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花粉症、対策はこの点に注意しよう

健康

1. 花粉症は誰でもなる可能性がある

 

コロナ禍ですが、またまた、花粉症シーズンがやってきます。

 

花粉症は、アレルギー体質である、ないにかかわらず、誰でもかかる可能性のある疾患です。

 

花粉症のシーズンには、きちんと対策をして、なるべく症状が起きないようにしたいものです。

花粉症は、スギが一番有名ですが、ほかにもマツ、ブタクサなどでもかかるものであり、人により、アレルゲンはさまざま。

花粉を鼻からのど、目から取り込むと、体の免疫機能が反応して抗体をつくり、再び花粉が吸いこまれると、その抗体が異物として反応して、ヒスタミンなどの物質を放出します。

このヒスタミンにより、神経、粘膜の血管が刺激されて、くしゃみや鼻水、目のかゆみなどの症状が現れます。

 

アレルギー体質の人は、もともと花粉症にかかる可能性が高いです。

しかしアレルギー体質でなくても、ずっと花粉を吸い込み続けていることにより、体の一定の許容量を超えるときに、突然花粉症を発症してしまいます。

ある日突然発症してしまう、そこに花粉症の恐ろしさがあります。

 

花粉症が増えている原因は、食生活の問題、大気汚染、ストレスなどが大きく影響していると言われています。

また、戦後にスギを多く植林して、花粉飛散量が増えたことも、その理由として挙げられています。

 

花粉症の大きな原因として、食生活の問題が言われています。

花粉症のアレルゲンは花粉です。なにかの食べ物が原因で発症することはありません。

しかし、仕事が忙しくて、睡眠不足になっていたり、ストレス過多の状態だと、きちんとした食事がとりにくくなります。

生活リズムが崩れたり、食生活が乱れて栄養が偏ってしまったりしがちです。

すると、自律神経が乱れて免疫機能が正常にはたらかなくなり、花粉症の症状が出やすくなってしまいます。

睡眠不足や食事が偏っていると、風邪を引いたり、疲れやすくなったりと、体に不調が起きやすくなりますが、花粉症の症状の出方もこれと同じです。

自分の体の状態を見て、ひどくなる前に生活を規則正しいものに替えていくことが大切です。

 

戦後、日本人の食生活は欧米化が進みました。

肉類の摂取量が増えて高たんぱく、高カロリーの食事が多くなっています。

そのような食生活の変化も、花粉症と関連があると言われています。

 

脂肪分の多い肉類は、アレルゲンではありません。

しかし、長い間にわたて、高たんぱくで高カロリーな食事を続けていると、体質的に、花粉症になりやすくなると言われています。

 

花粉症の症状が出てしまったら、できるだけ高カロリーになりがちな食事は控えるようにしましょう。

なるべく、低カロリーで栄養バランスの整った和食中心のメニューに切り替えるべきです。

そしていろいろな食べ物をバランスよく組み合わせて、さまざまな栄養素がとれるように気を付けてみてください。

地道ですが、規則正しい食生活を続けていくことで、徐々に花粉症の症状は改善されていくでしょう。

 

2. 花粉症の症状が出たら控えたい食材

 

花粉症の症状を抑えるには、バランスの良い食生活をするのが効果的です。

そのためには、タンパク質の摂り方には注意したいです。

 

タンパク質は、免疫機能を高めるために必要な栄養素です。

しかし、摂りすぎると免疫機能が過剰にはたらき、症状が出やすくなります。

花粉症が気になる季節は、高カロリー食にならないようにしましょう。

 

脂肪分の多い肉類は避けて、赤身の肉やささみ、魚をより多く食べるようにしましょう。青魚には不飽和脂肪酸のEPA、DHAが含まれています。

これらは、アレルギー症状を抑えるはたらきがあることが分かっています。

 

甘いものも控えたいです。

ケーキやアイスクリームなどの甘い食べ物は、食べ過ぎると炎症を起こしやすくなると言われています。

 

