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オリゴ糖とその効果、便秘解消

サプリメント - 健康

1. オリゴ糖とは

 

オリゴ糖とはビフィズス菌のえさとなって、腸内環境を良くしてくれるものです。

オリゴ糖と一口に言っても、色々な種類があります。オリゴ糖というのはそもそも、「3種類以上の糖分が結びついてできたもの」という意味だからです。

代表的なオリゴ糖については以下の通りになります。

 

ガラクトオリゴ糖

 

牛乳に含まれる乳糖とガラクトースが結合してできたオリゴ糖です。

乳糖をアルカリ処理することで、作られます。

砂糖の40%くらいの甘味があります。

 

イソマルトオリゴ糖

 

みそやしょうゆ、はちみつなどに含まれるオリゴ糖です。

安価なオリゴ糖シロップが売られていますが、こうしたものは、このイソマルトオリゴ糖から作られたものが多いです。

甘みは砂糖の半分くらいで、熱や酸にも強いです。

料理につかいやすく、摂取しても虫歯になりにくいのがメリットです。

 

フラクトオリゴ糖

 

玉ねぎやごぼう、アスパラガスなどに含まれています。

イソマルオリゴ糖よりも少し高いですが、シロップ状のものがよく販売されていますね。

オリゴ糖はいずれも、砂糖に比べると同じ重さで比べた場合、カロリーは半分くらいになるものがほとんどです。

 

しかし、低カロリーだし、健康にもいいから、大量にオリゴ糖を使っていいのかというと、そうでもありません。

オリゴ糖はカロリーが低い分、甘味も少ないです。

だから、砂糖と同じくらい、それ以上の甘味をだそうとすると、摂取カロリーが砂糖とそれほど変わらなくなってしまいます。

 

オリゴ糖は、ビフィズス菌のえさになるまで体内で吸収されにくいという特性があるので、実際のカロリー表記よりも実際の吸収カロリーは少なくなります。

しかし、砂糖よりは低カロリー、低吸収ということにすぎないのです。

オリゴ糖だから、いくら食べても太らない! とは思わないようにしましょう。

 

砂糖がわりに、オリゴ糖を使えるところは使う、というようにすることで、全体の糖分摂取量を、あまり増やしすぎないようにすることが大切です。

 

オリゴ糖は、便秘解消のためには、ぜひ摂取したいものです。

でも、便秘解消のためだからと、オリゴ糖を大量に摂取していたら、太ってしまった! なんてことは無いようにしたいですね。

もちろん、便秘解消のためには、オリゴ糖の摂取と、食物繊維の摂取の両方を行っていく必要があります。

 

これらにより、善玉菌を増やして、腸内環境を整えることができるようになるのです。

オリゴ糖は、スーパーマーケットなどで、甘味料として売られています。

砂糖替わりに、料理の甘味のかわりに使うのもいいですし、ヨーグルトにかけたりして使うのも良いでしょう。

 

また、通販などで、甘味のないオリゴ糖と言うのも売られていたりします。

こうしたものを選ぶと、カロリーオーバーを気にすることなく、腸内環境改善に役立てられますね。

サプリメントになっていて、コーヒーや料理に溶かして使うものなどがあります。

 

 

2. オリゴ糖の効果

 

オリゴ糖は、善玉菌のえさとなり、善玉菌を増やして、元気にするという効果があります。

善玉菌の代表格となるのがビフィズス菌です。

ビフィズス菌は、オリゴ糖と一緒に摂ると良い、と言われています。

オリゴ糖はその名の通り、糖分です。

 

他にもいろいろな糖分があるのに、なぜオリゴ糖がいいと言われているのでしょうか。

その理由は、腸まで届いて、ビフィズス菌のえさになれるからです。

 

他の糖では、このはたらきをすることができません。

糖分というのは、どれも同じような構造をしているわけではありません。

オリゴ糖は、他の糖分よりも、構造が複雑だったりします。

オリゴ糖は、複数の糖分で」が結びついてできているからです。

果糖やブドウ糖、ガラクトースなど、3種類以上の糖分が結びついて、オリゴ糖になります。

 

