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花粉症、対策はこの点に注意しよう

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1. 花粉症は誰でもなる可能性がある

 

コロナ禍ですが、またまた、花粉症シーズンがやってきます。

 

花粉症は、アレルギー体質である、ないにかかわらず、誰でもかかる可能性のある疾患です。

 

花粉症のシーズンには、きちんと対策をして、なるべく症状が起きないようにしたいものです。

花粉症は、スギが一番有名ですが、ほかにもマツ、ブタクサなどでもかかるものであり、人により、アレルゲンはさまざま。

花粉を鼻からのど、目から取り込むと、体の免疫機能が反応して抗体をつくり、再び花粉が吸いこまれると、その抗体が異物として反応して、ヒスタミンなどの物質を放出します。

このヒスタミンにより、神経、粘膜の血管が刺激されて、くしゃみや鼻水、目のかゆみなどの症状が現れます。

 

アレルギー体質の人は、もともと花粉症にかかる可能性が高いです。

しかしアレルギー体質でなくても、ずっと花粉を吸い込み続けていることにより、体の一定の許容量を超えるときに、突然花粉症を発症してしまいます。

ある日突然発症してしまう、そこに花粉症の恐ろしさがあります。

 

花粉症が増えている原因は、食生活の問題、大気汚染、ストレスなどが大きく影響していると言われています。

また、戦後にスギを多く植林して、花粉飛散量が増えたことも、その理由として挙げられています。

 

花粉症の大きな原因として、食生活の問題が言われています。

花粉症のアレルゲンは花粉です。なにかの食べ物が原因で発症することはありません。

しかし、仕事が忙しくて、睡眠不足になっていたり、ストレス過多の状態だと、きちんとした食事がとりにくくなります。

生活リズムが崩れたり、食生活が乱れて栄養が偏ってしまったりしがちです。

すると、自律神経が乱れて免疫機能が正常にはたらかなくなり、花粉症の症状が出やすくなってしまいます。

睡眠不足や食事が偏っていると、風邪を引いたり、疲れやすくなったりと、体に不調が起きやすくなりますが、花粉症の症状の出方もこれと同じです。

自分の体の状態を見て、ひどくなる前に生活を規則正しいものに替えていくことが大切です。

 

戦後、日本人の食生活は欧米化が進みました。

肉類の摂取量が増えて高たんぱく、高カロリーの食事が多くなっています。

そのような食生活の変化も、花粉症と関連があると言われています。

 

脂肪分の多い肉類は、アレルゲンではありません。

しかし、長い間にわたて、高たんぱくで高カロリーな食事を続けていると、体質的に、花粉症になりやすくなると言われています。

 

花粉症の症状が出てしまったら、できるだけ高カロリーになりがちな食事は控えるようにしましょう。

なるべく、低カロリーで栄養バランスの整った和食中心のメニューに切り替えるべきです。

そしていろいろな食べ物をバランスよく組み合わせて、さまざまな栄養素がとれるように気を付けてみてください。

地道ですが、規則正しい食生活を続けていくことで、徐々に花粉症の症状は改善されていくでしょう。

 

2. 花粉症の症状が出たら控えたい食材

 

花粉症の症状を抑えるには、バランスの良い食生活をするのが効果的です。

そのためには、タンパク質の摂り方には注意したいです。

 

タンパク質は、免疫機能を高めるために必要な栄養素です。

しかし、摂りすぎると免疫機能が過剰にはたらき、症状が出やすくなります。

花粉症が気になる季節は、高カロリー食にならないようにしましょう。

 

脂肪分の多い肉類は避けて、赤身の肉やささみ、魚をより多く食べるようにしましょう。青魚には不飽和脂肪酸のEPA、DHAが含まれています。

これらは、アレルギー症状を抑えるはたらきがあることが分かっています。

 

甘いものも控えたいです。

ケーキやアイスクリームなどの甘い食べ物は、食べ過ぎると炎症を起こしやすくなると言われています。

 

甘いもの、冷たい食べ物は食養生では「陰性」にカテゴライズされています。

体を冷やすので、血行を悪化させ、症状を悪化させます。

体が冷えると、免疫力が低下しやすくなるのも、花粉症を考えると控えたいです。

 

お菓子の他にも、コーヒー、南国系の食べ物、牛乳なども体を冷やす傾向があるので、症状がひどいときには控えるようにしましょう。

アルコールや香辛料などの香辛料も控えたいです。

 

唐辛子など、辛味の強い香辛料をたっぷり使った食品、アルコールなどはそれそのもので花粉症を引き起こすことはありません。

しかし、香辛料は、粘膜の毛細血管を刺激して、鼻水が出やすくしてしまいます。

花粉症に有効だと言われているアルコールが発売されています。

 

しかしやはり、アルコールは刺激物質ですから、アルコールである以上、ほとほどにとどめておいた方がよいでしょう。

タバコの煙に含まれる有害物質は、鼻の粘膜を刺激して、体内の活性酸素を増やしてしまいます。

これが花粉症の症状を悪化させるもとになります。

 

タバコは控えるようにしたいものです。

 

反対に、花粉症の時期はぜひ摂りたい栄養素というのがあります。

それが、ビタミンとミネラルです。

ビタミンやミネラルは、体の機能をスムーズにはたらかせてくれます。

とくにビタミンB6は、免疫機能を正常にさせる効果があります。

 

ビタミンB6が不足すると、アレルギーが出やすくなります。

花粉症の症状である鼻、眼の粘膜の炎症やかゆみは、活性酸素が増えるとひどくなりやすいです。

このため、ビタミンC、A、Eなど、抗酸化作用のあるビタミンを摂取すると、症状の出方を抑えやすくなります。

 

ミネラルでは、亜鉛がぜひ摂取したい成分です。

亜鉛は不足すると免疫機能が低下してしまいます。

加工食品の添加物には、亜鉛の吸収を阻害するものもありますので、花粉症シーズンは加工食品をなるべく抑えたいものです。

加工食品は、亜鉛を吸収させにくくする以外に、活性酸素を増やしてしまう要素があります。

 

体内で活性酸素が増えると、花粉症の症状が出やすくなります。

加工食品ではなく、生鮮食品を食べるようにしましょう。

 

3. 花粉症シーズンは果物とリノール酸に要注意

 

野菜や果物には、ビタミンやミネラル、活性酸素の増殖を抑える抗酸化作用のあるポリフェノールが含まれています。

しかし、花粉症になると、果物アレルギーになりやすいと言われています。

特定の食べ物を食べると、ノドや唇、舌のかゆみ、痛み、消化器系の症状が出やすくなります。

花粉症の鼻水、せき、目のかゆみのほかに、果物アレルギーの症状も出て来てしまっては困りますから、花粉症シーズンは果物を控えたいです。

 

リノール酸にも要注意です。

リノール酸は、植物油に含まれています。

リノール酸は以前、コレステロールを下げる作用があるとかつて言われていました。

しかし現在では、リノール酸を摂りすぎるとアレルギー症状を促進することが分かっています。

リノール酸は必須脂肪酸です。体に無くてはならない栄養素です。

しかし、現代人は普通に生活しているだけで、摂りすぎてしまう傾向があります。

だから無理に摂る必要はないのです。

揚げ物、マヨネーズ、ドレッシングなど植物油を多く使った料理は、食べ過ぎないようにするのが無難です。

 

逆にアレルギー予防に役立つ脂肪酸は、α-リノレン酸です。

体内でEPA、DHAに代謝されます。

α-リノレン酸は、しそや、フラックスシードの油に含まれています。

酸化しやすい油なので、加熱はせず、サラダのドレッシングなどで使うと良いでしょう。

花粉症シーズンになると、「これは効くらしい」という民間療法の情報がさかんに飛び交います。

花粉症などのアレルギー症状は、慢性的な疾患です。

だから、病院に通っても完治せず、民間療法を試す人が多いのでしょう。

 

