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紫外線対策に役立てよう!正しい日傘の選び方、正しいサングラスの選び方

美容

1. その日傘大丈夫?UV対策のための日傘の選び方

 

今や女性の夏の必需品となっているのが、日傘です。
日傘を使うことで、肌に届く紫外線の量をカットすることができます。

ここで迷うのが、どのような日傘を買えばより効果的に紫外線をカットできるかという選び方のポイントです。
実は日傘の選び方を間違えると、紫外線カットに効果が得られなかったり、逆に紫外線を肌に寄せつけてしまうこともあるんですよ。

それでは、どのポイントに注意して日傘を選べばよいのでしょうか?

 

★遮光率ではなく紫外線カット率を見る

日傘には大きく、「日よけ」と「紫外線カット」の2つの目的があります。

日よけが目的の日傘は、夏の暑い日差しを遮って涼しさを得るために使います。
一方で、紫外線カットは、紫外線による日焼けやシミを予防するために使います。

ここで重要なのが、日よけと紫外線カットでは、日傘を選ぶときの指標が変わるということです。
日傘には主に遮光率と紫外線カット率の2つの指標があります。

 

・遮光率

可視光線をカットして影を作る機能のことを指します。

 

・紫外線カット率

紫外線をカットして、日焼けやシミを防止する機能のことを指します。

 

つまり、紫外線対策のためには、遮光率ではなく、紫外線カット率が高いものを選ばなければならないのです。

 

★色は黒色かシルバーを選ぶ

日傘選びで一番迷ってしまうのが、色ですよね。
最近では日傘でも様々な色が出ているので、自分の好みの色を購入する方も多いでしょう。

 

ですが、紫外線カットを一番に考えるのであれば、黒またはシルバーがおすすめです。

黒は、紫外線を吸収してくれて肌に紫外線が届かないようにしてくれます。
しかし、黒は熱も吸収してしまうため、日傘の中が暑くなってしまうという欠点があります。

一方で、シルバーは太陽の光を反射させて紫外線の侵入を防いでくれます。
さらに、太陽の光を反射するので、日傘の内側が暑くなりにくいという嬉しい特徴もあります。

 

★内側の色にも注意する

日傘の色を選ぶときに、もう一つ注意してほしいのが、日傘の内側の色です。

よく外側が黒色で内側がシルバーの日傘を見かけますよね。

実は、この組み合わせは紫外線対策には良くないんですよ。

内側の色がシルバーだと、地面に反射された紫外線が日傘の内側でさらに反射して、顔に集まってしまいます。
自ら肌に紫外線を集めているのと同じなのです。

 

地面からの照り返しの紫外線を防ぐためには、内側が黒色の日傘がベストです。
つまり、外側がシルバーで内側が黒色の日傘が、紫外線対策には一番効果的なんですよ。

 

★生地は厚めを選ぶ

日傘の中には、可愛らしいレースの素材のものも多いですよね。
しかし、紫外線対策の視点からはレース素材の日傘はおすすめできません。

レースのように生地の目が粗い素材は、紫外線を通やしすいのです。

一方で、紫外線を通しにくいのは、目が詰まった厚めの生地です。
紫外線対策をしたいときは、生地の織り方にも注目してみてくださいね。

 

2. 目からの紫外線に注意しよう

 

化粧もしっかりして、日焼け止めの使い方もばっちり!
なのに、肌が日焼けしてシミが増えていく・・・
このような不思議な現象にお悩みではないですか?

実は、肌の紫外線対策を完璧にしていても、日焼けしてシミが増えることがあります。
紫外線対策には、思わぬ落とし穴が潜んでいるんですよ。

 

★目からも紫外線が取り込まれる

紫外線対策の落とし穴とは、ずばり「目」です。
体の表面は髪や肌に覆われて守られています。

しかし、唯一体毛や肌で守られていない部分があるのです。
それが、「目」です。
実は、紫外線は肌だけではなく、目からも体の中に入ってくるんですよ。

 

★目に強い紫外線を受け続けると失明の危険も

それでは、目に紫外線を受けるとどのようなことが起こるのでしょうか?

紫外線は、網膜や水晶体など目の組織に大きなダメージを与えます。

そのため、長時間の外出やスポーツで目に紫外線を浴びつづけると、様々な目の病気になり、失明のリスクも高くなってしまうんですよ。

紫外線が原因で起こる目の病気には、以下のようなものが挙げられます。

 

・白内障(はくないしょう)

白内障とは、水晶体が白く濁って視力が低下してしまう病気です。
紫外線の量が多い場所では白内障にかかる人が多く、このことからも紫外線が白内障の原因になると考えられています。

 

・加齢黄斑変性(かれいおうはんへんせい)

黄斑とは、目の奥にある網膜の中心の部分で、物を見るときに必要な場所です。
この黄斑が変性してしまうと、中心が見えなくなったり、物が歪んで見えたり、一部が欠けて見えるようになります。

加齢黄斑変性は、加齢や喫煙だけではなく、紫外線で網膜がダメージを受けることでも発症します。

 

・翼状片(よくじょうへん)

翼状片とは、白目が紫外線によってダメージを受けた結果、白目の細胞が異常に増えて黒目にまで侵入してくる病気です。
視力の低下や、ドライアイ、眼精疲労などの症状が起こります。

 

★目から入った紫外線はシミを作る!