複数の糖分が結びついてオリゴ糖になることは、メリットがあります。

単体構造の他の糖分と違い、消化されにくいのです。

消化されにくいので、腸までしっかり届くんですね。

腸にオリゴ糖が届くと、ビフィズス菌が食べてくれます。

オリゴ糖は、ビフィズス菌の大好物です。悪玉菌はオリゴ糖が好きではないので、あまり食べません。

 

腸内環境を改善しようとして、オリゴ糖ではなくビフィズス菌そのものを食べる、という方法があります。

 

例えば、ヨーグルトにはビフィズス菌が含まれています。

 

だから毎朝ヨーグルトを食べて便秘解消に努めている、という人も多かったりします。

でもビフィズス菌は、死滅しやすいので、せっかくヨーグルトを食べても腸に届く前に死滅して、働かなくなってしまっていることが多いです。

だから、腸まで生きていることの難しいビフィズス菌そのものを摂取するよりも、腸内にいるビフィズス菌のえさになるオリゴ糖、腸に届くまで消化されにくいオリゴ糖を摂取したほうが、便秘解消には役立てやすいということが言えます。

オリゴ糖は、善玉菌しか食べないものですから、効率よくビフィズス菌専用のエサとすることができます。

 

ビフィズス菌そのものが元気になるだけではなく、腸内でその数を増やすことが一番です。

 

ビフィズス菌を元気にするエサとしては、オリゴ糖が一番注目されています。

オリゴ糖は、ビフィズス菌を元気にするというアシスト役を果たします。

オリゴ糖がなければ、ビフィズス菌はひとりでがんばらないといけなくなってしまいます。

 

ビフィズス菌そのものにゲンキがなくなってしまいます。

よほど多くの数を摂取して、頑張らない限り、悪玉菌に勝つことはできなくなるのです。

仮に、一時的にビフィズス菌をたくさん摂取しても、腸内での寿命が短いので、オリゴ糖というエサをもらって増殖できなければ、すぐ不足してしまいます。

 

もちろんその逆も言えて、ビフィズス菌がほとんどいない状態でオリゴ糖だけを摂取しても、エサだけ余るという状態になってしまいますから、ビフィズス菌とオリゴ糖、両方を摂取することが大切と言えます。

 

3. オリゴ糖を食事に取り入れて便秘解消!

 

オリゴ糖は、腸内に届いてビフィズス菌のエサになるものです。

だから、摂取することで腸内環境が正常化されて、便秘解消に役立ちます。

オリゴ糖をどんどん摂取して、お通じをスムーズにしたいですね。

オリゴ糖をムリなく摂取するのには、砂糖の代わりに使う、というのが一番手軽です。

コーヒーや紅茶に入れて飲むという方法です。

でも、それ以外にも、いろいろな方法で、オリゴ糖を摂取する方法はあるんです。

たとえば、料理に使うという方法です。

 

毎日の食事を使う時に、オリゴ糖を使います。

オリゴ糖は料理に使いやすい甘味料ですから、どんどん使っていただきたいです。

オリゴ糖の多くが、砂糖と同じくらいから、それ以上に熱に対して強く、安定性がある、という特徴があります。

 

加熱する料理に使っても味が変わらず、糖度も落ちません。

だから、料理でも砂糖の代わりに使える、というわけです。

他の甘味料ではこうはいきません。

 

果糖や人工甘味料のアステルパームなどは、熱に弱いです。

オリゴ糖を料理に使う具体的な方法ですが、ごく普通に、砂糖の代わりに使うという方法があります。

 

オリゴ糖は砂糖よりも甘味が弱いので砂糖よりも少し多めに入れると良いですね。

みりんの代用としても使えます。

オリゴ糖と料理酒を足せば、みりんに近い味になります。

砂糖やみりんを使うメニューは煮物系で多いので、煮物にはオリゴ糖を必ず使うようにするだけで、かなり摂取できるようになります。

 

オリゴ糖をご飯に入れることもできます。

ポイントは、炊飯器に水をいれるとき、オリゴ糖をよく混ぜ、完全に溶かしてから入れる、ということです。

それさえ守れば、あとは普通に炊飯しても大丈夫です。オリゴ糖入りのごはんは、やさしい甘みが出て、ご飯のおいしさを引き立ててくれます。

味の面でも、よりよくなります。

 