民間療法は、口コミで効果を判断するしかありません。

患者自身の評価ということになり、科学的検証はありません。

 

だから、有効率が高いものでも、逆に効果が認められなかったとい結果が出ているものも多いのです。

鼻スチーム療法は、温度を守れば副作用もなくて、一時的効果は得やすいです。

妊婦さんなど、お薬を飲みたくない人には適しているかもしれません。

しかし、なかにはリバウンド現象により、一過性に鼻閉がひどくなる場合もあるようです。

利用するときには、注意が必要です。

 

花粉症を緩和するためには、食生活を規則正しい、バランスのとれたものにすることと同時に、花粉症に役立つとされる食材も、あわせて意識して取り入れるようにすると良いです。

たとえば、花粉症にはポリフェノールが効くといわれています。

ポリフェノールには抗酸化作用があり、それが花粉症の症状を抑える効果があるとされているのです。

 

ほかにも、レモンバームティーや、ロズマリン酸も、つらい花粉症の症状を改善するのに役立つとされます。

つらいシーズンだからこそ、乗り切るための対策をいろいろととっておきたいものです。

食事で体の中から改善していけば、花粉症用の薬を飲んで症状を抑えるよりも、より根本的な治療につながりやすくなるでしょう。

 

4. ロズマリン酸で花粉症を緩和する

 

植物に含まれているポリフェノールが、花粉症の症状の改善に役立つといわれています。

その中でも、シソ科のハーブに含まれるロズマリン酸は、花粉症を抑えるものとして注目されています。

ロズマリンは、植物性の化学物質、ファイトケミカルの仲間です。

シソ科の植物に含まれているポリフェノールのひとつです。

 

ロズマリン酸は、過剰になっている免疫反応を正常に戻してくれると言われています。

ステロイド剤に代わる、副作用のないアレルギー軽減物質として、期待されているのです。

シソには花粉症改善に効果があると言われています。

このシソにも、ロズマリン酸は豊富に含まれています。

花粉症と活性酸素の研究では、ロズマリン酸の花粉症をおさえる効果が確認されています。

 

花粉症と活性酸素の研究に携わる一石英一郎氏(東北大学 未来科学技術共同研究センター 量子生命反応工学創製部門/医学博士)は、抗酸化活性が大変強いシソエキス中のロズマリン酸が花粉症に実際に効果のあることを証明した、と報告しています。

ヒトの実験では、ロズマリン酸50mgを摂取すると、効果が確認されています。

ロズマリン酸50mgというのは、赤シソでいうと、20枚程度となります。

 

ロズマリン酸は、青シソよりも、赤シソの抽出液のほうが、より効果が大きいといわれています。

赤シソは、市販される時期が限定されています。

また一度にたくさん食べるのも難しいです。

そこで、梅干しを漬けるタイミングで、赤シソジュースをつくっている、という人がいます。

このように、タイミングを合わせて作っておくと良いのかもしれません。

 

赤シソが市販されるのは6月ごろで、肝心の春先からの花粉症対策として使うことができません。

そこで、市販のシソジュースを飲むと良いかもしれません。

すでにできているので、買ったらすぐに飲めるのが良いです。

 

沖縄のクミスクチンというシソも、花粉症に効くのではないかと注目されています。

クミスクチンは、沖縄に古くから伝わる三大薬草の1つです。

シソ科の多年草で、ロズマリン酸が豊富に含まれています。

花粉症対策のお茶として、メディアで紹介されることが多い植物です。

ハーブではほかに、シソ科のローズマリー、レモンバームも、豊富にロズマリン酸が含まれていますからおすすめです。

ハーブティーとして、水分補給のときに飲むと良いですね。

 

花粉症の症状の強さは、活性酸素と大きな関わりがあることが分かっています。

活性酸素を抑えることができれば、花粉症予防にも役立つようになります。

予防対策として、ロズマリン酸は意識して摂取しておきたい成分です。

 

つらい花粉のシーズンはあわせて、花粉がつきにくいようにジャケットを羽織ったり、マスクやメガネでガードしたりして、花粉が体内に入り込まないようにすることも大事です。

家の中に入る前に、玄関でパンパンと花粉を落としてから入るようにするといいですね。

 

5. 乳酸菌が花粉症に効くらしい

 

最新の研究により、乳酸菌が花粉症に効くらしいということが分かってきました。

それには、アレルギーのもとになる「IgE抗体」が関係しています。

花粉症は、花粉というアレルギー高原が粘膜に付着し、体がこれを異物と捉え、IgE抗体をつくることで発症します。

体内で花粉のIgE抗体ができると、花粉症予備軍です。

 

花粉症の血液検査では、血液中のIgE抗体数を調べてアレルギーの目安にすることがあります。

花粉症予備軍になったら、その30~50%が発症すると言われています。

なぜ予備軍から発症に移行するのかというメカニズムは、まだ明らかになっていません。

しかしともかく、発症の過程はIgE抗体が関わります。

 

IgE抗体は、粘膜などにある肥満細胞に取りつきます。

取りついたIgE抗体に、アレルギー抗原である花粉が付着します。

肥満細胞からヒスタミンやロイトコリエンなどの化学伝達物質が放出されると、神経や血管を刺激し、鼻水、目のかゆみなどの花粉症の症状が現れます。

 

なぜ、IgE抗体が多く作られるとアレルギーが発症するのでしょうか。

アレルギー高原の花粉が体内に侵入すると、「ヘルパーT細胞」という細胞が花粉の存在を知ります。

ヘルパーT細胞は、アレルギーを発症させるカギとなります。

ヘルパーT細胞には、Th1とTh2という2種類があり、普段はお互いに均衡を保っています。

 

Th1細胞は、細菌感染に対応し、Th2細胞は抗体をつくることに関係します。

Th2細胞が過剰になると、分泌される物質により、IgE抗体がつくられます。

花粉侵入の合図があると、体内でTh2細胞が過剰に増えて、Th1とTh2のバランスが崩れます。

IgE抗体は多く放出されてアレルギー症状になるのです。

 

そうしたことを踏まえ、ヨーロッパでは、アレルギー性の湿疹を対象に、腸内細菌とアレルギーの研究がさかんに行われています。

乳酸菌を与えることで、崩れてしまったTh1細胞とTh2細胞のバランスを元に戻せるのではないか、という研究が進められています。

 

2004年頃からヒトへの臨床試験も行われ、一部の乳酸菌がTh1細胞を活性化させて、Th2とのバランスを均衡に戻してくれることが分かっています。

日本でも、崩れてしまったTh1とTh2の細胞のバランスを整えるための乳酸菌の研究が行われています。

この流れでいうと、将来的には、アレルギー症状を緩和させてくれる乳酸菌が特定されるかもしれません。

 

ヨーグルトが花粉症に効くらしい、というのは良く言われることですが、それには、一部の乳酸菌を含むヨーグルトが、IgE抗体が増えにくい環境にしてくれる、ということによるのかもしれません。

花粉症の症状はつらく、どのような対策が効きやすいのか、というのも個人差があるものです。

いろいろ試してみて、自分に合いそうな対策を調べてみるのも良いかもしれませんよ。

 

 

オリゴ糖とその効果、便秘解消

サプリメント - 健康

1. オリゴ糖とは

 