そして、目に降り注いだ紫外線は美容にも悪い影響を与えます。
目と肌は一見すると、関係なさそうに見えますよね。

しかし、そこに大きな落とし穴があるのです。
目から入った紫外線は、肌を日焼けさせ、シミを増やしてしまうんですよ。

 

★目からの紫外線でシミができるメカニズム

それでは、どうして目からの紫外線で肌にシミができてしまうのでしょうか?
目から入った紫外線でシミができるメカニズムは以下の通りです。

 

1. 目から入った紫外線は、目の奥にある網膜に当たります。

2. 網膜にはたくさんの神経が集まっており、紫外線の侵入を感知した神経が脳に「紫外線が入ってきた」と情報を伝えます。

3. すると脳から「紫外線から体を守れ」という司令が、肌の細胞にまで出されます。

4. 肌は紫外線の害から細胞を守るために、メラニン色素をたくさん出すようになります。

5. メラニン色素が蓄積すると、シミが肌に表れます。

 

つまり、目から紫外線を浴び続けていると、脳からの司令で肌ではせっせとシミの素になるメラニン色素が作られてしまうのです。

 

★目の紫外線対策も忘れずに

紫外線によってシミを作らせないためには、肌をガードするだけではダメです。
シミをこれ以上増やさないためにも、これからは目の紫外線対策も忘れずに行ってくださいね。

 

3. 黒いサングラスはダメ?!目の正しい紫外線対策

 

紫外線対策は肌だけではなく、目からの紫外線もブロックすることが大切です。
目の紫外線対策で真っ先に思いつくのが、サングラスですよね。

しかし、サングラスは選び方によっては逆効果になり、目をより一層紫外線の攻撃にさらしてしまう場合があるんですよ。
そこで今回は、サングラスの正しい選び方や注意点についてお伝えします。

 

★黒いサングラスは紫外線対策に逆効果

日よけのサングラスと聞いてすぐに連想するのが、黒いサングラスです。

サングラスは色が濃いほど、光をシャットアウトしてくれるため、紫外線対策にも黒いサングラスが効果的だと思っていませんか?

 

実は黒いサングラスは、目の紫外線対策にはマイナスになってしまうんですよ。

目の瞳孔は、周囲が暗くなると大きく開きます。
つまり、黒いサングラスをかけると、瞳孔が開いて、紫外線が目の中に入りやすくなってしまうのです。

特にUVカット効果のない黒いサングラスは、危険です。
紫外線をブロックするどころか、目を大量の紫外線にさらしてしまいます。

 

★紫外線対策のサングラスの選び方

それでは、どのようなサングラスを選べば目から紫外線が入るのをブロックできるのでしょうか?

 

ポイントは次の3つです。

 

ポイント① UVカット効果のあるレンズを使っている

サングラスを選ぶときは、UVカット加工をしているレンズを使っているものを選びましょう
紫外線をブロックする効果のないサングラスは、逆効果になってしまうので注意してくださいね。

コンタクトをしている方は、UVカット効果のあるコンタクトを使用すればより強力に紫外線から目を守れますよ。

 

ポイント② レンズが大きく目をしっかり覆える

サングラスで紫外線対策をするときに忘れてはいけないのが、側面から入ってくる紫外線です。

レンズが小さいなど、目とサングラスの隙間が大きいと、横から紫外線が入ってきます。
横から入った紫外線はサングラスの内側に反射して目に集まります。
つまり、隙間のあるサングラスは、逆効果になってしまうのです。

 

サングラスを選ぶときは、目をしっかり覆う形やレンズが大きいものを選びましょう。

 

ポイント③ レンズの色が薄い

前述した通り、レンズの色が濃いほど瞳孔が開いて、より多くの紫外線を体内に取り込むようになります。
サングラスを選ぶときは、レンズの色が薄いものを選んでくださいね。

 

★帽子や日傘も活用しよう!

目から紫外線が入らないようにするためには、帽子や日傘も効果的です。
帽子はキャップではなく、ハットでつばの広いものがおすすめです。

サングラスやコンタクトに加え、帽子や日傘を活用することで、より一層紫外線から目を守ることができますよ。

 

 

4. 天然のサングラス!ルテインで紫外線対策

 

紫外線から肌や目を守るためには、日焼け止めやサングラスなどの外からの防御は必須です。
しかし、外からの防御だけでは体の中に入った紫外線に対抗できません。

そこで必要になるのが、体の中からの紫外線対策です。
実は、体内に入った紫外線と闘ってくれる頼もしい栄養素が身近に存在するんですよ。

その栄養素が、ルテインです。

 

★ルテインってどんな物質なの?

ルテインはカロテノイドと呼ばれる物質の一つで、野菜などの黄色を示す天然色素です。

緑黄色野菜にたくさん含まれており、以下の野菜を食べることでルテインを取り入れることができます。

 

・にんじん

・ほうれん草

・ケール

・とうもろこし

・かぼちゃ

・ちりめんキャベツ

 

特に、ケールには他の野菜と比べて突出してルテインが多く含まれています
ケールは苦味が強いので、青汁などを利用するといいでしょう。

 

★ルテインは紫外線から目を守っている

ルテインは、体の様々な部分に存在していますが、特に目に多く分布し、目の健康を守ってくれています。
ルテインには、大きく2つの働きがあります。

 

・紫外線や青色光をブロックする

ルテインには、目に入ってきた紫外線や青色光などの有害な光を吸収して、目の細胞を守る働きがあります。
そのため、ルテインは「天然のサングラス」とも呼ばれているんですよ。

 

・活性酸素を除去する

そして、ルテインのもう一つ重要な働きが、活性酸素を取り除く働きです。

紫外線や青色光が体内に入ると、体の中では活性酸素が発生します。
活性酸素は細胞を傷付けて病気やがんを引き起こす原因になるだけではなく、肌を老化させます。

テインには、非常に強力は抗酸化作用があり、活性酸素から細胞を守ってくれるのです。

 

★ルテインは肌でも活躍している

ルテインは、目だけではなく、肌にも存在しています。
肌に存在するルテインも、紫外線をブロックして、紫外線によって発生した活性酸素を取り除いてくれます
ルテインは、体の中で日焼け止めのような役割を担ってくれているんですよ。

さらに、目のルテインが紫外線をブロックしてくれることで、目から入る紫外線によってシミが出来るのを防ぐこともできます。
ルテインは、目と肌の両方からシミを予防する頼もしい成分なんですよ。

 

★ルテインは加齢により減少する

天然のサングラスとして紫外線から体を守ってくれるルテインには、一つ欠点があります。
それが、加齢によって減少してしまうことです。

ルテインは体の中で作ることができないため、緑黄色野菜などからしっかり補給しないと、年齢とともに減ってしまい、紫外線への防御能力が低下してしまうのです。

 