甘いもの、冷たい食べ物は食養生では「陰性」にカテゴライズされています。

体を冷やすので、血行を悪化させ、症状を悪化させます。

体が冷えると、免疫力が低下しやすくなるのも、花粉症を考えると控えたいです。

 

お菓子の他にも、コーヒー、南国系の食べ物、牛乳なども体を冷やす傾向があるので、症状がひどいときには控えるようにしましょう。

アルコールや香辛料などの香辛料も控えたいです。

 

唐辛子など、辛味の強い香辛料をたっぷり使った食品、アルコールなどはそれそのもので花粉症を引き起こすことはありません。

しかし、香辛料は、粘膜の毛細血管を刺激して、鼻水が出やすくしてしまいます。

花粉症に有効だと言われているアルコールが発売されています。

 

しかしやはり、アルコールは刺激物質ですから、アルコールである以上、ほとほどにとどめておいた方がよいでしょう。

タバコの煙に含まれる有害物質は、鼻の粘膜を刺激して、体内の活性酸素を増やしてしまいます。

これが花粉症の症状を悪化させるもとになります。

 

タバコは控えるようにしたいものです。

 

反対に、花粉症の時期はぜひ摂りたい栄養素というのがあります。

それが、ビタミンとミネラルです。

ビタミンやミネラルは、体の機能をスムーズにはたらかせてくれます。

とくにビタミンB6は、免疫機能を正常にさせる効果があります。

 

ビタミンB6が不足すると、アレルギーが出やすくなります。

花粉症の症状である鼻、眼の粘膜の炎症やかゆみは、活性酸素が増えるとひどくなりやすいです。

このため、ビタミンC、A、Eなど、抗酸化作用のあるビタミンを摂取すると、症状の出方を抑えやすくなります。

 

ミネラルでは、亜鉛がぜひ摂取したい成分です。

亜鉛は不足すると免疫機能が低下してしまいます。

加工食品の添加物には、亜鉛の吸収を阻害するものもありますので、花粉症シーズンは加工食品をなるべく抑えたいものです。

加工食品は、亜鉛を吸収させにくくする以外に、活性酸素を増やしてしまう要素があります。

 

体内で活性酸素が増えると、花粉症の症状が出やすくなります。

加工食品ではなく、生鮮食品を食べるようにしましょう。

 

3. 花粉症シーズンは果物とリノール酸に要注意

 

野菜や果物には、ビタミンやミネラル、活性酸素の増殖を抑える抗酸化作用のあるポリフェノールが含まれています。

しかし、花粉症になると、果物アレルギーになりやすいと言われています。

特定の食べ物を食べると、ノドや唇、舌のかゆみ、痛み、消化器系の症状が出やすくなります。

花粉症の鼻水、せき、目のかゆみのほかに、果物アレルギーの症状も出て来てしまっては困りますから、花粉症シーズンは果物を控えたいです。

 

リノール酸にも要注意です。

リノール酸は、植物油に含まれています。

リノール酸は以前、コレステロールを下げる作用があるとかつて言われていました。

しかし現在では、リノール酸を摂りすぎるとアレルギー症状を促進することが分かっています。

リノール酸は必須脂肪酸です。体に無くてはならない栄養素です。

しかし、現代人は普通に生活しているだけで、摂りすぎてしまう傾向があります。

だから無理に摂る必要はないのです。

揚げ物、マヨネーズ、ドレッシングなど植物油を多く使った料理は、食べ過ぎないようにするのが無難です。

 

逆にアレルギー予防に役立つ脂肪酸は、α-リノレン酸です。

体内でEPA、DHAに代謝されます。

α-リノレン酸は、しそや、フラックスシードの油に含まれています。

酸化しやすい油なので、加熱はせず、サラダのドレッシングなどで使うと良いでしょう。

花粉症シーズンになると、「これは効くらしい」という民間療法の情報がさかんに飛び交います。

花粉症などのアレルギー症状は、慢性的な疾患です。

だから、病院に通っても完治せず、民間療法を試す人が多いのでしょう。

 

民間療法は、口コミで効果を判断するしかありません。

患者自身の評価ということになり、科学的検証はありません。

 

