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    日焼けを上手に防ぐ

    1.日焼けを上手に防ぐコツ日差しが強くなってくると共に、気になってくるのが紫外線。このまま紫外線を浴び続けていたら、シミやしわが増えてしまうかも!!と不安になり ...

    2019/06/16

    健康 - 美容

日焼けを上手に防ぐ

健康 - 美容

1. 日焼けを上手に防ぐコツ

 

日差しが強くなってくると共に、気になってくるのが紫外線。

このまま紫外線を浴び続けていたら、シミやしわが増えてしまうかも!! と不安になります。

 

そうならないためにも、普段からしっかりUVケアしておくことが大事ですよ。

特に今の時期は、暑さがそれほどでもないので、油断してしまって紫外線ケアをおこってしまうことが多いものです。

 

でもその裏で、この時期の紫外線はとても強いという真実があります。

 

お肌に感じないだけで、強烈な紫外線が降り注いでいるのです。

うっかり日焼けしてしまって、あとで泣かないためにも、予防ケアに取り組みたいですね。

 

紫外線ケアというと、お出かけするときにするもの、というイメージがあります。でも、一歩外に出るだけで、紫外線を浴びてしまうものなんです。

 

洗濯物を干すとき、ごみを出しに行くとき、コンビニまでちょっと買い物にいくとき・・・。

服装はジャージにサンダルでも問題ありませんが、UVカットはパーフェクトに完備してから外に出るようにしましょう。

 

少し油断するだけで、思いもよらない日焼けをしてしまうものです。

あなたの肌の下で、その紫外線は蓄積されていって、やがてある日、シミやしわとなって表れてしまうのです!

 

外出するときには、以下のポイントに注意して紫外線対策しましょう。

 

★PA重視で紫外線対策

 

UVカットクリームには、「SPF」と「PA」という2つの表示があります。

 

「SPF」というのは、UV-Bを防ぐ効果があるものです。

 

「PA」というのは、UVAを予防するものです。

 

紫外線カットクリームを選ぶときには、SPFの表示ばかりを見て選んでしまいがち。

でも、デイリーライフで日焼けを防ぐには、むしろUVA対策ができる、PAを優先するほうがいいのです。

 

どうしてでしょうか? それは、UVAは波長が長い紫外線だからです。

 

UVAは、波長が長いので、窓ガラスも透過します。

 

だから、屋外にいるときはもちろん、屋内にいても、ガラス窓越しに紫外線を浴びてしまいます。

だから、必要なのはむしろPAの機能のほうなんですね。

 

また、UVAは浴びても日焼けするわけではないので、浴びても本人が気付くことはほとんどありません。

 

老化現象として肌に表れてしまってから始めて、自分が浴びた紫外線量に気付く・・・という、おそろしい事態を招くものです。

だからこそ、PAがしっかりしているものを選ぶべきなのです。

 

★屋内や曇りや日陰でもUVカットする

 

先ほどの話と通じますが、屋内だからって、紫外線は窓ガラスを通って差し込んでしまいます。

屋内だから大丈夫、ということはないのです。

 

朝でも、日中のピーク時の75%程度の紫外線が、窓から屋内に降り注いでいます。

メイクをしないときでも、スキンケアのあと、すぐにUVカットケアをするように習慣づけたいです。

 

屋外の日陰、曇りの日でも紫外線は降り注いでいます。

日が差してないからとか、曇りだからと安心していると、たっぷり紫外線を浴びてしまいます。

 

外に出るときは、どんな日でもUVカットを忘れずに。

 

 

2. UVカットクリームの正しい塗り方をマスターしよう

 

紫外線防止のためには、UVカットクリームでちゃんとケアすることがとても大事です。

でも、UVカットクリームを塗ったから、安心というわけでもないんですよ。

その塗り方が、とても大事だったりします。

 

正しい塗り方で塗っていないと、実は、その機能が十分に発揮できていないということになるんです!

UVカットクリームの正しい塗り方をマスターして、しっかりUVカットできるようにしておきましょう!

