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    お鍋は冬の定番メニュー

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    2023/12/10

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    肌の潤いを守る3つのバリア機能

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    2022/07/27

    美容

肌に合う化粧品の見つけ方 - 自分に合う化粧品を探す

美容

肌に合う化粧品の見つけ方

 

お肌に合う化粧品でスキンケアをすれば、肌の状態は、すごく良くなります。

でも、その「肌に合う化粧品」が、なかなか見つからなかったりしますよね。

あるいは、肌に合っていないと気付かないで、使い続けてしまい、肌トラブルを招いてしまうパターン。

自分のお肌に合う化粧品の見つけ方を知っていれば、このような失敗をしにくくなります。

 

毎日使っているものだと、なんとなく安心してしまうものです。

新しい化粧品を買って、最初に使うときには多少緊張するものです。

「肌あれしちゃったらどうしよう・・・」「大丈夫かな・・・」と、思ってしまいます。

でも、1日、2日、1週間使い続けてみて、なんともなくなったら、もう安心してしまいます。

ましてや、12年、5年という長いスパンで使い続けている化粧品ならなおさらです。

その化粧品に対する信頼度は、ゆるぎないものとなるでしょう。

 

しかし、この信頼が、逆にトラブルを招いてしまうかもしれないのです。

結論から言うと、肌に合う化粧品というのは、年齢によって変化していくものです。

だから、何年間も使い続けいて、問題がなかった化粧品でも、ある日を境にそれがトラブルの原因になってしまうこともあるのです。

だからこそ、「化粧品をいつ替えるべきか」ということを考えながら、使うようにしましょう。

 

たとえば、空気の乾燥を感じたとき、しみやしわなどを発見してしまったとき、そんなときは、今使っている化粧品を見直すタイミングです。

ここ最近、何となく肌の調子が悪いな、と感じたら、それは今使っている化粧品が合わなくなってきたせいかもしれません。

 

化粧品を替えると決めたら、次に「新しい化粧品を探す」という難関が待っています。

今使っているものは合わないとして、じゃあ、どんな化粧品なら合うのか。

どんなものなら合わないのか。

これを判断するのは、難しいです。

 

もちろん、肌が真っ赤になったり、カサカサしてしまうようなら、合わないことは一目瞭然です。

とにかく、使用を中止し、適切な処置をしましょう。

 

特に敏感肌の方は、化粧品選びでこういう体験をする機会が多いかもしれません。

最初に使って、どのような変化が出るのか、細心の注意が必要です。

 

でも、肌トラブルが起こるわけでもなく、「なんとなく好みに合わない」「なにかが物足りない」という不満点を指して、合わないと定義することもできます。

あなたの肌が感じた「気付き」ですから、大切にしたいものです。

合う、合わないを判断するときは、表面の感触だけではなく、しっかりなじませたあとの肌状態も確認したいものです。

 

理想は、赤ちゃんのようなもちもちのお肌です。

表面がもちもちで、触ると手が吸いつくような柔らかさと弾力があるお肌を目指したいです。

そんな肌にしてくれる化粧品を探すには、まず自分のベストな肌状態を確認します。

お風呂に入った直後のお肌は、血色が良く、湯気に包まれてしっとりしています。

テカリとは違うつややかさです。

 

この肌を自分の肌としてキープしていくことを目指しましょう。

 

 

肌に合う化粧品はどのようにして決める?

 

お肌に合う化粧品を使えば、今ある悩みを解消しやすくなるし、自分にとってベストな肌状態を保ちやすくなります。

自分のベストな肌状態とは、ゆっくりとお風呂につかり、出てきた直後のお肌を言います。

 

お風呂あがりに、鏡で自分のお肌を確認してみましょう。

まず、血色がいいです。

そして、蒸気にさらされていたので、お肌がしっとりしています。

テカリとは違う、しっとりさです。

 

この肌状態を常に保たせてくれるもの、というテーマで、自分に合う化粧品を探します。

 

化粧品選びをするとき、気になるのがライン。

いろんな化粧品メーカーは、クレンジング、化粧水、美容液、乳液という、スキンケアのフルコースでラインをつくっています。

このラインをトータルで使うと、それぞれの役割を最大限に果たすことができるよう、設計されています。

 

これには、研究者たちが日々研究をしたりして、緻密な計算を行っています。

だから、迷ったら、ラインで選ぶのもありです。

別々のラインから、バラバラに化粧品を選ぶよりも、ラインで使ったほうが、美容効果は高くなります。

 

どちらにしようか迷っているラインがあるなら、まぜこぜにしないで、まずはどちらか一方を、ラインで使ってみましょう。

 

そして、その次にもうひとつをラインで使ってみます。

これで、両方を比較すると、スキンケアの効果を確かめやすくなります。

もちろん、単品使いに全く効果がない、というわけではありません。

例えば、「次はあのラインを使ってみようかな」と思っていたとします。

そして、今使っている化粧品のラインのうち、化粧水だけなくなってしまいました。

ほかのものはまだ残っている。

 

そういうときに、新しいラインの化粧品だけ買い求めてしまうと、たしかにバラバラにはなります。

 

でも、全部が一斉に終わることなんてないわけです。

 

だから、そういうときは、随時チェンジしていくのもオーケーでしょう。

化粧品をミックスして使ったとしても、「危険な化学反応が起こるわけではありませんので、ご安心を。

 

ただし、配合成分によっては、効果が半減してしまうこともあります。

 

たとえば、ビタミンCが、他の化粧品成分に作用し、効果を抑制してしまうことがあります。

 

気になるようなら、メーカーに相談してみると良いでしょう。

新しい化粧品を試すときには、サンプルやお試しセットも活用したいです。

いきなりフルボトルで購入してしまうと、お肌に合わなかったり、期待する効果が得られなかったりしたときに、困ってしまいます。

 

そんなときに、サンプルを活用すれば、使いきりなので、費用も低く抑えられ、次へのチェンジもしやすくなります。

 

雑誌やパンフレットなどを見ても、知識は得られますが、実際に使ってみたときの使用感は、つけてみないとわからないものです。

サンプルやお試しセットは、どんどん活用したいです。

お試しセットは、通常よりも割安に提供されていることが多く、お得です。

 

 

 

 

 