オリゴ糖とはビフィズス菌のえさとなって、腸内環境を良くしてくれるものです。

オリゴ糖と一口に言っても、色々な種類があります。オリゴ糖というのはそもそも、「3種類以上の糖分が結びついてできたもの」という意味だからです。

代表的なオリゴ糖については以下の通りになります。

 

ガラクトオリゴ糖

 

牛乳に含まれる乳糖とガラクトースが結合してできたオリゴ糖です。

乳糖をアルカリ処理することで、作られます。

砂糖の40%くらいの甘味があります。

 

イソマルトオリゴ糖

 

みそやしょうゆ、はちみつなどに含まれるオリゴ糖です。

安価なオリゴ糖シロップが売られていますが、こうしたものは、このイソマルトオリゴ糖から作られたものが多いです。

甘みは砂糖の半分くらいで、熱や酸にも強いです。

料理につかいやすく、摂取しても虫歯になりにくいのがメリットです。

 

フラクトオリゴ糖

 

玉ねぎやごぼう、アスパラガスなどに含まれています。

イソマルオリゴ糖よりも少し高いですが、シロップ状のものがよく販売されていますね。

オリゴ糖はいずれも、砂糖に比べると同じ重さで比べた場合、カロリーは半分くらいになるものがほとんどです。

 

しかし、低カロリーだし、健康にもいいから、大量にオリゴ糖を使っていいのかというと、そうでもありません。

オリゴ糖はカロリーが低い分、甘味も少ないです。

だから、砂糖と同じくらい、それ以上の甘味をだそうとすると、摂取カロリーが砂糖とそれほど変わらなくなってしまいます。

 

オリゴ糖は、ビフィズス菌のえさになるまで体内で吸収されにくいという特性があるので、実際のカロリー表記よりも実際の吸収カロリーは少なくなります。

しかし、砂糖よりは低カロリー、低吸収ということにすぎないのです。

オリゴ糖だから、いくら食べても太らない! とは思わないようにしましょう。

 

砂糖がわりに、オリゴ糖を使えるところは使う、というようにすることで、全体の糖分摂取量を、あまり増やしすぎないようにすることが大切です。

 

オリゴ糖は、便秘解消のためには、ぜひ摂取したいものです。

でも、便秘解消のためだからと、オリゴ糖を大量に摂取していたら、太ってしまった! なんてことは無いようにしたいですね。

もちろん、便秘解消のためには、オリゴ糖の摂取と、食物繊維の摂取の両方を行っていく必要があります。

 

これらにより、善玉菌を増やして、腸内環境を整えることができるようになるのです。

オリゴ糖は、スーパーマーケットなどで、甘味料として売られています。

砂糖替わりに、料理の甘味のかわりに使うのもいいですし、ヨーグルトにかけたりして使うのも良いでしょう。

 

また、通販などで、甘味のないオリゴ糖と言うのも売られていたりします。

こうしたものを選ぶと、カロリーオーバーを気にすることなく、腸内環境改善に役立てられますね。

サプリメントになっていて、コーヒーや料理に溶かして使うものなどがあります。

 

 

2. オリゴ糖の効果

 

オリゴ糖は、善玉菌のえさとなり、善玉菌を増やして、元気にするという効果があります。

善玉菌の代表格となるのがビフィズス菌です。

ビフィズス菌は、オリゴ糖と一緒に摂ると良い、と言われています。

オリゴ糖はその名の通り、糖分です。

 

他にもいろいろな糖分があるのに、なぜオリゴ糖がいいと言われているのでしょうか。

その理由は、腸まで届いて、ビフィズス菌のえさになれるからです。

 

他の糖では、このはたらきをすることができません。

糖分というのは、どれも同じような構造をしているわけではありません。

オリゴ糖は、他の糖分よりも、構造が複雑だったりします。

オリゴ糖は、複数の糖分で」が結びついてできているからです。

果糖やブドウ糖、ガラクトースなど、3種類以上の糖分が結びついて、オリゴ糖になります。

 

複数の糖分が結びついてオリゴ糖になることは、メリットがあります。

単体構造の他の糖分と違い、消化されにくいのです。

消化されにくいので、腸までしっかり届くんですね。

腸にオリゴ糖が届くと、ビフィズス菌が食べてくれます。

オリゴ糖は、ビフィズス菌の大好物です。悪玉菌はオリゴ糖が好きではないので、あまり食べません。

 

腸内環境を改善しようとして、オリゴ糖ではなくビフィズス菌そのものを食べる、という方法があります。

 

例えば、ヨーグルトにはビフィズス菌が含まれています。

 

だから毎朝ヨーグルトを食べて便秘解消に努めている、という人も多かったりします。

でもビフィズス菌は、死滅しやすいので、せっかくヨーグルトを食べても腸に届く前に死滅して、働かなくなってしまっていることが多いです。

だから、腸まで生きていることの難しいビフィズス菌そのものを摂取するよりも、腸内にいるビフィズス菌のえさになるオリゴ糖、腸に届くまで消化されにくいオリゴ糖を摂取したほうが、便秘解消には役立てやすいということが言えます。

オリゴ糖は、善玉菌しか食べないものですから、効率よくビフィズス菌専用のエサとすることができます。

 

ビフィズス菌そのものが元気になるだけではなく、腸内でその数を増やすことが一番です。

 

ビフィズス菌を元気にするエサとしては、オリゴ糖が一番注目されています。

オリゴ糖は、ビフィズス菌を元気にするというアシスト役を果たします。

オリゴ糖がなければ、ビフィズス菌はひとりでがんばらないといけなくなってしまいます。

 

ビフィズス菌そのものにゲンキがなくなってしまいます。

よほど多くの数を摂取して、頑張らない限り、悪玉菌に勝つことはできなくなるのです。

仮に、一時的にビフィズス菌をたくさん摂取しても、腸内での寿命が短いので、オリゴ糖というエサをもらって増殖できなければ、すぐ不足してしまいます。

 

もちろんその逆も言えて、ビフィズス菌がほとんどいない状態でオリゴ糖だけを摂取しても、エサだけ余るという状態になってしまいますから、ビフィズス菌とオリゴ糖、両方を摂取することが大切と言えます。

 

3. オリゴ糖を食事に取り入れて便秘解消!

 

オリゴ糖は、腸内に届いてビフィズス菌のエサになるものです。

だから、摂取することで腸内環境が正常化されて、便秘解消に役立ちます。

オリゴ糖をどんどん摂取して、お通じをスムーズにしたいですね。

オリゴ糖をムリなく摂取するのには、砂糖の代わりに使う、というのが一番手軽です。

コーヒーや紅茶に入れて飲むという方法です。

でも、それ以外にも、いろいろな方法で、オリゴ糖を摂取する方法はあるんです。

たとえば、料理に使うという方法です。

 

毎日の食事を使う時に、オリゴ糖を使います。

オリゴ糖は料理に使いやすい甘味料ですから、どんどん使っていただきたいです。

オリゴ糖の多くが、砂糖と同じくらいから、それ以上に熱に対して強く、安定性がある、という特徴があります。

 

加熱する料理に使っても味が変わらず、糖度も落ちません。

だから、料理でも砂糖の代わりに使える、というわけです。

他の甘味料ではこうはいきません。

 

果糖や人工甘味料のアステルパームなどは、熱に弱いです。

オリゴ糖を料理に使う具体的な方法ですが、ごく普通に、砂糖の代わりに使うという方法があります。

 

オリゴ糖は砂糖よりも甘味が弱いので砂糖よりも少し多めに入れると良いですね。

みりんの代用としても使えます。

オリゴ糖と料理酒を足せば、みりんに近い味になります。

砂糖やみりんを使うメニューは煮物系で多いので、煮物にはオリゴ糖を必ず使うようにするだけで、かなり摂取できるようになります。

 