 

~UVカットクリームの正しい塗り方~

 

UVカットクリームを塗るときには、以下のポイントに注意して塗るようにしましょう。

 

★まんべんなく塗る

 

規定量を、むらなく、まんべんなく塗るようにしましょう。

塗り残しがないように注意。

 

★顔全体に薄く伸ばす

 

顔全体に伸ばす、ということが大事です。

 

★鼻、おでこ、頬、あごなどに重ね塗りする

 

これらのパーツは出っ張っているので、紫外線を余計に浴びやすいです。

だから、重ね塗りをして、他の部位よりもしっかりケアできるようにしておきましょう。

 

★額と鼻はとくに丁寧に

 

これらのパーツのうち、特に特に紫外線を浴びやすいのがこの2つ。
重ね塗りはもちろんですが、肌になじむようにしっかり、ていねいに塗るようにしましょう。

 

★うなじ、耳、デコルテ、首、手の甲も忘れない

 

顔はしっかり塗るけれども、うなじや耳、デコルテなどは意外と忘れやすいものです。

特に、首は重要ですよ。

 

首が紫外線を浴びて、老化が進んでくると、その上の顔の皮膚だって、引っ張られてたるんでしまうのです。

両方ケアしておきましょう。

 

手の甲は、UVカット機能のある手袋をする場合は別ですが、素肌をさらすときは塗ったほうがベター。

 

特に、自転車に乗るときは、塗っておきたいですね。

 

★アンクルパンツやカプリパンツ、サンダルなどの露出する部分に塗る

 

上半身は気を付けるものですが、下半身って意外と無頓着なもの。

しっかり、忘れず塗っておきましょう。

 

UVカットクリームは、正しい塗り方で塗ることが大事ですが、1度塗ったからもう安心、というわけでもありません。

UVカットクリームは、1日中お肌をガードしてくれるわけではないのです。

 

UVカットクリームを一度塗ってから、効果が持続するのは2時間後まで、と言われています。

 

汗をかいたり、水にぬれたりしてしまうと、さらに早く効果が失われてしまいます。

最低でも、2~3時間に1回は、塗り直しをしておきたいです。

 

お肌と合わせて、紫外線カットをしておきたいのが髪の毛。

髪が日焼けをすると、タンパク質が分解して枝毛、切れ毛の原因になってしまいます。

色素の下であるメラニンも分解するので、赤茶色に日焼けしてしまいます。

 

パサつきも出やすくなるので、髪にもUVカットしておきたいです。

クリームタイプだと、髪に塗りにくいので、スプレータイプのUVカットケアアイテムを使うといいですね。

 

 

3. 紫外線以外のUVにも気を付けよう!

 

お肌のシミ、シワの原因になってしまうUV。

UVというと、紫外線とすぐに思いますよね。

 

もちろんそれは正解。

 

でも、お肌に害を及ぼすUVには、紫外線以外にも存在しているということを知っておかないといけません。

 

紫外線カットしたから大丈夫! と思っていたら、別の原因でお肌をいためてしまっているかもしれません。

 

ちなみに、お肌の老化には、年齢を重ねるごとに、さまざまな機能が低下して起きる「生理老化」と、光線ダメージによる「光老化」の2種類があります。

 

紫外線については、UVカットクリームを塗ることで、回避できますよね。

でも、他の光線に関しては、いつもの日焼け止めだけでは不安が残ります。

 

最近の日焼け止めは、高機能なものがずいぶんと増えました。

プロテクト力に関しては、テクスチャーのいいものであれば、これ以進化しようがないところまで、高まっています。

 

でも、本当の意味で美容を考えるのなら、もうひと押しほしいところです。

 

それは、ブルーライト、近赤外線、大気汚染物質の3つの肌老化です。

大気汚染というのは、タバコの煙、PM2.5などの有害物質のことを言います。

これらが肌に当たると、お肌は老化をしてしまうのです。

 

