1. 生理ナプキンだけじゃない?生理用品のご紹介
生理用品と言えば、生理ナプキン。
毎月生理ナプキンのお世話になっている女性が多いことと思います。
でも、他にも使える生理グッズがあるんです。
一度試してみたくなる、生理用品についてご紹介します。
★洗って再利用できる布ナプキン
生理ナプキンの代わりに人気を集めているのが、布ナプキン。
オーガニックコットンなどでできた、肌に優しい素材のものが多く販売されています。
布ナプキンのメリットは、繰り返し使用できて地球にやさしいところ。
通気性がいいため、ムレる心配も少なくて済みます。
多い日用には、防水シートがついているものもありますよ。
色柄なども可愛いものがあり、憂鬱な生理を少し楽しくしてくれることも。
デメリットは、管理が面倒というところ。
使用した後には、しっかりと洗って乾かさないといけません。
衛生的に使用するためにも、丁寧に管理する必要があります。
★運動する時にオススメのタンポン
スポーツ時など体を動かす時に重宝するのが、タンポン。
タンポンは、生理を吸収してくれる素材を膣の中に挿入するというもの。
膣の中に挿入するというと抵抗を感じますが、太さは手の指程度。
挿入後にも違和感なく過ごすことができるんです。
タンポンのメリットは、体を動かしても月経がもれてこないところ。
吸収体が膣の中で月経を吸収してくれるため、下着などを汚す心配がいりません。
経血が空気に触れることで生理独特の臭いを発するため、生理の臭いも気にしなくて大丈夫。
デメリットは、衛生管理が重要なところ。
タンポンは体内に入れるため、感染などを防ぐことが大切です
タンポンを扱う時には、手指を清潔にし、決められた時間内に必ず取り出すようにしましょう
★生理を忘れさせてくれる月経カップ
最近注目されているのが、月経カップ。
月経カップとは、柔らかいシリコーン製の小さなカップを膣に挿入するというもの。
経血はカップに溜まっていくため、膣から漏れる心配がありません。
商品にもよりますが、最長12時間使用することもできるんです。
月経カップのメリットは、再利用できるところ。
月経カップは丈夫な医療用シリコーンで作られているため、洗浄・煮沸消毒などの管理をしっかりとすることで複数回使用することができます。
臭いやムレなどの心配もいりません。
デメリットは、装着する時や取り外す時に経血が手についてしまうところ。
外出先などでは、ビニール手袋を使用するなどの工夫が必要になります。
いろんな生理用品をチェックして、快適に過ごすことができるものを選んでください。
2. 生理期間をできるだけ快適に過ごす方法
生理は女性にとってとても大切なものですが、生理による不快な症状に悩まされることも増えてしまいます。
憂鬱な生理期間をできるだけ快適に過ごすには、工夫が必要です。
生理期間の過ごし方を見直して、生理期間の憂鬱を和らげましょう。
生理をできるだけ快適に乗り切る方法についてご紹介します。
★無理をしない
生理期間中には、無理しないように過ごすのが効果的。
生理中には、心も体も本調子ではありません。
つらい時には、横になったりしてゆっくりと過ごすのがオススメです。
生理期間中にはゆったりとしたスケジュールを心がけましょう。
そのためにも、自分の生理周期を把握しておくことが大切です。
生理が不規則方は、基礎体温表をつけてみるのをオススメします。
基礎体温表をつけることで、生理周期が分かってきますよ。
★リラックスして過ごす
心身ともにリラックスして過ごすことも大切です。
リラックスできるような環境を整えるようにしましょう。
アロマテラピーなど、心が休まるような香りをプラスするのもオススメです。
体が冷えると生理期間中の体に悪影響を与えてしまうため、体を温めることも大切です。
ゆったりと入浴を楽しんで、リラックスしながら体を温めましょう。
カモミールなどの温かい飲み物を飲むのもオススメです。
体調にもよりますが、軽いストレッチなどをするのもリラックスするのに効果的。
睡眠不足も悪影響を与えてしまうため、睡眠環境を整えることも大切です。
★ストレスとなることをできるだけ取り除く
ホルモンバランスを整えるためにも、ストレスを溜めないようにすることが大切です。
生理によるストレスをできるだけ軽減しましょう。
オススメなのが、自分のお気に入りの生理用品を見つけること。
カワイイパッケージの生理アイテムなど販売されているので、いろいろ試してみてください。
生理中にはちょっと贅沢して好きなものを食べる。
何もせずに好きなテレビを見るなど、生理中だけの楽しみをつくっておくのもオススメです。
体の痛みは大きなストレスとなってしまいます。
生理痛などの症状がある場合には、鎮痛剤などで痛みをコントロールする方法もありますよ。
いろんな痛み止めが販売されているので、自分に合う薬を見つけておくとストレスを軽減するのに役立ちます。
生理期間中に快適に過ごすためにも、自分が少しでも心地いいと思える過ごし方をしてみてください。
いろいろ工夫して、上手に生理と付き合っていきましょう。
3. 生理前・生理中にはどんな不快症状があるの?