だから、有効率が高いものでも、逆に効果が認められなかったとい結果が出ているものも多いのです。

鼻スチーム療法は、温度を守れば副作用もなくて、一時的効果は得やすいです。

妊婦さんなど、お薬を飲みたくない人には適しているかもしれません。

しかし、なかにはリバウンド現象により、一過性に鼻閉がひどくなる場合もあるようです。

利用するときには、注意が必要です。

 

花粉症を緩和するためには、食生活を規則正しい、バランスのとれたものにすることと同時に、花粉症に役立つとされる食材も、あわせて意識して取り入れるようにすると良いです。

たとえば、花粉症にはポリフェノールが効くといわれています。

ポリフェノールには抗酸化作用があり、それが花粉症の症状を抑える効果があるとされているのです。

 

ほかにも、レモンバームティーや、ロズマリン酸も、つらい花粉症の症状を改善するのに役立つとされます。

つらいシーズンだからこそ、乗り切るための対策をいろいろととっておきたいものです。

食事で体の中から改善していけば、花粉症用の薬を飲んで症状を抑えるよりも、より根本的な治療につながりやすくなるでしょう。

 

4. ロズマリン酸で花粉症を緩和する

 

植物に含まれているポリフェノールが、花粉症の症状の改善に役立つといわれています。

その中でも、シソ科のハーブに含まれるロズマリン酸は、花粉症を抑えるものとして注目されています。

ロズマリンは、植物性の化学物質、ファイトケミカルの仲間です。

シソ科の植物に含まれているポリフェノールのひとつです。

 

ロズマリン酸は、過剰になっている免疫反応を正常に戻してくれると言われています。

ステロイド剤に代わる、副作用のないアレルギー軽減物質として、期待されているのです。

シソには花粉症改善に効果があると言われています。

このシソにも、ロズマリン酸は豊富に含まれています。

花粉症と活性酸素の研究では、ロズマリン酸の花粉症をおさえる効果が確認されています。

 

花粉症と活性酸素の研究に携わる一石英一郎氏(東北大学 未来科学技術共同研究センター 量子生命反応工学創製部門/医学博士)は、抗酸化活性が大変強いシソエキス中のロズマリン酸が花粉症に実際に効果のあることを証明した、と報告しています。

ヒトの実験では、ロズマリン酸50mgを摂取すると、効果が確認されています。

ロズマリン酸50mgというのは、赤シソでいうと、20枚程度となります。

 

ロズマリン酸は、青シソよりも、赤シソの抽出液のほうが、より効果が大きいといわれています。

赤シソは、市販される時期が限定されています。

また一度にたくさん食べるのも難しいです。

そこで、梅干しを漬けるタイミングで、赤シソジュースをつくっている、という人がいます。

このように、タイミングを合わせて作っておくと良いのかもしれません。

 

赤シソが市販されるのは6月ごろで、肝心の春先からの花粉症対策として使うことができません。

そこで、市販のシソジュースを飲むと良いかもしれません。

すでにできているので、買ったらすぐに飲めるのが良いです。

 

沖縄のクミスクチンというシソも、花粉症に効くのではないかと注目されています。

クミスクチンは、沖縄に古くから伝わる三大薬草の1つです。

シソ科の多年草で、ロズマリン酸が豊富に含まれています。

花粉症対策のお茶として、メディアで紹介されることが多い植物です。

ハーブではほかに、シソ科のローズマリー、レモンバームも、豊富にロズマリン酸が含まれていますからおすすめです。

ハーブティーとして、水分補給のときに飲むと良いですね。

 

花粉症の症状の強さは、活性酸素と大きな関わりがあることが分かっています。

活性酸素を抑えることができれば、花粉症予防にも役立つようになります。

予防対策として、ロズマリン酸は意識して摂取しておきたい成分です。

 

つらい花粉のシーズンはあわせて、花粉がつきにくいようにジャケットを羽織ったり、マスクやメガネでガードしたりして、花粉が体内に入り込まないようにすることも大事です。