オリゴ糖を食事に使う時は、3食で使うようにしましょう。

夕食だけ大量にオリゴ糖を使うよりも、少量でも、3回の食事全てにオリゴ糖を入れたほうが、便秘に効きます。

腸内のビフィズス菌のことを想像してください。

オリゴ糖は、腸内にいるビフィズス菌のエサになるのです。

ビフィズス菌にとって、一度に大量のエサが来るよりも、13回、分けてエサをもらえたほうが、食べきることができるので、ムダになりにくくなります。

 

また、体質によっては、一度に多量にオリゴ糖を摂取してしまうと、おなかがゆるくなってしまうこともあります。

 

食事の糖分の全てをオリゴ糖に変える、と気負って考えすぎず、あくまで毎日の食材の1つの選択肢として、気軽に使うことが、オリゴ糖を食事で使うことによる便秘解消に一番役立つやり方かと思います。

3食で、どれかひとつのおかずまたはごはんでオリゴ糖を使う、と考えておくと、続けやすいのかなということです。

 

ひとつの方法だけで摂取していると、どうしても飽きがくるので、いろいろな方法を試してみると良いですね。

 

4. オリゴ糖とヨーグルトで便秘解消

 

オリゴ糖は腸内環境正常化に役立つビフィズス菌を活性化してくれます。

ビフィズス菌のエサになるので、摂取することで、腸内環境を正常化し、便秘解消に役立つのです。

 

このオリゴ糖と、ビフィズス菌を含むヨーグルトを一緒に摂取することで、便秘解消効果はぐんと高まります。

ビフィズス菌が腸に届いたときに、すぐエサを貰える状態だから、ビフィズス菌にとっては天国の環境です。

 

ビフィズス菌と、無糖ヨーグルトを一緒に食べるようにしましょう。

 

 

無糖ヨーグルトの甘味としてオリゴ糖を使います。

とはいえ、ビフィズス菌は酸に弱いため、胃酸にやられてしまい、腸に届くまでにほとんどが死んでしまう、という欠点もあったりします。

死んでしまったビフィズス菌も、全くムダになるというわけではなく、腸内の掃除にある程度役立ってはくれます。

 

でも、生きたまま届かないと、死んだビフィズス菌は、餌となるオリゴ糖を食べることはできません。

 

普通のヨーグルトだと、だいたいこのような状態になります。

オリゴ糖だけが生き残って、オリゴ糖を食べてくれるはずのビフィズス菌が足りない、せっかく与えたエサがムダになってしまう、ということになります。

そのような事態を避けるためにも、ビフィズス菌を生きたまま腸まで届けられるように工夫されているヨーグルトを選ぶようにしましょう。

 

商品パッケージに「消費者庁許可 特定保健用食品」のマーク、つまりトクホマークが付いているものを選びます。

トクホマークがある上で、「生きたまま腸に届く」と記載されているものを選びましょう。

 

ちなみに、特定保健用食品(トクホ)とは、特定の効果が証明されていて、消費者庁長官がその効果の表示を許可した食品のことを言います。

「生きたまま腸に届く」と記載があるトクホなら、生きたまま腸に届く作用が証明されています。

 

だから信用できるのです。

ビフィズス菌を生きたまま腸に届けられるかどうかで、オリゴ糖のサポート効果も大きく違ってきますから、トクホマークは要チェックです。

 

ヨーグルトと言えば、冷蔵庫に入れて、冷たいまま食べる、というのが一般的ですが、敢えて温かいヨーグルトを食べることをおすすめします。

ある程度加熱することで、腸内に元々存在する善玉菌を活性化させることができるのではないか、というのが近年の研究で明らかにされているからです。

 

オリゴ糖を入れたヨーグルトを、レンジで少し温めてから食べると、効果的かもしれません。

500ワットのレンジなら、ヨーグルト100グラムに対して、だいたい3040秒くらい加熱すると良いでしょう。

 

ヨーグルトに、さらにオリゴ糖をプラスしても良いですね。

腸内で便のかさをふやしてくれる食物繊維を加えて食べれば、便秘解消に、さらに役立てられます。

ヨーグルトによく合う食物繊維入り食品には、バナナやきな粉、ドライフルーツなどがあります。

 

5. オリゴ糖入りスポーツドリンクで便秘解消!