トライアルセットを使って自分に合う化粧品を探す

 

今使っている化粧品が、お肌に合わなくなっていると感じたら、新しい化粧品を探さないといけません。

でも、化粧品はある程度の値段がするものです。

クレンジング、洗顔料、化粧水、美容液、クリームと、トータルでフルボトルを購入してしまうと、合わなかったときに、費やしたお金がムダになってしまいます。

だから、トライアルセットをどんどん活用しましょう。無料でもらえるサンプルなら、なお良いです。

 

サンプルは、試してみることを目的に作られています。

これは具体的に、2つの内容が含まれています。

お肌にトラブルが起こるかどうか確かめる

化粧品をつけたときの感触を実際に確かめてみる

サンプルは1回~2回の使いきりで、すぐになくなってしまいます。

 

だから、「サンプルを使ったくらいで、お肌に合う、合わないは分からない」という意見もあります。

 

それはある意味正しいです。

効果が出るのは、やはり2週間~1ヶ月くらいは使い続けたあとだからです。

新しいものを使うときは、期待感が高まるものです。

でも、1回使っただけで、ずっと悩みだったシミが、すぐに消えた! なんてことは、起こりません。

 

そんな速攻性があるのなら、逆に不安です。

それはそれでこわいです。

サンプルを使ったことで得られる実感としては、

「翌朝の肌がつるんとした」

「肌がしっとりしている」

という翌日の効果です。

 

あるいは、つけてみてすぐ肌トラブルが出るかどうかの確認ですね。

効果をしっかり確かめたいのなら、トライアルセットがおすすめです。

2週間~1ヶ月の長いスパンで、試すことができます。

値段も、通常よりもかなりリーズナブルに設定されています。

シリーズで売られていて、ポーチが無料でついてきたりするのも、うれしい点です。

新しい化粧品の効果をじっくり検証したいのなら、複数のトライアルセットに申し込んでみましょう。

 

トライアルセットやサンプルを使うときは、タイミングも重要になってきます。

どんなものでも、初めて使うときは、未知のものです。

体や肌が付かれているときに、そうした未知の門をつけてしまうと、正確な判断ができなくなってしまうこともあります。

特に肌が不安定になりやすい生理前に、サンプルを使うのはやめましょう。

正確な効果を判定できなくなります。

 

旅行先にサンプルをどっさり持参する人もいますが、これも感心しません。

旅先はハイテンションになっていて、普通の状態とは違います。

そんなときに、初めて使う化粧品のオンパレード、なんてことになってしまうと、正確な判定はできなくなります。

なるべく肌や体調が良いときを選び、付属の説明書もしっかり読んでから、試すのがいいですね。

 

化粧品を選ぶときは、機能だけではなくて、香りとか、ボトルの見た目とか、スキンケアタイムを楽しくさせてくれるような要素も重要視したいです。

使うときも楽しみながら使いたいもの。

ストレスなくスキンケアできれば、それだけキレイに近づきやすくなります。

 

 

基礎化粧品の適量を知る

 

いつものスキンケア化粧品、どれくらいの量を手に取っていますか?

全ての基礎化粧品には、「適量」が示されています。

これは、どのくらい使ったらいいのかを示す目安。

よく、「サクランボ1個くらい」とか、「パール1つ分」などと書かれていますよね。

 

こうした「適量」は、最大公約数的な「適量」で、目安にはなりますが、あなたのオンリーワンの適量ではありません。

 

しわやたるみ、くすみのない美肌をつくるためには、あなただけの適量を知る必要があります。

例えば、雑誌の料理のレシピ通りに料理をつくったとしましょう。

お醤油は大さじ2、みりん小さじ1、など、それぞれの分量が記載されています。

レシピ通りにきっちり計って加えて味付けをしていったけれど、なんだかちょっと、納得いかない味になった。

そんな経験はないでしょうか?

 

つまり、味覚には個人差があるため、適量通りに作ったとしても、自分にとってベストな味になるとは限らないのです。

 

レシピの適量は、個人差を考えず、あくまで「だいたいの人が満足できる量」という意味でしかないのです。

 

まあまあの味にはなるかもしれませんが、「美味しい」とうならせるような味には、なかなかならなかったりします。

そこまで高めるには、自分の好みに合ったプラスαが必要となってくるのです。

基礎化粧品でも、これはまったく同じです。

メーカーが示す適量通りに作ったとしても、なんだか肌状態が納得いかない。

そういうときは、「適量」が「適量」でない可能性があります。

 

化粧品のパッケージや取扱説明書に書かれている適量が、適量でないとき、自分にとっての適量に変えるには、量を増やすか、減らすかの2つの選択肢があります。

 

メーカーが示す適量に満足がいかないのなら、適量を中心として、少しずつ量を増やしたり、減らしたりして、自分のお肌が一番満足する水準を見つけましょう。

 

ひたすら、試し続けるのです。

それでは効率が悪い! というなら、コツもあります。

 

クレンジングや洗顔などの適量探しは、洗うタイプの化粧品となります。

自分の適量を選ぶときは、たいていの場合、「適量」は少なすぎるパターンが多いです。

まずは「適量」より少し、多めにとるようにしましょう。

 

少なめにしてしまうと、肌のすべりが悪くなり、こすったりして肌を傷つけてしまいます。

また、泡立ちが十分でなくなr、逆に肌に負担をかけてしまうことにもなりかねません。

クレンジングや洗顔の泡を、肌にすりこんでしまわないように、肌が直接、肌に触れない量をとって、泡立てるようにしましょう。

 

少なすぎるよりも、多すぎるほうが安心です。

その代わり、すすぎはきちんと行うようにしましょう。

たっぷりのクレンジングをつけてしまい、洗いをざっとすませてしまうと、石けん分が残って、肌への負担になってしまいます。

 

洗うよりも、すすぎのほうに、より長い時間をかけるべきです。

そのとき、鏡を見ながら、石けん分が残らないかチェックするようにしましょう。

 

 

化粧水や美容液の適量を知る

 

毎日何気なく行っているスキンケア。

適量でやっていますか?