家の中に入る前に、玄関でパンパンと花粉を落としてから入るようにするといいですね。

 

5. 乳酸菌が花粉症に効くらしい

 

最新の研究により、乳酸菌が花粉症に効くらしいということが分かってきました。

それには、アレルギーのもとになる「IgE抗体」が関係しています。

花粉症は、花粉というアレルギー高原が粘膜に付着し、体がこれを異物と捉え、IgE抗体をつくることで発症します。

体内で花粉のIgE抗体ができると、花粉症予備軍です。

 

花粉症の血液検査では、血液中のIgE抗体数を調べてアレルギーの目安にすることがあります。

花粉症予備軍になったら、その30~50%が発症すると言われています。

なぜ予備軍から発症に移行するのかというメカニズムは、まだ明らかになっていません。

しかしともかく、発症の過程はIgE抗体が関わります。

 

IgE抗体は、粘膜などにある肥満細胞に取りつきます。

取りついたIgE抗体に、アレルギー抗原である花粉が付着します。

肥満細胞からヒスタミンやロイトコリエンなどの化学伝達物質が放出されると、神経や血管を刺激し、鼻水、目のかゆみなどの花粉症の症状が現れます。

 

なぜ、IgE抗体が多く作られるとアレルギーが発症するのでしょうか。

アレルギー高原の花粉が体内に侵入すると、「ヘルパーT細胞」という細胞が花粉の存在を知ります。

ヘルパーT細胞は、アレルギーを発症させるカギとなります。

ヘルパーT細胞には、Th1とTh2という2種類があり、普段はお互いに均衡を保っています。

 

Th1細胞は、細菌感染に対応し、Th2細胞は抗体をつくることに関係します。

Th2細胞が過剰になると、分泌される物質により、IgE抗体がつくられます。

花粉侵入の合図があると、体内でTh2細胞が過剰に増えて、Th1とTh2のバランスが崩れます。

IgE抗体は多く放出されてアレルギー症状になるのです。

 

そうしたことを踏まえ、ヨーロッパでは、アレルギー性の湿疹を対象に、腸内細菌とアレルギーの研究がさかんに行われています。

乳酸菌を与えることで、崩れてしまったTh1細胞とTh2細胞のバランスを元に戻せるのではないか、という研究が進められています。

 

2004年頃からヒトへの臨床試験も行われ、一部の乳酸菌がTh1細胞を活性化させて、Th2とのバランスを均衡に戻してくれることが分かっています。

日本でも、崩れてしまったTh1とTh2の細胞のバランスを整えるための乳酸菌の研究が行われています。

この流れでいうと、将来的には、アレルギー症状を緩和させてくれる乳酸菌が特定されるかもしれません。

 

ヨーグルトが花粉症に効くらしい、というのは良く言われることですが、それには、一部の乳酸菌を含むヨーグルトが、IgE抗体が増えにくい環境にしてくれる、ということによるのかもしれません。

花粉症の症状はつらく、どのような対策が効きやすいのか、というのも個人差があるものです。

いろいろ試してみて、自分に合いそうな対策を調べてみるのも良いかもしれませんよ。

 

 

花粉症とは? その対策は? 花粉症の原因・特徴・症状を知り、予防しよう!!

健康

1. 花粉症ってなに?どうしてなるの?

 

春が近づくにつれ、耳にすることの増える花粉症。

花粉症の方にとって、春は憂鬱な季節となっていることも多いようです。

花粉症とはどんなものなのか?どうしてなってしまうのか?など、意外にはっきりと知らない方も。

多くの日本人を悩ませている、花粉症についてご紹介します。

 

★花粉症の症状はどんなもの?

 

アレルギー性疾患の一つである花粉症。

花粉症は、原因となる花粉に触れた時に、体の免疫反応が過剰に作用することで起こってしまいます。

花粉症の症状と言えば、くしゃみ、鼻水、目のかゆみ。

花粉症の原因となる花粉に触れることで、くしゃみや鼻水が止まらなくなってしまうことも。

目のかゆみを我慢するのにも苦労してしまいます。

これらの症状は、体が花粉を追い出そうとして起こるもの。

はっきとした統計は発表されていませんが、近年は花粉症の人が増加していると言われています。

花粉症の若年化も進み、小児の花粉症も増えてきているようです。

そのため、花粉症対策グッズなども多く販売されています。

 

★花粉症にかかる人の特徴は?