 

暑い日々が続くようになりました。便秘解消も、スカッと気分よくできる方法でやってみたいですよね。

スカッとしたいとき、市販の清涼飲料水に頼るのではなく、自家製のオリゴ糖入りすっきりドリンクを作って、飲んでみると良いかも知れませんよ!

暑い日の定番ドリンクと言えば、スポーツドリンクです。

汗をかくと、対外に出てしまった塩分を補給できます。

そして体に吸収されやすくなります。

 

このスポーツドリンクを、オリゴ糖を使って、自作してみましょう!

 

 

~オリゴ糖入りスポーツドリンクの作り方~

 

材料

 

・水500

・レモン汁または食用クエン酸粉末少々

・オリゴ糖小さじ2

・はちみつ小さじ2

・塩小さじ1/4

 

作り方

 

これらを全て、よく混ぜ合わせるだけで、自家製スポーツドリンクが出来上がります!

この自家製スポーツドリンクには、オリゴ糖だけではなく、はちみつも入れます。

この点について、不思議に思われるかもしれません。

これはなぜかというと、オリゴ糖だけを入れてしまうと、たくさん入れすぎることで、お腹がゆるくなる人もいるからです。

 

スポーツドリンクは、冷たい状態で飲むものです。

冷えると甘味が増すはちみつを使えば、砂糖よりも少ない量でも甘味を感じられるようになります。

 

砂糖よりも低カロリーになる、というメリットがあります。

塩を入れますが、これは天然塩がおすすめです。

天然塩はミネラルが豊富です。

天然塩を使うと、多少のミネラル摂取もできるようになるので、なお良いのです。

暑い日に飲みたいドリンクと言えば、スポーツドリンクのほかに、炭酸飲料が挙げられます。

 

炭酸飲料も普通に買うのではなく、手作りすることができます!

 

~オリゴ糖入り炭酸飲料の作り方~

 

材料

 

・炭酸水

・オリゴ糖

・果糖

・レモン汁

 

作り方

 

それぞれを適量ずつ入れて混ぜるだけで、簡単に炭酸飲料ができます!

レモンスカッシュみたいな味になります。

オリゴ糖入りスポーツドリンクや炭酸飲料なら、飲むのも楽しいし、続けられますよね。続けることが便秘解消の近道となります。

毎日美味しく飲んでいると、知らないうちに便秘解消できていた! というのが最高です。

 

手づくりで炭酸飲料を作ると、香料や保存量、着色料などの添加物を摂取してしまうのを防ぐことができます。

また、市販の炭酸飲料よりも糖分が少ないものができるので、カロリーセーブにもやくだちます。

 

炭酸水を飲むと、便秘解消に役立つので、スポーツドリンクよりも炭酸飲料のほうを、おすすめしたいです。

炭酸を飲むと、胃腸が刺激されて、動きが活発になります。だから、便秘解消しやすくなるのです。

 

腸内で善玉菌のえさになるオリゴ糖と、腸内を活発にする炭酸水の、ダブルの効果で便秘解消できるというわけです。

ただし、腹痛があったり、便秘と下痢を繰り返していたりするような、けいれん性の便秘には、炭酸の刺激は向かないので、飲まないようにしましょう。

 

 

 

花粉症とは? その対策は? 花粉症の原因・特徴・症状を知り、予防しよう!!

健康

1. 花粉症ってなに?どうしてなるの?

 

春が近づくにつれ、耳にすることの増える花粉症。

花粉症の方にとって、春は憂鬱な季節となっていることも多いようです。

花粉症とはどんなものなのか?どうしてなってしまうのか?など、意外にはっきりと知らない方も。

多くの日本人を悩ませている、花粉症についてご紹介します。

 

★花粉症の症状はどんなもの?

