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自律神経って何?ストレスだけじゃない!自律神経が乱れる7つの原因

健康

1. 自律神経って何をしているの?

 

最近テレビや雑誌など、様々なメディアで自律神経という言葉を耳にしますよね。

健康を維持するためには、自律神経が一つのポイントになります

それでは、自律神経は体の中でどういう働きをしていて、どうして健康にとって大切なのでしょうか?

 

自律神経は外部の変化から体を守っている

 

私たちの体は、気温が変化しても、体温を一定に保つことができますよね。

気温と同じように体温が変化してしまうと、生きることなんてできません。

実は、気温のように体の外の世界が変化しても、体の中を一定に保つことができるのは、自律神経が働いているからなんですよ。

自律神経は、気温や気圧、湿度など環境の変化から体を守ってくれているのです。

つまり、自律神経の働きがおかしくなってしまうと、環境の変化に大きく影響を受けやすくなってしまいます

 

自律神経は命を守る司令塔

 

自律神経は、命を守る司令塔としても働いています。

私たちは寝ているときも、心臓を動かし、呼吸をし、内臓を働かせることができますよね。

意識しなくても、24時間生きることができるのは、自律神経が司令塔になって体を働かせてくれているからなんですよ。

また、自律神経は体をスムーズに働かせるために、胃腸の働きやホルモンの分泌、心拍数など、様々な反応をコントロールしています。

つまり、自律神経の働きが悪くなってしまうと、体をスムーズに動かせなくなってしまうのです。

 

自律神経には2種類の神経がある

 

実は、自律神経には、「交感神経」と「副交感神経」の2種類が備わっています。

この2つの神経は、相反する働きをしているんですよ。

 

・交感神経は体をオンにする

 

交感神経は、体をオンにして、心身を活動的にする働きがあります。

昼間によく働き、心と体が興奮状態になったり、不安や緊張、ストレスを感じたときに活発になります。

 

・副交感神経は体をオフにする

 

副交感神経は、体をオフにして、心身を休ませる働きがあります。

夜によく働き、リラックスを感じたときに活発になります。

 

大切なのは2つの神経のバランス

 

交感神経と副交感神経は、真逆の働きを持ちます。

そして、最も大切なことが、2つの神経はバランスを保っているということです。

交感神経と副交感神経は、お互いの働きが釣り合うようにバランスをとりながら働いています

どちらかの働きのみが強くなってしまうと、体はずっと活動しっぱなしになったり、休みっぱなしになり、コントロールができなくなってしまうのです。

「自律神経を整える」とよく聞きますが、これは、交感神経の働きと副交感神経の働きが同じ程度になるようにバランスを安定させたり、昼間は交感神経、夜は副交感神経というように働くべきときに働けるようすることなんですよ。

 

 

2. 自律神経の乱れで出る症状

 

体の中をいつもベストな状態にコントロールしてくれているのが、自律神経です。

「自律神経が乱れる」とよく耳にしますが、これは、交感神経と副交感神経の働くバランスが崩れるということです。

働くべきときに働かなくなったり、どちらか一方の働きが異常に強くなってしまうときに、自律神経が乱れると言います

それでは、自律神経が乱れると一体どのような症状が出てくるのでしょうか?

 

交感神経の働き

 

自律神経の乱れによる症状を理解するには、まず、交感神経と副交感神経が具体的にどういう働きをしているか知っておくと便利です。

交感神経の働きには、次のようなものがあります。

 

・呼吸を激しくする

・汗を出す

・血圧を上げる

・血管を狭める

・心拍数を速くする

・胃腸の働きを抑える

 

交感神経は、一言でいえば「戦うための神経」です。

敵と戦うときの、興奮して緊張した状態を作り上げるんですよ。

怒っているときの状態を想像すると分かりやすいでしょう。

 

副交感神経の働き

 

一方で、副交感神経は、交感神経と真逆の働きをします。

副交感神経の具体的な働きは、次の通りです。

 

・呼吸を穏やかにする

・汗が出ないようにする

・血圧を下げる

・血管を広げる

・心拍をゆっくりにする

・胃腸の働きを高める

 

副交感神経は、「休むための神経」です

敵がいないときに、心身を癒して体をメンテナンスするのです。

眠る前のまどろんだ状態を想像すると分かりやすいですよ。

 

自律神経が乱れるとどんな症状が出るの?

 

2つの神経の働きを見てみると、どちらの働きも生きるためには大切なことが分かりますよね。

そのため、自律神経が乱れてどちらかまたは両方の働きが悪くなったり、活発になりすぎると、体には次のような様々な不調が出てきます。

 

・動悸

・冷え

・頭痛

・めまい

・慢性的な疲労やだるさ

・便秘や下痢

・イライラ

・頻尿

 

自律神経の乱れによって、様々な不調が出てくることを自律神経失調症と言います。

自律神経失調症は、一般的な検査では異常が出にくいため、原因不明の症状として患者を苦しめてしまうのが特徴です。

 

自律神経の乱れは病気も引き起こす?!

 

そして、なんと自律神経の乱れは、病気も引き起こしてしまうんですよ。

自律神経の乱れで発症してしまう病気には、以下のようなものがあります。

 

・過敏性腸症候群

 

腸の動きは自律神経によってコントロールされているため、自律神経が乱れると、腸の動きが過敏になって痙攣したり、動きが悪くなってしまいます。

下痢や便秘を繰り返したり腹痛を伴った下痢または便秘に悩まされている方、緊張するとすぐに下痢になる方は、過敏性腸症候群の可能性があります。

 

・メニエール病

 

自律神経の代表的な症状に、めまいがあります。

中でも吐き気が強くぐるぐる目が回るような激しいめまいを何回も引き起こす病気がメニエール病です。

メニエール病では、耳鳴りや難聴などの耳の異常も起きるのが特徴です。

 

・胃炎

 