適量というのは、基礎化粧品のパッケージや取扱説明書に書いてある「適量」ではありません。

 

「さくらんぼ1個分」とか、「パール1個分」などという風に、書かれていますよね。

これではありません。あなただけの、あなたにとっての適量のことです。

パッケージや取扱説明書に書かれている「適量」は、だいたいの人が、そこそこ満足でいる量、という意味です。

あなたにとって、ベストな効果をもたらしてくれる適切な量、というわけではないのです。

肌にはそれぞれ、独自の肌質があります。

 

同じ量を塗っても、人によって、多すぎたり、少なすぎたりするのです。

せっかくの美容成分でも、その人にとって少なすぎれば、効果は最大限発揮されません。

逆に多すぎると、油分過多になって、テカテカになったり、栄養の摂りすぎで吹き出物が出てしまうかもしれません。

 

その意味でも、自分にとって適量を知ることは、大切なのです。

化粧水や美容液、クリーム、乳液など、スキンケアにはいろいろな化粧品を使うものです。

それぞれで、適量を塗布したいものです。

 

自分にとっての適量を知るためには、パッケージや取扱説明書の「適量」を基本に考えます。

まずは適量の半分に減らしてみましょう。

そして、少しずつ、お肌が満足するまで、量を増やしていきます。

そうすることで、あなたにとっての適量が分かります。

 

化粧水で言うと、まず適量の半分を塗布します。

サクランボ1個分と書かれているなら、サクランボ1/2個分にとどめます。

そして、少しずつ、お肌が満足する状態まで量を増やしていきます。

そのときに大切なのは、それぞれのステップで、十分な時間をとる、ということです。

 

化粧水を塗布したら、次の美容液に進む前に、数分待ちます。

この数分間で、肌の状態が落ち着きます。

そしたら、次の美容液に進みます。

このようにして使っていくと、前に使ったアイテムが十分に浸透した後で、その次の段階の適量を知ることができます。

 

化粧品の適量をテストするときだけではなく、スキンケアをするときはいつでも、この「次のステップまでの数分待ち」を実行していきただきたいです。

この方法が、お手入れを効果的にします。

 

どんな基礎化粧品でも、この方法で行えば、3日~1週間くらいで、自分自身の適量に巡り合えます。

 

こうした方法は、面倒に思えるかもしれません。

でも、自分にとって最適なお手入れの方法を知るためには、面倒でも手間がかかっても、自分のお肌で確かめながら行うのが一番なのです。

 

たとえば、プロの美容部員のところに行って、顔を見せれば、すぐに適量を指摘してくれるわけではありません。

自分のお肌の感触に従う。自分に向き合っていく。

これが、自分のお肌にとって、一番いい方法なのです。

 

大切な自分のお肌のことだからこそ、人に頼らず、自分でベストな方法を見つけてあげたいものですね。

 

 

 

お鍋は冬の定番メニュー

美容

1. 美容鍋でキレイになろう

 

温かい食べ物がおいしい季節になってきました。

冬の食べ物と言えば、鍋ですね。

おいしいし、野菜がたくさんとれてヘルシー、しかもカンタンにつくれる料理なのがうれしいです。

お鍋は冬の定番メニューですが、最近では、寄せ鍋やキムチ鍋以外にも、いろいろな種類のお鍋が登場数量になってきました。

たとえば、豆乳鍋やトマト鍋、コラーゲン鍋などは女性に人気ですよね。

せっかく食べるのなら、おいしいだけではなく、美容にも効果的なものを食べたいものです。

美容鍋として人気の高い、2つのお鍋メニューの特徴、美容効果などをご紹介します。

 

コラーゲン鍋

 

コラーゲンと言えば美肌、美肌と言えばコラーゲン鍋です。

最近では、レストランでコラーゲンボールを鍋に入れるサービスなんかをみかけますよね。

コラーゲンは、細胞や組織を結合させるたんぱく質の1つで、皮下組織では、水分以外の実に70%がコラーゲンでできているんです。

お肌のハリを保たせてくれる成分です。

このコラーゲン、口から食べても、そのまま体に吸収されるわけではないんです。

これ、意外と知られていない事実です。

コラーゲンはたんぱく質なので、そのままの形では分子が大きすぎて、体内に吸収されません。

食べるとコラーゲンは、一度アミノ酸に分解されます。

アミノ酸として体内に吸収されてから、コラーゲンに再合成され、利用されるのです。

ただ、食べ物として摂った分量が、すべて体内の中でコラーゲンに再合成されるわけではありません。

 

そこで、コラーゲン鍋を食べるときにぜひ摂取を意識したいのが、ビタミンCです。

ビタミンCは、体内でコラーゲンを生成する時に必要になる成分です。

体内でコラーゲンはアミノ酸に分解され、酵素の力を借りて、体内でコラーゲンを作ります。

そのとき、ビタミンCがその酵素の働きを助ける役割を担っています。

体内でコラーゲンをスムーズに合成するために、コラーゲン鍋を食べるときは、ビタミンCが多い食材を一緒に食べると効果的になります。

ただ、ビタミンCはとてもこわれやすい成分。

鍋の具材と一緒に煮込んでしまうと、こわれてしまいます。

 

なので、鍋のたれをポン酢にしたりとか、しょうゆとレモン汁を足してみたり、あるいは食後のデザートにミカンなどのデザートとしてビタミンCを摂るようにすると良いでしょう。

 

トマト鍋

 

トマト鍋、流行ってますね。

トマト鍋をすると、シメをリゾットにできるのがおしゃれです。

意外に、トマトは鍋に合うんです。

トマトの栄養成分は、生で食べるよりも加熱したほうが効果が高くなります。

トマトの栄養成分というのは、βカロテンとリコピンです。

とくに、リコピンの効能はすごいです。

リコピンというのは、トマトに含まれる赤い色素。

βカロテンの2倍以上の抗酸化作用があると言われてます。

抗酸化物質にはさまざまな働きがありますが、アンチエイジング効果、紫外線からの肌のダメージを防いでくれる効果などがあります。

トマトのリコピンは、ビタミンEと一緒に取ると効果的です。

カボチャー、アボカド、ホウレンソウなどと一緒に食べるのがおすすめです。

 

2. コラーゲン鍋の美肌効果はすごい

 