 

アレルギー性疾患の一つである花粉症。

花粉症は、原因となる花粉に触れた時に、体の免疫反応が過剰に作用することで起こってしまいます。

花粉症の症状と言えば、くしゃみ、鼻水、目のかゆみ。

花粉症の原因となる花粉に触れることで、くしゃみや鼻水が止まらなくなってしまうことも。

目のかゆみを我慢するのにも苦労してしまいます。

これらの症状は、体が花粉を追い出そうとして起こるもの。

はっきとした統計は発表されていませんが、近年は花粉症の人が増加していると言われています。

花粉症の若年化も進み、小児の花粉症も増えてきているようです。

そのため、花粉症対策グッズなども多く販売されています。

 

★花粉症にかかる人の特徴は?

 

現在花粉症にかかっていない方も、安心はできません。

今後花粉症にかかってしまう可能性があるんです。

何かアレルギー疾患をもっている方は、花粉症にかかる可能性が高くなると言われています。

家族に、花粉症や他のアレルギー疾患をもっている方がいる場合にも、花粉症になる可能性が高くなるようです。

花粉にどれだけ接触したかも、花粉症に関係します。

花粉に触れる機会や量が多いほど、花粉症になる可能性は高くなると言われています。

花粉症に触れる機会の多い方は注意しましょう。

 

★主な花粉症の種類は?

 

花粉症を引き起こす花粉にはいろんなものがあります。

最も代表的なのが、スギ、ヒノキなどの針葉樹の花粉。

スギは、3月~5月中頃。

ヒノキは、3月中頃~6月中頃に花粉が多くなります。

そのため、春になると花粉症対策がニュースなどで騒がれるようになっている
んです。

春ほどではありませんが、秋も花粉症に悩む方が増える季節。

9月~10月中頃には、ブタクサの花粉が増えてしまいます。

それ以外にも、夏にはホソムギ、カモガヤ。

冬にはセイタカアワダチソウなど、通年いろんな種類の花粉が存在しています。

春以外にも花粉症を起こす可能性があるので、鼻水、くしゃみ、目のかゆみなど、花粉症のような症状がないかどうかチェックしてみてください。

花粉症のことを知って、花粉症対策に役立ててくださいね。

 

2. 花粉症にならないために気を付けたいこと!

 

花粉症は、いつかかってしまうか分からもの。

自分は大丈夫だと油断していると、花粉症になってしまうかもしれません。

鼻水、くしゃみ、目のかゆみなどのつらい症状を防ぐためにも、花粉症にならないように注意することが大切です。

花粉症にならないために心掛けてほしいことをご紹介します。

 

★花粉症になってしまう原因は?

 

自分ではどうにもすることができない、鼻水や目のかゆみ。

花粉症の原因は、体の中に入った花粉によるもの。

体には異物を排除する機能が備わっているのがですが、それが過剰に反応してしまうせいで花粉症となってしまいます。

花粉症による鼻水やくしゃみは、体から花粉を追い出そうとして起こる反応なんです。

 

★花粉に触れないようにすることが第一

 

花粉症にならないためには、花粉に触れないようにすることが第一です。

花粉症は、多く花粉に触れることでなりやすくなってしまいます。

多くの量の花粉が体内に入ると、体が花粉を追い出そうとして反応します。

それが、花粉症の引き金となってしまうことがあるんです。

自覚できないくらい症状の軽い花粉症の方の場合、多くの花粉に触れることで症状が重くなってしまうことも。

そこで初めて花粉症に気付くこともあるようです。

花粉が多い時期には、外出を控えるなどして花粉と接する機会を減らしましょう。

花粉症を予防するために、マスクやメガネなどを着用するのもオススメ。

手洗いやうがいを習慣にするのも効果的。

室内に花粉を持ち込まないようにすることも大切です。

洗濯物や寝具などは外に干さないようにする。

帰宅時に自宅に入る前に、服や頭髪についた花粉を払い落とすのも効果的です。

花粉症になってからではなく、花粉症になる前から花粉を生活に入れないようにしましょう。

 

★花粉症かな?と感じたら早めに医療機関へ

 