自律神経は胃の働きや消化液の分泌もコントロールしています。

そのため、自律神経が乱れると、胃酸が出すぎたり胃の働きが悪くなって胃炎を起こすこともあるのです。

自律神経は体全体の司令塔になっているため、自律神経の働きに異常が出ると、こちらで挙げた病気以外にも、様々な病気のリスクが高まります。

自律神経の乱れを感じたときは、放置せずに早めに対策するようにしてくださいね

 

 

3. ストレスだけじゃない!自律神経が乱れる7つの原因

 

自律神経の働きの異常によって健康を損失しないためにも、自律神経が乱れない生活を心掛けることが大切です。

そのためにも、自律神経を乱れさせてしまう原因を知っておくと便利です。

そこで今回は、自律神経の働きに悪い影響を与える代表的な7つの原因についてお伝えします。

 

原因1 ストレス

 

ストレスを強く感じると、戦うための神経である交感神経ばかりが強く働くようになります。

すると、交感神経と副交感神経のバランスが上手く取れなくなってしまうのです。

 

原因2 不規則な生活

 

自律神経は1日の中で昼に交感神経がよく働き、夜に副交感神経がよく働くなど、一定のリズムを刻んで変化しています。

しかし、人間の体の中のリズムは24時間よりも1時間程度長くなっており、放っておくと外の世界とズレが生じてしまいます。

実は、人の体は自律神経の働きを切替えることで、25時間の体の中のリズムを24時間に修正しているんですよ。

そのため、夜型の生活など生活のリズムが崩れると、自律神経が上手く切り替えられなくなり、リズムが崩れて、自律神経の働きに異常が出てしまうのです。

 

原因3 睡眠不足

 

睡眠は、心身をメンテナンスする時間帯です。

睡眠中にはメラトニンと呼ばれる物質がたくさん出ています

メラトニンには、体のストレスを和らげたり、体のリズムを整える働きがあるんですよ。

そのため、睡眠不足が続くと、ストレスが強くなって交感神経が働きすぎたり、体のリズムが崩れて自律神経が上手く働けなくなってしまうのです。

 

原因4 偏った食生活

 

バランスのよい食事も自律神経を正常に機能させるためには、大切です。

神経を働かせるためには、ビタミンやミネラル、良質な脂質などが必要です。

もちろん、神経も細胞から出来ているので、細胞を働かせるエネルギー源となる糖分や細胞を構成するタンパク質が不足しても、神経の働きに支障が出ます。

特にビタミンB群は自律神経を調整する作用があるので、不足には注意しましょう。

 

原因5 スマホやパソコンの使いすぎ

 

スマホやパソコンの使いすぎも自律神経に悪影響を与えます。

スマホやパソコンからは、ブルーライトと呼ばれる光が出ているのですが、実はブルーライトには交感神経の働きを強くする作用があるのです。

特に寝る前にスマホを使っていると、交感神経から副交感神経に上手く切り替えられなくなるので、注意してくださいね。

 

原因6 日光不足

 

自律神経を正常に働かせるためには、リズムを整えることが大切だと言いましたよね。

実は、1日のリズムを整えるために重要な役割を果たしているのが、日光なのです。

特に朝に日光を浴びることで、副交感神経から交感神経への切り替えをスムーズに行うことができます

また、日光を浴びることで、心身に幸福感を感じさせるセロトニンを出して、ストレスを和らげることもできるんですよ。

自律神経のリズムを整えるためには、日光を浴びることも大切なのです。

 

原因7 我慢

 

「我慢は体に良くない」と言われていますよね。

脳の自律神経をコントロールしている部分の周りには、本能や感情をコントロールしている部分があります。

さらに、本能や感情をコントロールしている部分の周りには、理性をコントロールしている部分があります。

自分が抱いた感情を理性で抑えようとして我慢すると、脳では混乱が起きます

我慢を続けていると、自律神経をコントロールする部分も一緒に混乱してしまい、自律神経が上手く働かなくなるのです。

日本では、我慢が美徳とされていますが、健康の観点から見ると、我慢しすぎないことも大切なんですよ。

 

 

4. 梅雨のだるさは自律神経の乱れにあり

 

季節によって体調が変化した経験はありませんか?

特に風邪を引いたわけでもないのに、だるさや疲労感、頭痛など様々な体の不調が表れやすくなるときがあります。

実は、季節による不調には、自律神経の働きが影響しているんですよ。

 

自律神経は季節の影響を大きく受ける

 

自律神経は外部の変化から体を守り、体内を一定の状態にコントロールする働きがあります。

外部の変化の一つに、気候の変化があります。

気温や気圧、湿度など日本は季節によって気候が大きく変わりますよね。

そのため、季節が変化するごとに自律神経はフル稼動して、体の中をコントロールしなければならなくなります。

特に季節の変わり目は、1日の中でも温度が大きく変わるなど、環境の変化が大きくなります

そのため、自律神経が働きすぎで疲れきってしまい、正常に働けなくなり、様々な体の不調が起きてしまうのです。

 

梅雨のだるさは自律神経の乱れが原因かも

 

梅雨は一年の中でも、体調が悪くなりやすい時期です。

6月の梅雨の時期は、ちょうど春から夏への季節の変わり目になります。

梅雨になると、体がだるくなって何もする気になれない日も多いですよね。

この梅雨のだるさの原因の一つに、自律神経の乱れが考えられます。

梅雨は、1年の中でも自律神経が乱れやすい季節にあたるのです。

 

梅雨の時期は心身へのストレスが多い

 

梅雨の時期に自律神経が乱れやすくなるのは、心身へのストレスが多くなるからです。

それは、梅雨特有の気候が大きく影響しています。

 

・雨と晴れ間の温度変化が激しい

 

梅雨の時期の特徴といえば、長く続く雨です。

雨が降り続いている時期は、1日の温度差はあまりありませんが、肌寒く感じるくらい冷えることも多くなります。

一方で、梅雨晴れと呼ばれるように、梅雨の合間に晴れになると、気温がグンと高くなります。

この雨の日と晴れの日の温度の大きな変化に自律神経が対応しきれなくなると、自律神経が乱れて不調を引き起こしてしまうのです。

 