寒い季節になると、食べたくなるのが温かいお鍋。

キムチ鍋や寄せ鍋といった、鍋料理の定番以外にも、最近ではトマト鍋、豆乳鍋、カレー鍋、チーズ鍋など、いろいろなお鍋が登場しています。

スーパーマーケットに行くと、いろいろな種類の鍋の素が置いてあって、見ているだけで楽しくなりますよね。

その中でも、女性に人気なのは、なんといってもコラーゲン鍋です。

このコラーゲン鍋について、くわしくみていきましょう。

コラーゲン鍋には「これがコラーゲン鍋だ!」という明確な定義はありません。

しかし、大きく分けると2つあります。

 

コラーゲンを含む様々な食材を入れた鍋

 

鳥の皮、テール肉、軟骨、かき、すっぽん、くらげなど。こうしたコラーゲンを含む食材を鍋の材料として入れ、ぐつぐつ煮込みます。

とてもシンプルですね。

煮込むと、これらの食材からコラーゲンが抽出されて行きます。

 

コラーゲンボールを入れた鍋

 

コラーゲンボールというのは、あらかじめ食材から抽出したコラーゲンをボール状に固めたものです。

1個100円以下という、リーズナブルな料金で入手できます。

このコラーゲンボールを、スープやラーメンなど、さまざまな料理に入れて食べます。

こう考えると、別に鍋じゃなくたっていいんです。

スープを飲む食べ物に、ポンとコラーゲンボールを入れると、コラーゲン鍋と同等の美容効果が得られるというわけです。

これらを食べることで、実際には美肌効果はどれほどあるのでしょうか。

実は、ここに落とし穴があったりします。

コラーゲンを含む鍋を食べたら、そのまま体内でコラーゲンとしてハリ成分の役割を果たすわけではないのです。

 

体内に入ったコラーゲンは一度アミノ酸に分解されます。

それがまたコラーゲンに再合成される場合もあります。

しかし、骨や筋肉、皮膚などに使われることもあるのです。

コラーゲンを体内でたっぷりつくりたいのなら、おすすめはビタミンCと一緒に食べること。

コラーゲンの合成にはビタミンCが必要です。

 

なので、コラーゲン鍋にビタミンCを含む食べ物と一緒に食べると、コラーゲンとして再合成されやすくなるのです。

低分子のコラーゲンを継続的に摂り続けると、老化しにくい体をつくることができると言われています。

また、コラーゲンを摂取すると、肌状態が改善されたというデータもあります。

最近では、摂取したコラーゲンがアミノ酸に分解されず、コラーゲンペプチドとして血液に残ることで、皮膚の下の真皮にはたらきかけ、肌細胞を増やす、という研究結果もあったりします。

このように、いろいろな説があるわけです。

 

しかしいずれにしても、コラーゲン鍋を食べるときは、ビタミンCと一緒に摂取することで、コラーゲン量は増えるということですから、この冬のコラーゲン鍋にみかんは欠かせません。

また、いろいろな食材を組み合わせて、バランスを考えることも大事ですね。

 

3. 鶏のコラーゲン鍋でお肌つるつる

 

冬の定番、お鍋はぜひコラーゲン鍋でどうぞ。鶏肉の皮や骨のまわりには、コラーゲンが多く含まれています。

コラーゲンはお肌の新陳代謝を促進してくれる成分。

脂肪は多いメニューではありますが、その多くは皮に含まれています。

カロリーが気になる場合は、皮を取り除いて食べてもいいでしょう。

ただし、コラーゲンは鶏皮に多く含まれているので、とってしまうとコラーゲン量も減ってしまいます。

美肌のことを考えるのなら、コラーゲン鍋は欠かせません。

具材は少なめの鍋ですが、骨付き鶏肉がいい役目を果たしてくれます。

煮込むと鶏肉のうまみが引き出されます。

つけだれにゆずこしょうと黒コショウを使うのもミソですが、ほかにラー油で食べたりしてもおいしいです。

いろいろなたれで、バリエーションを楽しんでください。

最後に、スープは必ず飲むこと! 

コラーゲンがスープにたっぷり溶け出しています。

ラーメンを入れて、おいしくいただきましょう。

 

材料(4人分)

 

鶏もも肉(骨付き・ぶつ切り)1kg

大根1/2

にんじん1

長ねぎの白い部分1本分

せり1

(スープ)

・水8カップ

・長ねぎの青い部分1本分

・しょうが(皮つき薄切り)45

1/2カップ

薄口しょうゆ大さじ2

塩少々

ゆずこしょう適量

黒こしょう(あらびき)適量

 

作り方

 

鶏肉とスープの材料を鍋に入れ、火にかけます。アクと脂をとりつつ、ゆでましょう。

大根を適度な大きさに切ります。スライサーなどで縦に薄切りにします。

ニンジンを、大根の長さにそろえて切ります。

長ネギは斜め薄切りに、セリは洗って食べやすい長さに切りましょう。

③①のスープをこして、鍋に入れましょう。

鶏肉を戻して、火にかけます。

に建ってきたら、お酒と薄口しょうゆ、塩を加えます。

④③に大根、ニンジン、長ネギを加え、全体がしんなりしてきたら火を止めます。

ゆずこしょうや塩コショウをつけて、召し上がれ。

コラーゲンを食べるときは、ビタミンCと一緒に食べることがおすすめです。

ビタミンCは、体内でコラーゲンを生成するときに不可欠な成分です。

コラーゲンは、食べると一度、アミノ酸に分解されます。

そして、再びコラーゲンに再合成されて、体内でハリ成分としてはたらきます。

もちろん、コラーゲン以外の骨などになってしまう可能性もあります。

なので、少しでもコラーゲンに再合成させやすいように、コラーゲンとビタミンCを一緒に採るといいのです。

ただし、ビタミンCは熱にとても弱いので、ビタミンCを含む野菜などを鍋で煮込んでしまうと、こわれてしまいます。

そうではなくて、ポン酢で鍋を食べたり、食後のデザートにミカンを食べるなどして、ビタミンCを摂取するようにするといいですね。

鶏の手羽先を焼いたのだと、レモン汁をかけると、コラーゲンとビタミンCが一緒に摂れて吸収率が高まりますが、鍋でもそのような配慮が必要です。

 

4. レタスもつ鍋でお肌つるつる

 