オリゴ糖をご飯に入れることもできます。

ポイントは、炊飯器に水をいれるとき、オリゴ糖をよく混ぜ、完全に溶かしてから入れる、ということです。

それさえ守れば、あとは普通に炊飯しても大丈夫です。オリゴ糖入りのごはんは、やさしい甘みが出て、ご飯のおいしさを引き立ててくれます。

味の面でも、よりよくなります。

 

オリゴ糖を食事に使う時は、3食で使うようにしましょう。

夕食だけ大量にオリゴ糖を使うよりも、少量でも、3回の食事全てにオリゴ糖を入れたほうが、便秘に効きます。

腸内のビフィズス菌のことを想像してください。

オリゴ糖は、腸内にいるビフィズス菌のエサになるのです。

ビフィズス菌にとって、一度に大量のエサが来るよりも、13回、分けてエサをもらえたほうが、食べきることができるので、ムダになりにくくなります。

 

また、体質によっては、一度に多量にオリゴ糖を摂取してしまうと、おなかがゆるくなってしまうこともあります。

 

食事の糖分の全てをオリゴ糖に変える、と気負って考えすぎず、あくまで毎日の食材の1つの選択肢として、気軽に使うことが、オリゴ糖を食事で使うことによる便秘解消に一番役立つやり方かと思います。

3食で、どれかひとつのおかずまたはごはんでオリゴ糖を使う、と考えておくと、続けやすいのかなということです。

 

ひとつの方法だけで摂取していると、どうしても飽きがくるので、いろいろな方法を試してみると良いですね。

 

4. オリゴ糖とヨーグルトで便秘解消

 

オリゴ糖は腸内環境正常化に役立つビフィズス菌を活性化してくれます。

ビフィズス菌のエサになるので、摂取することで、腸内環境を正常化し、便秘解消に役立つのです。

 

このオリゴ糖と、ビフィズス菌を含むヨーグルトを一緒に摂取することで、便秘解消効果はぐんと高まります。

ビフィズス菌が腸に届いたときに、すぐエサを貰える状態だから、ビフィズス菌にとっては天国の環境です。

 

ビフィズス菌と、無糖ヨーグルトを一緒に食べるようにしましょう。

 

 

無糖ヨーグルトの甘味としてオリゴ糖を使います。

とはいえ、ビフィズス菌は酸に弱いため、胃酸にやられてしまい、腸に届くまでにほとんどが死んでしまう、という欠点もあったりします。

死んでしまったビフィズス菌も、全くムダになるというわけではなく、腸内の掃除にある程度役立ってはくれます。

 

でも、生きたまま届かないと、死んだビフィズス菌は、餌となるオリゴ糖を食べることはできません。

 

普通のヨーグルトだと、だいたいこのような状態になります。

オリゴ糖だけが生き残って、オリゴ糖を食べてくれるはずのビフィズス菌が足りない、せっかく与えたエサがムダになってしまう、ということになります。

そのような事態を避けるためにも、ビフィズス菌を生きたまま腸まで届けられるように工夫されているヨーグルトを選ぶようにしましょう。

 

商品パッケージに「消費者庁許可 特定保健用食品」のマーク、つまりトクホマークが付いているものを選びます。

トクホマークがある上で、「生きたまま腸に届く」と記載されているものを選びましょう。

 

ちなみに、特定保健用食品(トクホ)とは、特定の効果が証明されていて、消費者庁長官がその効果の表示を許可した食品のことを言います。

「生きたまま腸に届く」と記載があるトクホなら、生きたまま腸に届く作用が証明されています。

 

だから信用できるのです。

ビフィズス菌を生きたまま腸に届けられるかどうかで、オリゴ糖のサポート効果も大きく違ってきますから、トクホマークは要チェックです。

 

ヨーグルトと言えば、冷蔵庫に入れて、冷たいまま食べる、というのが一般的ですが、敢えて温かいヨーグルトを食べることをおすすめします。

ある程度加熱することで、腸内に元々存在する善玉菌を活性化させることができるのではないか、というのが近年の研究で明らかにされているからです。

 

オリゴ糖を入れたヨーグルトを、レンジで少し温めてから食べると、効果的かもしれません。

500ワットのレンジなら、ヨーグルト100グラムに対して、だいたい3040秒くらい加熱すると良いでしょう。

 

ヨーグルトに、さらにオリゴ糖をプラスしても良いですね。

腸内で便のかさをふやしてくれる食物繊維を加えて食べれば、便秘解消に、さらに役立てられます。

ヨーグルトによく合う食物繊維入り食品には、バナナやきな粉、ドライフルーツなどがあります。

 

5. オリゴ糖入りスポーツドリンクで便秘解消!

 

暑い日々が続くようになりました。便秘解消も、スカッと気分よくできる方法でやってみたいですよね。

スカッとしたいとき、市販の清涼飲料水に頼るのではなく、自家製のオリゴ糖入りすっきりドリンクを作って、飲んでみると良いかも知れませんよ!

暑い日の定番ドリンクと言えば、スポーツドリンクです。

汗をかくと、対外に出てしまった塩分を補給できます。

そして体に吸収されやすくなります。

 

このスポーツドリンクを、オリゴ糖を使って、自作してみましょう!

 

 

~オリゴ糖入りスポーツドリンクの作り方~

 

材料

 

・水500

・レモン汁または食用クエン酸粉末少々

・オリゴ糖小さじ2

・はちみつ小さじ2

・塩小さじ1/4

 

作り方

 

これらを全て、よく混ぜ合わせるだけで、自家製スポーツドリンクが出来上がります!

この自家製スポーツドリンクには、オリゴ糖だけではなく、はちみつも入れます。

この点について、不思議に思われるかもしれません。

これはなぜかというと、オリゴ糖だけを入れてしまうと、たくさん入れすぎることで、お腹がゆるくなる人もいるからです。

 

スポーツドリンクは、冷たい状態で飲むものです。

冷えると甘味が増すはちみつを使えば、砂糖よりも少ない量でも甘味を感じられるようになります。

 

砂糖よりも低カロリーになる、というメリットがあります。

塩を入れますが、これは天然塩がおすすめです。

天然塩はミネラルが豊富です。

天然塩を使うと、多少のミネラル摂取もできるようになるので、なお良いのです。

暑い日に飲みたいドリンクと言えば、スポーツドリンクのほかに、炭酸飲料が挙げられます。

 

炭酸飲料も普通に買うのではなく、手作りすることができます!

 

~オリゴ糖入り炭酸飲料の作り方~

 

材料

 

・炭酸水

・オリゴ糖

・果糖

・レモン汁

 

作り方

 

それぞれを適量ずつ入れて混ぜるだけで、簡単に炭酸飲料ができます!

レモンスカッシュみたいな味になります。

オリゴ糖入りスポーツドリンクや炭酸飲料なら、飲むのも楽しいし、続けられますよね。続けることが便秘解消の近道となります。

毎日美味しく飲んでいると、知らないうちに便秘解消できていた! というのが最高です。

 

手づくりで炭酸飲料を作ると、香料や保存量、着色料などの添加物を摂取してしまうのを防ぐことができます。

また、市販の炭酸飲料よりも糖分が少ないものができるので、カロリーセーブにもやくだちます。

 

炭酸水を飲むと、便秘解消に役立つので、スポーツドリンクよりも炭酸飲料のほうを、おすすめしたいです。

炭酸を飲むと、胃腸が刺激されて、動きが活発になります。だから、便秘解消しやすくなるのです。

 

腸内で善玉菌のえさになるオリゴ糖と、腸内を活発にする炭酸水の、ダブルの効果で便秘解消できるというわけです。

ただし、腹痛があったり、便秘と下痢を繰り返していたりするような、けいれん性の便秘には、炭酸の刺激は向かないので、飲まないようにしましょう。

 

 

 

腸をきれいにしたら痩せる?、食事ルールと腸の痩せ菌を増やす方法

健康

1. 腸をきれいにしたら痩せる!5つの理由

 

最近よく耳にする言葉が「腸活」です。
腸活とは、腸内の環境をきれいにして健康やダイエットに繋げようとする方法ですよね。

それでは、どうして腸がきれいになるとダイエットにも効果が出るのでしょうか?