・日照時間が短い

 

梅雨で雨が長く続くと、日照時間はもちろん短くなります。

一部の地域を除いて梅雨は1年の中でも日照時間が短くなる時期なんですよ。

自律神経は、25時間でリズムをとっている体の中を、環境に合わせて24時間に修正する働きがあります。

そして、体内のリズムを24時間に修正するときに利用されているのが、日光です。

梅雨の時期になってなかなか日光を浴びることができなくなると、自律神経が体内のリズムをコントロールできなくなり、正常に働けなくなってしまうのです。

梅雨の時期は、積極的に日光を浴びるようにしてくださいね。

 

・湿度が高い

 

梅雨の特徴といえば、湿度の高さです。

じめじめとした不快感はそれだけで、心身のストレスになりますよね。

また、梅雨で湿気が多くなると、汗による体温の調節が難しくなります。

梅雨の時期は、体温調節が難しくなるため、熱が体にこもって、熱中症にもなりやすいんですよ。

自律神経は、汗を出す量をコントロールすることで体温を調節しています。

そのため、湿度が高くなって汗による体温調節が上手くできなくなると、自律神経は体温を調整するために働きっぱなしになります

すると、自律神経がオーバーワークで疲弊して、正常に働けなくなるのです。

梅雨の時期は、除湿機能などを上手く使って湿気対策することも大切なんですよ。

 

梅雨の時期はリフレッシュ習慣をつけよう

 

梅雨の時期にだるさや頭痛などの不調を感じた場合は、自律神経が乱れている可能性を疑ってみましょう。

梅雨の時期に体調不良を起こさないためには、リフレッシュする習慣をつけて心身へのストレスを和らげることが大切です。

特におすすめの方法が、ぬるま湯での入浴です。

40度くらいのお湯で入浴することで、心身をリフレッシュさせることができますよ

 

 

 

5. 中高年は自律神経の乱れに要注意

 

自律神経は普段の生活の仕方や環境に大きな影響を受けます。

しかし、中高年の方の中には、特に不規則な生活をしていないのに、体の不調を感じる方も多くいらっしゃいますよね。

実は、中高年になると自律神経が乱れやすくなってしまうのです。

自律神経は加齢にも大きく影響されるんですよ。

 

年をとると副交感神経の働きが衰える

 

自律神経の中でもリラックスを担当している副交感神経は、働きが悪くなりやすいという特徴があります。

副交感神経は、加齢とともにどんどんと働きが低下してしまうのです。

そして、30代や40代の中高年は、副交感神経の働きが急速に悪化し始める年代にあたります。

 

中高年は自律神経のバランスが崩れやすい

 

年とともに衰える副交感神経に対して、交感神経は加齢による影響をあまり受けません。

つまり、中高年以降では、副交感神経の働きは弱いのに、交感神経の働きは強いままという状態になってしまいます

すると、副交感神経と交感神経のバランスが崩れて、様々な体調不良が表れ始めるのです。

 

自律神経が乱れると体が老ける

 

さらに恐ろしいのは、自律神経が乱れると老化が進んでしまうということです。

自律神経の乱れが老化をすすめてしまうのは、「血流の悪化」と「胃腸の働きの悪化」が原因として挙げられます。

 

・血流の悪化で体が老ける仕組み

 

  1. 加齢によって交感神経ばかりが強く働くようになる
  2. 交感神経の働きによって血管が狭まり、血液の流れが悪くなる
  3. 血流が悪くなると、細胞に栄養と酸素が届かなくなる
  4. 栄養と酸素不足の細胞は働けなくなり、劣化する
  5. 体全体の働きが悪くなって老化がすすむ

・胃腸の働きの悪化で体が老ける仕組み

 

  1. 加齢によって交感神経ばかりが強く働くようになる
  2. 交感神経の働きによって胃腸の動きが悪くなる
  3. 便が上手く出せなくなって便秘になる
  4. 腸内に溜まった毒素が、体中に回り始める
  5. 毒素によって細胞が傷つき劣化する
  6. 体全体の働きが悪くなって老化がすすむ

中高年は意識的に副交感神経の働きを高めよう!

 

中高年の方が健康的に生活するためには、副交感神経の働きを高める対策が大切です。

中でもおすすめなのが、ウォーキングストレッチです。

ウォーキングやストレッチには、血液の流れをよくして、交感神経の働きで緊張した心と体をほぐす効果があります

ウォーキングとストレッチを習慣にすることで、生活習慣病も防げますし、体力の維持にも役立ちます。

中高年こそ、適度な運動で気持ちのよい汗をかいてくださいね。

ただし、義務感に駆られた運動や激しい運動は、交感神経の働きを活発にして逆効果になるので注意してくださいね。

 

 

意外に知られていない?食べ過ぎると逆効果な食材5選

健康

健康に良いからといって食べ過ぎてしまうと、逆に体調不良が起こる食べ物があります。

 

健康に良いと言われると、ついつい食べ過ぎてしまったり、単純に美味しいからたくさん食べたりしてしまうことがありますよね。

しかし、これから紹介する5つの食材については、特に食べ過ぎに気を付けなければいけません。

 

今回は、食べ過ぎると体調不良に陥ってしまう可能性が高い食材を5ご紹介します。

 

 

豆腐

 

大豆イソフラボンが豊富に含まれており、特に女性のための健康食として知られている豆腐は、食べ過ぎないように気を付けなければいけません。

 

カロリーも低く、腹持ちがいいため、ダイエット食としても用いられることが多いです。

しかし、豆腐を食べ過ぎることで大豆イソフラボンを過剰に摂りすぎると、子宮内膜増殖症と言う症状が出てしまう恐れがあります。

 

また、過剰に大豆イソフラボンを摂取することで、鉄分が体内に吸収されにくくなるため、貧血が起こる可能性が高いです。

 

 

ほうれん草

 