 

現在花粉症にかかっていない方も、安心はできません。

今後花粉症にかかってしまう可能性があるんです。

何かアレルギー疾患をもっている方は、花粉症にかかる可能性が高くなると言われています。

家族に、花粉症や他のアレルギー疾患をもっている方がいる場合にも、花粉症になる可能性が高くなるようです。

花粉にどれだけ接触したかも、花粉症に関係します。

花粉に触れる機会や量が多いほど、花粉症になる可能性は高くなると言われています。

花粉症に触れる機会の多い方は注意しましょう。

 

★主な花粉症の種類は?

 

花粉症を引き起こす花粉にはいろんなものがあります。

最も代表的なのが、スギ、ヒノキなどの針葉樹の花粉。

スギは、3月~5月中頃。

ヒノキは、3月中頃~6月中頃に花粉が多くなります。

そのため、春になると花粉症対策がニュースなどで騒がれるようになっている
んです。

春ほどではありませんが、秋も花粉症に悩む方が増える季節。

9月~10月中頃には、ブタクサの花粉が増えてしまいます。

それ以外にも、夏にはホソムギ、カモガヤ。

冬にはセイタカアワダチソウなど、通年いろんな種類の花粉が存在しています。

春以外にも花粉症を起こす可能性があるので、鼻水、くしゃみ、目のかゆみなど、花粉症のような症状がないかどうかチェックしてみてください。

花粉症のことを知って、花粉症対策に役立ててくださいね。

 

2. 花粉症にならないために気を付けたいこと!

 

花粉症は、いつかかってしまうか分からもの。

自分は大丈夫だと油断していると、花粉症になってしまうかもしれません。

鼻水、くしゃみ、目のかゆみなどのつらい症状を防ぐためにも、花粉症にならないように注意することが大切です。

花粉症にならないために心掛けてほしいことをご紹介します。

 

★花粉症になってしまう原因は?

 

自分ではどうにもすることができない、鼻水や目のかゆみ。

花粉症の原因は、体の中に入った花粉によるもの。

体には異物を排除する機能が備わっているのがですが、それが過剰に反応してしまうせいで花粉症となってしまいます。

花粉症による鼻水やくしゃみは、体から花粉を追い出そうとして起こる反応なんです。

 

★花粉に触れないようにすることが第一

 

花粉症にならないためには、花粉に触れないようにすることが第一です。

花粉症は、多く花粉に触れることでなりやすくなってしまいます。

多くの量の花粉が体内に入ると、体が花粉を追い出そうとして反応します。

それが、花粉症の引き金となってしまうことがあるんです。

自覚できないくらい症状の軽い花粉症の方の場合、多くの花粉に触れることで症状が重くなってしまうことも。

そこで初めて花粉症に気付くこともあるようです。

花粉が多い時期には、外出を控えるなどして花粉と接する機会を減らしましょう。

花粉症を予防するために、マスクやメガネなどを着用するのもオススメ。

手洗いやうがいを習慣にするのも効果的。

室内に花粉を持ち込まないようにすることも大切です。

洗濯物や寝具などは外に干さないようにする。

帰宅時に自宅に入る前に、服や頭髪についた花粉を払い落とすのも効果的です。

花粉症になってからではなく、花粉症になる前から花粉を生活に入れないようにしましょう。

 

★花粉症かな?と感じたら早めに医療機関へ

 