女性の人生から切り離すことのできない、生理。
生理前や生理中に、不快な症状のある方も多いようです。
あなたの不快な症状も、生理が影響しているのかもしれません。
生理によってどんな症状が現われるのかご紹介します。
★生理前の不快症状
生理前の症状で多いのが、イライラ。
いつもなら気にならないことでも、生理前だと我慢できなくてイライラしてしまう方も多いようです。
憂鬱な気分になってしまうことも。
肌の調子も崩れやすくなってしまいます。
ニキビなどができて、肌が荒れてしまうことも。
体重が増えやすくなってしまうこともあるようです。
ダイエットや美容に力を入れている女性にとって、生理前は苦労する時ですね。
その他にも、肩こり、冷え、頭痛、倦怠感などがある方も。
便秘がちになってしまうこともあるようです。
生理前の不快な症状から、集中力が低下してしまうこともあります。
生理前になると眠くなる方もいれば、眠れなくなってしまう方もみえるようです。
生理前の症状はいろいろで、人によって違います。
★生理中の不快症状
生理中の症状で多いのが、体のだるさ。
日中にも眠くてやる気が出ないという方も。
腹痛、腰痛、頭痛など、体に痛みを感じる方もみえるようです。
特に腹痛は個人差が多く、痛みが強くて痛み止めが必須という方も。
吐気などが起こってしまうこともあります。
便が少し緩くなってしまうことも。
生理前のイライラが生理中まで続いてしまう方もいれば、生理が始まると治まるという方もいます。
集中力が低下して、注意力散漫になってしまうこともあるようです。
生理中には、本調子とならない方が多いよう。
多くの女性が、生理中ならではの不快症状を抱えています。
経血の処理にも手間がかかってしまいます。
経血の臭いが気になってしまうことも。
ナプキンによって、ムレやかぶれなどが起こってしまうこともあります。
生理中の症状は様々。
程度の差はありますが、生理中は何かしら憂鬱になってしまうことも多いようです。
★自分の症状をチェックしてみるのがオススメ
生理とは長い付き合いになるため、自分の生理前や生理中の症状について知っておくことは大切です。
生理の症状を把握しておくことで、自分に合った対策を整えることができます。
生理前や生理中の症状はいろいろで個人差もあるため、自分の体調をチェックしてメモしておきましょう。
生理の症状などを参考にして予定を決めると、生理前や生理中に少し過ごしやすくなりますよ。
4. 生理痛との上手な付き合い方
生理の時の症状で一番困るのが、生理痛。
どうしようもない下腹部の痛みに、毎月苦しんでいる方もみえることと思います。
生理痛は毎月訪れるものなので、少しでも楽に過ごせるようにしたいものです。
生理痛との上手な付き合い方についてご紹介します。
★我慢せずに薬に頼る
生理痛の腹痛は、女性にしか分からないもの。
生理痛には個人差がありますが、痛みが酷くて何も手に付かないという方もみえるようです。
生理痛を抑えるには、薬に頼るのがオススメ。
生理痛に効果のある鎮痛剤は、いろんな製薬会社から販売されています。
生理痛専用の薬も販売されました。
薬の副作用として眠気が起こることがあるようですが、眠気が起こりにくいとされているものもありますよ。
いろんな種類の薬があるため、自分に合う薬を探してみてください。
医師や薬剤師に相談してみましょう。
必ず、薬の使用方法などを守るようにしてください。
生理痛の薬を常備しておくことで、安心して少しリラックスすることができます。
お守りとして持ち歩くのもオススメです。
★安静にしてゆっくりと過ごす
生理痛がある時には、無理しないことが大切です。
できるだけ、ゆったりと過ごすことがオススメです。