★ルテインを摂るならほうれん草のソテーがおすすめ

年齢とともに減少してしまうルテインは、1日あたり6~10mg程度摂ることが勧められています。
ルテインは野菜の中でもケールに多く含まれますが、青汁やケールの苦味が苦手な方も多いでしょう。

そこでおすすめなのが、ほうれん草です。
ほうれん草はケールの次にルテインが多く含まれ、品種によって差がありますが、ほうれん草100gで約10mg程度のルテインが含まれています。

ルテインは生で食べるよりも、油で調理した方が吸収率がよくなるので、良質な油でほうれん草を炒めて食べると効果的ですよ。

 

5. 紫外線で増えた活性酸素が肌をボロボロにする

 

「紫外線を浴びたら肌が日焼けをするだけ」と思っていませんか?
色が黒くなったり赤くなるだけと油断していると、数年後、後悔することになりますよ。

実は紫外線は日焼けよりも深刻なダメージを肌に与えます。
少しの油断が美肌だけでなく、健康さえも奪ってしまうのです。

その黒幕が「活性酸素」です。
今回は活性酸素と紫外線の恐ろしい関係についてお伝えします。

 

★紫外線は体内の活性酸素を増やす

紫外線は人の体にとって、有害な働きを持っています。
そのため、紫外線を浴びると、体を守る防御システムが稼動します。

この体を守るための防御システムの一つが、活性酸素です。

活性酸素は、不安定な形をしており、自分自身を安定化させるために様々な物質や細胞にくっつきます。
そして、くっついた相手の性質を強力なエネルギーによって変えてしまうのです。

この活性酸素の働きを酸化と呼びます。

 

酸化とは、簡単にいえば金属などが錆びる現象のことです。

活性酸素は、菌やウイルスの侵入、紫外線など有害な物質が体内に入ると、この酸化作用によって、悪者を錆びつかせて退治してくれているんですよ。

 

★増えすぎた活性酸素はシミを作る

紫外線に当たりすぎると、体内の活性酸素はどんどんと増えていきます。
すると、活性酸素は体内に侵入した悪者だけではなく、体の細胞や必要な物質まで錆びつかせるようになります。

 

そのまま活性酸素の暴走を放置していると、細胞がダメになってしまいますよね。

 

そこで、登場するのが、メラニンです。

活性酸素が増えると、メラノサイトと呼ばれる細胞が、せっせとメラニン色素を作り始めます。

実は、メラニン色素には活性酸素から肌の細胞を守る働きがあるんですよ。

 

つまり、紫外線にあたり続けていると、体の中の活性酸素が増えて暴動を起こすようになり、活性酸素から細胞を守るためにメラニン色素がどんどん増え、シミが出来てしまうのです。

 

★活性酸素は肌からハリを奪う

紫外線によって増えた活性酸素は、肌にシミを作るだけではなく、肌からハリまで奪います。

肌のハリは、肌の奥深くに存在しているコラーゲンの層によって支えられています。
コラーゲンの弾力がなくなると、肌はハリを失ってシワが増えるんですよ。

 

活性酸素は、細胞だけではなく、コラーゲンも攻撃します。
活性酸素によって酸化されたコラーゲンは、形が壊れ、弾力を失ってしまうのです。

 

さらに、コラーゲンは肌の土台でもあります。
土台が壊れることで、肌全体の働きが低下し、老化が加速します。

 

★活性酸素は肌細胞のDNAも傷つける

活性酸素の攻撃はさらに留まることを知りません。
細胞を攻撃し始めた活性酸素は、なんと、細胞のDNAまで傷つけるようになります。

 

DNAには、細胞を正確に作ったり細胞を正常に働かせるための設計図が書かれています。
DNAという設計図が破壊されることで、細胞に異常が発生し、がん細胞が出来てしまいます。
紫外線を浴びすぎると、活性酸素によって皮膚がんなどのリスクが高まってしまうんですよ。

 

★紫外線を浴びたら体の内側からのケアが必要

紫外線を浴びた肌の内部では、活性酸素との闘いが繰り広げられています。
活性酸素によってシミやシワ、皮膚がんを発生させないためにも、活性酸素を取り除くケアが大切です。

 

活性酸素は、野菜や果物に多く含まれる抗酸化作用のある物質を取り入れることで取り除くことができます
紫外線を浴びたときは、積極的に抗酸化成分によって体の内側からのケアをしてくださいね。

 

ビタミンで紫外線対策を! 効率的なビタミンの摂取方法

サプリメント - 美容

1. ビタミンACEで紫外線対策

 

紫外線対策で大切なのが、体の中で増えた活性酸素の除去です。
美肌を保つためには、積極的に抗酸化物質をとることが大切なんですよ。

そこで今回は、抗酸化物質の中でも特に美肌に効果的なビタミンACE(エース)の働きや効果についてお伝えします。

 

★体の抗酸化力は加齢によって衰える

活性酸素は、体を守るために必要ですが、増えすぎると逆に細胞を攻撃するようになり、老化や健康に悪影響を与えます。
紫外線やストレス、喫煙、食品添加物の摂りすぎなどで、活性酸素は大量に増えてしまうんですよ。

そのため、体の中には、増えすぎた活性酸素を取り除くシステムがもともと備わっています。
しかし、この活性酸素を取り除くシステムは、30代を境に低下していきます。

つまり、肌や体を活性酸素から守るためには、積極的に活性酸素を取り除く抗酸化物質を食べることが大切なのです。

 

★ビタミンACE(エース)は美肌を育む抗酸化物質

抗酸化物質には様々な成分がありますが、特に美肌に効果を発揮するのが、ビタミンACEです。
ビタミンACEは、ビタミンA・ビタミンC・ビタミンEの3つのビタミンのことを指します。

 

ビタミンAの前駆体であるβ-カロテンとビタミンC、ビタミンEには、活性酸素を強力に除去する働きがあり、抗酸化ビタミンとも呼ばれているんですよ。

 