花粉に気をつけていても、花粉症になってしまうことはあります。

鼻水が出る、目がかゆいなど花粉症らしい症状現われたら、早めに医療機関を受診するのがオススメです。

現在花粉症を完全に治すことはできませんが、早めに治療を行うことで、花粉症による炎症が酷くなるのを抑えることはできます。

アレルギー疾患がある場合、家族にアレルギー疾患をもっている方がいる場合には、花粉症になりやすいと言われています。

気になる場合には、早めに受診するようにしましょう。

花粉症ではなく、他のアレルギーや風邪の場合もあるため気を付けてください。

花粉症にならないためにも、花粉に多く触れないように心掛けてくださいね。

 

3. 花粉を防いでくれるマスク&メガネ

 

花粉症を悪化させないためには、体の中に花粉を入れないようにすることが大切です。

それに役立ってくれるのが、マスクとメガネ。

花粉症の主な症状である、鼻水や目のかゆみを軽減するのにも効果的なんです。

花粉症にマスクとメガネを活用するオススメの方法についてご紹介します。

 

★花粉を防ぐのに効果的なマスクの選び方

 

花粉を体に入れないようにするためには、マスクを着用するのがオススメです。

マスクを使用することで、花粉が体に入る量を3分の1~6分の1程度まで減らすことができると言われているんです。

マスクを選ぶ時には、花粉を遮断する効果の高いものを選ぶことが大切です。

花粉症対策用のマスクは、花粉症遮断率の高いものが揃っています。

自分に合ったサイズを選ぶことも重要です。

できるだけ顔にフィットして、隙間のないものにしましょう。

口と鼻をしっかりと覆ってくれるものを選ぶようにしてください。

マスクの中にガーゼを入れることでも、花粉症の遮断を高めることができると言われています。

マスクに噴射することで、花粉がつくのを防いでくれるスプレーもオススメです。

花粉を水に変えてくれるタイプの、新しいマスクも販売されています。

性能を確保するためにも、マスクは使い捨てのものを選ぶようにしましょう。

 

★花粉を防ぐのに効果的なメガネの選び方

 

目のかゆみを抑えるためにも、メガネを使用するのがオススメ。

メガネの種類などにもよりますが、通常のメガネで40%、花粉症対策用メガネで65%程度の花粉を防ぐことができると言われているんです。

花粉症のシーズンには、コンタクトからメガネに変更するのがオススメです。

メガネは、顔にフィットすることでより花粉の遮断率が高くなります。

現在はおしゃれな花粉症対策用メガネなども販売されているため、花粉症対策をしながらおしゃれを楽しむこともできますよ。

 

★マスク・メガネを使用する時に注意したいこと

 

マスクとメガネを使用する時には、正しく使用することが大切です。

どんなに性能がいいものでも、使い方が間違っていると効果を発揮することができません。

マスクは、外出ごとに交換するようにしましょう。

マスクの外側には花粉がついているため、できるだけ触れないようにして処分してください。

メガネを使用した時には、しっかりと花粉や汚れを落としてお手入れをするようにしましょう。

自分に合ったマスクとメガネを正しく使用して、花粉が体の中に入るのを防いでくださいね。

 

 

4. 花粉症に効果的だと言われている食べ物は?

 

つらい花粉症を和らげるには、食生活を整えることも大切だと言われています。

直接花粉症を軽減することはできなくても、間接的に手助けすることができるんです。

食生活を工夫して、少しでも花粉症による苦痛を和らげましょう。

花粉症に効果的だと言われている食べ物についてご紹介します。

 

★アレルギーを抑えてくれる食べ物

 

花粉症は、アレルギー疾患の一つ。

花粉症の症状を和らげるには、アレルギーを抑えてくれる食べ物をとるのがオススメです。

オメガ3系脂肪酸は、アレルギー反応を押さえたり、炎症を抑えたりしてくれる働きがあると言われています。

血液の流れを良くする働きもあるため、免疫力を高める効果も期待できます。

ニシン、さば、いわし、くるみなどに多く含まれています。

甜茶に含まれているGODポリフェノールには、花粉症の原因にもなっているヒスタミンの分泌を抑えてくれる働きが期待できると言われています。

 

★免疫力をアップしてくれる食べ物

 