そこで今回は、腸をキレイにしたら痩せる理由についてお伝えします。

 

理由1 便秘が解消する

 

腸をきれいにして腸内の環境がよくなると、便がスムーズに出るようになります。

実は、女性に多いぽっこりお腹の原因の1つが便秘なんですよ。
便秘で腸に便が溜まると、お腹周りもすっきりしなくなるのです。

腸活で便秘が解消することで、お腹周りがすっきりきれいになります。

 

理由2 代謝がスムーズになる

 

腸内の環境がきれいになると、腸の中の良い菌が元気になります。
実はこの腸内の良い菌は、代謝にも深く関係しているんですよ。

腸内にいる良い菌は、代謝に必要なビタミンBなどの成分を作り出してくれます。

これらの代謝をサポートする成分が補給されることで、脂肪などの代謝がスムーズになって、ダイエットにも嬉しい効果が出るのです。

 

理由3 ストレス対策になる

 

腸活はなんと、ストレス対策にも効果があるんですよ。
ストレス太りという言葉がある通り、ストレスはダイエットの天敵ですよね。

腸は脳や神経とお互いに影響を与え合っています。
さらに、腸内に住んでいる細菌が心やストレスにも影響を与えていることが報告されています。

腸内がきれいになることで、ストレスに強い心を作ることもできるんですよ。

 

理由4 血液の流れがよくなる

 

腸をきれいにすると、血液の流れがよくなります。
すると、冷えが解消されたり、細胞が元気になって、ダイエットにプラスになるんですよ。

腸の環境が悪くなると、便や有毒物質が腸に溜まります。
便秘で出口を失った有毒物質は、出口を求めて血液にのり、全身に移動します。

その結果、血液がドロドロになったり、肌トラブルなど様々な不調が出るようになるのです。

 

理由5 太りにくい体質になる

 

腸内に住んでいる良い細菌は、脂肪の代謝にも関わっています。
腸活で良い細菌が増えると、脂肪の代謝がよくなり、太りにくい体質になることができるんですよ。

実際に、痩せている人には「痩せ菌」と呼ばれる菌が多いことが報告されています。

 

★きれいに痩せるために腸を見直そう!

 

腸は、美容や健康などの分野でも注目されている大切な部位です。
腸を見直すことで、健康的にきれいになりながら、痩せることができるんですよ。

特に便秘などでお困りの方は、自分の腸を一度見つめ直してみてくださいね。

 

 

2. 腸ダイエットのための5つの食事ルール

 

最近、便秘や肌荒れ、痩せにくさでお悩みではないですか?
もしかすると、腸の中が悪玉菌に占領されているかもしれませんよ。

健康を維持したり、美肌を保ったり、痩せやすい体質になるためには、腸の中の環境をきれいにすることが大切です。

そのためには、食事の見直しが必要不可欠です。

 

そこで今回は、腸ダイエットをするための食事のルールについてお伝えします。

 

ルール1 水溶性食物繊維を食べる

 

食物繊維には、水に溶けない性質の不溶性食物繊維と水に溶ける水溶性食物繊維の2種類があります。

腸ダイエットで積極的に食べたいのが、水溶性食物繊維です。

水溶性食物繊維は、便を出やすくするだけではなく、腸内の良い菌のエサになって、腸内をよい環境に整える効果があるんですよ。

水溶性食物繊維は、海藻類やフルーツ、ネバネバ食品に多く含まれています。

 

ルール2 発酵食品を食べる

 

腸をきれいにして、元気にするためには、腸内にいる良い菌の味方を送り込むことも大切です。

そこで活躍するのが、発酵食品です。

ヨーグルトやキムチ、ピクルスなどには、乳酸菌などの良い菌がたくさん含まれているんですよ。

一時的に味方が増えることで、腸内に良い菌の陣地を広げることができます。

 

ルール3 1日3食規則正しく食事をする

 

腸ダイエットで忘れてはならないのが、自律神経です。
実は、腸と自律神経は深い関わり合いがあり、自律神経が乱れると腸の動きが悪くなって、腸の中の環境も悪化してしまうのです。

自律神経を整えるために必要なのが、規則正しい生活です。
特に1日3食規則正しく食事をすることは、自律神経のリズムを整えるためには、大切なんですよ。

朝食を抜く方も多いですが、腸のためにも、朝食をとるようにしてくださいね。

 

ルール4 オリーブオイルやアマニ油で便秘対策

 

もしも、腸の環境が悪くなって便秘や便秘気味になってしまった場合は、油を賢く使うといいでしょう。

おすすめなのが、オリーブオイルやアマニ油です。

これらの油は、便の潤滑油になって便を出しやすくしてくれます。
さらに、腸を刺激して、腸の動きをよくする効果もあるんですよ。

1日あたりスプーン1杯程度を目安にするといいでしょう。

 

ルール5 ドライフルーツをおやつにする

 

腸ダイエットのときにおすすめのおやつが、ドライフルーツです。

ドライフルーツには、食物繊維がたっぷり含まれているため、腸を効率よくお掃除することができます。

さらに、ドライフルーツにはミネラルやビタミンも豊富に含まれているので、代謝にもよい効果が期待できるんですよ。

様々なドライフルーツを組み合わせておやつタイムを楽しんでくださいね。

 

★入浴や睡眠も腸活には大切!

 

腸をきれいにして、ダイエットをするためには、良い菌を増やす食事、腸をきれいにお掃除する食事、便秘を解消する食事をすることが大切です。

そして、自律神経を整えることも忘れてはいけません。

自律神経を整えるためにも、規則正しい生活を心がけて、入浴を習慣にし、しっかりと睡眠をとるようにしてくださいね

 

 

3. 腸には痩せ菌がいる?!痩せ菌を増やす方法

 

腸内フローラという言葉をご存じですか?
腸内フローラとは、腸の中に住んでいる細菌がお花畑のように密集している姿を現した言葉なんですよ。

実は、この腸内フローラの菌がダイエットにも影響を与えることが分かってきているんです。

そこで今回は、腸内の痩せ菌を増やしてダイエットを成功に導く方法についてお伝えします。

 

★腸には3種類の菌が住んでいる

 

腸内には、数100種類、100兆個の細菌がひしめき合って住んでいます。
時には、1000兆個とも言われる大量の細菌が私たちの中に存在しているんですよ。

この大量の腸内フローラの細菌は大きく次の3種類に分けることができます。

 

・善玉菌

 

私たちの体に良い働きをしてくれる細菌です。
乳酸菌やビフィズス菌などが善玉菌の代表です。
腸の中が善玉菌が多い状態を保つことが、健康や美容、ダイエットに大切なんですよ。

 

・悪玉菌

 

私たちの体に悪い影響を与える細菌です。
腐敗物質や有毒物質を出します。
ウェルシュ菌やブドウ球菌などが悪玉菌の代表です。
腸の中が善玉菌よりも悪玉菌が多くなると、腸の働きが悪くなったり、肌荒れが起こるようになります。

 

・日和見菌

 

腸の中の環境によって働き方が変わる細菌です。
善玉菌が多い状態だと、善玉菌のように体にいい働きをしてくれますが、悪玉菌が多い状態だと、悪玉菌のように健康に悪い影響を与えるようになります。

 

★痩せている人には、痩せ菌バクテロイデスが住んでいる!

