顔の老化現象と言えば、しみ、しわ、たるみ。
特にたるみはメイクで隠しにくいため、悩んでいる方も多いようです。
顔にたるみがあるせいで、実際の年齢より老けて見られてしまうことも。
顔のたるみはどうして起こってしまうのでしょうか?
★肌のハリと弾力成分の低下
顔がたるんでしまう原因の一つが、肌のハリと弾力の低下。
肌のハリがなくなると、肌がしぼんでしわっぽくなってしまいます。
弾力が不足すると、肌が重力に負け崩れてたるんでしまうことに。
肌のハリと弾力が低下してしまう理由には、肌にあるコラーゲンとエラスチンの減少があげられます。
コラーゲンは肌に網目状に広がり、肌のクッションとなって弾力を保つ役割をもっています。
エラスチンは、このコラーゲンを支える手助けをしている成分です。
コラーゲンとエラスチンは、年齢とともに減少していってしまいます。
紫外線や肌へのダメージも、コラーゲンとエラスチンを減少させる原因となっていますよ。
★肌の潤いの低下
肌の潤いの低下も、顔をたるませる原因となっています。
肌が潤いを失って乾燥すると、肌がカサカサになりハリとツヤがなくなってしまいます。
光をきれいに反射しにくくなるため、たるみも目立ちやすくなることに。
肌の水分量が減ることで、肌がしぼんでたるみも起こりやすくなります。
肌が乾燥してしまう原因には、保湿ケアの不足、肌に負担を与えるスキンケア、紫外線によるダメージなどがあります。
肌に潤いを与えるために必要な、コラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸などの成分の減少も関係しています。
★顔の筋肉の低下
顔の筋肉の低下も、顔をたるませる原因となってしまいます。
筋肉は皮膚の下にあり、上にある皮膚を支える働きをもっています。
そのため筋肉が衰えると、皮膚が支えられずにたるんでしまうんです。
筋肉は、使わないと衰えていってしまいます。
いつも無表情だったり、よく噛まずに食べたりしていると、筋肉を使う機会が減って筋肉が低下してしまいますよ。
加齢によっても、筋肉は落ちていってしまいます。
筋肉を使わないと脂肪がつきやすくなるため、顔の脂肪が増えてしまうことに。
脂肪が増えると、脂肪の重みが原因でたるんでしまうことも。
猫背など姿勢の悪さも、筋肉を衰えさせる原因の一つとなっています。
顔をたるませる原因となっている、肌のハリと弾力の低下、肌の潤いの低下、顔の筋肉の低下が起こっていないかどうかチェックしてみてくださいね。