寒い季節は、もつ鍋でコラーゲンをたっぷり摂取しましょう。

レタスと一緒に煮込むというのがミソです。

レタスにはβカロテンが多く含まれています。

粘膜を強化し、風邪などの感染症を防ぐ効果が期待できます。

レタスを切ると、乳白色の液が出ますが、これラクッコピコリンという成分で、精神を安定させて、眠りを誘う成分です。

 

寒い冬の夕食をレタスもつ鍋にすると、ぐっすり眠れますよ。

レタスもつ鍋をつくるときは、レタスがしんなりしすぎないようにするのがポイントです。

なるべく大きめにちぎって入れるか、食べる分をその都度、鍋に入れて、食感が残っているうちに食べるといいですね。

 

材料(4人分)

 

もつ(下処理済でゆでたのもの)600g

レタス1

にら2

もやし1

えのきたけ1

(煮汁)

・だし汁(昆布)6カップ

・鶏がらスープの素大さじ1

・にんにく(薄切り)4片分

・しょうが(千切り)1片分

・赤唐辛子(種を取って小口切り)1本分

・酒大さじ2

・みりん大さじ2

・しょうゆ大さじ4

すりごま()適量

 

作り方

 

もつを熱湯でゆで、ざるにあげます。

大きい場合は食べやすく切ります。

レタスを手で大きめにちぎります。

にらは4~5cmの大きさに切ります。

もやしやひげ根をとり、洗って水切りします。

えのきだけは石づきを取ってほぐします。

鍋にだし汁を入れて火にかけます。

煮立ったら煮汁の材料をすべて入れます。

よく混ぜましょう。

のもつを加えて少し火を落とします。

④③が再び煮立ったら、にら、もやし、えのきだけを入れて全体がしんなりしたら、レタスを加えてさっと全体を柔らかくします。

すりごまをかけて、いただきます。

 

もつ鍋は、コラーゲンたっぷりだし、おいしいし、美容効果もあるお鍋です。

もつというのは牛の小腸を使いますが、ウシの他の部位に比べると、だんとつでカロリーが低いという特徴もあります。

つまり、太りにくい。

100g辺りで見ると、カルビは450~500kcal、はらみが350kcal、タン270~340kalに対し、もつは150kcalです。

骨付き鶏肉を使ったコラーゲン鍋に比べると、各段にヘルシーになります。

ご紹介したレタスもつ鍋は、レタスのほかに、唐辛子ともやしを入れますが、これらの美容にいい成分がたっぷり入っています。

唐辛子はカプサイシンで脂肪燃焼効果、もやしにはビタミンCとレシチンが含まれています。

とくに、もつ鍋を食べるときは、ビタミンCの摂取は欠かせません。

ビタミンCには、コラーゲンを体内に吸収しやすくさせてくれるはたらきがあるからです。

唐辛子に入っているカプサイシンが、代謝を上げて、食べたものを消化しやすくなります。

たっぷり食べて、脂肪は体につきにくい、しかもコラーゲンでお肌つるつるということで、申し分のない美容食になります!

 

5. トマト鍋でお肌つるつる

 

寒い季節はお鍋が食べたくなりますが、美容のことを考えるなら、トマト鍋は優秀です。

トマト鍋だと、食後にリゾットにできるのがうれしいですね。

トマトを生のままではなく、煮込んでトマト鍋にすることで、栄養がよくなります。

トマトに含まれるリコピンやβカロテンは、熱を加えたほうが、栄養が効果的になるからです。

トマトのリコピンは脂に溶けやすく、熱に対して安定しています。

油で調理すると、吸収がよくなります。

おすすめは、トマトとオリーブ油の組み合わせ。

抗酸化作用が高い料理になるので、アンチエイジング食としておすすめです。

 

トマト鍋では、ベーコンとタマネギを炒めます。

ベーコンのうまみと、玉ねぎの甘味が引き出されるようになります。

こうしておくと、スープにコクが出て、もっとおいしくなりますよ。

シメは基本、リゾットですが、ゆでたパスタ160gとゆでて、トマトパスタにしてもおいしいですよ。

水分が足りなくなったらチキンスープを加えましょう。

 

材料(4人分)

 

鶏もも肉200g

ベーコン100g

えび中8

キャベツ1/4

玉ねぎ1

しめじ2パック

にんにく2

オリーブ油大さじ1

(煮汁)

・白ワイン1/2カップ

・カットトマト(缶詰)1

・チキンスープ4カップ

・塩少々

・黒こしょう(あらびき)少々

(リゾット)

・ご飯(温かいもの)お茶碗2杯分程(300g)

・卵12

・ピザ用チーズ100g

 

作り方

 

鶏肉を一口大に切りましょう。

ベーコンは1cm幅に切ります。

エビを背ワタと殻を採って、水洗いして水気を拭き取ります。

キャベツはざく切り、玉ねぎは厚さ1㎝の半月切りにります。

しめじは石づきを取って小房に分けます。

にんにくはみじんぎり。

鍋にオリーブオイルとニンニクを入れて、香りが立ったらベーコンとタマネギを入れ、炒めます。

タマネギが透き通って来たら、白ワインを加え、カットトマト、チキンスープを加えて煮込みます。

③②が煮立ったらアク取りします。

塩、こしょうで味を調えます。

鶏肉を加え、さっと火を通します。

えび、キャベツ、しめじの順番に加えて、全体に火が通ったらできあがり。

野菜とお肉を食べ終えたら、シメにリゾットをつくりましょう。

お鍋にご飯を加え、なじんだら、といた卵とチーズを加え、チーズが溶けたら完成です。

 

このほか、美容系鍋としては豆乳鍋もおすすめ。

豆乳というのは、大豆のしぼり汁であり、美肌を作る良質なたんぱく質、ビタミンE、大豆イソフラボン、鉄分が豊富に含まれています。

豆乳の栄養素は、加熱しても成分が壊れにくいです。

なので、鍋にして、スープまで飲むと、豆乳の栄養を丸ごと取れて、ヘルシー&ビューティーです。

 

豆乳には大豆イソフラボンが含まれていますが、これは女性ホルモンと同じ働きをします。

生理痛、冷え性、生理不順などのつらい症状の緩和にも役立ちます。

豆乳はダイエットにも効果的です。

大豆に含まれるサポニンには、脂肪の蓄積をおさえるはたらきがあるのです。

 

肌の潤いを守る3つのバリア機能

美容

美肌にとって何よりも大切なのが、潤いです。

水分がたっぷりとあって潤いに溢れていると、肌は柔らかく弾力があり、透明感に満ちています。

 

また、潤いに溢れた肌は、外敵や有害物質を侵入させず、トラブルにも強いタフな肌でもあります

潤いを守ることは、美容以外にも健康にとっても大切なんですよ。

 

それでは、肌は一体どのような仕組みで潤いを守っているのでしょうか?