それだけではなく、これら3つの抗酸化ビタミンには、以下のように美肌を維持するための働きが秘められています。

 

・ビタミンAの効果

ビタミンAは肌や粘膜を健康に保つために、必要なビタミンです。
ビタミンAを過不足なく摂ることで、潤った健康的な肌を保つことができます。

 

・ビタミンCの効果

ビタミンCは、コラーゲンを作るときに必要なビタミンです。
また、シミを予防したり目立たなくする働きもあります。
肌のハリツヤや美白を維持するために、積極的に摂りたいビタミンなんですよ。

 

・ビタミンEの効果

ビタミンEは、「若返りのビタミン」とも呼ばれており、美肌だけではなく、老化防止や不妊改善などに効果を発揮します。
血流を良くする働きがあるため、肌の生まれ変わりを活性化し、透明感のある美肌を育んでくれます

 

★ビタミンACEは一緒に摂ることが重要

ビタミンACEで紫外線対策をし、美肌を育むためには、「一緒に摂る」ことが大切です。
ビタミンACEは、一緒に摂ることで効果が高まり、より効率よく活性酸素を除去できるんですよ。

 

・ビタミンACEは働く場所が異なる

ビタミンACEは、働く場所がそれぞれ異なります。
ビタミンCは、水に溶ける性質があるため、主に血液や体液、細胞の中で働きます。

一方で、油に溶けるビタミンAとEは細胞膜などで主に働き、ビタミンAはさらに核内で働くこともできます。
このように働く場所が違う抗酸化ビタミンを一緒に摂ることで、より効率よく体内の活性酸素を取り除けるんですよ。

 

・ビタミンACEは協力し合って働く

ビタミンACEは、協力し合って働いています。

ビタミンEは活性酸素にくっついて、活性酸素を無毒化します。
実は、ビタミンCには、働いた後の使い物にならなくなったビタミンEを復活させる作用があるんですよ。

また、ビタミンAの前駆体であるβ-カロテンは、紫外線によって発生する一重項酸素と呼ばれる強力な活性酸素を除去する働きに優れています。

ビタミンACEはそれぞれ得意不得意が異なり、様々な働き方をすることで、お互いの抗酸化作用を高めているのです。

 

★ビタミンACEを一気に摂れる食材

ビタミンACEを一気に摂れる食材には、以下のものが挙げられます。

・かぼちゃ
・ピーマン
・ブロッコリー

緑黄色野菜に豊富に含まれているので、積極的に野菜を食べてくださいね

 

2. ビタミンAを効率よくとる方法と注意点

 

ビタミンAは、肌と粘膜を健康に保ち、美肌を育んでくれる動物性ビタミンです。
実は、ビタミンAには大きく2つのタイプがあり、摂取するときに注意が必要なんですよ。
そこで今回は、ビタミンAを効率よく摂るための方法と注意点についてお伝えします。

 

★ビタミンAは動物性と植物性がある

ビタミンAには、動物由来のものと植物由来のものの2タイプがあります。

レバーなどの動物性の食品に多く含まれるビタミンAは、レチノールと呼ばれています

一方で、緑黄色野菜などにもビタミンAは含まれています。
植物性の食品に含まれるビタミンAは、カロテンと呼ばれており、にんじんなどの野菜の色を出す成分として知られています。

 

★カロテンは必要な分だけビタミンAになる

カロテンはプロビタミンAと呼ばれており、体の中に入るとビタミンAに変換されます。

ここで注目したいのが、食べたカロテンの一部のみがビタミンAに変わるという点です。
カロテンは、必要な分だけ体の中でビタミンAに変えられるんですよ。

つまり、カロテンをたくさん摂っても過剰による副作用の心配はないのです。

 

★動物性と植物性を半分ずつ摂ろう!

一方で、動物性食品に多く含まれるレチノールは、肝臓に蓄積される性質があります。
そのため、レチノールを摂りすぎると、以下のような副作用が引き起こってしまいます。

 

・肝臓肥大
・頭痛
・吐き気
・脱毛

 

しかし、レバーなどの動物性の食品には、野菜よりも豊富な量のビタミンAが含まれているので、ビタミンAの重要な供給源でもあります。

過剰摂取による副作用を避けるためにも、動物性のレチノールと植物性のカロテンを半々ずつ摂るようにしましょう。

 

★ビタミンAは油と一緒に摂る

ビタミンAを効率よく摂るためには、油と一緒に食べるようにしましょう。

ビタミンAは脂溶性ビタミンの一つで、油に溶ける性質があります。
そのため、油と一緒に食べることで、体の中に吸収されやすくなるんですよ。

 

一方で、ビタミンAは熱に少し弱い特徴があります。

 

ビタミンAを摂るときは、高温で長時間調理することは控えて、油で炒めたり、油を使ったドレッシングをかけて食べたりすると、効率よく摂れますよ。

 

★ビタミンAの摂取目安量

ビタミンAの量は、レチノール活性当量といって、カロテンなどをレチノールの量に換算して表します。
ビタミンAの1日あたりの摂取目安量は、以下の通りです。

 

・成人の男性:850μgRAE
・成人の女性:650μgRAE

 

ビタミンAは、前述した通り、過剰摂取に気をつけなければいけません
副作用を起こさないビタミンAの上限量は、2700μgRAEです。

 

★ビタミンAを多く含む食品

最後に、ビタミンAを効率よく摂れる食品をご紹介します。
ビタミンAを多く含む食品と、食品100gあたりのビタミンAの含有量(レチノール活性当量)は以下の通りです。

 

・豚のスモークレバー 17000μgRAE
・にわとり 生レバー 14000μgRAE
・味付けのり(あまのり) 2700μgRAE
・抹茶 2400μgRAE
・パセリ(乾燥) 2300μgRAE
・玉露 1800μgRAE
・うなぎの蒲焼き 1500μgRAE
・にんじん(油炒め) 1000μgRAE
・モロヘイヤ(生) 840μgRAE