 

腸内にどのような細菌がどれくらいの割合で住んでいるかは、人によって違います。
ですが、人によって全く異なるかというとそうでもないんですよ。

実は、体型によって細菌の種類や割合にある特徴があることが研究によって報告されているのです。

痩せている人の腸の中には、バクテロイデスという種類の細菌が多く住んでいることが分かっています。
そのため、痩せている人に多いバクテロイデスは痩せ菌とも呼ばれているんですよ。

バクテロイデスは、短鎖脂肪酸という物質を腸内で作り出して、脂肪の燃焼などを促進して太りにくい体にしてくれると言われています。

 

★バクテロイデスを増やす方法

 

つまり、ダイエットを成功に導くためには、痩せ菌であるバクテロイデスを増やして痩せ体質になればいいのです。

それでは、どうやってバクテロイデスを増やせばいいのでしょうか?
方法は、簡単です。

善玉菌を増やせばいいのです。

バクテロイデスは、日和見菌です。
そのため、善玉菌が多い環境を作ってあげれば、ダイエットによい効果をたくさん発揮してくれるようになるんですよ。

水溶性食物繊維が多い海藻やネバネバ食品、発酵食品、オリゴ糖などを積極的に食べてくださいね。

 

 

 

4. 腸活で痩せる!シンバイオティクスってなに?

 

腸内を善玉菌が多い状態にすると、痩せ菌であるバクテロイデスがダイエットによい働きをしてくれるようになります。

それでは、善玉菌を増やすにはどのような方法が効果的なのでしょうか?

最近では、プロバイオティクスやプレバイオティクスなどの言葉もよく耳にするようになりましたよね。
実は、これらの方法よりもさらに効果的な方法があるんですよ。

 

そこで今回は、ダイエットにおすすめのシンバイオティクスについてお伝えします。

 

★プロバイオティクスとプレバイオティクスってなに?

 

まずは、そもそもプロバイオティクスとプレバイオティクスが何なのか簡単に見ていきましょう。

 

・プロバイオティクスはヨーグルトや乳酸菌のこと

 

プロバイオティクスは、生きて腸まで届いて私たちの体に良い働きをしてくれる菌のことです。

代表的なのが、乳酸菌サプリメントやヨーグルトですよね。

 

・プレバイオティクスはオリゴ糖や水溶性食物繊維のこと

 

プレバイオティクスは、腸の中に住んでいる善玉菌のエサになって、善玉菌を元気にする食べ物のことを言います

代表的なのが、オリゴ糖や水溶性食物繊維などですね。

 

★プロバイオティクスの長所と短所

 

腸活で最も一般的なのが、ヨーグルトや乳酸菌サプリメントなどのプロバイオティクスです。
しかし、プロバイオティクスにも長所と短所があるんですよ。

 

・プロバイオティクスの長所

 

乳酸菌は種類によって様々な健康効果を持っています。
プロバイオティクスを取り入れることで、健康に有効な武器を持った善玉菌の味方を腸に送り込むことができます

 

・プロバイオティクスの短所

 

外からとった乳酸菌などの菌は腸の中に定着することができません
また、自分に合った菌を見つけるのも大変です。

 

★プレバイオティクスの長所と短所

 

次は、オリゴ糖などのプレバイオティクスの長所と短所について見ていきましょう。

 

・プレバイオティクスの長所

 

オリゴ糖などは、腸の中にいる自分の善玉菌を元気にして増やすことができるので、根本的に腸内環境を改善できます

 

・プレバイオティクスの短所

 

乳酸菌などのように新しい健康効果を導入することができません

 

★痩せるならシンバイオティクスを取り入れよう!

 

長所と短所を見ると分かりますよね。
プロバイオティクスとプレバイオティクスはお互いの短所を長所で補い合う関係なのです。

つまり、両方を一度に行えば効率よく善玉菌を増やせるということです。

そこでおすすめなのが、シンバイオティクスです。
シンバイオティクスとは、プロバイオティクスとプレバイオティクスの両方を同時に取り入れることなんですよ。

 

★簡単なシンバイオティクスの取り入れ方

 

最後に、簡単なシンバイオティクスの取り入れ方をご紹介します。

それは、ヨーグルトにフルーツを入れて食べたり、ヨーグルトにオリゴ糖をかけて食べるという方法です。

ヨーグルトにフルーツやオリゴ糖をプラスするだけで、腸活にダブルの効果を得ることができるのです。

 

 

5. 毎日キウイでキレイに痩せよう!キウイのダイエット効果

 

フルーツには、水溶性食物繊維やビタミンなどダイエットに嬉しい成分が豊富に含まれています。

中でも、ダイエットにおすすめなのが、キウイです。

キウイは腸をキレイにして、体の内側からキレイに痩せさせてくれるスーパーフルーツなんですよ。

そこで今回は、キウイのダイエット効果についてお伝えします。

 

★キウイは水溶性食物繊維が豊富

 

キウイには、不溶性食物繊維と水溶性食物繊維の両方の食物繊維が含まれています。

不溶性食物繊維は、腸の中をキレイにお掃除したり、腸を刺激して腸の動きを活発にする効果があります。

一方で、水溶性食物繊維は、便の水分を増やして、便を出しやすくしてくれます。

さらに、キウイの水溶性食物繊維は、善玉菌のエサになって、腸内の善玉菌を増やす効果もあるんですよ。

実際に、キウイを食べることで、痩せ菌であるバクテロイデスや善玉菌
の代表であるビフィズス菌が増えるのが報告されています。

 

★キウイは血糖値の急上昇を予防する

 

ダイエットを成功させるためには、食後の血糖値が急上昇しないようにすることが大切です。

実は、キウイは血糖値を上げにくい食べ物なんですよ。
炭水化物だけ食べたときよりも、炭水化物を食べる前にキウイを食べた方が、血糖値が上がりにくくなります。

血糖値が上がりにくくなることで、肥満ホルモンがたくさん分泌されるのを防止することができるんですよ。

 

★キウイは抗酸化力で体を若く保ってくれる

 

キウイには、豊富な量のビタミンCが含まれています。
さらに、強い抗酸化力を持つビタミンEやポリフェノールも含まれています。

ビタミンCとビタミンEは一緒にとることで、より高い抗酸化力を発揮するんですよ。

活性酸素を取り除くことで、体を若々しく保ったり、血管の劣化を防いで血流をよくすることができます。

 

★キウイはむくみ太りにも効果的

 

キウイには、カリウムも豊富に含まれています
カリウムは、体の中の余分な塩分を体の外に排出してくれるんですよ。

日本人は、塩分を摂りすぎている傾向があり、塩分をとりすぎると体がむくんで太ってしまいます。

キウイは、むくみ太りにも効果を発揮してくれるのです。

 

★1日2個を目安にキウイを食べよう!

 

キウイは、痩せ菌であるバクテロイデスを増やして痩せ体質にしてくれるだけではなく、豊富な栄養素で体をキレイに痩せさせてくれます。

おすすめは、1日2個のキウイを食前に食べるという方法です。

キウイはフルーツの中でも、お手頃価格で手に入れられるので、ぜひいつもの食生活に取り入れてみてくださいね。

 

 

睡眠不足が招く悪い影響とブルーライト

健康 - 美容

1. 睡眠不足が糖尿病を招く!?