鉄分補給の野菜として有名なほうれん草も、食べ過ぎると不調が起こります。


ほうれん草には、シュウ酸塩と言う腎臓結石の原因になる成分が含まれています。

 

過剰に食べない限りは問題はありませんが、食べすぎると腎臓結石を患うリスクが高まります。

 

ほうれん草には、ビタミンや鉄分、食物繊維や植物性タンパク質など健康に役立つ栄養素がたくさん含まれているので、食べ過ぎない限りは健康に良い野菜です。

 

 

トマト

 

リコピンがたくさん含まれていることで、美白対策やアンチエイジングに役立つと言われているトマトも、食べ過ぎると体調不良を起こしてしまいます。

 

トマトは食べると酸っぱいですね。
甘いトマトもありますが、ほとんどのトマトが酸っぱいです。

 

それは、クエン酸などの酸が含まれているからです。

 

適量を食べている限りでは問題はありませんが、クエン酸などを取りすぎてしまうと、食道や胃腸が荒れやすくなります。

すると、食道がんのリスクが高まるため、食べ過ぎに気を付けなければいけません。

 

 

えごま油

 

調理する時の油を変えて、健康維持に努める人が増えています

ダイエットだけでは、なく健康の観点からも食事で使う油が注目されていますね。

 

中でも健康志向の人に人気なのが、えごま油です。

 

えごま油には、血液をサラサラにする効果がありますが、摂りすぎると逆に血流が悪くなってしまう可能性が高いです。

 

それは、えごま油を摂りすぎることで、血管の内壁に油が付着してしまうからです。

すると、動脈硬化起こしやすくなり、脳梗塞や心筋梗塞のリスクが高まります。

 

 

納豆

 

納豆も、健康志向の人に人気な食品のひとつです。

 

納豆には、高い抗酸化作用を持つセレンという成分が含まれています。

セレンを過剰に摂取すると、吐き気や嘔吐が起こる可能性が高く、重症の場合は肝機能不全などを引き起こすケースがあるので要注意です。

 

 

花粉症、対策はこの点に注意しよう

健康

1. 花粉症は誰でもなる可能性がある

 

コロナ禍ですが、またまた、花粉症シーズンがやってきます。

 

花粉症は、アレルギー体質である、ないにかかわらず、誰でもかかる可能性のある疾患です。

 

花粉症のシーズンには、きちんと対策をして、なるべく症状が起きないようにしたいものです。

花粉症は、スギが一番有名ですが、ほかにもマツ、ブタクサなどでもかかるものであり、人により、アレルゲンはさまざま。

花粉を鼻からのど、目から取り込むと、体の免疫機能が反応して抗体をつくり、再び花粉が吸いこまれると、その抗体が異物として反応して、ヒスタミンなどの物質を放出します。

このヒスタミンにより、神経、粘膜の血管が刺激されて、くしゃみや鼻水、目のかゆみなどの症状が現れます。

 

アレルギー体質の人は、もともと花粉症にかかる可能性が高いです。

しかしアレルギー体質でなくても、ずっと花粉を吸い込み続けていることにより、体の一定の許容量を超えるときに、突然花粉症を発症してしまいます。

ある日突然発症してしまう、そこに花粉症の恐ろしさがあります。

 

花粉症が増えている原因は、食生活の問題、大気汚染、ストレスなどが大きく影響していると言われています。

また、戦後にスギを多く植林して、花粉飛散量が増えたことも、その理由として挙げられています。

 

花粉症の大きな原因として、食生活の問題が言われています。

花粉症のアレルゲンは花粉です。なにかの食べ物が原因で発症することはありません。

しかし、仕事が忙しくて、睡眠不足になっていたり、ストレス過多の状態だと、きちんとした食事がとりにくくなります。

生活リズムが崩れたり、食生活が乱れて栄養が偏ってしまったりしがちです。

すると、自律神経が乱れて免疫機能が正常にはたらかなくなり、花粉症の症状が出やすくなってしまいます。

睡眠不足や食事が偏っていると、風邪を引いたり、疲れやすくなったりと、体に不調が起きやすくなりますが、花粉症の症状の出方もこれと同じです。

自分の体の状態を見て、ひどくなる前に生活を規則正しいものに替えていくことが大切です。

 

戦後、日本人の食生活は欧米化が進みました。

肉類の摂取量が増えて高たんぱく、高カロリーの食事が多くなっています。

そのような食生活の変化も、花粉症と関連があると言われています。

 

脂肪分の多い肉類は、アレルゲンではありません。

しかし、長い間にわたて、高たんぱくで高カロリーな食事を続けていると、体質的に、花粉症になりやすくなると言われています。

 

花粉症の症状が出てしまったら、できるだけ高カロリーになりがちな食事は控えるようにしましょう。

なるべく、低カロリーで栄養バランスの整った和食中心のメニューに切り替えるべきです。

そしていろいろな食べ物をバランスよく組み合わせて、さまざまな栄養素がとれるように気を付けてみてください。

地道ですが、規則正しい食生活を続けていくことで、徐々に花粉症の症状は改善されていくでしょう。

 

2. 花粉症の症状が出たら控えたい食材

 

花粉症の症状を抑えるには、バランスの良い食生活をするのが効果的です。

そのためには、タンパク質の摂り方には注意したいです。

 

タンパク質は、免疫機能を高めるために必要な栄養素です。

しかし、摂りすぎると免疫機能が過剰にはたらき、症状が出やすくなります。

花粉症が気になる季節は、高カロリー食にならないようにしましょう。

 

脂肪分の多い肉類は避けて、赤身の肉やささみ、魚をより多く食べるようにしましょう。青魚には不飽和脂肪酸のEPA、DHAが含まれています。

これらは、アレルギー症状を抑えるはたらきがあることが分かっています。

 

甘いものも控えたいです。

ケーキやアイスクリームなどの甘い食べ物は、食べ過ぎると炎症を起こしやすくなると言われています。

 