花粉に気をつけていても、花粉症になってしまうことはあります。

鼻水が出る、目がかゆいなど花粉症らしい症状現われたら、早めに医療機関を受診するのがオススメです。

現在花粉症を完全に治すことはできませんが、早めに治療を行うことで、花粉症による炎症が酷くなるのを抑えることはできます。

アレルギー疾患がある場合、家族にアレルギー疾患をもっている方がいる場合には、花粉症になりやすいと言われています。

気になる場合には、早めに受診するようにしましょう。

花粉症ではなく、他のアレルギーや風邪の場合もあるため気を付けてください。

花粉症にならないためにも、花粉に多く触れないように心掛けてくださいね。

 

3. 花粉を防いでくれるマスク&メガネ

 

花粉症を悪化させないためには、体の中に花粉を入れないようにすることが大切です。

それに役立ってくれるのが、マスクとメガネ。

花粉症の主な症状である、鼻水や目のかゆみを軽減するのにも効果的なんです。

花粉症にマスクとメガネを活用するオススメの方法についてご紹介します。

 

★花粉を防ぐのに効果的なマスクの選び方

 

花粉を体に入れないようにするためには、マスクを着用するのがオススメです。

マスクを使用することで、花粉が体に入る量を3分の1~6分の1程度まで減らすことができると言われているんです。

マスクを選ぶ時には、花粉を遮断する効果の高いものを選ぶことが大切です。

花粉症対策用のマスクは、花粉症遮断率の高いものが揃っています。

自分に合ったサイズを選ぶことも重要です。

できるだけ顔にフィットして、隙間のないものにしましょう。

口と鼻をしっかりと覆ってくれるものを選ぶようにしてください。

マスクの中にガーゼを入れることでも、花粉症の遮断を高めることができると言われています。

マスクに噴射することで、花粉がつくのを防いでくれるスプレーもオススメです。

花粉を水に変えてくれるタイプの、新しいマスクも販売されています。

性能を確保するためにも、マスクは使い捨てのものを選ぶようにしましょう。

 

★花粉を防ぐのに効果的なメガネの選び方

 

目のかゆみを抑えるためにも、メガネを使用するのがオススメ。

メガネの種類などにもよりますが、通常のメガネで40%、花粉症対策用メガネで65%程度の花粉を防ぐことができると言われているんです。

花粉症のシーズンには、コンタクトからメガネに変更するのがオススメです。

メガネは、顔にフィットすることでより花粉の遮断率が高くなります。

現在はおしゃれな花粉症対策用メガネなども販売されているため、花粉症対策をしながらおしゃれを楽しむこともできますよ。

 

★マスク・メガネを使用する時に注意したいこと

 

マスクとメガネを使用する時には、正しく使用することが大切です。

どんなに性能がいいものでも、使い方が間違っていると効果を発揮することができません。

マスクは、外出ごとに交換するようにしましょう。

マスクの外側には花粉がついているため、できるだけ触れないようにして処分してください。

メガネを使用した時には、しっかりと花粉や汚れを落としてお手入れをするようにしましょう。

自分に合ったマスクとメガネを正しく使用して、花粉が体の中に入るのを防いでくださいね。

 

 

4. 花粉症に効果的だと言われている食べ物は?

 

つらい花粉症を和らげるには、食生活を整えることも大切だと言われています。

直接花粉症を軽減することはできなくても、間接的に手助けすることができるんです。

食生活を工夫して、少しでも花粉症による苦痛を和らげましょう。

花粉症に効果的だと言われている食べ物についてご紹介します。

 

★アレルギーを抑えてくれる食べ物

 

花粉症は、アレルギー疾患の一つ。

花粉症の症状を和らげるには、アレルギーを抑えてくれる食べ物をとるのがオススメです。

オメガ3系脂肪酸は、アレルギー反応を押さえたり、炎症を抑えたりしてくれる働きがあると言われています。

血液の流れを良くする働きもあるため、免疫力を高める効果も期待できます。

ニシン、さば、いわし、くるみなどに多く含まれています。

甜茶に含まれているGODポリフェノールには、花粉症の原因にもなっているヒスタミンの分泌を抑えてくれる働きが期待できると言われています。

 

★免疫力をアップしてくれる食べ物

 

