冬に遭遇することの多い、静電気。
急にビリッとくる感覚に、不愉快な思いをしている方も多いようです。
静電気を抑えるには、ちょっとした工夫が必要。
静電気を起こしにくくする方法についてご紹介します。
★静電気ってなに?どうして起こってしまうの?
物と触れた時に、バチッとした痛みを感じる静電気。
静電気は、人や物にたまった電気が反応することで起こってしまいます。
人間の体やいろんな物には電気があり、プラスとマイナスでバランスをとっています。
このバランスが崩れてしまうと、マイナスとプラスの数が偏ってしまうことに。
この状態で物や人が触れ合うと、バランスを元に戻すために放電して静電気を起こしてしまうんです。
冬は湿度が低く空気中の水分量が少ないため、電気が流れにくくなっています。
そのためプラスとマイナスのバランスがとれにくくなり、静電気が起きやすくなってしまいます。
★静電気を起こしにくくする方法
静電気は空気が乾燥すると起きやすくなるため、湿度を高くするのが効果的。
加湿器などを使って室内の湿度を上げることで、静電気が起こるのを抑えてくれます。
肌や髪の保湿ケアをしっかりとして乾燥を防ぐことでも、静電気を抑えるのに役立ってくれます。
衣類などがこすれ合って摩擦すると、静電気が起こってしまいます。
重ね着をする時には、静電気が起こりにくい素材のものを選ぶのがオススメです。
絹、綿、麻は静電気が起こりにくいと言われています。
柔軟剤を使用して、摩擦を抑えるのも効果的。
金属に触れた時に静電気が起きやすいので、金属に触れる前に金属とプラスチック以外の物に触れるのもオススメ。
先に他の素材に触れることで、体にたまった電気を流して静電気が起こるのを防ぐことが
できます。
★静電気防止グッズ
静電気を防ぐには、静電気防止グッズを活用するのもオススメです。
衣類の静電気を抑えてくれるのが、衣類用静電気防止スプレー。
重ね着をする時に重宝してくれます。
手の静電気が気になる場合には、静電気防止ブレスレットがオススメ。
静電気ブレスレットをつけておけば、金属のドアノブなどに触っても静電気が起こりにくくなります。
静電気防止シールを、静電気が起こりやすい物に貼っておくのもオススメです。
体の電気を流してたまらないようにしてくれる、サンダルなどもあります。
いろんな静電気防止グッズが販売されているので、自分に合った物があるかどうかチェックしてみてください。
静電気防止対策をして、冬を快適に過ごしましょう。