アレルギー疾患には、体の免疫力をアップしておくことが大切です。

免疫力を高めるのに効果的なのが、腸内環境を整えてくれる栄養素を摂ること。

腸内には、全体の約60%が集まっていると言われているんです。

腸内環境を整えるのに効果的なのが、乳酸菌やビフィズス菌。

乳酸菌やビフィズス菌を摂ることで、腸内にいい影響を与えてくれる善玉菌を増やすことができるんです。

乳酸菌は、ヨーグルト、チーズ、味噌、漬物などに含まれています。

ビフィズス菌は、オリゴ糖を摂ることで増やすことができると言われています。

ごぼう、きのこ、プルーンなど食物繊維の多い食べ物を摂るのもオススメです。

食物繊維を摂ることで便通が良くなり、腸内環境を整えるのに役立ってくれますよ。

 

★ストレスを緩和してくれる食べ物

 

ストレスも、花粉症に悪影響を与えてしまうと言われています。

ストレスを軽減するのに役立ってくれるのが、ビタミンC。

ビタミンCは、抗ストレスホルモンとも呼ばれているコルチゾールをつくるのに欠かせない栄養素なんです。

ビタミンCは、赤ピーマン、アセロラ、焼き海苔などに多く含まれています。

ビタミンCはストレスが多い人ほど消費量が多くなってしまうため、日頃ストレスの多い人は積極的に摂るようにしましょう。

花粉症の軽減を食事で目指すには、いろんな栄養素をバランスよく摂ることが大切です。

食生活を整えて体を健康に保つことで、花粉症の軽減に役立てることができますよ。

 

5. 花粉を生活から追い出す方法

 

花粉症の原因は、アレルギーを引き起こす花粉。

花粉症の症状を抑えるには、花粉に触れないようにすることが効果的です。

花粉症にならないためにも、花粉と触れる機会を減らしましょう。

花粉を生活から追い出す方法についてご紹介します。

 

★外出時に花粉を体に入れない方法

 

外には花粉がたくさん飛んでいます。

花粉が体に入りやすい部分が、のど、鼻、目などの粘膜。

のどや鼻から花粉が入らないようにするためにも、マスクを着用するようにしましょう。

マスクは正しくつけ、しっかり鼻と口を覆うことが大切です。

目の粘膜を守るためには、メガネの使用がオススメです。

花粉が付きやすいのが、髪の毛や衣類。

髪の毛は束ねたり帽子をかぶったりして、花粉ができるだけ付かないようにしましょう。

ウールは花粉が付きやすいため、衣類には綿、絹、化繊などの素材のものを選ぶのがオススメです。

室外に出る時間を抑えることで、花粉と触れる量を減らすことができます。

 

★帰宅時に花粉を家に入れないようにする方法

 

帰宅後には、いろんなところに花粉がついています。

特に、露出している部分は要注意。

コート、帽子、髪の毛などについている花粉は、払ってから家に入るようにしましょう。

花粉払い用のブラシを活用するのもオススメです。

使用したマスクには花粉がついているため、表面に触れないようにして処分してください。

衣類は、こまめに洗濯するようにしましょう。

帰宅後には、しっかりと手洗いとうがいをするようにしてください。

洗顔をすることで、顔についた花粉を落とすことができます。

 

★室内に花粉を入れない方法

 

室内に、花粉を入れないようにすることも大切です。

花粉が多い時期には、外に衣類や寝具などを干さないようにしましょう。

花粉の種類にもよりますが、花粉は昼前後と夕方に多く飛んでいると言われています。

室内の換気をする時には、これらの時間帯を避け、花粉が少ない時間帯に行うのがオススメです。

換気をする時には、窓を細目に開け、レースのカーテンを使用するようにしてください。

空気清浄器を使用するのも効果的です。

どれだけ注意しても、花粉は室内に入り込んでしまいます。

室内の花粉を取り除くためにも、こまめに掃除をするようにしましょう。

カーテン、ソファー、絨毯などには花粉が付きやすいため、定期的に掃除をするようにしてください。

 

花粉対策は、早めに行うのが効果的です。

花粉を生活から追い出して、症状の軽減と予防に役立ててくださいね。