスも大人ニキビの原因に

 

ストレスも、大人ニキビの大敵です。

ストレス社会とも言われている現在、ストレスのない生活を送るのは至難の技。

ほとんどの方がストレスを抱えています。

このストレスが体に悪影響を与え、ホルモンバランスや肌のターンオーバーを乱してしまうことに。

そのせいで、大人ニキビができてしまうんです。

ストレスは、睡眠の質も低下させると言われています。

ストレスが原因で暴飲暴食をしてしまい、食生活を乱してしまうことも。

大人ニキビは、生活習慣や食生活など、日々の暮らしが原因となってできてしまいます。

 

3. 大人ニキビをつくらないスキンケア

 

あるだけで憂鬱になってしまう、大人ニキビ。

大人ニキビをつくらないためには、日頃のスキンケアをしっかりと行うことが大切です。

スキンケアを見直して、大人ニキビのないツルツル肌になりましょう。

大人ニキビをできにくくするスキンケアについてご紹介します。

 

★基本のスキンケアを丁寧に行う

 

大人ニキビをつくらないようにするためには、洗顔、保湿といった基本のスキンケアを丁寧に行うことが大切です。

毛穴の詰まりを防ぐためにも、メイクや汚れはしっかりと落としましょう。

メイクが肌の負担となってしまうことがあるので、帰宅したらできるだけ早くメイクを落とすようにしてください。

メイクをしたまま就寝したりするのは禁物です。

肌の乾燥も大人ニキビの原因となってしまうため、肌に十分な水分を補給してあげることも大切。

洗顔のしすぎも肌を乾燥させてしまうため、洗顔をする時には肌の潤いまで落とさないように注意しましょう。

 

★ケアを追加して肌のターンオーバーを整える

 

毛穴に詰まっているものの約半数が、古い角質だと言われています。

大人ニキビを防ぐためには、余分な角質を溜めないようにすることが大切です。

普段の洗顔で落とせない角質は、ピーリングやパックなどで取除くのがオススメ。

定期的に角質ケアを行うことで、肌のターンオーバーを促すこともできます。

ピーリングやパックの前に蒸しタオルで肌を温めると、肌の血行が良くなって効果がアップします。

 

★肌に刺激を与えないよう優しく扱う

 

肌へ刺激を与えると、肌のターンオーバーが低下したり、肌のバリア機能が低下したりして大人ニキビができやすくなってしまいます。

日頃から、肌に不要な刺激を与えないようにすることが大切です。

肌のお手入れをする時には、摩擦や圧迫をしないように気をつけましょう。

紫外線も肌への刺激となって肌質を低下させてしまうため、紫外線対策をきちんとするようにしてください。

できてしまった大人ニキビを、触ったり潰したりするのは禁物です。

大人ニキビに刺激を与えると、炎症が酷くなって皮膚が凸凹したり、シミになったりしてニキビ跡となってしまいます。

大人ニキビができている時には、できるだけ刺激を与えないようにしてシンプルなケアを心がけましょう。

症状が酷い時や治りが遅い時には、皮膚科を受診するのもオススメです。

医療機関で診察や薬を処方してもらうことで、跡を残さずに早く治すことができるようになります。

日頃のお手入れに気を配って、大人ニキビを防ぎましょう!

 

 

4. 生活習慣を見直して大人ニキビを防ぐ!

 

大人ニキビのない肌になるには、生活習慣を正すことが大切です。

乱れた生活習慣は、肌に悪影響を与えて大人ニキビをつくってしまいます。

生活習慣を見直して、大人ニキビのできない生活を目指しましょう。

大人ニキビのできにくい生活習慣についてご紹介します。

 

★大人ニキビをつくらないためには質の高い睡眠が必要

 

美肌に欠かせないのが、質の高い睡眠。

質の高い睡眠は、高価な美容液よりも効果があると言われているくらい。

大人ニキビをつくらないためにも、質の高い睡眠を確保するようにしましょう。

質の高い睡眠にはいろんな説がありますが、現在では入眠してからの最初の90分にどれだけ熟睡できるかどうかが大切だと言われています。

そのためには、就寝前にリラックスして過ごすことが大切です。

スマホのブルーライトは交感神経を活発にして心身を興奮状態にしてしまうため、就寝する2時間前には使用しないようにするのがオススメ。

体を睡眠に集中させるためにも、食事は3時間前にすませておくようにしましょう。

起床時に太陽の光を浴びると体内時計の働きが整うため、スムーズに入眠できるようになります。

 

★適度な運動が肌の調子が向上して大人ニキビを防ぐ

 

大人ニキビを防ぐためには、適度な運動をするのもオススメ。

適度な運動をすることで、体や肌の血の巡りを良くすることができるんです。

血の巡りが良くなると、肌のターンオーバーが整って古い皮膚から新しい皮膚へとスムーズに生まれ変わることができます。

そのため毛穴に古い角質が溜まりにくくなり、大人ニキビを防ぐことができます。

血液には栄養を細部に運ぶ働きもあるため、血行が良くなることで肌の質をアップする効果も期待できます。

適度は睡眠には、生活リズムを整えてくれる効果もありますよ。

 

★ストレスを溜めないようにすると大人ニキビができにくくなる

 

大人ニキビの大きな原因となっているのが、ストレスです。

ストレスは体にいろんな悪影響を与えてしまいます。

そのせいで、肌のターンオーバーが乱れたり、バリア機能が低下したりして肌トラブルを起こしやすくなってしまうんです。

大人ニキビをできにくくするためには、ストレスをできるだけ溜めないようにするのが効果的。

ストレスはこまめに発散するようにしましょう。

自分の好きなことに熱中できる時間、心身をリラックスできるような時間をつくるのがオススメです。

大人ニキビを気にしすぎるのもストレスとなってしまうため、お手入れをしっかりとしたら気にしないようにしましょう。

生活習慣を整えて、大人ニキビのない肌を目指してください。

 