アレルギー疾患には、体の免疫力をアップしておくことが大切です。

免疫力を高めるのに効果的なのが、腸内環境を整えてくれる栄養素を摂ること。

腸内には、全体の約60%が集まっていると言われているんです。

腸内環境を整えるのに効果的なのが、乳酸菌やビフィズス菌。

乳酸菌やビフィズス菌を摂ることで、腸内にいい影響を与えてくれる善玉菌を増やすことができるんです。

乳酸菌は、ヨーグルト、チーズ、味噌、漬物などに含まれています。

ビフィズス菌は、オリゴ糖を摂ることで増やすことができると言われています。

ごぼう、きのこ、プルーンなど食物繊維の多い食べ物を摂るのもオススメです。

食物繊維を摂ることで便通が良くなり、腸内環境を整えるのに役立ってくれますよ。

 

★ストレスを緩和してくれる食べ物

 

ストレスも、花粉症に悪影響を与えてしまうと言われています。

ストレスを軽減するのに役立ってくれるのが、ビタミンC。

ビタミンCは、抗ストレスホルモンとも呼ばれているコルチゾールをつくるのに欠かせない栄養素なんです。

ビタミンCは、赤ピーマン、アセロラ、焼き海苔などに多く含まれています。

ビタミンCはストレスが多い人ほど消費量が多くなってしまうため、日頃ストレスの多い人は積極的に摂るようにしましょう。

花粉症の軽減を食事で目指すには、いろんな栄養素をバランスよく摂ることが大切です。

食生活を整えて体を健康に保つことで、花粉症の軽減に役立てることができますよ。

 

5. 花粉を生活から追い出す方法

 

花粉症の原因は、アレルギーを引き起こす花粉。

花粉症の症状を抑えるには、花粉に触れないようにすることが効果的です。

花粉症にならないためにも、花粉と触れる機会を減らしましょう。

花粉を生活から追い出す方法についてご紹介します。

 

★外出時に花粉を体に入れない方法

 

外には花粉がたくさん飛んでいます。

花粉が体に入りやすい部分が、のど、鼻、目などの粘膜。

のどや鼻から花粉が入らないようにするためにも、マスクを着用するようにしましょう。

マスクは正しくつけ、しっかり鼻と口を覆うことが大切です。

目の粘膜を守るためには、メガネの使用がオススメです。

花粉が付きやすいのが、髪の毛や衣類。

髪の毛は束ねたり帽子をかぶったりして、花粉ができるだけ付かないようにしましょう。

ウールは花粉が付きやすいため、衣類には綿、絹、化繊などの素材のものを選ぶのがオススメです。

室外に出る時間を抑えることで、花粉と触れる量を減らすことができます。

 

★帰宅時に花粉を家に入れないようにする方法

 

帰宅後には、いろんなところに花粉がついています。

特に、露出している部分は要注意。

コート、帽子、髪の毛などについている花粉は、払ってから家に入るようにしましょう。

花粉払い用のブラシを活用するのもオススメです。

使用したマスクには花粉がついているため、表面に触れないようにして処分してください。

衣類は、こまめに洗濯するようにしましょう。

帰宅後には、しっかりと手洗いとうがいをするようにしてください。

洗顔をすることで、顔についた花粉を落とすことができます。

 

★室内に花粉を入れない方法

 

室内に、花粉を入れないようにすることも大切です。

花粉が多い時期には、外に衣類や寝具などを干さないようにしましょう。

花粉の種類にもよりますが、花粉は昼前後と夕方に多く飛んでいると言われています。

室内の換気をする時には、これらの時間帯を避け、花粉が少ない時間帯に行うのがオススメです。

換気をする時には、窓を細目に開け、レースのカーテンを使用するようにしてください。

空気清浄器を使用するのも効果的です。

どれだけ注意しても、花粉は室内に入り込んでしまいます。

室内の花粉を取り除くためにも、こまめに掃除をするようにしましょう。

カーテン、ソファー、絨毯などには花粉が付きやすいため、定期的に掃除をするようにしてください。

 

花粉対策は、早めに行うのが効果的です。

花粉を生活から追い出して、症状の軽減と予防に役立ててくださいね。