 

動物性のレチノールを摂る場合はレバーやうなぎを、植物性のカロテンを摂る場合はにんじんやのり、モロヘイヤなどを食べるとよいでしょう。

また、お茶類にも豊富に含まれているので、お茶を飲む習慣をつけるといいですね。

 

3. ビタミンCを効率よくとる方法と注意点

 

ビタミンCはシミを防いで肌を美白してくれるだけではなく、コラーゲンの合成をサポートして肌のハリを保ってくれる優秀な美容成分です。

ビタミンCは塗っても食べても美容に効果的ですが、食べる場合、いくつかのポイントを守らないと効率よく摂れません。

そこで、今回はビタミンCを効率よくとる方法と注意点についてお伝えします。

 

★ビタミンCはすばやく調理する

ビタミンCは水溶性ビタミンの一つであり、水に溶け出る特徴があります。
そのため、水に長い間浸したり、茹でたりすると、ビタミンCが抜け落ちてしまいます。

 

ビタミンCをしっかり摂るためには、すばやい調理が大切です。

 

野菜や果物を洗うときは手早く洗いましょう。
加熱も短時間におさめ、茹でた場合はスープなどにして茹で汁も飲むようにしてくださいね。

 

★ビタミンCはこまめに摂る

ビタミンCは一気に大量に摂っても、しっかりと吸収できませんし、必要量以外は体の外に排泄されてしまいます。
また、摂ったビタミンCは体の中に貯蔵することができず、数時間で尿と一緒に出てしまいます。

そのため、ビタミンCは一気に摂るよりも、少量ずつに分けてこまめに摂る方が、効率よく働かせることができるんですよ。

 

★ビタミンCは朝と夜に摂る

ビタミンCを摂るタイミングとしては、朝と夜がおすすめです。

朝にビタミンCを摂ることで、紫外線によって増える活性酸素から肌を守ることができます。

 

また、夜寝る前に摂ると、ビタミンCをより長く体内に留めて、コラーゲンの合成をサポートすることができるんですよ。

 

どうしても1日に1回しかビタミンCを摂れないのであれば、より体内に留まる夜寝る前がおすすめですよ。

 

★ビタミンCは食後に摂る

ビタミンCは食前よりも食後に摂るようにしましょう。
お腹が空いている食前に摂ると、ビタミンCはスピーディーに吸収され、スピーディーに排出されてしまいます。

 

食後のお腹がいっぱいのときに摂ることで、吸収も排出もゆっくり行われるようになり、より効率よく体の中に取り入れられるんですよ。

 

★ビタミンCはビタミンPと一緒に摂る

ビタミンCの働きをサポートしてくれる成分があります。
それが、ビタミンPです。

 

ビタミンPはビタミンではなく、ポリフェノールの一つです。
ビタミンCを安定させて、ビタミンCの働きを増強してくれる効果があるんですよ。

 

ビタミンPには、みかんなどの柑橘類に多く含まれるヘスペリジンや、そばに多く含まれるルチンなどが挙げられます。

 

ビタミンCを摂るときは、ビタミンPが含まれる食品も一緒に摂るようにするといいですよ。

 

★ビタミンCの摂取目安量

ビタミンCの1日あたりの摂取目安量は、男女ともに100mgです。

しかし、以下の習慣がある人はビタミンCが消耗されやすいので、より積極的に摂るようにしてください。

 

・喫煙
・飲酒
・ストレスが多い
・激しい運動をする

 

★ビタミンCを多く含む食品

最後に、ビタミンCを豊富に含む食品をご紹介します。
ビタミンCを多く含む食品と、食品100gあたりのビタミンCの含有量は以下の通りです。

 

・ケール(青汁) 1100mg
・パセリ(乾燥) 820mg
・せん茶 260mg
・グァバ 220mg
・焼きのり 210mg
・赤ピーマ(炒め) 180mg
・芽キャベツ(生) 160mg
・ゴールドキウイ 140mg
・アセロラジュース(果汁10%) 120mg

 

ビタミンCは果物に多いというイメージがありますが、ピーマンやお茶からも多く摂ることができるんですよ。
特に日本茶には、ビタミンACEが揃っているので、おすすめですよ。

 

4. ビタミンEを効率よくとる方法と注意点

 

ビタミンEは強力な抗酸化力に加えて、血流を良くする働きがあるため、美容や不妊分野で注目されている成分です。

しかし、食品だけではなくサプリメントからビタミンEを摂る場合、いくつか注意点があります。

そこで今回は、ビタミンEを効率よく摂るための方法と注意点についてお伝えします。

 

★ビタミンEは植物油と一緒に摂る

ビタミンEは、脂溶性ビタミンの一つであり、油に溶ける特徴があります。

また、ビタミンEはひまわり油などの植物油にも豊富に含まれています。
そのため、植物油と一緒に料理して摂ることで、効率よく体の中に取り入れることができます。

 

★酸化した油でビタミンEはダメになる!

油と一緒にビタミンEを摂るときには、注意点があります。

それは、新しい油を使うということです。

 

古い油は、空気に触れたり加熱されたりすることで、酸化されています。
酸化された油と一緒にビタミンEを摂ると、ビタミンEも酸化され、効果がなくなってしまいます

 

ビタミンEを摂るときは、フレッシュな油を使うようにしましょう。

 

★ビタミンEは鉄分と一緒に摂ってはいけない

ビタミンEは食べ合わせに注意が必要な成分があります。

それは、鉄分です。

鉄と一緒にビタミンEを摂ると、ビタミンEが酸化されてしまい、効果がなくなってしまうのです。

 

鉄が多く含まれるほうれん草やプルーンなどは、8時間程度間隔をあけて摂るようにしてくださいね。

 

★ビタミンEはビタミンCと一緒に摂る

鉄とは逆に、ビタミンEと同時に摂りたい成分がビタミンCです。

ビタミンCには、酸化されて効果を失ったビタミンEを復活させる働きがあります。

 

ビタミンEとビタミンCを一緒に摂ることで、ビタミンEの働きを長持ちさせられるんですよ。

 

★ビタミンEは天然のものを摂ろう!