5. 大人ニキビに最適な食生活

 

大人ニキビを改善するためには、食生活を整えることも大切です。

食生活が乱れていると、大人ニキビができやすくなってしまうんです。

大人ニキビのない肌になるためにも、肌と体にいい食生活にしましょう。

大人ニキビの方にオススメしたい、食生活についてご紹介します。

 

★健康な肌を保つのに必要な栄養素を摂る

 

肌は、食べた物からできています。

大人ニキビを防ぐためには、肌を健康に保つ栄養素をしっかりと摂ることが大切です。

肌の元となっているのが、タンパク質。

タンパク質が不足すると、新しい肌がスムーズに作られないようになってしまいます。

ビタミンには、皮脂の分泌を正常に促す作用があります。

ビタミンを摂ることで、皮脂の毛穴詰まりや肌の乾燥を抑えることができます。

抗炎症作用もあるため、皮膚や毛穴の炎症を防いで、大人ニキビをできにくくしてくれる効果も期待できます。

健康な体を保つのに必要な栄養素を、バランス良く摂ることがポイントです。

新鮮な食材から栄養素を摂るのが理想ですが、外食が続いて栄養が偏ってしまう場合には、サプリメントや健康食品などをプラスするのもオススメです。

 

★ホルモンバランスを整えてくれる栄養素を摂る

 

大人ニキビを防ぐには、ホルモンバランスを整えるのが効果的。

大豆イソフラボンは、女性ホルモンであるエストロゲンと似た働きを持っていると言われています。

エストロゲンは美肌ホルモンとも呼ばれる美肌に欠かせないものですが、生理前になるとエストロゲンの分泌が減少してしまいます。

そのため生理前になると、大人ニキビができやすくなってしまうんです。

大豆イソフラボンをプラスすることで、ホルモンバランスを整えて大人ニキビをできにくくすることができます。

ホルモンバランスが整うと、肌のターンオーバーが促されて大人ニキビができにくくなりますよ。

 

★腸内環境が整う食生活にする

 

腸内環境を整えるのも、大人ニキビをつくらないようにするために大切です。

腸内環境が乱れて悪玉菌が増えてしまうと、悪玉菌の毒素が肌質を低下させてしまうんです。

悪玉菌を増やさないためにも、便通を促して便秘を防ぎましょう。

食物繊維や水分をしっかりと摂るのがオススメ。

乳酸菌やビフィズス菌を摂ることで、善玉菌を増やすことができます。

胃腸に負担をかけ過ぎないようにすることも大切です。

そのためにも、食事は腹八分目にしましょう。

油っぽい物や辛い物などを、食べ過ぎないように注意してください。

食生活が整うと、肌の調子も整って大人ニキビができにくくなりますよ。

 

 

毛穴の色素チェックをして黒ずみを改善

美容

毛穴の黒ずみには、毛穴の皮膚が色素沈着し、黒ずんでしまっているものがあります。

きれいな毛穴になるためにも、毛穴の色素沈着を改善しましょう。

毛穴の黒ずみがなくなると、毛穴も目立たなくなります。

毛穴の色素沈着を軽減するケアについてご紹介します。

 

★メラニン色素の還元・排出ケアを行う

 

毛穴が色素沈着を改善するには、皮膚にできたメラニン色素を還元・排出することが大切です。

化粧品などに、美白効果のあるものを取入れるのがオススメ。

ハイドロキノン、ビタミンCは、褐色になったメラニン色素を還元して、色を薄くすることができると言われています。

 

Lシステインには、メラニン色素を排出してくれる働きがあります。

色素沈着を濃くしないためには、メラニンの生成を抑えることが効果的。

トラネキサム酸、コウジ酸、アルブチンは、メラニンの生成を抑えてメラニン色素が増えるのを防いでくれます。

 

美白成分の配合された化粧水やクリーム、美容液、パックなどを使用して、美白ケアに役立てましょう。

 

★肌のターンオーバーを促すケアをする

 

メラニン色素を排出するには、肌のターンオーバーを利用するのがオススメ。

 

肌は、古い皮膚から新しい皮膚へと移り変わっています。

新しい皮膚へと移り変わる時に、メラニン色素を排出することができるんです。

メラニン色素を排出するためにも、肌のターンオーバーを整えるようにしましょう。

 

そのためには、肌を清潔で健康に保つことが大切です。

洗顔、保湿といった基本のスキンケアを、丁寧にしっかりと行うようにしましょう。

 

肌への刺激を抑えて、肌のバリア機能を高めることも効果的です。

 

★毛穴への刺激を避けるようにする

 

肌には、刺激を受けるとその刺激から肌を守るために、メラニンを生成するという働きがあります。

そのため肌が刺激を受けると、メラニンが増えて色素沈着してしまうんです。

 

毛穴の色素沈着を防ぐには、毛穴への刺激を抑えることが効果的です。

 

一番の刺激となっているのが、紫外線。

紫外線対策をして、紫外線から毛穴を保護するようにしましょう。

 

肌の摩擦、圧迫、間違ったケアなども、毛穴への刺激となってしまいます。

毛穴の黒ずみが気になるからといって、こすったり汚れを押し出したりしないようにしましょう。

毛穴が黒ずむだけでなく、開く原因にもなってしまいます。

 

毛穴と肌はデリケートなので、優しくケアするようにしてください。

 

毛穴の色素沈着が軽減すると、毛穴レスな美肌に近づきますよ。