ブルーライトと近赤外線は、紫外線と同じ、光の1つです。

 

太陽は紫外線から可視光線、赤外線まで、いろいろな波長の光を放出しています。

地球表面には、5%の紫外線と、40%の可視光線、55%の赤外線が届いています。

紫外線と赤外線は、目で見ることはできません。

 

でも可視光線は人間の目で見ることができます。

ブルーライトも、この可視光線の1つです。

 

紫外線に加えて、あらたに私たちの美容にとって脅威となるブルーライト、近赤外線、大気汚染物質。

 

どうやらお肌にあまりよくないようだということは、テレビや雑誌などのメディアて知っている方も多いと思います。

 

でも具体的に、どう良くないのかということになると、あまりよく知らない、ということになりがちなのでしゃないでしょうか?

 

そこで、今回しっかりクリアにしておきましょう。

 

とくに、ブルーライトは、私ちの生活にすっかり身近なものとなってしまいました。

 

普通に生活をしているだけで、ブルーライトを浴びてしまう、うっかりすると、浴び過ぎてしまう状況にあります。

 

ブルーライトというのは、スマートフォンなどの画面に使われている、液晶画面から発せられる光のことです。

 

スマートフォンもタブレットも、液晶テレビも、画像を映し出すのに光を発します。

これがブルーライトです。

 

スマホの画面を見る、テレビを見るという、とても身近な行為が、ブルーライトを凝視するということにつながっていることに注意。

 

紫外線を凝視する人はあまりいないと思いますが、スマホ画面をずっと見続けているという人、多いですよね。

 

凝視している間は、顔をしっかり画面に向けているので、浴びまくってしまっています。

大気汚染についても、近年、PM2.5の問題が言われているように、注意すべきものです。

 

 

4. ブルーライトと近赤外線の光老化に注意!

 

ブルーライトの人体への害が、よく言われるようになりました。

 

ブルーライトというのは、スマホやタブレット、液晶テレビから発せられる光のことです。

現代人にとって、とくにスマホは欠かせないものになりましたよね。

 

よく言われているのは、スマホのブルーライトの目への害ですが、お肌にも害はあるんです。

「スマホだるみ」という言葉を聞いたことがありますか?

 

美容関係の記事でも、こうした特集を組むものが増えていますよね。

 

スマホを使う時間、使うときの姿勢によって、これらの問題が引き起こされるのです。

 

また、スマホを使うと、姿勢が悪くなって見た目がよろしくない、ということ以上のことが、スマホを使いすぎていると起こります。

ランコム研究所のブルーライトによる肌細胞の変色の報告を見てみると、ブルーライトは照射1時間以内に、即時的に肌を変色させる、というのです!

 

照射修了の3週間までで、色素沈着が起きることが明らかになっています。

 

これはショッキングな事実が判明してしまいました。

 

しかも、ブルーライトは、UVBよりも鮮明に色素沈着を引き起こす、ということも明らかになっています。

 

つまり、スマホを見るために顔を向けるということは、紫外線を浴びる以上に、お肌に害がある、ということなのです!

 

ブルーライトのほかにも、近赤外線のダメージも言われるようになりました。

近赤外線とは、太陽から放出される光の一部です。

 

波長によって、近赤外線、中赤外線、遠赤外線に分けられます。中・遠赤外線は、温熱治療器などで使われていますよね。

 

近赤外線も、計測器などに使われています。

 

このように、私達の生活で身近な機器に搭載、活用されてきた光なのですが、これらのうち実は、近赤外線に悪影響があるということが分かって来ました。

 

近赤外線は、肌で知覚されないうえに、照射反応が遅れて出現するので、これまであまり研究されてきませんでした。

 

でも、ポーラ研究所が改めて近赤外線を研究してみたところ、近赤外線を浴びた直後から、3日後にコラーゲンを破壊する酵素が、なんと2倍に増えていたことが分かったのです。

 

これは紫外線並みの、コラーゲン破壊力なのです。

しかも、太陽光に含まれる近赤外線の量は、UVAの約4.8倍もあるんです。

 