 

肌は3重のバリアで水分を保っている

 

肌を健やかに保つためには、肌の内部の水分が出ていかないようにしっかりとキープすることが大切です。

 

そのため、肌の一番上にある角層には水分を守るバリア機能が備わっています

 

水分をキープするためのバリア機能が次の3つです。

 

バリア1 皮脂膜バリア

バリア2 天然保湿因子バリア

バリア3 細胞間脂質バリア

 

肌は、3段階ものバリア機能を備えることで、厳重に水分の流出を阻止しているんですよ。

 

バリア1 皮脂膜バリア

 

まず、肌の表面の最前線で水分をガードしているのが、皮脂膜バリアです。

 

皮脂膜は皮脂や汗などが混ぜってできており、肌全体を薄くコーティングしています。

その薄さはなんと0.5ミクロンとも言われているんですよ。

 

ちなみに1ミクロンは、1mm1000分の1の厚さのことを現しています。

皮脂膜は想像できないほど薄いベールなのです。

 

皮脂膜は、潤いキープ力の5%程度を担当しています。

 

バリア2 天然保湿因子バリア

 

皮脂膜の下で肌の水分をしっかりキャッチしている第2のバリアが天然保湿因子バリアです。

天然保湿因子は、NMFとも呼ばれている成分で、角質の細胞の中にいます

 

体からたくさんの手を出して水分をしっかりと掴んでくれているんですよ。

なんと、天然保湿因子は自分の4倍もの重さの水分を捕まえているとも言われています。

 

天然保湿因子は以下のような複数の物質から構成されています。

 

・アミノ酸:約40%

・ピロリドンカルボン酸:約12%

・乳酸ナトリウム:約12%

・尿素:約7%

 

天然保湿因子は、潤いキープ力の15%程度を担っています

 

バリア3 細胞間脂質バリア

 

肌の潤いをがっちりキープしてくれている最強のバリアが、細胞間脂質バリアです。

なんと潤いキープ力の80%程度も担当しており、潤いのキープには最も重要な成分なんですよ。

 

細胞間脂質は、角層にある角質細胞の間を隙間なく埋めている成分です。

サンドイッチのように上下に積み重なっており、間に水分を挟み込んで閉じ込めてくれています。

このサンドイッチ構造はラメラ構造と呼ばれています

 

細胞間脂質には、次のような成分が含まれています。

 

・セラミド:約50%

・遊離脂肪酸:約20%

・コレステロールエステル:約15%

・コレステロール:約5%

 

3つのバリア機能を維持が美肌の近道

 

残念なことにこの潤いキープの3つのバリア機能は、加齢とともに減少してしまいます。

また、間違ったスキンケアや悪い生活習慣でもバリアに異常が出ます。

美肌を保つためには、この3つのバリア機能を維持するケアが大切なんですよ。

 

 

アウトドア、日焼けを防ぐ効果的な対策とは

美容

1. 日焼はどうしてできるのか

 

海にプールに、山登りにと、外に出る機会が増える季節になりましたね。

外でめいいっぱい遊んで、元気をチャージするのはとても楽しいこと。

 

でも、日焼けには気を付けないといけません。

 

どんなに注意していたとしても、完全に日焼けを防ぐことは、むずかしいのです。

 

だからこそ、アウトドアを楽しんだあとは、日焼けのお手入れをしっかり行わなければいけません。

 

 日焼けというのは、2種類あります。

 

1つは紫外線を浴びて、肌が赤くなるサンバーン

もう1つは、色素沈着が起きるサンタンです。

 

紫外線を浴びると、肌が赤くなってサンバーンとなります。

 

サンバーンは紫外線を浴びて数時間後に現れます。

そのあと、数日でピークがやってきます。

 

これに対して、色素沈着により色が濃くなるサンタンは、日焼けをして数日後にあらわれます。

 

サンタンは、色素細胞がメラニン色素を生成し、色素沈着を起こした状態を言います。

 

サンバーンもつらいけれど、美容を気にする女子にとって、もっとも気になるのはサンタンのほうですね。

 

紫外線を浴びると、メラノサイトという色素細胞から、メラニン色素が生成されます。

生成されたメラニン色素は、まわりの角化細胞に移動します。

そして、基底細胞に行き、その基底細胞のDNAが傷つかないように、帽子のように守ります。

 

メラニン色素を細胞の上にのせるとことで、紫外線を吸収し、肌を守ることができるのです。

わたしたちの体が持つ、有効な防御反応です。

 

色素沈着は、肌のターンオーバーにより通常、角質層から脱落し、もとの肌の色に戻ります。

しかし、紫外線を大量に浴びてしまうと、この脱落がうまくいかなくなります。

一部の色素細胞が、必要がなくなったのに、ずっとメラニンを作り続けてしまうのです。

これがシミ、そばかすとなります。

 

紫外線を浴び続けることにより引き起こされるこわいことは、シミ、そばかすだけではありません。

紫外線は皮膚の弾力を失わせ、お肌を乾燥させます。

それがしわとなります。

 

紫外線によりしみができてしまう、という現象は「光老化」と呼ばれています。

日焼けをしてしまったら、すぐに美白ケアをして、お肌をリセットしたくなるものです。

 

でも、この対処法、実はNGなのです。

 

このとき、肌は軽い日焼け状態になっています。

サンバーンの状態です。

 

こういうときって、いつも使っている化粧品や美容液が、肌にしみやすくなるものです。

これはつまり、紫外線を浴びて、肌が乾燥し、肌のバリア機能が衰えているという証拠です。

 

炎症を起こして、お肌は傷んでいるのです。

 

こういうとき、美白成分のビタミンCをお肌にのせてしまうと、刺激となってしまうことがあります。

炎症を起こしているときには、使わないほうがいいです。

 