 

一度かかってしまったら、もう治らないというこわい病気、糖尿病。

 

糖尿病の原因として、睡眠不足が注目されています。

 

3日間、深く眠る「ノンレム睡眠」状態が阻害されると、健常者でも、血糖値が23%も上がってしまうという研究報告があります。

 

これほどの急激に上昇してしまったら、もう糖尿病予備軍としてみなされます!

 

睡眠不足の状態だと、2型糖尿病を招いてしまうと言われています。

 

睡眠不足は糖尿病のほかに、肥満や寿命を縮めてしまうなどの悪影響もあります。

 

忙しい現代人は、どうしても睡眠時間が減ってしまいがち。

 

しかし、忙しさを理由に、しっかりとした睡眠時間をとらないでいると、それがさまざまな悪影響を招いてしまう危険性を自覚しておきましょう。

 

これまで、糖尿病と睡眠不足の関係では、逆のことが言われていました。

すなわち、糖尿病になると、その合併症として、睡眠障害が表れてしまう、という説です。

 

しかしここで言うのは、その逆パターンの可能性です。

睡眠不足の状態だから、糖尿病を招いてしまうのです。

 

たしかに、糖尿病になると、睡眠障害を招いてしまうのは事実です。

たとえば、高血糖状態にあるので、夜間にトイレに行く回数が増えてしまいます。

 

また、足に神経障害が出てしまうと、寝ていられないような激痛が起きてしまいます。

2型糖尿病患者は、肥満の人が多いです。

 

太った人は、いびきや睡眠時無呼吸症候群になりやすく、それも睡眠を阻害してしまいます。

 

2003年に、新幹線の運転手が居眠り運転をしていたことが発覚し、大きな社会問題になりました。

これは、無呼吸症候群による居眠りです。

 

夜間の睡眠中に呼吸が止まったり、気道がつぶれて空気の流れが悪くなり、低呼吸が何回も起きたりしてしまう状態です。

 

こういう風な眠りをしていると、深い眠りがさまたげられます。

 

目が覚めはしないですが、浅い睡眠が多くなるので、昼間の生活に支障が生まれてしまうのです。

 

太った人のこのような状態になると、ぐっすり眠るどころではありませんよね。

 

糖尿病から睡眠障害というのはたしかにありますが、その逆のバージョンもある、ということが重要です。

お互いに相関関係があるのです。

 

睡眠障害になると、どうして糖尿病になりやすくなってしまうのでしょうか。

それは、代謝と関係があります。

代謝に悪影響を及ぼし、それが糖尿病を招いてしまうのです。

 

睡眠不足の状態の人は、深い眠りをしていないので、ノンレム睡眠の状態がおおくなりがちです。

すると、それがインシュリンの感受性に影響を与えてしまいます。

 

糖尿病とは、インシュリンがきちんと機能しなくなることによって、引き起こされます。

だから、糖尿病を防ぐためにも、インスリンの分泌をコントロールするために、しっかりと睡眠時間を確保したほうが良いのです。

 

それも、ただ長い時間を眠るだけではなく、深い眠りにつくことが大切となります。

 

 

2. 睡眠が私たちに必要な理由

 

睡眠は大切。これはよく知られていることです。

 

しかし、それにもかかわらず、睡眠の大切さを実感し、守ろうとしている人は、そう多くありません。

 

きちんとした睡眠時間を確保することを、守るか守らないかは、その人次第ですが、守らなければ、健康は確実に悪影響を受けます。

 

睡眠不足になると、朝すっきり起きられなくなります。

朝起きられなくて、不登校になってしまう子供が増加傾向にあります。

 

もはや、社会問題にまで発展していますが、睡眠不足を解消しないと、子供でも朝、学校に行けなくなるのです。

 

大人は頑張って起きるでしょうが、それでもストレスは子供と同じ。無理して活動している時間に悪影響が出てきてしまいます。

 

たとえば、大型トレーラーでの事故などが、睡眠不足により引き起こされてしまいやすくなるのです。

そうなれば、本人ももちろんですが、居合わせたほかの人々も、大きな損害を被ってしまうおそれがあります。

 

睡眠不足によって、これだけ多くの悪影響が引き起こされることから、人間にとって、睡眠がどれほど大切なものなのかがよくわかります。

 

私たちは、人生の3分の1を眠ってすごします。

これがふつうの生活です。

 

短時間睡眠、というやり方がもてはやされていたりします。

 

睡眠時間を削って、ばりばり仕事をするための方法を指南するというもの。

 

しかし、睡眠不足を削ってばりばり働こうとするよりも、良質な睡眠をとったほうが、作業効率は上がるはずなのです。

 

急がばまわれ、ということです。

 

1日に7時間も、8時間も眠るのは、実は自然界では人間だけです。

ほかの動物は、こんなに長い時間、無防備な状態で眠ることはありません。

たいていは、1サイクルごとに細切れで睡眠をとっています。

 

人間は脳が発達しているので、そのメンテナンスをするために、長い時間の睡眠が必要なのです。

だから、睡眠時間が6時間より少なくなってしまうと、睡眠不足の状態となり、体に悪影響が出始めます。

 

6時間までなら、ぎりぎり問題なく、日中過ごすことができるでしょう。

 

しかし、それ以下だと危険です。

 

もちろん、必要な睡眠時間には個人差があります。

また、その人が受けているストレスの量によっても、必要な睡眠時間(休息時間)は異なってきます。

 

人によっては、9時間より少ない睡眠時間になると、寝不足状態になることもあります。

これは、その人自身の性質によるものと考えて良いでしょう。

 

普段日勤で、夜勤もこなすような生活になると、睡眠時間が5時間以下になる、ということも少なくありません。

 

不規則な労働時間になるときは、心臓と脳に負担をかけている、ということを忘れないようにしましょう。

 

睡眠不足は心身の影響をはじめ、社会生活にまで、影響が及んでしまいます。

 

ナポレオンは3時間しか寝なかったと言われますが、それをまねしようと思っても、そうできるものではありません。

 

健康を考えるなら、やっぱり6時間は、眠りたいです。

 

 

3. 睡眠不足は視力を阻害する

 

睡眠不足は、ものの見え方にも悪影響を及ぼす可能性が指摘されています。

 

目が疲れていると、パソコンで作業していると、目がかすみがちになります。

 

睡眠不足の状態だと、ものを見る認識時間やコントラスト感度、調整する能力が阻害されてしまうと言われています。

 

健康診断を受けると、視力測定があります。

この視力測定では、通常は5メートルの視力表を使います。

 

1.5㎜の切れ目の入っている「ランドルト環」を見分けられると、視力1.0として測定されます。

遠いところから見て、どれだけ鮮明に像を把握できるか、という、指標から網膜までの光学特性をはかることにより、出される数字なのです。

 

しかし、ものを見るための力には、このほかにもいくつかの要素が加わってきます。

視力だけではなく、認識スピードがコントラストへの感度、目を調整する能力も、関わってくるのです。

 

これらが総合的に関わって、ものの見え方が決まってきます。

 

睡眠不足の状態だと、このはたらきに、悪影響が出ると言われています。

 

睡眠不足が続いていると、パソコンでの作業がなかなかはかどらなかったりしますよね。

これは、気分が乗らなかったり、体調が悪かったりするせいもあるでしょう。

 

しかし、ものの見え方も関係している可能性があります。

睡眠時間が短いと、頭がぼんやりしてしまいます。

 

これは、情報が網膜から脳に伝わる速度が、遅くなっているということです。

 

だから、認識したり、識別したりするのにかかる時間が長くなってしまいます。

 