ビタミンEはサプリメントからも摂ることができます。
そのときに注意してほしいのが、ビタミンEのタイプです。

実はサプリメントに含まれているビタミンEには、次の3つのタイプがあるんですよ。

 

・天然ビタミンE(d-α-トコフェロール)
植物油から取り出したビタミンEをそのまま安定化させたもの。

 

・天然型ビタミンE(酢酸d-α-トコフェロール)
植物油からビタミンEを取り出した後、酢酸をくっつけて安定させたもの。

 

・合成ビタミンE(酢酸dI-α-トコフェロール)
化学反応によって人工的に作ったもの。

 

3つのビタミンEは働く強さが異なります。
天然ビタミンEが一番よく働き、続いて天然型、合成のビタミンEが最も効果が低くなります。

サプリメントからビタミンEを摂るときは、天然ビタミンEを選ぶようにしましょう。

 

★ビタミンEの摂取目安量

ビタミンEの1日あたりの摂取目安量は、以下の通りです。

 

・成人男性:6.5mg
・成人女性:6.0mg

 

ビタミンEは食品から摂る分には過剰摂取の心配はほとんど必要ないのですが、サプリメントを利用する場合は注意が必要です。

ビタミンEの摂取の上限量は、以下の通りです。

 

・成人男性:800~900mg
・成人女性:650~700mg

 

上限量を超えて過剰摂取すると、骨粗鬆症などのリスクが高まると言われているので注意しましょう。

 

★ビタミンEを多く含む食品

最後に、ビタミンEを豊富に含む食品をご紹介します。

ビタミンEを多く含む食品と、食品100gあたりのビタミンE(α-トコフェロールの量)の含有量は以下の通りです。

 

・せん茶 64.9mg
・ひまわり油 38.7mg
・煎りアーモンド 28.8mg
・小麦はいが 28.3mg
・抹茶 28.1mg
・ぶどう油 27.5mg
・かぼちゃ 6.9mg
・モロヘイヤ 6.5mg

 

ひまわり油などの植物油のほか、アーモンドにも豊富にビタミンEが含まれています。
間食やサラダなどにアーモンドをプラスすると効率よくビタミンEが摂れますよ。

 

 

唇(くちびる、リップ)のケアとアンチエイジング対策

健康

1. どうして唇はすぐに乾燥してしまうの?

 

唇は、肌の中でも乾燥しやすい部分。

特に冬になると、リップクリームが手放せないという方も多いようです。

唇が乾燥してしまう原因を知って、唇のケアに役立てましょう。

唇が乾燥する原因についてご紹介します。

 

★唇の構造が乾燥しやすくなっている

 

肌の乾燥を防ぐのに役立っているのが、皮脂。

皮脂は肌表面に膜をつくり、肌の水分が蒸発するのを防いでくれています。

でも唇には皮脂腺が少ないため、皮脂の分泌も少なくなっています。

そのため、他の肌よりも乾燥しやすくなっているんです。

肌表面にある角質にも肌の潤いを守る働きがあるのですが、唇はこの角質も薄くなっています。

そのため唇の水分を保ちにくく、外的刺激の影響も受けやすくなっています。

 

★外的要因が唇を乾燥させる

 

いろんな外的要因が、唇を乾燥させる原因となっています。

その原因の一つとなっているのが、空気の乾燥。

冬になって湿度が下がると、唇の水分が蒸発しやすくなって乾燥してしまうんです。

紫外線も、唇にダメージを与えて乾燥させてしまいます。

唇やリップクリームが、刺激となってしまうことも。

口は物を食べたり飲んだりするところなので、唇は食べ物などの汚れが付きやすくなっています。

汚れをふき取る時にこすったり強く押さえたりすることで、乾燥を招いてしまうこともあります。

唇を舐める行為も、乾燥の原因に。

唇を舐める癖がある方は要注意。

唇が乾燥するとつい舐めてしまいたくなりますが、そのせいでさらに乾燥してしまうことがあります。

 

★内的要因も唇を乾燥させる原因になる

 

内的要因も、唇の乾燥に関係しています。

唇を乾燥させる原因となってしまうのが、水分や栄養素の不足。

体内の水分が足りないと、肌と共に唇も乾燥してしまいます。

栄養素も重要です。

唇の皮膚も、他の皮膚と同様にタンパク質が主成分となっています。

そのためタンパク質が不足すると、唇の潤いをしっかりと保つことができなくなってしまいます。

唇の皮膚の健康を保つためには、いろんな栄養素をバランスよく摂ることが大切です。

唇の皮膚は、ターンオーバーを繰り返しながら健康な状態を保っています。

睡眠不足などによってターンオーバーが乱れると、唇の皮膚の質が低下して乾燥しやすくなってしまいますよ。

ストレスも、ターンオーバーを乱す原因になると言われています。

 

いろんな原因から、唇は乾燥してしまいます。

唇が乾燥している原因をチェックして、唇の乾燥防止に役立ててくださいね。

 

2. 唇の乾燥を防いで潤いのある唇になる方法

 

魅力的な唇の条件の一つが、潤い。

潤いのあるプルプルの唇は、健康で若々しく見せてくれます。

潤いのある唇になるためには、日々の保湿対策をしっかりと行うことが大切です。

唇の潤いを守る方法についてご紹介します。

 

★唇を保湿する

 

唇は乾燥しやすいため、保湿ケアをするのが効果的。

リップクリームやリップバームなどを活用して、唇の水分を保つようにしましょう。

唇専用の美容液や唇専用のパックもオススメ。

定期的にお手入れすることで、唇の潤いをアップすることができます。

唇がカサカサになっている時には、唇専用のピーリングをするのもオススメです。

ピーリングをして余分な角質を取り除くことで、唇がツヤツヤになります。

美容液やパックなどの成分も浸透しやすくなります。

ピーリングをする時には、やりすぎに注意しましょう。

ピーリング後には必ず保湿ケアをするようにしてください。

 