甘いもの、冷たい食べ物は食養生では「陰性」にカテゴライズされています。

体を冷やすので、血行を悪化させ、症状を悪化させます。

体が冷えると、免疫力が低下しやすくなるのも、花粉症を考えると控えたいです。

 

お菓子の他にも、コーヒー、南国系の食べ物、牛乳なども体を冷やす傾向があるので、症状がひどいときには控えるようにしましょう。

アルコールや香辛料などの香辛料も控えたいです。

 

唐辛子など、辛味の強い香辛料をたっぷり使った食品、アルコールなどはそれそのもので花粉症を引き起こすことはありません。

しかし、香辛料は、粘膜の毛細血管を刺激して、鼻水が出やすくしてしまいます。

花粉症に有効だと言われているアルコールが発売されています。

 

しかしやはり、アルコールは刺激物質ですから、アルコールである以上、ほとほどにとどめておいた方がよいでしょう。

タバコの煙に含まれる有害物質は、鼻の粘膜を刺激して、体内の活性酸素を増やしてしまいます。

これが花粉症の症状を悪化させるもとになります。

 

タバコは控えるようにしたいものです。

 

反対に、花粉症の時期はぜひ摂りたい栄養素というのがあります。

それが、ビタミンとミネラルです。

ビタミンやミネラルは、体の機能をスムーズにはたらかせてくれます。

とくにビタミンB6は、免疫機能を正常にさせる効果があります。

 

ビタミンB6が不足すると、アレルギーが出やすくなります。

花粉症の症状である鼻、眼の粘膜の炎症やかゆみは、活性酸素が増えるとひどくなりやすいです。

このため、ビタミンC、A、Eなど、抗酸化作用のあるビタミンを摂取すると、症状の出方を抑えやすくなります。

 

ミネラルでは、亜鉛がぜひ摂取したい成分です。

亜鉛は不足すると免疫機能が低下してしまいます。

加工食品の添加物には、亜鉛の吸収を阻害するものもありますので、花粉症シーズンは加工食品をなるべく抑えたいものです。

加工食品は、亜鉛を吸収させにくくする以外に、活性酸素を増やしてしまう要素があります。

 

体内で活性酸素が増えると、花粉症の症状が出やすくなります。

加工食品ではなく、生鮮食品を食べるようにしましょう。

 

3. 花粉症シーズンは果物とリノール酸に要注意

 

野菜や果物には、ビタミンやミネラル、活性酸素の増殖を抑える抗酸化作用のあるポリフェノールが含まれています。

しかし、花粉症になると、果物アレルギーになりやすいと言われています。

特定の食べ物を食べると、ノドや唇、舌のかゆみ、痛み、消化器系の症状が出やすくなります。

花粉症の鼻水、せき、目のかゆみのほかに、果物アレルギーの症状も出て来てしまっては困りますから、花粉症シーズンは果物を控えたいです。

 

リノール酸にも要注意です。

リノール酸は、植物油に含まれています。

リノール酸は以前、コレステロールを下げる作用があるとかつて言われていました。

しかし現在では、リノール酸を摂りすぎるとアレルギー症状を促進することが分かっています。

リノール酸は必須脂肪酸です。体に無くてはならない栄養素です。

しかし、現代人は普通に生活しているだけで、摂りすぎてしまう傾向があります。

だから無理に摂る必要はないのです。

揚げ物、マヨネーズ、ドレッシングなど植物油を多く使った料理は、食べ過ぎないようにするのが無難です。

 

逆にアレルギー予防に役立つ脂肪酸は、α-リノレン酸です。

体内でEPA、DHAに代謝されます。

α-リノレン酸は、しそや、フラックスシードの油に含まれています。

酸化しやすい油なので、加熱はせず、サラダのドレッシングなどで使うと良いでしょう。

花粉症シーズンになると、「これは効くらしい」という民間療法の情報がさかんに飛び交います。

花粉症などのアレルギー症状は、慢性的な疾患です。

だから、病院に通っても完治せず、民間療法を試す人が多いのでしょう。

 

民間療法は、口コミで効果を判断するしかありません。

患者自身の評価ということになり、科学的検証はありません。

 

だから、有効率が高いものでも、逆に効果が認められなかったとい結果が出ているものも多いのです。

鼻スチーム療法は、温度を守れば副作用もなくて、一時的効果は得やすいです。

妊婦さんなど、お薬を飲みたくない人には適しているかもしれません。

しかし、なかにはリバウンド現象により、一過性に鼻閉がひどくなる場合もあるようです。

利用するときには、注意が必要です。

 

花粉症を緩和するためには、食生活を規則正しい、バランスのとれたものにすることと同時に、花粉症に役立つとされる食材も、あわせて意識して取り入れるようにすると良いです。

たとえば、花粉症にはポリフェノールが効くといわれています。

ポリフェノールには抗酸化作用があり、それが花粉症の症状を抑える効果があるとされているのです。

 

ほかにも、レモンバームティーや、ロズマリン酸も、つらい花粉症の症状を改善するのに役立つとされます。

つらいシーズンだからこそ、乗り切るための対策をいろいろととっておきたいものです。

食事で体の中から改善していけば、花粉症用の薬を飲んで症状を抑えるよりも、より根本的な治療につながりやすくなるでしょう。

 

4. ロズマリン酸で花粉症を緩和する

 

植物に含まれているポリフェノールが、花粉症の症状の改善に役立つといわれています。

その中でも、シソ科のハーブに含まれるロズマリン酸は、花粉症を抑えるものとして注目されています。

ロズマリンは、植物性の化学物質、ファイトケミカルの仲間です。

シソ科の植物に含まれているポリフェノールのひとつです。

 

ロズマリン酸は、過剰になっている免疫反応を正常に戻してくれると言われています。

ステロイド剤に代わる、副作用のないアレルギー軽減物質として、期待されているのです。

シソには花粉症改善に効果があると言われています。

このシソにも、ロズマリン酸は豊富に含まれています。

花粉症と活性酸素の研究では、ロズマリン酸の花粉症をおさえる効果が確認されています。

 