近赤外線は、UVAよりも3倍以上、真皮の奥に浸透してしまう、ということを意味しています。

 

つまり、近赤外線はUVAよりも、約16倍の量が、真皮に入り込んでしまうのです。

言うまでもなくこれは、紫外線以上の脅威です。

 

大気汚染の害についての害も、近年叫ばれるようになってきました。

 

端的なのはPM2.5の問題。

 

その飛散量をみると、都市部の大気汚染は深刻だということが分かります。

これまでは、大気汚染の呼吸器系の害が言われてきましたが、近年ではお肌に対する影響も、研究が勧められています。

 

最近では、アンチ・ポリューション(抗汚染)効果を謳うコスメも出てきています。

 

 

5. 「紫外線予防以上」の効果を出すコスメを選ぼう

 

お肌のために、この時期、紫外線効果のあるコスメを使うことは、もちろん大事。

 

でも、近年では紫外線の他に、ブルーライトや近赤外線、大気汚染によるお肌への害も言われるようになっています。

 

とくに、ブルーライトと近赤外線は、無視できない害が、お肌にあることが明らかになっています。

 

そこで、これからの私たちは、単に「紫外線対策」をしていただけでは不十分。

ブルーライト、近赤外線、そして大気汚染からもお肌を守れるコスメを選ぶことが大切なのです。

 

★ブルーライトのお肌への害

 

スマホやタブレットから発せられる光線のことです。

よく言われるのは、「スマホのブルーライトを見ていてると、視力が落ちるよ」ということですが、実はお肌にも害があるんです。

 

ランコム研究所がブルーライトによる、肌細胞の変色を報告しています。

その報告によると、ブルーライト照射1時間以内に、即時的な肌の変色はもちろん、照射修了の3週間後まで残る、色素沈着をもたらすことが明らかになっています。

 

しかも、ブルーライトは、UVBよりも鮮明な色素沈着をもたらします。

 

★近赤外線のお肌への害

 

近赤外線とは、太陽光から発せられる光線の1つで、紫外線と同様に、空から毎日降り注いでいます。

 

ポーラ研究所の近赤外線の研究によると、近赤外線を浴びると、3日後にはコラーゲンを破壊する酵素が2倍に増えることがわかっています。

 

これは紫外線と同じくらいの強力さです。

 

しかも、太陽光に含まれる近赤外線の量はUVAの4.8倍なので、UVAよりもはるかに多くの量を浴びてしまいます。

 

★大気汚染のお肌への害

 

大気汚染については、PM2.5がよく知られています。

 

大気汚染は、呼吸器系への害だけではなくお肌にも影響を及ぼすのではないかと言われています。

かゆみや赤み、湿疹など、原因不明の肌不調で皮膚科医を受診する患者が増えていると言われています。

 

そしてその原因は、昨今の大気汚染が影響しているのではないかとも言われています。

というわけで、紫外線に加えたこれらの脅威をもブロックできる、優秀コスメをご紹介します。

 

ぜひ参考にしてみてください。

 

・UV エクスペール XL CCC(SPF50・PA++++)全3色 30ml 各5800円/ランコム

 

UVエクスペールは、女性たちから絶大な支持を受けているコスメ。

その理由は、紫外線プロテクト力に加え、ブルーライトのブロック力もあるところにあります。

最先端技術によって、ブルーライトプロテクト機能が搭載されています。

 

・B.A プロテクター(SPF50・PA++++) 45g 1万1000円/ポーラ

 

紫外線に加え、遠赤外線もブロックできるコスメです。

紫外線・近赤外線による真皮の水分不足を補う、保水能力のある肌誕生因子の1つ「バーカシン」を守る機能があります。

 

・P.C. アーバンアクティブ シールド(SPF30・PA+++) 50ml 1万2000円/ヘレナ ルビンスタイン

 

紫外線プロテクト機能はそのままに、大気汚染プロテクトも重視して作られたコスメです。