その結果、パソコンの作業効率が低くなってしまっている可能性があるのです。

 

長時間本を読んでいたり、パソコンの画面をにらんでいたりすると、比較的近距離のものに、ずっと焦点を当て続けることになります。

 

近視でも遠視でもない、「正視」の人が、眼前30㎝の指標を見るのに必要な調整力は、3ジオプター、という尺度になります。

近くのものを見るには、それだけの調整力が必要、ということです。

 

しかし、睡眠が不足すると、調整力は低下します。

なので、近見視力は低下してしまいます。

 

続いて、コントラスト感度について。

壁のテクスチャーや、森林の木々の細かいさまを見分けるには、コントラスト感度が必要です。

 

コントラスト感度は、VCTS (Vision Contrast Test System)という検査法ではかれます。

 

どれくらいぼんやりしたものが、どれくらいの細かさの縞模様まで認識できるか、という検査法のなります。

 

睡眠時間が短いと、高周波領域では、この感度が低下すると言われています。

 

このように、睡眠不足にあると、ものをすぐに認識できなかったり、近くのものを見にくくなったります。

 

また、コントラストを把握しにくいため、結果として作業効率が落ちてしまう可能性があります。

ですから、睡眠不足は、起きている間の見る力の低下にもつながってしまうのです。

 

睡眠時間はきっちりとって、オフィスでの仕事もばりばりこなせるようになりたいですね。

 

 

4. 睡眠不足は美容に悪影響を与える

 

美容を気にする女子にとって、眠りの時間はとても重大です。

 

いくら効果な美容液やクリームをスキンケアで使っていたとしても、どれだけエステにお金をつぎこんでいようとも、睡眠不足では、効果も半減してしまいます。

 

肌は、寝ている間につくられます。

起きている間に受けてしまった、さまざまなダメージが、寝ている間に修復されているのです。

 

睡眠中でも、その修復作業どのくらい行われるかは、時間によって差があります。

肌の修復がもっとも活発な時間帯に眠って、翌朝にはつるつるのお肌によみがえらせたいですね。

 

肌の修復がもっとも活発になるのは、午後10時~午前2時までの4時間です。

この時間は、美肌のゴールデンタイムと呼ばれています。

 

新しい肌は、この時間に再生されています。

敏感肌やにきび肌など、肌のお悩みがある人は特に、この時間に眠るようにしましょう。

 

ただ、この時間帯は、仕事をしている人には、眠りにくい時間帯かもしれません。

後半の2時間である、深夜12時~2時までの2時間はなんとかなるかもしれません。

 

しかし、前半の10時~12時までは、とくに最初の1時間は、かなりがんばらないと、眠れなさそうです。

ベッドに入って3秒で眠れる、という人は、問題ないかもしれませんが、たいていの場合、ベッドに入って目をつむり、眠りに入るまでには、10分以上の時間がかかるものです。

 

私は眠るまでに、30分はかかります。

となると、10時に眠りにつくためには、一番遅くても9時半までにベッドに入って目をつむらないといけません。

 

仕事で残業をしてきたときは、帰宅時間も遅くなるし、そのあとに食事をして、お風呂に入って・・・というのをやっていると、あっという間に9時半を過ぎてしまいます。

 

10時でも厳しいかもしれません。

 

10時から始まるドラマを見たい! というときも、達成が難しくなります。

 

そんなときは、仕方がないので、ゴールデンタイムの少なくとも後半の2時間だけは、毎日確保するようにしましょう。

 

それだけでも違います。

 

美肌のゴールデンタイムにきちんと眠らずにいると、肌の再生機能がうまくはたらかなくなってしまいます。

 

古い角質層がずっと、肌の上に残ったままになってしまい、肌荒れや敏感肌、乾燥肌、オイリー肌を招いてしまいます。

 

睡眠不足だと自律神経が乱れてしまうので、ホルモンバランスにも悪影響を与えてしまいます。

 

ホルモンがはたらかないと、肌へ栄養をきちんと補給できなくなり、これも肌荒れの原因となってしまいます。

 

このように、睡眠は美容にとって、とても大切な要素です。

 

もちろん、健康的な体を維持するためにも、睡眠は大きな役割を果たしています。

 

毎日忙しくても、ときには遊びの時間を削ってでも、眠りの時間はきちんと確保したいです。

きちんと眠らないと、肌状態が悪化して、そのための対処に余計な時間がとられてしまいます。

そうならないためにも、予防的に眠っておくほうが、負担も少ないです。

 

 

 

5. 青色LEDが睡眠に与える影響

 

省電力なLEDは、コストを抑えて私たちの生活を明るくしてくれる、ありがたい存在です。

 

しかしこの青色LEDは、睡眠に好ましくない影響を与えることが明らかになっています。

 

2014年のノーベル物理学賞の受賞者に決まったのは、日本人3人の研究者で、青色発色ダイオードの発明の功績に対して与えられました。

 

ディスプレイですべての色をつくるには、光の3原色と言われる赤、青、緑の3色のLEDが必要です。

 

赤のLEDは比較的早く発明されたのですが、緑と青は時間がかかりました。

 

20世紀中には発明は不可能と言われていたのです。

 

ところが、それを開発したのが、赤崎勇氏、天野浩氏、中村修二氏の3氏です。

 

青色LEDの開発に続き、緑色LEDも開発され、薄型テレビやパソコン、モバイルフォンなどが普及しました。

世界に誇る、この技術を日本人が開発したというのは、非常に誇れることです。

 

青色LEDの開発は、省電力という意味で、とても大きな功績があるのですが、実は睡眠にも良い影響があることがわかってきました。

 

ヒトは20世紀に入るまで、昼に活動し、夜に眠るという生活をしていました。

 

だから、明るい光を見ると目が覚め、暗くなると眠るように脳が機能しています。

朝目覚めてすぐに明るい光を見ると、夜にたくさん分泌されていた睡眠ホルモン「メラトニン」が減少します。

 

そして目が覚めていきます。

 

反対に、夜に明るい光を見ると、せっかく増えたメラトニンが減り、目がさえて眠れなくなってしまいます。

 

光が明るいと、メラトニンを減らしやすくなり、眠りにくくなります。

 

これは、光の色によっても効果が違うのです。

 

青い光は、赤い光に比べて、メラトニンを減らす効果が強いです。

 

このため、夜は暖色系の照明をつけるとよいといわれています。

 

見た目が青くなくても、安心できません。

 

ブラウン管テレビに比べ、薄型テレビからは、ブルーライトが数倍多く出ています。

 

バックライトとして使われるLEDから、大量の青い光が出ているためです。

 

テレビのほかに、パソコンやモバイルなど、液晶画面を使うディスプレイはみんな、同じです。

 

白色のLEDライトは、黄色と青色の光を混ぜ合わせて白くしています。

省エネのためには、LEDの普及は大事でしょう。

 

しかし、睡眠の質をよくするなら、夜の照明は、白熱灯のほうが良いです。

 

最近の電気屋では、LED照明ばかりになって、それ以外の明かりが見つけにくいという状況ではありますが・・・

 

そもそも、白熱灯の生産は、現在では終了してしまっています。

このため、次善の策として電球色のLEDライトや、蛍光灯を使うという案があります。

 

これで、睡眠に対する悪影響を減らせます。

 

ピンク色のシーリングライトにすると、睡眠の質が上がった、という報告もあるくらいです。

 

ノーベル賞受賞はすばらしい功績ですが、眠りついては疑問符がつく青色LED。

 

明るさを調整できるときは、なるべく低めに設定し、夜の眠りをさまたげないような環境づくりを心がけることをおすすめします。