花粉症と活性酸素の研究に携わる一石英一郎氏(東北大学 未来科学技術共同研究センター 量子生命反応工学創製部門/医学博士)は、抗酸化活性が大変強いシソエキス中のロズマリン酸が花粉症に実際に効果のあることを証明した、と報告しています。

ヒトの実験では、ロズマリン酸50mgを摂取すると、効果が確認されています。

ロズマリン酸50mgというのは、赤シソでいうと、20枚程度となります。

 

ロズマリン酸は、青シソよりも、赤シソの抽出液のほうが、より効果が大きいといわれています。

赤シソは、市販される時期が限定されています。

また一度にたくさん食べるのも難しいです。

そこで、梅干しを漬けるタイミングで、赤シソジュースをつくっている、という人がいます。

このように、タイミングを合わせて作っておくと良いのかもしれません。

 

赤シソが市販されるのは6月ごろで、肝心の春先からの花粉症対策として使うことができません。

そこで、市販のシソジュースを飲むと良いかもしれません。

すでにできているので、買ったらすぐに飲めるのが良いです。

 

沖縄のクミスクチンというシソも、花粉症に効くのではないかと注目されています。

クミスクチンは、沖縄に古くから伝わる三大薬草の1つです。

シソ科の多年草で、ロズマリン酸が豊富に含まれています。

花粉症対策のお茶として、メディアで紹介されることが多い植物です。

ハーブではほかに、シソ科のローズマリー、レモンバームも、豊富にロズマリン酸が含まれていますからおすすめです。

ハーブティーとして、水分補給のときに飲むと良いですね。

 

花粉症の症状の強さは、活性酸素と大きな関わりがあることが分かっています。

活性酸素を抑えることができれば、花粉症予防にも役立つようになります。

予防対策として、ロズマリン酸は意識して摂取しておきたい成分です。

 

つらい花粉のシーズンはあわせて、花粉がつきにくいようにジャケットを羽織ったり、マスクやメガネでガードしたりして、花粉が体内に入り込まないようにすることも大事です。

家の中に入る前に、玄関でパンパンと花粉を落としてから入るようにするといいですね。

 

5. 乳酸菌が花粉症に効くらしい

 

最新の研究により、乳酸菌が花粉症に効くらしいということが分かってきました。

それには、アレルギーのもとになる「IgE抗体」が関係しています。

花粉症は、花粉というアレルギー高原が粘膜に付着し、体がこれを異物と捉え、IgE抗体をつくることで発症します。

体内で花粉のIgE抗体ができると、花粉症予備軍です。

 

花粉症の血液検査では、血液中のIgE抗体数を調べてアレルギーの目安にすることがあります。

花粉症予備軍になったら、その30~50%が発症すると言われています。

なぜ予備軍から発症に移行するのかというメカニズムは、まだ明らかになっていません。

しかしともかく、発症の過程はIgE抗体が関わります。

 

IgE抗体は、粘膜などにある肥満細胞に取りつきます。

取りついたIgE抗体に、アレルギー抗原である花粉が付着します。

肥満細胞からヒスタミンやロイトコリエンなどの化学伝達物質が放出されると、神経や血管を刺激し、鼻水、目のかゆみなどの花粉症の症状が現れます。

 

なぜ、IgE抗体が多く作られるとアレルギーが発症するのでしょうか。

アレルギー高原の花粉が体内に侵入すると、「ヘルパーT細胞」という細胞が花粉の存在を知ります。

ヘルパーT細胞は、アレルギーを発症させるカギとなります。

ヘルパーT細胞には、Th1とTh2という2種類があり、普段はお互いに均衡を保っています。

 

Th1細胞は、細菌感染に対応し、Th2細胞は抗体をつくることに関係します。

Th2細胞が過剰になると、分泌される物質により、IgE抗体がつくられます。

花粉侵入の合図があると、体内でTh2細胞が過剰に増えて、Th1とTh2のバランスが崩れます。

IgE抗体は多く放出されてアレルギー症状になるのです。

 

そうしたことを踏まえ、ヨーロッパでは、アレルギー性の湿疹を対象に、腸内細菌とアレルギーの研究がさかんに行われています。

乳酸菌を与えることで、崩れてしまったTh1細胞とTh2細胞のバランスを元に戻せるのではないか、という研究が進められています。

 

2004年頃からヒトへの臨床試験も行われ、一部の乳酸菌がTh1細胞を活性化させて、Th2とのバランスを均衡に戻してくれることが分かっています。

日本でも、崩れてしまったTh1とTh2の細胞のバランスを整えるための乳酸菌の研究が行われています。

この流れでいうと、将来的には、アレルギー症状を緩和させてくれる乳酸菌が特定されるかもしれません。

 

ヨーグルトが花粉症に効くらしい、というのは良く言われることですが、それには、一部の乳酸菌を含むヨーグルトが、IgE抗体が増えにくい環境にしてくれる、ということによるのかもしれません。

花粉症の症状はつらく、どのような対策が効きやすいのか、というのも個人差があるものです。

いろいろ試してみて、自分に合いそうな対策を調べてみるのも良いかもしれませんよ。

 

 

生理との上手な付き合い方、できるだけ快適に過ごす方法

健康

1. 生理ナプキンだけじゃない?生理用品のご紹介

 

生理用品と言えば、生理ナプキン。

毎月生理ナプキンのお世話になっている女性が多いことと思います。

でも、他にも使える生理グッズがあるんです。

一度試してみたくなる、生理用品についてご紹介します。

 

★洗って再利用できる布ナプキン

 

生理ナプキンの代わりに人気を集めているのが、布ナプキン。

オーガニックコットンなどでできた、肌に優しい素材のものが多く販売されています。

布ナプキンのメリットは、繰り返し使用できて地球にやさしいところ。

通気性がいいため、ムレる心配も少なくて済みます。

多い日用には、防水シートがついているものもありますよ。

色柄なども可愛いものがあり、憂鬱な生理を少し楽しくしてくれることも。

デメリットは、管理が面倒というところ。

使用した後には、しっかりと洗って乾かさないといけません。

衛生的に使用するためにも、丁寧に管理する必要があります。

 