★唇への刺激を抑える

 

唇への刺激は唇を乾燥させる原因となってしまうため、刺激を抑えるようにすることも大切です。

季節を問わず、紫外線対策をするのがオススメ。

UV防止効果のあるリップクリームや口紅などを活用しましょう。

リップクリームや口紅が刺激となってしまうこともあるので、刺激の少ない肌に皮膚に優しいものを選ぶことも大切です。

リップクリームを塗る時には、縦に塗るのがオススメ。

縦に塗ることで、唇の縦じわまでリップクリームの成分を届けることができます。

唇を不用意にこすったりするのも控えましょう。

めくれている皮膚を無理に剥がしたりするのも禁物です。

気になる場合には、ピーリングなどで優しく除去するようにしてください。

唇に汚れがついた時には、ティッシュやガーゼなどで軽く押さえるようにして拭き取りましょう。

唇をなめるとよけいに乾燥してしまうため、なめないように注意してください。

加湿器などを使用して、空気の乾燥を防ぐのも効果的です。

 

★唇に体の中から栄養を与える

 

潤いを保つためには、唇の健康に保つことが大切です。

そのためにも、唇に必要な栄養素を食事からしっかりと摂るようにしましょう。

皮膚はタンパク質が元となってできているため、良質なたんぱく質を摂ることも大切です。

皮膚のターンオーバーを整えたり、血行を良くしたりするためにも、いろんな栄養素をバランスよく摂るようにしてください。

1日に必要な水分をしっかりと摂ることも効果的です。

体の外と中から保湿対策をして、唇の乾燥を防ぎましょう。

 

3. 自分に似合う口紅はどれ?

 

魅力的な唇になるためには、どんな口紅を選ぶのかが重要です。

自分に合った口紅を選ぶことで、なりたい自分に近づくことができるんです。

意外に分かっていない方も多い、自分に似合う口紅を見つけてみましょう。

自分に似合う口紅を見つける方法についてご紹介します。

 

★口紅の色で選ぶ

 

口紅を選ぶ時に大切なのが、口紅の色。

どの色が似合うかは、肌の色によって違います。

イエローベースの肌の人は、オレンジ系のピンク。

ブルーベースの肌の人は、青みがかったピンクが似合うと言われています。

口紅を選ぶ前には、自分の肌をチェックしてみましょう。

自分では判断できないという方には、カラー診断がオススメです。

プロにカラー診断してもらうことで、自分の肌を正しく知ることができます。

口紅を選んだら、実際に塗ってみましょう。

 

口紅は、唇の色によって発色などが違ってきます。

いろんな色を実際に試してみるのがオススメです。

サンプルやリップパレットなどを活用して、自分に似合う色を探してみましょう。

口紅の発色を良くするために、リップ下地を活用するのもオススメです。

リップ下地を使用することで、唇の色ムラをなくしたり、血色を良く見せてくれたりする効果も期待できます。

 

★口紅の質感で選ぶ

 

口紅は、質感選びも大切です。

マットタイプの口紅は、ツヤがなく肌になじみやすくなっています。

自然な仕上がりにしやすいという特徴も。

クールな印象や、美人な印象にしたい方にもオススメです。

シアータイプの口紅は、ツヤがあり潤いを感じさせるものとなっています。

プルプルの唇をつくるのに活躍してくれます。

可愛らしい印象や、若々しい印象を与えたい方にもオススメ。

ラメが入っているものも、ツヤがあるように見えます。

華やかな唇をつくりたい時にもオススメです。

リップグロスなどを重ねることで、ツヤをアップすることもできます。

 

★全体のバランスを見ながら選ぶ

 

どんなに口紅の色が似合っていても、他のメイクとあっていないと不自然な印象になってしまいます。

口紅の色を選ぶ時には、他のパーツのメイク、ヘアスタイル、服装などを参考にして選ぶようにしましょう。

口紅を試し塗りする時には、いつものメイクをしてからするのがオススメです。

明るいところで、顔全体を確認しながらつけるようにしましょう。

リップラインの描き方や塗り方によっても仕上がりが変わってくるため、いろいろ挑戦してみてください。

自分にぴったりの口紅が見つかると、メイクがもっと楽しくなりますよ。

 

 

4. 唇も老化する?唇のアンチエイジング

 

唇も肌と同じように老化するとご存知ですか?

唇が老けると、顔全体の印象も一気に老けてしまいます。

若々しい印象になるためには、唇の老化を抑えることが効果的です。

唇のアンチエイジングについてご紹介します。

 

★唇の老化現象ってどんなもの?

 

以前と顔の印象が違う、リップラインが描きにくくなってきたなど思い当たる場合には、唇が老化しているせいかもしれません。

唇は、年齢とともに薄くなると言われています。

ハリとツヤが減り、縦ジワが目立つようになってきます。

全体的なボリュームも減り、しぼんだような印象を与えてしまうことも。

唇の形がぼやけてくるため、リップラインも描きにくくなってしまいます。

 

★唇が老化してしまう原因

 

唇が老化してしまう原因の一つが、潤い成分の減少。

潤いを保つのに必要なヒアルロン酸やエラスチンなどの成分は、加齢することで減少してしまいます。

そのせいで潤いを保つことができなくなり、唇が乾燥しやすくなってしまうんです。

ハリと弾力を保つ働きをもっている、コラーゲンも減少してしまいます。

そのせいで唇がしぼんでしまい、縦ジワが多くできてしまうことに。

肌の老化には、紫外線が大きく関わっていると言われています。

長年紫外線を浴びていると、唇の老化が早くなってしまうようです。

 

★唇のアンチエイジング対策

 

唇のアンチエイジングでは、唇の潤いを守ることが大切です。

唇が乾燥すると、バリア機能が低下して紫外線の影響などを受けやすくなってしまいます。

そのせいで、老化が進んでしまう恐れがあります。

老化を抑えるためにも、乾燥を防いでバリア機能を高めましょう。

加齢によって不足している潤いを、リップクリームなどで補ってあげるのもオススメです。

唇専用のパックをすることでも、唇の潤いをアップすることができます。

老化の原因ともなってしまう、紫外線を防ぐことも大切です。

紫外線を浴びる時には、UV防止効果のあるリップクリームやマスクなどを使用して紫外線を防いでください。

唇専用美容液で、唇に栄養をプラスしてあげるのもオススメです。

唇専用の美顔器も販売されています。

唇専用の美顔器を使用することで、美容液などの浸透率を高めることができます。

血行を良くして、細胞に栄養を届けやすくすることも期待できます。

 

唇のアンチエイジングには、唇の健康を保ちながら丁寧なケアをすることが大切です。

きちんとケアをすることで、唇の老化を緩やかにすることができますよ。

 

5. プチ整形で魅力的な唇をつくる!