サンバーンが落ち着いてきて、肌の受け入れ状態が整ってきてから、美白効果のあるお手入れをスタートさせましょう。

 

日焼けをしたらすぐに美白、ではなく、肌が落ち着いてきてから美白するほうが効果が出やすいです。

 

 

2. 日焼けしてしまったらすぐ行うべきケアとは

 

日焼けをしたら、まずお肌がひりひりしてしまうサンバーンの状態となります。

 

このひりひりが収まって来たら、サンタンという色素沈着の状態に移行します。

美白ケアは、サンタンの状態に移行してから行うと、効果的です。

 

でも、その前のサンバーンの状態で、適切に応急処置をしておくことで、のちのサンタンの状態を回復させやすくなります。

 

サンバーン状態のお手入れは、以下のように行いましょう。

 

~サンバーンのお手入れ~

 

お化粧や汚れを落とす

 

流水で洗い流しながら行います。

洗うと同時に、冷やす効果も得られます。

このとき、なるべく肌への刺激を抑えて行うようにしましょう。

 

せっけんやクレンジングではすすぎをしっかり行う

 

すすぎが不十分だと、クレンジング剤やせっけん分が肌に残って、それが刺激となってしまいます。

 

保湿だけをする

 

このとき、スキンケアでやるのは保湿だけ。

ほかのことは一切行わないようにしましょう。

気になるお肌の状態をケアしたい、と思ったとしても、このときだけは保湿によりサンバーンの改善だけに注力します。

保湿用のローション、美容液、コットンやフェイスマスクなどで、お肌にうるおいを与えます。

 

クリームでふたをする

 

保湿したら、油分のあるクリームや乳液でフタをし、水分を閉じ込めます。

冷やす お肌は熱をもっています。

冷やしたタオルや熱冷却材を使ったりして、お肌の熱をしずめてあげましょう。

 

肌への摩擦や刺激は与えない

 

ゴシゴシこすったりするのは論外ですが、それ以外にも普段の生活で、意外と肌に摩擦を与えてしまっていることがあるので注意です。

とくに、衣服の素材やしめつけには気をつけましょう。

肌にやさしい、コットン素材の服をきて、なるべくゆったりとした、肌への刺激の少ない服装をこころがけます。

 

サンバーンのときは保湿がとても大事です。

保湿にはマスクが使い勝手が良いです。

保湿をするときには、保湿成分を確実に、肌に届けないといけません。

そしてお手入れしたあとも、肌を乾燥させないように注意したいです。

 

マスクを使うと、これが実現できます。

フェイスマスクやコットンにローションをしみこませたマスクを使いましょう。

マスクを肌にのせて510分、肌の上に放置します。

そのあと取り外します。

 

ずっとつけっぱなしにしていると、マスクが乾燥してきて、今度はお肌の水分を吸い取ってしまうので、長期間つけっぱなしにはしないようにしましょう。

 

使用するローション、化粧水は保湿力の高いものを使いましょう。

日焼けで肌に刺激を感じるようなら、敏感肌用のものを使います。

マスクを外したら、肌を最後にしっかりカバーすることも忘れずに。

べたべたするくらいにクリームを塗りましょう。小じわの奥まで届くように、やさしく、丁寧にすりこみます。

 

べたべたが気になるようなら、やわらかいティッシュやタオルでふきとってもオーケーです。

肌を乾燥させないように気をつけることが大切です。

 

 

3. ひりひり日焼けにはワセリンを

 

日焼けをしたら、保湿をすることが大切です。

保湿剤やマスクでとりあえずおさまればいいけれど、たくさん日焼けをしてしまって、これだけではまだ不安・・・というときに、使ってみたいのがワセリンです。

 

ワセリンは保湿力にすぐれています。

これにラップを組み合わせて使います。

 

ワセリンは薬局に売られています。

アトピー性皮膚炎の治療などにも使われる、肌の保護剤です。ドラッグストアでかんたんに手に入るし、そんなに高くありません。

 

日焼けをして、保湿をしたあと、ワセリンを塗ります。

そしてそのうえにラップをかけます。

ラップは肌への刺激を軽減するために効果的です。

 

ワセリンを塗るだけで、肌への乾燥がちゃんと防げているようなら、あえてラップを使う必要はありません。

でも、つけると効果は大です。

 

背中、腕の付け根、足の甲などは、ラップで包みやすいし、広い範囲をガードできるのでおすすめです。

炎症が起きて、熱があるようなときは、直接、濡れたタオルや冷却タオルを肌にあてると、刺激や摩擦を起こしてしまいます。

 

かえって症状を悪化させてしまうおそれがあります。

そこで、ラップをしておけば、お肌のガードになります。

そのうえで冷却材を置くようにしましょう。

 

肌はしっかりガードされているので、冷やしやすくなりますね。

就寝時には、こうしたケア方法が効果的となります。

汗をかいて蒸れてしまわないように、適度に取り替えるとなお良いです。

 

日焼けをしてすぐのときには、美白をすることはできません。

美白ケアの化粧品に含まれているビタミンCなどは、日焼け直後のサンバーンを起こしているお肌に付けると、ひりひりを呼び起こしてしまうおそれがあるためです。

 

でも、日焼け直後に美白がまったくできない、というわけではありません。

外側から、肌に直接美白することはできませんが、体の中から美白することは、できますよね。

 

ぜひ、始めましょう。

 

ビタミンCを食事やサプリメントから、どんどん取り入れてきましょう。

ビタミンCはメラニンの生成を抑えたり、コラーゲンの生成を促したりする作用があります。

 

さらに、活性酸素の生成を抑えたり、肌の活力を高めてくれる作用もあるのです。

どんどん取り入れて、早く日焼けを解消したいですね。肌にとてもいいビタミンCだからこそ、11000㎎は摂取したいです。

 

ローズヒップと一緒に摂取すると、ビタミンCの吸収率が上がるとされています。

日焼けをしたら、そのあとしっかり冷やしたり、保湿したりすることももちろん大切です。

 

でも、それ以上に大切なのは、日焼けをしてしまった部分に、なるべく紫外線を浴びさせないようにすることです。

 

暑い季節につらいかもしれないけれど、なるべく紫外線が当たらないように、厚い生地で、色の濃い服を着るようにしましょう。

 