★運動する時にオススメのタンポン

 

スポーツ時など体を動かす時に重宝するのが、タンポン。

タンポンは、生理を吸収してくれる素材を膣の中に挿入するというもの。

膣の中に挿入するというと抵抗を感じますが、太さは手の指程度。

挿入後にも違和感なく過ごすことができるんです。

 

タンポンのメリットは、体を動かしても月経がもれてこないところ。

吸収体が膣の中で月経を吸収してくれるため、下着などを汚す心配がいりません。

経血が空気に触れることで生理独特の臭いを発するため、生理の臭いも気にしなくて大丈夫。

 

デメリットは、衛生管理が重要なところ。

タンポンは体内に入れるため、感染などを防ぐことが大切です

タンポンを扱う時には、手指を清潔にし、決められた時間内に必ず取り出すようにしましょう

 

★生理を忘れさせてくれる月経カップ

 

最近注目されているのが、月経カップ。

月経カップとは、柔らかいシリコーン製の小さなカップを膣に挿入するというもの。

経血はカップに溜まっていくため、膣から漏れる心配がありません。

商品にもよりますが、最長12時間使用することもできるんです。

月経カップのメリットは、再利用できるところ。

月経カップは丈夫な医療用シリコーンで作られているため、洗浄・煮沸消毒などの管理をしっかりとすることで複数回使用することができます。

臭いやムレなどの心配もいりません。

デメリットは、装着する時や取り外す時に経血が手についてしまうところ。

外出先などでは、ビニール手袋を使用するなどの工夫が必要になります。

いろんな生理用品をチェックして、快適に過ごすことができるものを選んでください。

 

2. 生理期間をできるだけ快適に過ごす方法

 

生理は女性にとってとても大切なものですが、生理による不快な症状に悩まされることも増えてしまいます。

憂鬱な生理期間をできるだけ快適に過ごすには、工夫が必要です。

生理期間の過ごし方を見直して、生理期間の憂鬱を和らげましょう。

生理をできるだけ快適に乗り切る方法についてご紹介します。

 

★無理をしない

 

生理期間中には、無理しないように過ごすのが効果的。

生理中には、心も体も本調子ではありません。

つらい時には、横になったりしてゆっくりと過ごすのがオススメです。

生理期間中にはゆったりとしたスケジュールを心がけましょう。

そのためにも、自分の生理周期を把握しておくことが大切です。

生理が不規則方は、基礎体温表をつけてみるのをオススメします。

基礎体温表をつけることで、生理周期が分かってきますよ。

 

★リラックスして過ごす

 

心身ともにリラックスして過ごすことも大切です。

リラックスできるような環境を整えるようにしましょう。

アロマテラピーなど、心が休まるような香りをプラスするのもオススメです。

体が冷えると生理期間中の体に悪影響を与えてしまうため、体を温めることも大切です。

ゆったりと入浴を楽しんで、リラックスしながら体を温めましょう。

カモミールなどの温かい飲み物を飲むのもオススメです。

体調にもよりますが、軽いストレッチなどをするのもリラックスするのに効果的。

睡眠不足も悪影響を与えてしまうため、睡眠環境を整えることも大切です。

 

★ストレスとなることをできるだけ取り除く

 

ホルモンバランスを整えるためにも、ストレスを溜めないようにすることが大切です。

生理によるストレスをできるだけ軽減しましょう。

オススメなのが、自分のお気に入りの生理用品を見つけること。

カワイイパッケージの生理アイテムなど販売されているので、いろいろ試してみてください。

生理中にはちょっと贅沢して好きなものを食べる。

何もせずに好きなテレビを見るなど、生理中だけの楽しみをつくっておくのもオススメです。

体の痛みは大きなストレスとなってしまいます。

生理痛などの症状がある場合には、鎮痛剤などで痛みをコントロールする方法もありますよ。

いろんな痛み止めが販売されているので、自分に合う薬を見つけておくとストレスを軽減するのに役立ちます。

 

生理期間中に快適に過ごすためにも、自分が少しでも心地いいと思える過ごし方をしてみてください。

いろいろ工夫して、上手に生理と付き合っていきましょう。

 

3. 生理前・生理中にはどんな不快症状があるの?

 

女性の人生から切り離すことのできない、生理。

生理前や生理中に、不快な症状のある方も多いようです。

あなたの不快な症状も、生理が影響しているのかもしれません。

生理によってどんな症状が現われるのかご紹介します。

 

★生理前の不快症状

 

生理前の症状で多いのが、イライラ。

いつもなら気にならないことでも、生理前だと我慢できなくてイライラしてしまう方も多いようです。

憂鬱な気分になってしまうことも。

肌の調子も崩れやすくなってしまいます。

ニキビなどができて、肌が荒れてしまうことも。

体重が増えやすくなってしまうこともあるようです。

ダイエットや美容に力を入れている女性にとって、生理前は苦労する時ですね。

その他にも、肩こり、冷え、頭痛、倦怠感などがある方も。

便秘がちになってしまうこともあるようです。

生理前の不快な症状から、集中力が低下してしまうこともあります。

生理前になると眠くなる方もいれば、眠れなくなってしまう方もみえるようです。

生理前の症状はいろいろで、人によって違います。

 

★生理中の不快症状

 

生理中の症状で多いのが、体のだるさ。

日中にも眠くてやる気が出ないという方も。

腹痛、腰痛、頭痛など、体に痛みを感じる方もみえるようです。

特に腹痛は個人差が多く、痛みが強くて痛み止めが必須という方も。

吐気などが起こってしまうこともあります。

便が少し緩くなってしまうことも。

生理前のイライラが生理中まで続いてしまう方もいれば、生理が始まると治まるという方もいます。

 