 

いつでもふっくらとしたプルプルの唇でいたい!という方にオススメなのが、唇のプチ整形。

唇にヒアルロン酸を注入することで、理想の唇になることができるんです。

唇のヒアルロン酸にはどんなメリット・デメリットがるのでしょうか?

唇のプチ整形についてご紹介します。

 

★唇のヒアルロン酸注入ってどんなもの?

 

唇にヒアルロン酸という成分を注入する、ヒアルロン酸注入。

メスを使用せずに注射するだけなので、プチ整形とも呼ばれています。

ヒアルロン酸は元々体の中にある成分で、潤いを保つために不可欠となっているものです。

唇に注入することで、唇をプルプルツヤツヤにすることができます。

唇の縦ジワを消すのにも効果的。

ボリュームをアップしたり、形を整えたりすることも可能。

注入する位置や量によって、口角を上げたり、アヒル口にしたりすることもできるんです。

 

★唇のヒアルロン酸注入のメリット

 

唇のヒアルロン酸注入のメリットは、手軽にできるところ。

ヒアルロン酸を注射するだけなので、施術時間も15分程度で済みます。

当日からメイクや洗顔をすることができるので、予定を空ける必要もありません。

皮膚を切開したりしないため、傷跡の心配も少なくてすみます。

ヒアルロン酸は元々体にある成分なので、副反応も起こりにくいと言われています。

ヒアルロン酸注入をすると24時間ふっくらプルプルの唇でいられるため、ノーメイクの唇にも自信をもてるようになります。

唇メイクの時短にもなりますよ。

 

★唇のヒアルロン酸注入のデメリット

 

唇のヒアルロン酸注入のデメリットは、効果が永久じゃないところ。

ヒアルロン酸の品質や量などにもよりますが、ヒアルロン酸注入の効果は1年程度だと言われています。

ヒアルロン酸は少しずつ体の中に吸収されていくため、1年程度すると効果がなくなってきてしまうんです。

理想の唇をキープするためには、定期的にヒアルロン酸を注入しないといけません。

もう一つのデメリットが、施術後のダメージ。

施術当日には、唇が少し腫れてしまう方もみえるようです。

内出血を起こしてしまうことも。

内出血が起こった場合には、治まるまでに2週間程度かかってしまうことがあるようです。

中には、仕上がりに満足できない方も。

 

自分が思った通りの唇にするためには、技術の高い医師と信頼できる医療機関を選ぶことが大切です。

自分が納得できるまで、カウンセリングで話し合うようにしましょう。

ヒアルロン酸注入のメリットとデメリットを参考にしてくださいね。

 

 

 

ほくろを増やさないために心掛けたいこと

美容

いつの間にかできている、ほくろ。

ほくろは形や位置によって魅力にもなるものですが、ほくろを増やしたくない!と思っている方も多いようです。

 

ほくろを増やさないようにするためには、日頃のお手入れが大切。

ほくろが増えてしまう原因と、ほくろを増やさないお手入れ方法についてご紹介します。

 

★ほくろが増えてしまう原因は?

 

ほくろには、先天性のものと後天性のものがあります。

先天性のものを防ぐことはできませんが、後天性のものは、ほくろが増える原因を改善することで増えないように手助けすることができます。

 

ほくろができてしまう原因だと言われているのが、紫外線。

紫外線を浴びることで、メラニン色素が生成され、それが皮膚にたまることでほくろになってしまいます。

そのため、紫外線を浴びることの多い部位にほくろはできやすいと言われています。

ほくろをこすったりしてダメージを与えることで、ほくろが少しずつ大きくなってしまうこともあるようです。

 

悪性のほくろができてしまう場合もありますよ。

 

★ほくろを増やさないために紫外線対策をする

 

ほくろが増えるのを防ぐには、紫外線を浴びないようにすることが大切です。

 

日傘、帽子、マスクなどを活用して、紫外線をできるだけ浴びないようにしましょう。

手の甲も紫外線を受けやすい部分なので要注意。

通年日焼け止めを使用することをオススメします。

室内でも窓から紫外線が入ってしまうので、日焼け止めを使用するようにしましょう。

 

紫外線を浴びてしまった後のケアも大切です。

皮膚に生成されたメラニン色素を排出するためにも、肌のターンオーバーを促すようにしましょう。

メラニンを排出する手助けをしてくれる、美白化粧品などを活用するのもオススメです。

 

★ほくろへの刺激を抑えてほくろを増やさないようにする

 

ほくろは、刺激を受けることで色が濃くなったり、大きくなったりしてしまうことがあります。

ほくろを増やさないためにも、肌とほくろを刺激しないようにしましょう。

メイクやピーリングなどをする時には、ほくろをこすったりしないように気を付けてください。

 

注意が必要なのが、ムダ毛処理をする時。

ふくらんでいるほくろだと、カミソリなどに引っかかってしまいます。

ほくろを刺激しないためにも、ふくらんでいるほくろは避けて剃るようにしましょう。

肌と一緒に、ほくろにも保湿ケアを行うようにしてください。

 

ほくろを増やさないためには、紫外線や刺激などのダメージを防ぐことが大切です。