地肌が出てしまうような場合は、低刺激のサンスクリーンを使ったりすると被害を最小限に抑えられます。

 

 

4. 日焼けのあとのかゆみ対策

 

プールや海にいくと、日焼けはどうしてもしてしまうものです。

日焼けをしたあと、かゆくなってしまうことって、ありますよね。

 

外はかなりの暑さですが、水に浸かると、温度差があるので気持ちいいものです。

浮き輪に乗って体を日焼けさせると、水のつめたさと、温かい日差しとが一緒に楽しめます。

 

しかしその日の夜になると、体が痛くなったり、かゆくなってしまったりします。

すこしくらいかゆいくらいなら、ガマンもできますが、だんだんとかゆみが強くなってしまうことがあります。

 

薬局でかゆみどめの薬を買って、塗らないといけなくなったりします。

日焼けのあとにかゆくなるのは、皮膚に熱がこもって、その後一気に冷めることで、引き起こされます。

 

これを防ぐためには、海やプールに入る前に日焼け止めのクリームを塗付し、時間ごとに日陰に入ったりして、ずっと日光に当たらないようにしないといけません。

 

冷静にちゃんと行動できればいいのですが、楽しさのあまり、こうしたことをつい忘れてしまうと、あとでつらいかゆみにさらされてしまうことになります。

 

かゆみは1週間程度、続くものです。

このあとになってくると、だんだんと落ち着いてくるものですが、できればかゆみを起こさないでいたいですよね。

 

過剰に紫外線を浴びてしまうと、日焼けになります。

そのあとに、かゆみが起きたりします。

 

日焼けによるかゆみは、肌が紫外線によりダメージを受けて、乾燥してしまうことも原因のひとつとなります。

 

だから、日焼けをしてしまった部分を、ボディクリームや保湿剤などで、しっかり保湿することで、かゆみを抑えやすくなります。

 

保湿をすると、お肌にうるおいがもたらされます。

これで、かゆみがおさまることがあるのです。

 

お肌のケアでは、保湿がとても大事です。

肌が熱をもって、かゆみもあるときは、軽いやけど状態になっています。

ほてっているお肌をクールダウンさせましょう。

 

濡らしてから硬くしぼり、冷蔵庫で冷たくひやしたタオルを、日焼け部分にやさしく抑えます。

そうすると、熱がとれると同時に、かゆみもおさまることがあります。

 

日焼けをしてから数日たつと、皮が剥がれてきます。

このときにかゆいと感じる人もいます。

そんなときは、かゆいからとかきむしってしまっていては、皮膚が傷ついてしまうだけです。

 

これがもとで、傷になってしまったり、しみができやすくなってしまったりします。

炎症が悪化してしまい、ひどい状態になってしまうおそれもあります。

 

かゆくても、かいてしまうのはいけません。我慢して耐えましょう。

そして、皮膚も無理にめくらずに、自然に任せて、はがれるのを待ちます。

お風呂で体を洗うときも、こすりすぎないようにしましょう。

 

かゆいときには、かいてしまわないようにして、かわりにしっかり冷やしたり、保湿したりするようにしましょう。

そうすると、次第にかゆみが和らいでくるものです。

 

 

5. 知らないうちに日焼けしてしまう!?

 

日焼けというのは、年を取るにしたがって、元に色が戻りにくくなります。

 

日差しがそれほど強くないときなのに、車を運転しただけでも、夜になると、顔や腕がひりひりしてしまうことがあります。

 

この自覚症状が出てはじめて、日焼けをしてしまったと気づくのです。

 

とくに若いときは、日焼けに対しての対処をおこたりがちになります。

 

日焼け止めを使うどころか、逆にサンオイルを塗っていたりして・・・。

 

しかも、そのサンオイルさえ、塗るのを忘れていたりすることがあるものです。

とにかく、海についたら「海だ!楽しい!」というので気持ちがいっぱいになってしまって、それ以外は考えられなくなるのです。

 

でも、そのままうとうとしてしまったら、起きたときが大変です。

そのときは痛いという自覚症状もなく、楽しく海に入ったりして、遊んでいたりしてしまいがちです。

 

しかし時間が経つと、皮膚が痛いという自覚症状が出てきます。

 

赤みもましていきます。

夕方になって、晩御飯を食べるころには痛みで食事がのどを通らなくなってしまうくらいになるかもしれません。

 

そうなるまえに、まず予防策をとり、日焼けをしてしまったらすぐに対処をしておきたいものです。

 

日焼けというのは、日差しが強い日には、おのずと自衛本能もはたらきやすいですが、そうでないときでも、意外と紫外線が強い日はあるので、気を付けたいです。

 

気温が低い日だったりすると、それだけで紫外線も弱いような気になってしまったりします。

 

しかし、お天気に関係なく、夏は紫外線が強いのですから、いつも気を付けておかないと、あとで大変なことになってしまいます。

 

日焼けをしてしまったと感じる自覚症状には、肌が赤くなったり、ひりひり感があったり、熱を帯びている、というのが一番多いでしょう。

 

時間が経てば治るものですが、きちんとケアしないと、メラニンが生成されて、それがシミやそばかすの原因となってしまいます。

 

日焼けをするのは、お肌だけではありません。

 

目も紫外線の影響を受けやすいです。

 

目は紫外線の影響をとても受けやすい部分なのです。

 

目が日焼けしてしまったときの自覚症状としては、充血したり、しぱしぱしたりして、目に違和感があったりするなどの症状があります。

目はいつも、涙が分泌されています。

 

だから、ほうっておいてもそのうち治ってきます。

しかし、あとのことを考えるのなら、放置するのではなく、ケアをしておきたいです。

 

目の日焼け用の目薬が市販されています。

これをつけることで、目の日焼けからの症状を緩和することができます。

 

目薬を使えば、有効成分がはたらいて、目がうるおいます。

だから、違和感を改善しやすくなるのです。

 

日焼けをすると、水分が蒸発しやすくなります。

 

これが、お肌や目の乾燥を招いてしまいます。

日焼けをしてしまいそうなとき、してしまったときは、水分をこまめに補給することを忘れないようにしましょう。

 

お茶よりもスポーツドリンクのほうが、体から失われたミネラル、水分を補給しやすくなります。