集中力が低下して、注意力散漫になってしまうこともあるようです。

生理中には、本調子とならない方が多いよう。

多くの女性が、生理中ならではの不快症状を抱えています。

経血の処理にも手間がかかってしまいます。

経血の臭いが気になってしまうことも。

ナプキンによって、ムレやかぶれなどが起こってしまうこともあります。

 

生理中の症状は様々。

程度の差はありますが、生理中は何かしら憂鬱になってしまうことも多いようです。

 

★自分の症状をチェックしてみるのがオススメ

 

生理とは長い付き合いになるため、自分の生理前や生理中の症状について知っておくことは大切です。

生理の症状を把握しておくことで、自分に合った対策を整えることができます。

生理前や生理中の症状はいろいろで個人差もあるため、自分の体調をチェックしてメモしておきましょう。

生理の症状などを参考にして予定を決めると、生理前や生理中に少し過ごしやすくなりますよ。

 

 

4. 生理痛との上手な付き合い方

 

生理の時の症状で一番困るのが、生理痛。

どうしようもない下腹部の痛みに、毎月苦しんでいる方もみえることと思います。

生理痛は毎月訪れるものなので、少しでも楽に過ごせるようにしたいものです。

生理痛との上手な付き合い方についてご紹介します。

 

★我慢せずに薬に頼る

 

生理痛の腹痛は、女性にしか分からないもの。

生理痛には個人差がありますが、痛みが酷くて何も手に付かないという方もみえるようです。

生理痛を抑えるには、薬に頼るのがオススメ。

生理痛に効果のある鎮痛剤は、いろんな製薬会社から販売されています。

生理痛専用の薬も販売されました。

薬の副作用として眠気が起こることがあるようですが、眠気が起こりにくいとされているものもありますよ。

いろんな種類の薬があるため、自分に合う薬を探してみてください。

医師や薬剤師に相談してみましょう。

必ず、薬の使用方法などを守るようにしてください。

生理痛の薬を常備しておくことで、安心して少しリラックスすることができます。

お守りとして持ち歩くのもオススメです。

 

★安静にしてゆっくりと過ごす

 

生理痛がある時には、無理しないことが大切です。

できるだけ、ゆったりと過ごすことがオススメです。

体を温めて血の巡りを良くするのも効果的。

服装は、体を冷やさないようなものを選びましょう。

体を締め付けないデザインのものもオススメです。

温かい飲み物を飲んだり、体を温めてくれるような食べ物を摂ったりするのもオススメ。

ゆっくり入浴して体を温めましょう。

睡眠不足も悪影響を与えてしまうと言われています。

睡眠をしっかりと確保して、心と体を休ませましょう。

ストレスを軽減するのも効果的です。

生理痛がある時には、安静にしてリラックスすることを心がけましょう。

 

★症状が気になる場合には婦人科へ

 

生理痛が強い、生理痛が気になる場合には、婦人科を受診するのがオススメ。

生理痛だと思っていたら、他の病気が隠れていたということもあるんです。

診察を受けておくと安心できます。

生理痛の薬を処方してもらうこともできますよ。

婦人科は、女性にとって強い味方となってくれるところ。

年齢とともに婦人科にお世話になることも増えていくので、かかりつけの婦人科をつくっておくと安心です。

 

生理痛とは長い付き合いになるため、できるだけ自分が過ごしやすいように工夫してみましょう。

日頃の生活習慣や食生活を整えて、女性ホルモンのバランスを整えておくのも効果的だと言われています。

 

5. つらい生理の症状は婦人科で相談するのがオススメ

 

生理前のイライラや、生理中の腹痛など、生理による不快な症状は様々。

毎月つらい症状に我慢している方もみえるかもしれません。

生理の症状がつらい場合には、婦人科に相談するのがオススメです。

婦人科の活用方法についてご紹介します。

 

★自分の症状をチェックしてみよう

 

生理の時にどのような症状があるのかを知ることは大切です。

きちんと症状をチェックしておくことで、婦人科を受診した時にスムーズに相談することができます。

婦人科を受診する時に持って行くといいのが、基礎体温表。

基礎体温と生理周期は深く関わり合っています。

基礎体温表をチェックすることで、自分の生理周期や排卵周期を知ることができます。

医師にみてもらうことで、診察をよりスムーズにすることもできますよ。

気になる症状なども、忘れないように基礎体温表に記入しておきましょう。

 

★婦人科はどうやって選べばいい?

 

婦人科を受診する時に問題となるのが、どこの婦人科を受診するのかということ。

通院しやすいところに婦人科はないか、ネットなどでチェックしてみましょう。

体調が悪い時に通院することを考えると、通院が楽なところがオススメです。

婦人科は混んでいるところが多いため、待ち時間がどれくらいかかるのかもチェックしましょう。

予約するシステムがあると、待ち時間が少なくてすみます。

休日も診察を行っているところ、時間外でも対応してくれるところだと、いざという時にも安心です。

入院施設のあるところ、手術などの対応をしてくれるところを選ぶのもオススメです。

婦人科を選ぶ時に一番大切なのが、信頼できるところにすること

受診時に医師やスタッフの対応を確認して、安心して通院できるところを選ぶようにしましょう。

ホームページや口コミなどを参考にしてみるのもオススメです。

 

★かかりつけの婦人科をつくっておくのがオススメ

 

生理痛とは長い付き合いになってしまうため、かかりつけの婦人科をつくっておくことがオススメです。

医師に相談することで、生理痛の軽減をすることができます。

他の婦人科疾患がないかどうかを確認することも可能です。

受験や旅行など、どうしても生理周期をずらしたい時などに相談することもできますよ。

女性は、生理、更年期、婦人科疾患になる可能性などがあるため、婦人科を受診する必要がでてきます。

特に、年齢とともに婦人科を受診することは増えていくようです。

 

自分に合った婦人科を見つけて、生理痛の軽減や健康に役立てましょう。