体を温めて血の巡りを良くするのも効果的。
服装は、体を冷やさないようなものを選びましょう。
体を締め付けないデザインのものもオススメです。
温かい飲み物を飲んだり、体を温めてくれるような食べ物を摂ったりするのもオススメ。
ゆっくり入浴して体を温めましょう。
睡眠不足も悪影響を与えてしまうと言われています。
睡眠をしっかりと確保して、心と体を休ませましょう。
ストレスを軽減するのも効果的です。
生理痛がある時には、安静にしてリラックスすることを心がけましょう。
★症状が気になる場合には婦人科へ
生理痛が強い、生理痛が気になる場合には、婦人科を受診するのがオススメ。
生理痛だと思っていたら、他の病気が隠れていたということもあるんです。
診察を受けておくと安心できます。
生理痛の薬を処方してもらうこともできますよ。
婦人科は、女性にとって強い味方となってくれるところ。
年齢とともに婦人科にお世話になることも増えていくので、かかりつけの婦人科をつくっておくと安心です。
生理痛とは長い付き合いになるため、できるだけ自分が過ごしやすいように工夫してみましょう。
日頃の生活習慣や食生活を整えて、女性ホルモンのバランスを整えておくのも効果的だと言われています。
5. つらい生理の症状は婦人科で相談するのがオススメ
生理前のイライラや、生理中の腹痛など、生理による不快な症状は様々。
毎月つらい症状に我慢している方もみえるかもしれません。
生理の症状がつらい場合には、婦人科に相談するのがオススメです。
婦人科の活用方法についてご紹介します。
★自分の症状をチェックしてみよう
生理の時にどのような症状があるのかを知ることは大切です。
きちんと症状をチェックしておくことで、婦人科を受診した時にスムーズに相談することができます。
婦人科を受診する時に持って行くといいのが、基礎体温表。
基礎体温と生理周期は深く関わり合っています。
基礎体温表をチェックすることで、自分の生理周期や排卵周期を知ることができます。
医師にみてもらうことで、診察をよりスムーズにすることもできますよ。
気になる症状なども、忘れないように基礎体温表に記入しておきましょう。
★婦人科はどうやって選べばいい?
婦人科を受診する時に問題となるのが、どこの婦人科を受診するのかということ。
通院しやすいところに婦人科はないか、ネットなどでチェックしてみましょう。
体調が悪い時に通院することを考えると、通院が楽なところがオススメです。
婦人科は混んでいるところが多いため、待ち時間がどれくらいかかるのかもチェックしましょう。
予約するシステムがあると、待ち時間が少なくてすみます。
休日も診察を行っているところ、時間外でも対応してくれるところだと、いざという時にも安心です。
入院施設のあるところ、手術などの対応をしてくれるところを選ぶのもオススメです。
婦人科を選ぶ時に一番大切なのが、信頼できるところにすること
受診時に医師やスタッフの対応を確認して、安心して通院できるところを選ぶようにしましょう。
ホームページや口コミなどを参考にしてみるのもオススメです。
★かかりつけの婦人科をつくっておくのがオススメ
生理痛とは長い付き合いになってしまうため、かかりつけの婦人科をつくっておくことがオススメです。
医師に相談することで、生理痛の軽減をすることができます。
他の婦人科疾患がないかどうかを確認することも可能です。
受験や旅行など、どうしても生理周期をずらしたい時などに相談することもできますよ。
女性は、生理、更年期、婦人科疾患になる可能性などがあるため、婦人科を受診する必要がでてきます。
特に、年齢とともに婦人科を受診することは増えていくようです。
自分に合った婦人科を見つけて、生理痛の軽減や健康に役立てましょう。